「一つの活動・趣味・人間関係」に興味を持ってのめり込んでいると思ったら、すぐにその興味(情熱)が冷めて別のことを始めるといった「熱しやすく冷めやすい人」がいます。
興味や情熱を長く維持できない「熱しやすく冷めやすい人」には、どのような特徴があるのでしょうか?
この記事では、「熱しやすく冷めやすい人の趣味の傾向」「熱しやすく冷めやすい人の恋愛傾向」「熱しやすく冷めやすい人の長所」「熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツ」について分かりやすく解説していきます。
- 熱しやすく冷めやすい人とは?
- 熱しやすく冷めやすい人の特徴
- 熱しやすく冷めやすい人の趣味の傾向
- 熱しやすく冷めやすい人の恋愛傾向
- 熱しやすく冷めやすい人の長所
- 熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツ
- まとめ
1. 熱しやすく冷めやすい人とは?
熱しやすく冷めやすい人というのは、何かの活動や趣味に興味を持って熱中するのも早いけれど、その活動や趣味に対する興味を失って飽きてしまうのも早い人のことです。
熱しやすく冷めやすい人は、その時々で流行っている物事やみんなが関心を持っている事柄に対して、すぐに自分も興味を持って取り組み始める「フットワークの軽さ」があります。
しかし、そういった流行している物事や大勢の人がしている趣味に、本気で自分自身が長くのめり込み続けられることは少なく、すぐに飽きてしまって見向きもしなくなることも多いのです。
熱しやすく冷めやすい人は、物事に対しても人間関係に対しても好奇心旺盛で行動力・集中力がありますが、その好奇心や意志・意欲を維持し続けることが苦手なのです。
2. 熱しやすく冷めやすい人の特徴
熱しやすく冷めやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか?熱しやすく冷めやすい人に多く見られる特徴について解説していきます。
2-1. 完璧主義者で高い集中力を持っている
「完璧主義者で高い集中力を持っている」ということを、熱しやすく冷めやすい人の特徴として指摘することができます。
熱しやすく冷めやすい人は、興味のある活動・趣味をやるからには本気で取り組んで、「しっかりとした上達・勝利の成果」を出したいと考える完璧主義者が多いのです。
完璧主義者ではありますが、長期的な集中力・モチベーションが続かないことが多く、「短期的な集中力・モチベーション」を活かして一定の成果を上げた後に、その活動に冷めてしまうことが多いのです。
2-2. 興味関心の対象が移り変わりやすくて飽きっぽい
熱しやすく冷めやすい人の特徴として、「興味関心の対象が移り変わりやすくて飽きっぽい」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい人は好きになって熱中するようになるまでの時間も短いのですが、「別の事柄・人物」に興味関心の対象が移り変わってしまうまでの時間も短いのです。
興味関心の対象が「一つの事柄・趣味・人物(異性)」だけに安定して決まらないというのが、熱しやすく冷めやすい人の分かりやすい特徴なのです。
2-3. 異性(他者)にのめり込んでいる時は一途でその人のことばかり考えている
「異性(他者)にのめり込んでいる時は一途でその人のことばかり考えている」というのが、熱しやすく冷めやすい人の典型的な特徴になっています。
熱しやすく冷めやすい人は、恋愛関係が上手くいっている時期においては、「真面目で一途な理想的な恋人」のように見えることが多いのです。
それは、自分が好きな異性に熱中している時期に限っては、毎日その相手のことばかりを一途に想像して尽くして過ごしているからです。
しかし、いったん好きな異性に対する好奇心や欲求が無くなってしまうと、あっという間に気持ちが冷めて好意の対象が「別の異性」に変わってしまうこともあります。
2-4. 自己評価が高めで自分なら何でもやればできると思っている
熱しやすく冷めやすい人の特徴として、「自己評価が高めで自分なら何でもやればできると思っている」ということがあります。
実際、熱しやすく冷めやすい人は、本気で集中して一つの物事に取り組めば、人並み以上の水準でその物事を達成したり、自分の実力(技術)を上達させたりできることが多いのです。
その影響で、自己評価が高めになり、「自分であれば何でもやればできる」という自惚れを招きやすい傾向もあります。
「やればできるのだから、一つの物事・相手だけに縛られる必要もない=その時々で自分の興味あることだけをやって生きていきたい」という少し自己中心的な思考や価値観にもなりやすいのです。
2-5. 自分の興味関心がない物事や相手に対して時間・労力をできるだけ使いたくない
「自分の興味関心がない物事や相手に対して時間・労力をできるだけ使いたくない」というのが、熱しやすく冷めやすい人の大きな特徴になっています。
気持ちが冷めてしまうと何もかもが億劫(おっくう)になって面倒になるわけですが、その理由が「興味を無くした物事や相手に対して時間・労力をできるだけ使いたくない」ということなのです。
少し前まで、あれほど情熱的に入れ込んでいた相手(毎日のように顔を見るためだけに会いに行っていた相手)に対しても、急に気持ちが冷めてしまって、電話をかける時間・労力さえも惜しくなってしまうことがあるのです。
関心のなくなった趣味や活動に対しても、時間・労力のコストを使いたがらない傾向があります。
2-6. 自分が興味のあることや好きな相手に対しては優れた行動力を発揮する
熱しやすく冷めやすい人の特徴として、「自分が興味のあることや好きな相手に対しては優れた行動力を発揮する」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい人は、相手や物事に対して冷めてしまうと途端に行動力もモチベーション(やる気)もなくなりますが、逆に言えば、相手や物事に熱中してのめり込んでいる限りは「優れた行動力」を発揮することができるのです。
自分の好きな相手から夜中に「寂しくてつらいから、今すぐに会いに来てほしい」と言われれば、翌朝が仕事であってもすぐに駆けつけていくほどの行動力・実行力があるのです。
3. 熱しやすく冷めやすい人の趣味の傾向
熱しやすく冷めやすい人の趣味の傾向としては、以下のようなことを指摘できます。
3-1. 興味を持った趣味に関する情報を全てリサーチする
熱しやすく冷めやすい人の趣味の傾向として、「興味を持った趣味に関する情報を全てリサーチする」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい人は「完全主義思考」を持っていることも多く、釣りにせよサイクリングにせよ、自分が新しく興味を持った趣味・活動に関しては「手に入る限りの知識・情報」を手に入れようとする傾向が見られます。
興味関心のある趣味や活動の情報を全てリサーチすることによって、短期間で信じられないほどの技術の上達をして大きな成果を出すこともあります。
熱しやすく冷めやすい人は、熱中している時期には情報収集の手間を惜しまないのです。
3-2. 興味を持った趣味に必要な道具を初めに全て揃えて満足してしまう
「興味を持った趣味に必要な道具を初めに全て揃えて満足してしまう」というのも、熱しやすく冷めやすい人の趣味の傾向の一つです。
熱しやすく冷めやすい人は野球に興味を持てば「バット・グローブ・ユニフォーム・スパイク・ヘルメット」などの道具一式を短期間で全て揃えます。
スキーやスノボーなどの趣味に熱中すれば、それらのウインタースポーツに必要な「スキー板・スノボー・防寒ウェア」などをすぐに全部揃えてしまいます。
しかし、熱しやすく冷めやすい人は道具を全部揃えると、それだけで「達成感・満足感」を覚えてしまいやすく、その後、急速にその趣味・活動に対する興味や熱意が衰えてしまうケースも多いのです。
3-3. 短期間で一定の成果を出して上達を経験すると飽きてしまう
熱しやすく冷めやすい人の趣味の傾向として、「短期間で一定の成果を出して上達を経験すると飽きてしまう」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい人は、集中力と行動力があって人並み以上の能力・センスに恵まれていることも多いので、本気で興味を持った趣味や活動においては、短期間であっという間に技術を上達させてしまう傾向があります。
持ち前の才能やセンスを活かして「短期の驚異的な集中力・やる気」を発揮することで、一定以上の成果を出せるのですが、「技術の上達+成果の達成」を経験するとそこで満足しきってしまい、すぐにその趣味に飽きることも多いのです。
4. 熱しやすく冷めやすい人の恋愛傾向
熱しやすく冷めやすい人の恋愛関係には、以下のような傾向が見られることが多くなっています。
4-1. 一人の恋人で満足できず色々なタイプの異性を好きになりやすい
熱しやすく冷めやすい人の恋愛傾向として、「一人の恋人で満足できず色々なタイプの異性を好きになりやすい」ということを上げることができます。
熱しやすく冷めやすい人は、自分の好意を惹きつける長所や魅力を持っている異性に「惚れやすい傾向」を持っています。
色々なタイプの異性の長所・魅力を楽しみたいという好奇心旺盛なところがあるので、「一人の恋人・配偶者」だけでは満足することができず、浮気性な側面が目立ってしまうことがあります。
熱しやすく冷めやすい人の恋愛は、「自分が興味や好意を抱いた異性を放っておくことができない恋愛」であり、すぐに色々なタイプの異性の魅力に惚れ込んでアプローチしてしまう恋愛傾向があるのです。
異性の多様性のある魅力や味わいに目がなくて、すぐにのめり込んでしまうのが熱しやすく冷めやすい人なのです。
4-2. 好きになって熱中している時には極端に一途でマメである
「好きになって熱中している時には極端に一途でマメである」ということが、熱しやすく冷めやすい人の恋愛傾向として指摘できます。
熱しやすく冷めやすい人は、特定の異性のことを好きになって熱中している間は、誰よりも一途で誠実なように見えることが多いのです。
どんなにハードワークで忙しい毎日を送っていても、自分が好きな相手がいてのめり込んでいるのであれば、寝不足を押してでも頻繁にデートをしようとしますし、毎日の電話・LINE(メール)も欠かすことがないほどにマメなのです。
片思いの相手がいる時にも、熱しやすく冷めやすい人のアプローチは一途で猛烈であり、相手が手に入るまでは毎日連絡を取ってとことん誠実に尽くそうとすることが多いのです。
4-3. 恋人への好奇心や興奮が途切れると急に連絡することさえ面倒になる
熱しやすく冷めやすい人の恋愛傾向として、「恋人への好奇心や興奮が途切れると急に連絡することさえ面倒になる」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい人の恋愛傾向は、好きだった相手に対する気持ちが冷めるスピードもとにかく速いということです。
少し前まで、毎日のように遠い距離でも移動して会いに来てくれていたのに、気持ちが冷めてしまって興奮しなくなると、途端に会いに来るどころか連絡さえあまり寄越さなくなってくるのです。
熱しやすく冷めやすい人のマメで優しい恋愛の態度・行動力を支えているのは、「相手に対する熱烈な愛情・欲望・好奇心」だったのです。
それらの愛情や好奇心が途絶えてしまうと、それまでの情熱的な愛情表現が嘘であったかのように、急に電話やLINEで連絡することさえ面倒になってしまうのです。
5. 熱しやすく冷めやすい人の長所
熱しやすく冷めやすい人の長所としては、以下のようなことを考えることができます。
5-1. フットワークが軽くて興味のあることや人物に対する行動力がずば抜けている
「フットワークが軽くて興味のあることや人物に対する行動力がずば抜けている」というのは、熱しやすく冷めやすい人の長所の一つでしょう。
熱しやすく冷めやすい人は、自分が興味関心を持てる相手や物事に対しては、突出した行動力を発揮してテキパキと問題を解決していくことができます。
興味や好奇心があって心が満たされていれば、熱しやすく冷めやすい人は無限に近いような行動力を発揮することができ、必要なことをこなすためのフットワークも極端に軽くなってくるのです。
のめり込んでいる好きな相手のためであれば、睡眠時間を削ってでもその相手のために自発的に行動することができるし、本当にやりたい趣味・活動であれば迷うことなく即座に、必要な行動に取り掛かることができるのです。
5-2. 集中力と適応力があるので大抵の物事を人並み以上にこなすことができる
熱しやすく冷めやすい人の長所として、「集中力と適応力があるので大抵の物事を人並み以上にこなすことができる」ということを上げることができます。
熱しやすく冷めやすい人の長所は、自分が熱中している事柄であれば、短期間で大抵の物事を人よりも上手にこなすことができるということです。
熱しやすく冷めやすい人の「自分が好きな物事・活動・相手」に対する集中力はずば抜けており、その集中力を活かして信じられないほど凄い成果を上げたりもします。
「集中力」に加えて、現在の環境や問題状況に対する「適応力」も平均以上に高いので、自分の前向きな興味関心さえあればほとんどの物事を上手くやり遂げることが可能なのです。
5-3. 社交的で色々なタイプの人たちと闊達なコミュニケーションを取ることができる
熱しやすく冷めやすい人の長所として、「社交的で色々なタイプの人たちと闊達なコミュニケーションを取ることができる」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい人は、人の好き嫌いの区別があるとはいえ、一般的に色々なタイプの相手に対して移り気な興味関心を持つことができます。
この人に対する移り気な興味関心を人間関係に適切に応用することで、「社交性・行動力」を高めることができます。
社交性と臨機応変なトーク力によって、色々なタイプの人たちと有意義なコミュニケーションを展開していくことができるようになるのです。
基本的に「人が好きなこと」が多いということも、熱しやすく冷めやすい人のコミュニケーション上の長所につながっているのです。
6. 熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツ
熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツとしては、以下のようなコツや方法があります。
6-1. 一つの物事の全体像や奥深さについて丁寧に理解しようとする姿勢を持つ
熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツとして、「一つの物事の全体像や奥深さについて丁寧に理解しようとする姿勢を持つ」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい性格の人は、物事を単純化して捉えすぎる傾向があり、物事や趣味の全体像を十分に分かっていない段階で、「自分はこの物事・趣味についてもう全部分かったしやり終えた」という一方的な達成感や満足感を抱きやすいのです。
その結果、すぐ飽きてしまうのですが、一つの物事の全体像や趣味の奥深さについて丁寧に理解しようとする態度があれば、その物事・趣味に対して短期間で冷めることは減ってくるでしょう。
6-2. 一人の人間の多面性や気持ちについて共感的に理解しようとする姿勢を持つ
「一人の人間の多面性や気持ちについて共感的に理解しようとする姿勢を持つ」ということが、熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツになります。
熱しやすく冷めやすい性格の人は、対人関係や男女関係において「自分本位な考え方(相手の気持ちを軽視する考え方)」に傾きやすいのですが、自分以外の他人にも「自分と同じような心や人生がある」ということを忘れないようにすることが、性格改善のポイントになります。
自分と真摯に向き合ってくれている相手の性格・生き方・価値観の多面性を深く理解しようとする意志と姿勢が大切なのです。
相手の感じている気持ちを共感的に理解することができれば、すぐに相手に飽きて別の人に乗り換えるという行動を簡単には出来なくなるでしょう。
6-3. 自分の人生や人間関係の目的を明確にしてそれに向かって努力を続ける
熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツとして、「自分の人生や人間関係の目的を明確にしてそれに向かって努力を続ける」ということがあります。
一つの活動や一人のパートナーに対する興味・熱意を維持できない大きな理由は、自分自身でも自分の人生や人間関係(異性関係)の目的が良く分かっていないからなのです。
熱しやすく冷めやすい性格を変えていきたいのであれば、「今・ここにいる自分は自分の人生においてどんな目的を達成したいのか?」や「今付き合っている異性や友人とどのような人生を共有していきたいのか?」という人生・人間関係の本質的価値について落ち着いて熟慮してみる必要があるのです。
まとめ
熱しやすく冷めやすい人の特徴としては、「完璧主義者で高い集中力を持っている」「興味関心の対象が移り変わりやすくて飽きっぽい」「異性(他者)にのめり込んでいる時は一途でその人のことばかり考えている」などがあります。
熱しやすく冷めやすい人の趣味と恋愛の傾向についても、分かりやすく解説してきましたがいかがだったでしょうか?
熱しやすく冷めやすい人は短所・欠点が多いと思われがちですが、「フットワークが軽くて興味のあることや人物に対する行動力がずば抜けている」「社交的で色々なタイプの人たちと闊達なコミュニケーションを取ることができる」などの長所・利点も併せ持っています。
この記事では「熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツ」も紹介していますので、熱しやすく冷めやすい人について調べたい時にはぜひ参考にして下さい。
「一つの活動・趣味・人間関係」に興味を持ってのめり込んでいると思ったら、すぐにその興味(情熱)が冷めて別のことを始めるといった「熱しやすく冷めやすい人」がいます。
興味や情熱を長く維持できない「熱しやすく冷めやすい人」には、どのような特徴があるのでしょうか?
この記事では、「熱しやすく冷めやすい人の趣味の傾向」「熱しやすく冷めやすい人の恋愛傾向」「熱しやすく冷めやすい人の長所」「熱しやすく冷めやすい性格を改善するコツ」について分かりやすく解説していきます。
1. 熱しやすく冷めやすい人とは?
熱しやすく冷めやすい人というのは、何かの活動や趣味に興味を持って熱中するのも早いけれど、その活動や趣味に対する興味を失って飽きてしまうのも早い人のことです。
熱しやすく冷めやすい人は、その時々で流行っている物事やみんなが関心を持っている事柄に対して、すぐに自分も興味を持って取り組み始める「フットワークの軽さ」があります。
しかし、そういった流行している物事や大勢の人がしている趣味に、本気で自分自身が長くのめり込み続けられることは少なく、すぐに飽きてしまって見向きもしなくなることも多いのです。
熱しやすく冷めやすい人は、物事に対しても人間関係に対しても好奇心旺盛で行動力・集中力がありますが、その好奇心や意志・意欲を維持し続けることが苦手なのです。
2. 熱しやすく冷めやすい人の特徴
熱しやすく冷めやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか?熱しやすく冷めやすい人に多く見られる特徴について解説していきます。
2-1. 完璧主義者で高い集中力を持っている
「完璧主義者で高い集中力を持っている」ということを、熱しやすく冷めやすい人の特徴として指摘することができます。
熱しやすく冷めやすい人は、興味のある活動・趣味をやるからには本気で取り組んで、「しっかりとした上達・勝利の成果」を出したいと考える完璧主義者が多いのです。
完璧主義者ではありますが、長期的な集中力・モチベーションが続かないことが多く、「短期的な集中力・モチベーション」を活かして一定の成果を上げた後に、その活動に冷めてしまうことが多いのです。
2-2. 興味関心の対象が移り変わりやすくて飽きっぽい
熱しやすく冷めやすい人の特徴として、「興味関心の対象が移り変わりやすくて飽きっぽい」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい人は好きになって熱中するようになるまでの時間も短いのですが、「別の事柄・人物」に興味関心の対象が移り変わってしまうまでの時間も短いのです。
興味関心の対象が「一つの事柄・趣味・人物(異性)」だけに安定して決まらないというのが、熱しやすく冷めやすい人の分かりやすい特徴なのです。
2-3. 異性(他者)にのめり込んでいる時は一途でその人のことばかり考えている
「異性(他者)にのめり込んでいる時は一途でその人のことばかり考えている」というのが、熱しやすく冷めやすい人の典型的な特徴になっています。
熱しやすく冷めやすい人は、恋愛関係が上手くいっている時期においては、「真面目で一途な理想的な恋人」のように見えることが多いのです。
それは、自分が好きな異性に熱中している時期に限っては、毎日その相手のことばかりを一途に想像して尽くして過ごしているからです。
しかし、いったん好きな異性に対する好奇心や欲求が無くなってしまうと、あっという間に気持ちが冷めて好意の対象が「別の異性」に変わってしまうこともあります。
2-4. 自己評価が高めで自分なら何でもやればできると思っている
熱しやすく冷めやすい人の特徴として、「自己評価が高めで自分なら何でもやればできると思っている」ということがあります。
実際、熱しやすく冷めやすい人は、本気で集中して一つの物事に取り組めば、人並み以上の水準でその物事を達成したり、自分の実力(技術)を上達させたりできることが多いのです。
その影響で、自己評価が高めになり、「自分であれば何でもやればできる」という自惚れを招きやすい傾向もあります。
「やればできるのだから、一つの物事・相手だけに縛られる必要もない=その時々で自分の興味あることだけをやって生きていきたい」という少し自己中心的な思考や価値観にもなりやすいのです。
2-5. 自分の興味関心がない物事や相手に対して時間・労力をできるだけ使いたくない
「自分の興味関心がない物事や相手に対して時間・労力をできるだけ使いたくない」というのが、熱しやすく冷めやすい人の大きな特徴になっています。
気持ちが冷めてしまうと何もかもが億劫(おっくう)になって面倒になるわけですが、その理由が「興味を無くした物事や相手に対して時間・労力をできるだけ使いたくない」ということなのです。
少し前まで、あれほど情熱的に入れ込んでいた相手(毎日のように顔を見るためだけに会いに行っていた相手)に対しても、急に気持ちが冷めてしまって、電話をかける時間・労力さえも惜しくなってしまうことがあるのです。
関心のなくなった趣味や活動に対しても、時間・労力のコストを使いたがらない傾向があります。
2-6. 自分が興味のあることや好きな相手に対しては優れた行動力を発揮する
熱しやすく冷めやすい人の特徴として、「自分が興味のあることや好きな相手に対しては優れた行動力を発揮する」ということがあります。
熱しやすく冷めやすい人は、相手や物事に対して冷めてしまうと途端に行動力もモチベーション(やる気)もなくなりますが、逆に言えば、相手や物事に熱中してのめり込んでいる限りは「優れた行動力」を発揮することができるのです。
自分の好きな相手から夜中に「寂しくてつらいから、今すぐに会いに来てほしい」と言われれば、翌朝が仕事であってもすぐに駆けつけていくほどの行動力・実行力があるのです。
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