なぜ、自分が生まれてきたの意味・理由とは？ | SPITOPI

ふと自分が何で生まれてきたか考える事ありませんか? 「自分は何故生まれてきたのだろう?」ふと、そう思ったら、それはもしかすると人生のターニングポイントに立たされているのかもしれません。

今、当たり前に生きている自分の存在意義とは何か?自分は何か使命を帯びて生まれてきたのではないか? といった思いを巡らせる事によって、これから歩んでいく人生の目的が生まれ、今までとは違う、もっと有意義な生き方を求めるようになれるのです。

1. 一度ゆっくり考えてみよう

何も目的を持たずにただ毎日を過ごすのと、高い意識や明確な目的を持って毎日を丁寧に生きていくのとでは、充実度が違います。

今回は、自分が生まれてきた意味について問いかけながら、有意義な人生を送るコツについて紹介していきます。

2. 生物としてあなたが生まれてきた理由

人間は、哺乳類です。

人間は、知能が他の動物達に比べて非常に高いので、同じ哺乳類の中でも文化的な生活を送る事ができます。

人類が始まってから何万年といった月日が流れてきましたが、人間はどんどん進化をし続けています。

一つの生物としてあなたが生まれてきた理由は、地球に存在する木々や草花といった大自然を体で感じながら、生命の頂を全身で感じて生きていく事なので、時には都会の喧騒を離れて、自然の声に耳を傾けて下さい。

2-1. 子孫繁栄や人類の発展の為

祖父母から親、子、孫といった風に、それぞれの家系の中では、子孫を繁栄させるために、血筋だけでなく、資産も残せるように努力しながら、子孫繁栄に努めている家系が数多くあります。

あなたが生まれるのを、父と母だけでなく祖父母、兄弟、その他親類達は、ずっと待ち望んでいたのです。

各家庭が代々子孫繁栄に努めてきた甲斐があって、人類は発展し続けています。

西暦1年頃におよそ1億人だった人口は、1000年後におよそ2億人、第二次世界大戦後には25億人、そして現代ではおよそ70億人といった風に、年々増加傾向にあります。

人口が増加すると同時に、住まいも戸建てからマンションやアパートといった集合住宅へと移行しています。

3. 人間としてあなたが生まれてきた理由は特にない

人間としてあなたが生まれてきた理由は、特にありません。

こう書いてしまうと、自分が生きている意義がないのだろうか?と心配に思う方もいるでしょう。

大丈夫です。

これは、人間の肉体としてあなたが生まれてきた理由が、食物連鎖のためにどこかの動物に食べられてしまうために生まれてきたのではないという意味であって、人として何かを成し遂げるために生まれてきた事には変わりないのだから、その「何か」については、これからじっくり時間をかけて探していけばいいのです。

4. あなたが生まれてきた理由はこれから作ればいい

では、一人の人間として自分が生まれてきた理由があるのだろうか?といった考えがう浮かんだ人は、これから自分で生まれてきた理由を見つけていけばいいのです。

生まれてきた理由として、一番役に立つのが、仕事です。

社会に出て働くという事は、自分が食べていくためだけでなく、社会を構築するためにあなたの働きが必要となっているのです。

あなた一人の力はとても小さなものかもしれませんが、それでも一人一人の働きが積み重なって、世の中というものが成り立っています。

だから仕事を決める時には、稼いで食べていく事だけを考えるのではなく、自分の働きが世の中にとってどんな役に立つのか?といった事にも重点を置いて選ぶようにすると、充実した日々を送る事ができるでしょう。

5. 将来あなたが生まれてきた理由になる物

これから自分が生まれてきた理由を作るとしたら、あなたはどんな生き方を選ぶでしょう? 先祖や子孫を大事にする事でも良いでしょう。

お墓や家を守るといった風に自分のルーツを大切にする事によって、代々の先祖の力も授かる事ができるようになります。

自分のルーツを大切にしながら、次の世代を育てていくといった事以外でも、仕事やボランティア、趣味を活かして、何か魂を注げるような活動を行うと良いでしょう。

5-1. 誰かのために何かをする

自分が生まれてきた理由として、ただ自分の欲望を満たすためだったら、それはとてもさびしい事です。

自分さえ良ければ、周りの人を簡単に傷つけても良い、騙しても気にならないといった事では、魂も次第に穢れていくでしょう。

欲望のままに生きるあなたの姿に愛想を尽かした人達が、どんどん離れていってしまうかもしれません。

人間は一人では生きていけないのです。

誰かに支えてもらいながら自分も誰かを支えていく、そんな風に様々な人と互いに支えあいながら生きているので、自分のためだけに生きていた人は、これからは誰かのためになる事を始めてみるのも良いかもしれません。

誰かのためになる生き方といっても、自分の時間の全てをボランティアに捧げなさいといった事ではありません。

週に1日、もしくは月に1日でもいいから、家族のため、友達のため、町の人のためといった風に、誰かのためになる事を始めてみると、よりよい世界を広げていく事ができます。

世界中の人全てが、このように自分が生まれてきた理由について問いかけながら、誰かのために生きようと思えるようになると、きっと世界中が手を取り合いながら、協力して生きられるようになるでしょう。

5-2. 自分自身が楽しむため

自分が生まれてきた意味を探るために、自分自身をしっかりと見つめ直す時間って大切です。

自分は何をしている時が一番充実しているのか?といった魂の声に耳を傾ける事によって、自分の欲望に素直に生きる事ができます。

例えば、ピアノの演奏が好きな人は、美しい音楽を奏でる事に全身全霊をかける事によって、恍惚とした神聖な世界へと精神を昇華していく事ができます。

物語や詩、俳句を造るのが好きな人は、作品へと自分の魂を投下しながら、自分の心の風景を美しい形にして残していく事ができるのです。

美しい物を作り出す作業によって、自分の精神世界を昇華し続ける事ができるので、日々を過ごしながら、精神世界を旅する事ができるのです。

6. スピリチュアル的な自分が生まれてきたわけ

ある日突然急に、「自分が何で生まれてきたか?」といった問いかけが思い浮かぶようになったという事は、それだけ自分の魂と向き合えるようになったという事です。

そう、魂がスピリチュアルな世界へと昇華しているのです。

スピリチュアルとは、精神性、霊性とも言います。

普段健在意識の中で生活していたのが、心の奥底に潜む自分の魂の声と向き合っていこうと潜在意識が芽生えている状態なのです。

この気持ちを大切に育てていきましょう。

きっと、今まで見てきた同じ風景が、違った特別なものへと昇華していけるはずです。

当たり前だと思っていた事にも感謝して生きていけるようになれるし、誰かでも感謝するようになり、優しい気持ちが芽生えていきます。

そうなってくると理想の自分像が少しずつ構築されていくので、満足度が高まり、より高い次元へと成長していけるようになるのです。

自分が生まれてきた理由について、答えはすぐに出せないかもしれません。

日々、試行錯誤を繰り返しながら、失敗と成功を繰り返していく中で、何かを一つずつ掴んでいく事ができれば、それがあなたの生まれてきた理由へと形を成していくでしょう。

6-1. カルマの解消

人は誰でも生まれた時にカルマを背負っています。

カルマとは、過去生から引き継いでいる宿命の事です。

業とも言うのですが、良い行いをしたら良い結果が帰ってくる、悪い行いをしたら悪い結果が帰ってくるといった風に、自然の摂理として思いや行動がそのまま未来へと反映されていきます。

運命は命を運ぶと書くので、「これは運命かもしれない」といったピンチに陥った場合でも、機転を利かせていけば状況を好転させていく事も可能です。

それが前世のカルマ〜宿命の場合は、実は先祖が背負っていた過去生でもあるので、自分のルーツについて調べながら、先祖が抱えていた問題や成し遂げられなかった事を代わりに自分が解決していったり、取り組んでいく事によって、カルマを軽くする事もできます。

それが、欲望のままに生きて悪い事を繰り返していると、魂が後悔の叫びを訴えるようになるので、 カルマを昇華させる事ができなくなるだけでなく、非常に息苦しい毎日を送るはめになります。

そのように考えてみると、自分の魂に恥じない生き方をする、誰かのためになる仕事をする、ボランティア活動を始めるといった風に、日々、良い行いを積み重ねていきながら魂を鎮めていくようにすると、前世から引き継いでいるカルマも一つずつ解消されていくでしょう。

「どうせカルマは宿命だから、変えられないんだ」、と諦めないで、まっすぐに向き合っていって下さいね。

6-2. 愛を学ぶため

自分が生まれてきた理由について深く考えるようになった時点で、あなたの魂は答えを求めています。

魂が何かを訴えているという事は、愛情を探している事なのです。

人の一生には、限りがあります。

長生きできたとしても、100歳にもなれば人は死んでしまうので、元気で生きているうちに、愛を探し求める旅へと羽ばたいていく事が大事です。

誰かを愛し、愛されながら日々を生きる事ができれば、これ程充実した人生はありません。

人の一生は宇宙という何億光年の時の流れの中でいえば、ほんの一瞬の間です。

星が一つ誕生しては、流れ星となって消えていくように、人が生きてい時間はとても短いのです。

そう、この短すぎる命は、真実の愛を知るためにあるのです。

満ち足りた人生を送るためには、真実の愛がどうしても必要なので、まずは真実の愛を探す旅に出て下さい。

真実の愛を見つけた時、あなたはきっとこの世に生まれた意味を知る事ができるでしょう。

6-3. 使命を果たすため

他にも、自分が生まれてきた意味を探る一つの手段として、指名を果たすためといった事が挙げられます。

使命は誰かから与えられる場合もありますが、自分の中で探す事も大事です。

人によっては、警察や消防、病院といった仕事を通して、人々の命や暮らしを守る事が使命だという人もいるでしょう。

他にも、愛する人を守る事、家族を守る事が使命だとすると、そのためには毎日をどのように生きていけばいいのか?といった人生設計図が自然と描かれていきます。

愛する人と結婚して、子供を生み、育てる、次は孫が生まれるといった風に、順風漫歩な人生を送るためには、設計図があった方が歩みやすいのです。

その設計図通りに生きていけば、もしも今のちっぽけな自分の力だけでは叶えられないような大きな使命を思い描いていたとしても、きっといつかは成し遂げていく事ができるでしょう。

7. 深く考えても意味がない!今を楽しもう

「自分が生まれてきた意味を何度考えてもわからない」といった方は、別に無理して答えをすぐに出す必要はありません。

ある日突然、何かの拍子にひらめく事だってあるのだから、わかるまでそっとしておく事も大事です。

何より、今日この瞬間を大切に積み重ねて生きていく事が大事なので、悩んで毎日が憂鬱になる状態を避けて、楽観的に生きて下さい。

ノンストレスでリラクゼーションしている状態の方が、潜在意識は開花されやすいので、ひらめきやトキメキが自然と芽生えてくるのです。

ひらめきを得たいといった方におすすめなのが、音楽を聴く事です。

音楽の歌詞を聴いていて、ピンと心に響いたフレーズが、あなたの道を示すキーワードかもしれません。

音楽の楽は神楽といって、神へと祈りを捧げる儀式に用いられてきたので、神秘性を帯びているのです。

何気なく聴いていた時に、ふっと魂に響いてきたフレーズに、深い意味を見出す事もあるので、音楽のある生活を送って下さい。

他にも、精神世界を旅するためのヒントを示してくれる物には、本があります。

本屋さんでふと目に留まった背表紙の本を開いて読んでみたら、自分が探し求めていた答えが書かれてあったといった体験をした方も多いようです。

自分の頭だけで、生まれてきた意味を探せない場合には、このように直感をフルに働かせながら、音楽や本からヒントを得る方法を用いてみましょう。

まとめ

今回は、自分が生まれてきた意味について、一つずつ問いかけながら、答えを導き出していくすべについて解説していきました。

自分が生まれてきた意味は、他の誰にもわかりません。

そう、自分で毎日を一歩ずつ歩みながら切磋琢磨して見つけていくものなので、自分の魂の声にしっかりと耳を傾け、向き合っていきましょう。