「マイルドヤンキー」とはどのような存在かを紹介します。
さらにマイルドヤンキーの特徴と見分け方を紹介します。
- マイルドヤンキーとは?
- マイルドヤンキーの特徴
- マイルドヤンキーに多い服装や髪型・人気な車
- マイルドヤンキーとDQN(ヤンキー)の違い
- マイルドヤンキーの見分け方
- まとめ
1. マイルドヤンキーとは?
「マイルドヤンキー」とはどのような存在でしょうか。
「マイルドは「ワイルド」の反対語のような意味で使われています。
ワイルドなヤンキーが、かつての暴走行為を楽しむようなヤンキーだとしたら、現在のヤンキーは暴走行為や破壊行為などはしない、マイルドなヤンキーです。
いわゆるヤンキー的な雰囲気は残しているものの、マイルドヤンキーは非ヤンキー的な一面も持っています。
またマイルドヤンキーには地元愛が強く、地元のショッピングモールで休日を過ごすなど、仕事も遊びもすべて地元で完結するような一面もあります。
「あー、あの人たちの事か」と思い当たる人が、きっと周囲にいるはずです。
特に埼玉県や千葉県などの東京都周辺、東京ならやや郊外に、マイルドヤンキーがいます。
「ちょっと怖いけど、やっている事は怖くない」そんな社会に適合した地元密着型の現代のヤンキーこそ、「マイルドヤンキー」なのです。
2. マイルドヤンキーの特徴
マイルドヤンキーの大まかな雰囲気が分かったところで、具体的な「マイルドヤンキー」の特徴をチェックしてみましょう。
知れば知るほど知り合いの顔が思い浮かび、「いるいる!」と言いたくなるはずです。
2-1. 地元で暮らしている元ヤンキー
マイルドヤンキーの定義のひとつに「地元で暮らしている元ヤンキーの若者」という要素があります。
昔のヤンキーは、どんなに田舎に暮らしていても、夢を持って東京に上京するイメージがありますが、マイルドヤンキーはそうではありません。
さらに高校時代は金髪にしたりパーマをかけるなどそれなりのヤンキーでしたが、高校を卒業すると同時に、地元の企業に就職したり親の家業を継いで、働きながら地元で暮らしています。
地元以外の街で暮らしている元ヤンキーは、マイルドヤンキーとは呼ばれませんし、40代以降になるとマイルドヤンキーとは呼ばれなくなります。
2-2. 大人になっても学生時代の仲間と付き合っている
マイルドヤンキーの特徴として、仕事を始めても学生時代の友達との関係を続けているという点があります。
ほとんどの人が仕事を始めると、会社に慣れるためや仕事で一人前になるために、会社以外の人と付き合わなくなります。
学生時代の友達と会う機会も徐々に減り、1年に1度だったり、数年に1度に頻度が減ってしまいます。
しかしマイルドヤンキーは、例え就職をしても、学生時代とまったく生活を変えません。
仕事を終えると地元の友達と酒を飲み、休日になればショッピングセンターなどに集まって買い物をしたり食事をしたりします。
仕事人間にならず、学生時代の友人関係をキープできる強さがマイルドヤンキーにはあります。
2-3. 郊外の街で暮らしている
マイルドヤンキーは生まれ育った地元の街で暮らしています。
さらに「郊外の街」という特徴があります。
都会と言われるような場所にはマイルドヤンキーはおらず、東京なら都内ではない市だったり、埼玉や千葉の東京寄りの場所で数多く暮らしています。
国道16号線沿いなどは、マイルドヤンキーがたくさんいる場所として知られています。
ちょっと田舎なのですが、一般的に知られているようなチェーン店は街に揃っている、「小田舎」のような場所です。
またイオンのショッピングモールや、三井のアウトレットパークがある場所も、マイルドヤンキーが済んでいる街です。
2-4. 早く結婚する
マイルドヤンキーは、比較的早くに結婚します。
結婚相手は地元の人で、学生時代から付き合っている彼女というケースもあります。
これは昔からいるヤンキーの名残と言える部分です。
ヤンキーは学校でいちばんきれいで、ちょっと悪い女性と付き合っているのが定番でしたが、マイルドヤンキーもその系譜を受け継いでいます。
そのため「できちゃった結婚」という事もあります。
早くに結婚して子供も早く生まれるため、20代とはいえ、小学校に通っている子供がいるケースもあります。
40代の後半には、子育てを終えます。
地元で飲み会を頻繁に開く、自由なおばさんになる可能性も高いです。
いずれにせよ、出生率が低く、少子化に悩む日本では、救世主のような存在といえるでしょう。
世間の流れとは違うマイペースな生き方を選べるのも、マイルドヤンキーのポジティブな特徴といえそうです。
2-5. 一人で行動するのが好きじゃない
マイルドヤンキーは、あまり一人で行動するのが好きではありません。
できるだけ友達や家族と一緒に行動したいと思っています。
かつての暴走族が集団で行動していたのと心理面では共通しているのかもしれません。
そのため、マイルドヤンキー風の人と本当のマイルドヤンキーを見分ける時に、「ひとりなら、マイルドヤンキー風」、「二人以上ならマイルドヤンキー」と覚えておくとよいでしょう。
2-6. 地元愛が強い
マイルドヤンキーは地元愛が強いです。
そのため地元以外の人と話をする時にも、地元の素晴らしさを強くアピールします。
また地元で行われるイベントには、頻繁に顔を出して盛り上げ役に回ります。
祭りはもちろん、バザーや秋の収穫祭などにも参加して、出店を出したり、運営に回ったりする事もあります。
2-7. 都会に出たいと思わない
一般的に若者は都会に憧れます。
かつてのヤンキーたちは、例え本州の端にいても、九州にいても、ボストンバッグひとつとわずかなお金を持って上京したものでした。
しかしマイルドヤンキーは都会に出たいと思います。
それは苦手意識などではなく、「単純に強い興味を持っていない」という意味合いが強いです。
マイルドヤンキーは、学生時代の友達と一緒に過ごしている時間がいちばんの幸せです。
遊びをしたり、飲食をする時も、大型ショッピングモールや、大型ゲームセンターがあれば、それで十分です。
もし地元にイオンモールとスポッチャがあれば、マイルドヤンキーは満足して、都会に出る必要性を感じません。
2-8. 強い向上心がない
都会に出たがらないという事もそうですが、マイルドヤンキーは強い向上心を持っていません。
都会で一旗揚げようと思っていませんし、会社を起業したいとも思っていません。
現在のラーメン店などの飲食店や、IT系のベンチャー企業には、意外とヤンキー出身の人が多いです。
それは世の中に対する反骨心や、「絶対にビッグになってやる」というハングリー精神が基になっていました。
マイルドヤンキーは、世の中に対する強い不満がなく、ビッグになるよりも、小さな幸せを大切にしたいと思います。
また東京に出てまで大企業に就職しようとするよりも、地元の市役所に勤めたり、小さくても安定した企業で一生を終えようとするようです。
2-9. 実家暮らしをしている確率が高い
マイルドヤンキーは、実家暮らしをしている確率が高いです。
まず地元暮らしをするのが基本ですので、一人暮らしをする必要がありません。
大学に行かない人が多いので、学生時代のまま、ずっと自分の部屋で暮らしている人が多いです。
結婚をした後も、二世帯住宅に改築して一緒に暮らしたり、実家の近くに一戸建ての家を購入して暮らす事が多いようです。
3. マイルドヤンキーに多い服装や髪型・人気な車
マイルドヤンキーはどのような服装をしていて、どのような車に乗っているのでしょうか。
マイルドヤンキーの志向から、その傾向が見えてきます。
そこで「マイルドヤンキーに多い服装や髪形・人気の車」などをチェックしてみましょう。
3-1. EXILEと安室奈美恵
マイルドヤンキーは、ヤンキーっぽさがありつつも、社会に適合している人たちです。
憧れる人も同様で、ちょっとヤンキー感があるけれど、社会的に「あり」と言われている人が好きです。
男性が大好きなのが「EXILE」で、ファッションや髪形も、EXILEのメンバーの誰かをまねている事が多いです。
ちょっとヤンキー感のある体育会系のノリと、社会的にセーフな雰囲気が、マイルドヤンキーの志向ともマッチしています。
女性は圧倒的に「安室奈美恵」が好きです。
彼女もギャルっぽさがありつつも、社会的に認められた存在だからです。
ヤンキーの雰囲気、女性ならギャルの雰囲気を残したまま、どう社会で浮かないかを考えた時に、その答えがEXILEと安室ちゃんになります。
髪型や服装をまねる格好のお手本になっています。
3-2. ファミリータイプの車
マイルドヤンキーは、友達と一緒に遊ぶ事が大好きで、家族を大切にする傾向があります。
さらにそれほど収入が多いわけでもないため、コスパの良さも重視します。
そのためマイルドヤンキーが選ぶ車は「ファミリータイプ」が多いです。
そして違法になるほど車体を下げたり、毒々しいペイントをする事もありません。
スポーツカータイプで、シャコタンと呼ばれる地面と車体が擦れそうな車に乗っていたヤンキーとは違います。
ヤンキー風味を残すため、エンジンにこだわったり、マフラーにこだわるなど、華やかな一点にこだわる傾向もあります。
またみんなで地元の川にキャンプに行けるように、SUVなど荷物をたくさん詰め込める車を選ぶ人も多いです。
3-3. 地元グッズを持っている
マイルドヤンキーは、地元愛が強いので、祭りや地域のイベントに参加する事が多いです。
また「地元グッズ」も大好きです。
近年大流行した「ゆるキャラ」は、地元愛が強い人にとって嬉しい流行でした。
地元のゆるキャラのぬいぐるみや、キーホルダーなどを購入し、周囲に地元愛をアピールしやすいからです。
飲み会などで他の地域の人と触れ合う時も、地元グッズを見せつけて「これなんですか?」という質問を引き出す事ができます。
そこから一気に地元自慢が始まるのは、ご愛嬌でしょう。
4. マイルドヤンキーとDQN(ヤンキー)の違い
マイルドヤンキーと、DQNと呼ばれるヤンキーは大きな違いがあります。
つい混同してしまう人は、その違いをチェックして間違えないようにしましょう。
4-1. 社会に適合している
マイルドヤンキーとDQNの違いは「社会的に適合している」かどうかという点が大きいです。
マイルドヤンキーは、ヤンキー風の雰囲気を残しているものの、奥さんを愛して地元を愛している、いいお父さんに過ぎません。
違法行為をしたり、他の人を威嚇するような事もありません。
もちろん改造車両に乗って暴走行為をする事もありません。
そもそもDQNと比較して好感が持てるため、マイルドヤンキーという言葉が広まり定着したという流れがありそうです。
友達になった時に、地元のお祭りに誘ってくれるのがマイルドヤンキーで、違法行為やそれに準ずる行為に参加する事があるのがDQNといえるかもしれません。
4-2. 社会ルールを守る
マイルドヤンキーは、暴走行為などをしない、社会ルールを守る人です。
外見も世の中の人々を威嚇しない程度の抑えたものなので、一見するとマイルドヤンキーとその他の人との見分けがつきにくいほどです。
もし知り合いがマイルドヤンキーなのか、DQNなのか分からない時は、社会ルールを守っているか、一緒にいて怖くならないかなどを基準にすると良いでしょう。
4-3. 一旗揚げようとしない
かつてのヤンキーやDQNは、都会に出て一旗揚げようとしたり、地元社会を牛耳るような存在になろうとする傾向があります。
地元に残る人の中にも、政界に打って出て、市会議員や市長などを目指す人もいます。
一方でマイルドヤンキーは、一旗揚げようとしません。
地元で楽しく、「一市民」として暮らそうとしている人たちです。
一緒にお酒を飲んだ時に、「大きな夢」「野望」「国会の話」などをしてくる人は、ヤンキー系の人たちで、「子供の話」「犬の話」などをしてくる人が、マイルドヤンキーです。
5. マイルドヤンキーの見分け方
地域で暮らしている人の中に、マイルドヤンキーをみつける事はできるでしょうか。
都内に在住の人たちは、あるいはみつける事ができないかもしれません。
もし埼玉や千葉などのベッドタウンに暮らしているなら、マイルドヤンキーをみつけるのは容易なはずです。
そこで「マイルドヤンキーの見分け方」について紹介します。
ファミレスで見かける親子や、ショッピングモールで良く合う集団が、マイルドヤンキーかどうか見分けられるようになりましょう。
5-1. 地元の祭りに参加している
マイルドヤンキーを探したい時は、夏祭りや秋の収穫祭などが最大のチャンスです。
祭りに積極的に参加をしている人たちこそ、マイルドヤンキーだからです。
普段はあまりマイルドヤンキーを意識せずに暮らしている人も、祭りに行った瞬間に「それらしき人」にたくさん遭遇するのではないでしょうか。
まず「神輿を担いでいる若い人」は、マイルドヤンキー度がものすごく高いです。
普段は会社員として暮らしている人も、地元の祭りになれば血がたぎるようです。
髪をおろして穏やかな雰囲気だった人も、神輿を担ぐ時は、ヤンキー感が強くなります。
男性も女性も、髪をリーゼントにして、着物を着るため肌の露出も多くなります。
地元の祭りに参加をして「こんなに怖い人、この街にいたっけ?」と不思議に思う人もいると思いますが、ふだんとは雰囲気がまるで違うので驚くのも当然だと思います。
5-2. 喫煙している
マイルドヤンキーは、実は喫煙率が高いといわれています。
最近は喫煙する人が少なくなっていますので、タバコを吸っているという事で、マイルドヤンキーかそうでないかの見分けがつくようになっています。
特に女性でタバコを吸っている人は少なく、20代の女性で人前でタバコを吸う人はほとんどいないと思います。
若くてきれいなのに、人前で堂々とタバコを吸う女性がいたら、マイルドヤンキーの可能性が高いです。
5-3. 出身地はどこ?と聞く
仕事などで初めて会った時に「出身地はどこ?」と聞いてくる若い人がいたら、マイルドヤンキーかもしれません。
もし同じ出身地だとしたら、その人に好かれる可能性は極めて高いでしょう。
地元愛が強いマイルドヤンキーと同じ地元だとしたら、仕事がうまくいく可能性が高いです。
飲み会に行った時に、同じ出身地同士で盛り上がるのもマイルドヤンキーの特徴です。
もしたまたま酒場で一緒になったら、ビールをおごってくれるかもしれません。
苦手意識さえなければ、地元の楽しい情報を聞けるなど、有意義な時間になるはずです。
きっと楽しい飲み会になるでしょう。
5-4. 休日はショッピングモールにいる
マイルドヤンキーが、土曜日や日曜日の休日を過ごす場所として知られているのが「ショッピングモール」です。
郊外のショッピングモールにいる親子連れの中で、ちょっとヤンキー風味が漂っているのがマイルドヤンキーです。
ほぼ一日をショッピングモールで過ごすというマイルドヤンキーも多いので、いつショッピングモールに行っても、きっとマイルドヤンキーに出会えるはずです。
まとめ
「マイルドヤンキー」について、特徴や見分け方などをチェックしてきました。
地元を愛する、ちょっと怖い雰囲気が残っている、そして家族を大切にする人々がマイルドヤンキーです。
もしあなたが郊外のやや大きめの街で暮らしているのなら、きっと毎日のようにマイルドヤンキーに出会っているはずです。
まだ会えていないという人は、お祭りやショッピングモールに行きましょう。
「マイルドヤンキー」とはどのような存在かを紹介します。
さらにマイルドヤンキーの特徴と見分け方を紹介します。
1. マイルドヤンキーとは?
「マイルドヤンキー」とはどのような存在でしょうか。
「マイルドは「ワイルド」の反対語のような意味で使われています。
ワイルドなヤンキーが、かつての暴走行為を楽しむようなヤンキーだとしたら、現在のヤンキーは暴走行為や破壊行為などはしない、マイルドなヤンキーです。
いわゆるヤンキー的な雰囲気は残しているものの、マイルドヤンキーは非ヤンキー的な一面も持っています。
またマイルドヤンキーには地元愛が強く、地元のショッピングモールで休日を過ごすなど、仕事も遊びもすべて地元で完結するような一面もあります。
「あー、あの人たちの事か」と思い当たる人が、きっと周囲にいるはずです。
特に埼玉県や千葉県などの東京都周辺、東京ならやや郊外に、マイルドヤンキーがいます。
「ちょっと怖いけど、やっている事は怖くない」そんな社会に適合した地元密着型の現代のヤンキーこそ、「マイルドヤンキー」なのです。
2. マイルドヤンキーの特徴
マイルドヤンキーの大まかな雰囲気が分かったところで、具体的な「マイルドヤンキー」の特徴をチェックしてみましょう。
知れば知るほど知り合いの顔が思い浮かび、「いるいる!」と言いたくなるはずです。
2-1. 地元で暮らしている元ヤンキー
マイルドヤンキーの定義のひとつに「地元で暮らしている元ヤンキーの若者」という要素があります。
昔のヤンキーは、どんなに田舎に暮らしていても、夢を持って東京に上京するイメージがありますが、マイルドヤンキーはそうではありません。
さらに高校時代は金髪にしたりパーマをかけるなどそれなりのヤンキーでしたが、高校を卒業すると同時に、地元の企業に就職したり親の家業を継いで、働きながら地元で暮らしています。
地元以外の街で暮らしている元ヤンキーは、マイルドヤンキーとは呼ばれませんし、40代以降になるとマイルドヤンキーとは呼ばれなくなります。
2-2. 大人になっても学生時代の仲間と付き合っている
マイルドヤンキーの特徴として、仕事を始めても学生時代の友達との関係を続けているという点があります。
ほとんどの人が仕事を始めると、会社に慣れるためや仕事で一人前になるために、会社以外の人と付き合わなくなります。
学生時代の友達と会う機会も徐々に減り、1年に1度だったり、数年に1度に頻度が減ってしまいます。
しかしマイルドヤンキーは、例え就職をしても、学生時代とまったく生活を変えません。
仕事を終えると地元の友達と酒を飲み、休日になればショッピングセンターなどに集まって買い物をしたり食事をしたりします。
仕事人間にならず、学生時代の友人関係をキープできる強さがマイルドヤンキーにはあります。
2-3. 郊外の街で暮らしている
マイルドヤンキーは生まれ育った地元の街で暮らしています。
さらに「郊外の街」という特徴があります。
都会と言われるような場所にはマイルドヤンキーはおらず、東京なら都内ではない市だったり、埼玉や千葉の東京寄りの場所で数多く暮らしています。
国道16号線沿いなどは、マイルドヤンキーがたくさんいる場所として知られています。
ちょっと田舎なのですが、一般的に知られているようなチェーン店は街に揃っている、「小田舎」のような場所です。
またイオンのショッピングモールや、三井のアウトレットパークがある場所も、マイルドヤンキーが済んでいる街です。
2-4. 早く結婚する
マイルドヤンキーは、比較的早くに結婚します。
結婚相手は地元の人で、学生時代から付き合っている彼女というケースもあります。
これは昔からいるヤンキーの名残と言える部分です。
ヤンキーは学校でいちばんきれいで、ちょっと悪い女性と付き合っているのが定番でしたが、マイルドヤンキーもその系譜を受け継いでいます。
そのため「できちゃった結婚」という事もあります。
早くに結婚して子供も早く生まれるため、20代とはいえ、小学校に通っている子供がいるケースもあります。
40代の後半には、子育てを終えます。
地元で飲み会を頻繁に開く、自由なおばさんになる可能性も高いです。
いずれにせよ、出生率が低く、少子化に悩む日本では、救世主のような存在といえるでしょう。
世間の流れとは違うマイペースな生き方を選べるのも、マイルドヤンキーのポジティブな特徴といえそうです。
2-5. 一人で行動するのが好きじゃない
マイルドヤンキーは、あまり一人で行動するのが好きではありません。
できるだけ友達や家族と一緒に行動したいと思っています。
かつての暴走族が集団で行動していたのと心理面では共通しているのかもしれません。
そのため、マイルドヤンキー風の人と本当のマイルドヤンキーを見分ける時に、「ひとりなら、マイルドヤンキー風」、「二人以上ならマイルドヤンキー」と覚えておくとよいでしょう。
2-6. 地元愛が強い
マイルドヤンキーは地元愛が強いです。
そのため地元以外の人と話をする時にも、地元の素晴らしさを強くアピールします。
また地元で行われるイベントには、頻繁に顔を出して盛り上げ役に回ります。
祭りはもちろん、バザーや秋の収穫祭などにも参加して、出店を出したり、運営に回ったりする事もあります。
2-7. 都会に出たいと思わない
一般的に若者は都会に憧れます。
かつてのヤンキーたちは、例え本州の端にいても、九州にいても、ボストンバッグひとつとわずかなお金を持って上京したものでした。
しかしマイルドヤンキーは都会に出たいと思います。
それは苦手意識などではなく、「単純に強い興味を持っていない」という意味合いが強いです。
マイルドヤンキーは、学生時代の友達と一緒に過ごしている時間がいちばんの幸せです。
遊びをしたり、飲食をする時も、大型ショッピングモールや、大型ゲームセンターがあれば、それで十分です。
もし地元にイオンモールとスポッチャがあれば、マイルドヤンキーは満足して、都会に出る必要性を感じません。
2-8. 強い向上心がない
都会に出たがらないという事もそうですが、マイルドヤンキーは強い向上心を持っていません。
都会で一旗揚げようと思っていませんし、会社を起業したいとも思っていません。
現在のラーメン店などの飲食店や、IT系のベンチャー企業には、意外とヤンキー出身の人が多いです。
それは世の中に対する反骨心や、「絶対にビッグになってやる」というハングリー精神が基になっていました。
マイルドヤンキーは、世の中に対する強い不満がなく、ビッグになるよりも、小さな幸せを大切にしたいと思います。
また東京に出てまで大企業に就職しようとするよりも、地元の市役所に勤めたり、小さくても安定した企業で一生を終えようとするようです。
2-9. 実家暮らしをしている確率が高い
マイルドヤンキーは、実家暮らしをしている確率が高いです。
まず地元暮らしをするのが基本ですので、一人暮らしをする必要がありません。
大学に行かない人が多いので、学生時代のまま、ずっと自分の部屋で暮らしている人が多いです。
結婚をした後も、二世帯住宅に改築して一緒に暮らしたり、実家の近くに一戸建ての家を購入して暮らす事が多いようです。
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