世間が生きづらく感じる心理・原因・生きづらく感じやすい性格 | SPITOPI

世の中生きづらいと悩んでいるあなた。

大丈夫です。

それはあなただけが密かに感じている事ではありません。

特に現代では社会の暮らしが多様化してきているので、上手く順応出来ない人も増えてきています。

今回は、そんな世の中が生きづらいと悩んでいる方に、悩み別解決策について解説していきますね。

1. 今生きづらいと思っていますか?

今、あなたは生きづらいと思っていますか? 生きづらいと毎日が憂鬱で、仕事に行くのも義務っぽく感じてしまいますよね。

もしかすると、職場での生活が生きづらいといった事ではありませんか? 最近では職場の人間関係や業績に関する悩みを抱えながら、日々「生きづらいな」と感じている方って多いみたいです。

誰でもが好きな仕事についているわけではなく、食べていくために仕方なく働いているといった方も多いので、そんな中で職場での生活がかみ合わないとさらにストレスが増してきそうですね。

2. 世の中が生きづらいと思う心理

2-1. ネットのいじめが増えた

世の中が生きづらいと思う心理としては、インターネットの普及によってネットでのいじめが増えてきている点です。

怖いのは、例えばコンビニでバイトをしていたら、知らないお客さんにいつの間にか自分の顔や言動を全てチェックされていて、ネット上で自分だと特定されるように悪口が大量に書き込まれている場合などです。

いつの間にか自分が世間のいじめのターゲットにされているといった状態が誰にでも起こりうるようになったせいで、いつもひやひやしながら生活しなければいけません。

特に不特定多数の人を相手にする接客業の人は、いつどこで誰にチェックされているかわからないので、場合によってはストーカーに遭いやすいといったリスクも抱えているのです。

2-2. プライバシーが守れなくなっている

最近では、誰でもカメラ機能付きの携帯電話やスマートフォンを持ち歩いています。

それでいつどこで誰に自分が隠し撮りされているかわからない状態です。

カメラの機能の場合には撮影する際にはシャッターの音が出ますが、ビデオの録画機能の場合には無音なので、いつどこで自分の動画を撮影されているかわかりません。

他にもブログやインスタグラム、ツイッターやフェイスブックで、仲間や友達作りを楽しんでいても、他の第三者が介入してきてネット上で自分のサイトが炎上するように誘導したり、友達と仲が悪くなるように工作したりといった邪魔をされる場合もあります。

他にもブログやインスタグラム、ツイッターやフェイスブックで、自分の居場所やプライベートを特定されてしまうリスクもあるので、いつでも用心しないといけません。

2-3. 人間関係が希薄な世の中

昭和の時代といった風に、家長制度があって親子だけでなく、親類や近所の人達との人間関係が構築されていた時代とは違って、最近では核家族化、一人暮らし化が進行しています。

困った時などに、昔だったら親子だけでなく、親類や近所の人達で互いに助け合いながら解決策を導いていったのですが、現代ではそういった事をする家系や地域が減ってきています。

それで何か重大な問題が起きてしまっても、一人で解決しようと無理をして、自殺の道を選ぶ人が増えてしまったのです。

核家族化、一人暮らし化する事によって、子育てする時も子供を見守る人が親しかいなくて子供もそのまま希薄な社会で育っていくから、大人になってからも周りの人と助け合っていきていくといった事をしなくなってしまうのです。

2-4. 競争が激しい世の中

現代では国際化が進んでいるので、教育面だけでなくビジネス面でも競争が激化しています。

特に海外から日本へ出稼ぎに来ている人や留学している人達の多くは、2ヶ国語といわず、何ヶ国語もしゃべれる人も多いようです。

そんな中で競争しながら勉強したり、働いていかないといけないので、そのハードな競争に対して、多大なストレスを抱えている人も多いようです。

さらにインターネットの普及によって、日本で発注している仕事を日本にいなくても海外でもこなしていけるようになったので、そういった点でも仕事を勝ち取っていく競争の渦に巻き込まれて苦労している人もたくさんいるようです。

競争化社会についていけなくて、「自分はダメな人間なんだ」と一旦思い込んでしまうと、その時点から世の中が生きづらいと感じるようになってしまうのです。

3. 世の中が生きづらいと思う原因

3-1. 発言が炎上しやすい

世の中が生きづらいと思う原因としては、発言が炎上しやすくなっている点です。

これは政治家に関わらずに、一般人でもフェイスブックやツイッター、ブログでつぶやいた一言が、不特定多数の人が閲覧できる状態にしていた場合に、数万人、数十万人といった大勢の人達からパッシングを受ける場合もあります。

そうなってくると「世界中の人が自分だけを攻撃している」、といった悪夢に襲われるようになり自殺を選ぶ人もいるのです。

3-2. 自給自足の難しい世の中

大正時代や昭和の初めの時代であれば、家と畑があれば、自分達が食べていくだけの分の食料を育てていけばよかったので、のんびりとした自給自足の生活も可能でした。

それが現代では自給自足をするのが難しい状態になっているので、特に都会に住んでいて恵まれた仕事環境にいない人は、高い家賃や食料を払うためにアリのように働き、ボロボロのアパート暮らしを強いられるといった悪循環から抜け出す事ができないでいる人も多いようです。

田舎に住んでいる場合でも、最近では台風や水害、地震が多発しているので、毎年コンスタンスに農作物を育てられるといった恵まれた環境にないので、農業を続けていく事が難しくなってきています。

だから今まで農業一筋で生活してきた人が、悲鳴を上げて、田畑を手放すようになっているのです。

それでさらに国内の食料の生産率が低下して、輸入に頼らなくてはいけない状態となって物価が上昇し続けています。

食べていく事だけでも、お金を稼がないと生きていけない世の中なので、生きづらいと感じる人が増えてきている状態です。

3-3. 人口密度の上昇

現代の日本では、地方の僻地では過疎化が進行し続けている状態ですが、その反面、大都市では人口密度が上昇傾向にあります。

人口密度が上昇している地域に住んでいるだけで、高額な固定資産税や家賃を払い続けないといけません。

他にも毎日のように渋滞や満員電車、満員バスに揺られながら通勤しないといけないので、それだけでもストレスが溜まっていきます。

特にお金のない一人暮らしの方は、人口密度が上昇している物価の高い地域に住んでいると悲惨です。

ボロアパートなのに、高い家賃を払って物価の高いスーパーで食品を確保していかないといけないので、毎日生活を送るだけで精一杯といった状態に陥ってしまいます。

それによって過労死のリスクが高まったり、異性とデートする時間やお金も確保できない状態に陥って孤独死していくのです。

そんな方は無理して都会で暮らすよりは、地方都市へと住まう場所を変えてみたり、親や兄弟の側で助け合って暮らすようにすると環境がだいぶ改善されるでしょう。

4. 生きづらいと感じやすい性格

4-1. 敏感過ぎる

生きづらいと感じやすい性格の方の特徴としては、何事にも敏感すぎる場合があります。

例えば耳が良い場合には、遠くのデスクにいる同僚達が自分の悪口を言っている声まで全て耳でキャッチしてしまうので、仕事に集中できずに毎日職場の人達の声におびえながら日々を送らないといけない、といった状態へと陥ってしまいます。

他にも食べ物の好き嫌いが多い、苦手な臭いや人がいるといった方も、何かとそういった物に触れる度に多大なストレスを感じるようになってしまいます。

4-2. 他人の目が気になる

いつも誰かと接する度に、周りの人の顔色を伺う癖のある人は、他人の目がすごく気になるでしょう。

すれ違う人でも、「もしかしたら、今あの人は自分の事を見ていた?それは自分の顔が悪いから?」といった風に、勝手に被害妄想を膨らませてしまうようになるのです。

これは思考の癖なので、相手は特にあなたの事なんてまったく気にかけていかくても、あなたが勝手に気になってしょうがないだけなのです。

これは思い込みが強い人程、他人の目が気になって、気になってしょうがなくなるので、自分はそんなに周りから注目されていない、と割り切って生きる気持ちが大事です。

もしも仮に自分の悪口を言われていたとしても、「誰でもあの人はすぐに人の悪口を言うんだ」、と思って気にしない事です。

周りの目を気にならなくするためには何かに没頭する事が大事なので、仕事や勉強、趣味など、自分のスキルアップにつながるものに時間と労力を費やしていくようにしましょう。

4-3. プライドが高い

プライドが高い人は、常に競争化社会の中で生きている状態になるので世の中が生きづらいと感じてしまうでしょう。

例えば主婦の場合に、プライドが高かった場合には、ママ友の家や車が自分の家よりも豪華だったり、夫の収入や子供の成績がママ友の方が上の場合には、それが気になってしょうがなくなります。

マウンティング意識が激しい人は、いつどこに行っても誰かと他愛もない事で競争してしまうので、気疲れする事が多いでしょう。

プライドが高いのは幼い頃から培ってきた性格でもあるので、大人になってからなかなか改善させる事は難しいようです。

それで常に周りの人と自分を比べながら、そんな中で自分が少しでも劣った部分があると、その事が気になってしょうがなくなるので、まずはマイペースで生きる術をマスターしていって下さい。

5. 生きづらいと感じやすい人はこんな悩みの方も多い

生きづらいと感じやすい人の中には、マイノリティな人が多いようです。

例えば、同性愛者の人口はまだまだ少ないので、同姓と付き合う、結婚するとなると、賛成してくれる人や認めてくれる人が、周りにあまりいない場合もあります。

そういった時に、生きづらいと感じてしまうことがあるようです。

マイノリティな人は、孤立化しないためにも、同じ悩みを抱えているマイノリティの仲間を作る事がおすすめです。

5-1. HSP(とても敏感な人)

HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソンといって、大きな音やまぶしい光、強い匂いなどに過度に敏感な体質の人の事です。

普通の人が感じる何倍もの割合で、そういった音や光、匂いに反応してしまうせいで、刺激の多い社会では非常に生きづらく感じる事があるようです。

例えば車の騒音が多い都会でHSPの人が生活しなければいけなくなるとすると、窓を開けているだけで多大なストレスを感じてしまいます。

HSPは、音や光、匂いに敏感なだけでなく、ちょっと自分に親切にしてくれた人とすぐに恋愛関係に陥ってしまうといった傾向もあるので、不倫やトラブルに巻き込まれやすいといった傾向もあります。

他にも小さな事がすごく気になる性質があるので、他の人であればスルーするような出来事でも、HSPの人にとっては重大な事件となってしまうので、人のミスや言動の全てが許せなくなってしまい、理想的な人間関係を築いていく事が難しくなってしまうのです。

5-2. AC(アダルトチルドレン)

アダルトチルドレンとは、機能不全家庭で育った事によって、大人になってからもそのトラウマから抜け出す事ができずに生活したり、人間関係を築いたりできない人の事です。

例えば大人になって恋人ができたとしても、恋人に愛されているにも関わらずに、「きっとこの人は、自分の親と一緒でいつか自分を捨てるはずだ」といった風に、信頼関係を築いていけずに自虐的な行為に走ってしまうのです。

それでさらに恋人と上手くいかないといった事が繰り返し起きてしまい、恋愛恐怖症に陥ってしまうといった負のスパイラルから抜け出せなくなるのです。

アダルドチルドレンの多くは自己否定型の人が多いので、自殺したり、リストカットなど自分で自分を傷つけてしまいがちです。

子供の頃に親から虐待を受けて育った人は、大人になってからも、また同じ事をパートナーにされると思い込んでしまい、パートナーと良好な関係を築く事ができない場合もあります。

5-3. 発達障害の可能性

発達障害とは、自閉症や学習障害、ADHDといった注意欠陥、多動性障害など、様々な障害を抱えている人の事です。

例えば多動性障害を抱えている場合には、机について落ち着いて勉強ができない、デスクに座って落ち着いて仕事ができないといった風に、一つの事に集中できる時間が短い場合があります。

そういった人は大人になってできる仕事も限られていくので、限られた職種の中で生きていかないといけないといった生きづらさを感じてしまうでしょう。

5-4. アスペルガー

アスペルガーとは、社会的なコミュニケーション能力が低い人の事です。

社会的なコミュニケーション能力が低いとなると、人がこういった事をされると困る、嫌がるといった当たり前の事もわからない状態なので、人と接する度にトラブルが発生するリスクが高まります。

それでトラブルばかり起きてしまう事によって、人と接するのが苦手といった状態に陥ってしまい、引きこもりや鬱状態を招いてしまうのです。

こういった発達障害の場合には、適切な指導が必要となってくるので、早い段階で対処していく事が望ましいです。

まとめ

今回は、世の中を生きづらく感じる理由についてピックアップしていきながら、それぞれの解決策についてレクチャーしていきました。

現代では国際化が進み、ライフスタイルやビジネススタイルも多様化してきているので、社会の進化についていくのも大変な時代です。

でも、多様化している時代だからこそ、何か障害を抱えていたとしても解決策もたくさんあるという事なので、諦めずに生きづらい状況を改善していけるように努力していって下さい。