正統派美人とは？個性は美人と比較（メイクや正統派美人の女優) | SPITOPI

正統派美人とは、人によって好き嫌いが分かれにくい標準的な美人であり、誰に対しても魅力的に見えて好印象を与えることのできる美人のことです。

正統派美人は綺麗な美肌をしていて清潔感に溢れていることが多く、特別に男性に媚びたりぶりっ子したりしなくても自然に大勢の男性(女性)を惹きつけてしまうのです。

「正統派美人」と「個性派美人」にはどのような特徴があるのでしょうか?「正統派美人」と「個性派美人」のそれぞれの特徴を挙げながら、「正統派美人メイクの特徴」や「正統派美人と言われる女優」について紹介していきます。

1. 正統派美人とは?:正統派美人は見た目(顔・容姿)も言葉・性格も美しい

正統派美人とは、個人によって好きか嫌いかが分かれることが少ない「オーソドックスで標準的な強いクセのない美人」のことで、誰が見ても好感度が高くて強い魅力を感じることのできる美人のことです。

正統派美人の代表的な特徴として、「清潔感に満ち溢れている+肌や髪の毛が滑らかで美しい(日本であれば真っ白に近い美肌)+左右対称(シンメトリー)で顔・身体のバランスが良い+言葉遣いや身のこなしが丁寧で美しい」ということがあります。

正統派美人は顔の造りが良くて肌・髪の毛が美しいというのは絶対的な前提条件なのですが、それだけではなくて「性格・言葉遣い・所作(立ち居振る舞い)」も誰が見てもしっかりとしていて美しいという特徴があるのです。

本音の性格までは分からないにしても、表面的・建前の性格や言葉遣いにスキがなくて美しいことが多いのです。

2. 正統派美人の顔の特徴

正統派美人の顔の特徴として、以下のような特徴を上げることができます。

2-1. 左右対称(シンメトリー)の整った顔

正統派美人の顔の特徴として、「左右対称(シンメトリー)の整った顔」があります。

正統派美人の顔は、「顔の右半分」と「顔の左半分」が左右対称(シンメトリー)になっていて違いやズレが少ないと言われています。

人間の本能や知覚機能は、「左右対称(シンメトリー)になっている形態」に対して美しい(形が整っている)と感じる傾向があり、人間の顔についても「左右対称(シンメトリー)」に近くて左右の顔にズレや歪みがないほど美しい(容姿端麗な美人)と感じやすくなっているのです。

「左右対称(シンメトリー)」にズレや歪みが加わるほど、美しさを知覚する度合いが低下していきます。

顔の左右対称性が大きく崩れると、「病気・不健康な状態」として認識されやすくなってしまい、正統派美人からも遠ざかることになります。

2-2. 万人受けしやすい標準的な顔の整い方をしている

「万人受けしやすい標準的な顔の整い方をしている」ということも、正統派美人の顔の特徴の一つになっています。

正統派美人は女性全体の「平均的な顔(平均顔)」に近いと言われていて、特別に個性的な目立つ顔立ちの特徴があったり、顔のパーツのバランスの乱れがあったりすると、正統派美人とは見なされにくくなってしまいます。

正統派美人は古代ギリシアから認識されていた「美の黄金比率」にのっとった顔のパーツの造りや配置のバランスをしていることが多く、「万人受けしやすい標準的な顔(そこに若干の個性が加わると最高の美人になる)」であることが多いのです。

2-3. 綺麗な白い美肌・艶やかな黒髪

正統派美人の顔の特徴として、「綺麗な白い美肌・艶やかな黒髪」ということが指摘されます。

正統派美人に共通する分かりやすい特徴として、美しくて白い肌と艶やかで綺麗な黒髪があります。

正統派美人の中にも肌色がそれほど白くない人(どちらかといえば肌が小麦色をしている人)、髪の毛の色を明るい色に染めている人も多いのですが、日本における正統派美人の一般的なイメージとして「美肌・白い肌(透明感のある肌)・黒髪」が強くなっているのです。

少なくとも髪の毛がパサパサになるまで脱色した「金髪」にまでしてしまうと、顔の造形自体が正統派美人であっても、周囲から正統派美人として見てもらいにくくなることもあります。

2-4. 誰が見ても美人であり嫌な個性・部分がない

「誰が見ても美人であり嫌な個性・部分がない」というのも、正統派美人の顔の代表的な特徴の一つでしょう。

正統派美人は「最大公約数的・標準的な美人」としての印象を強く持っているので、誰が見ても「美人であること」を認めざるを得ない端正な整った顔立ちをしています。

個性的な顔のパーツや特別な印象のある表情・雰囲気を持っているわけではないので、誰が見ても「嫌な個性・部分」がほとんどないということも特徴の一つになっているのです。

みんなが自然に好感度を高めやすい顔の造りや雰囲気をしていることが、正統派美人の典型的な特徴なのです。

2-5. 目線(まなざし)の力がずば抜けている:一瞬の爽やかな笑顔で見る人の心を揺さぶる

正統派美人の顔の特徴として、「目線(まなざし)の力がずば抜けている」ということを上げることができます。

正統派美人の目線(まなざし)は「シャープな鋭い印象」と「温和で温かい印象」の両方を兼ね備えていることが多く、正統派美人からにっこりとほほ笑みかけられるとどんな人でも優しくて温かい気持ちになってしまいやすいのです。

正統派美人の顔の特徴として、「一瞬の爽やかな笑顔のインパクト」が半端でなく強いということがあり、正統派美人と目が合った時ににっこり笑顔を向けられると、誰でも心を激しく揺さぶられて好きになってしまうところがあるのです。

3. 個性派美人の特徴

万人に嫌味のない整った爽やかな美人と言われて好印象を持たれる「正統派美人」に対して、見る人によっては絶世の美女にもなるけれど別の人が見るとそれほどでもないという「個性派美人」がいます。

「個性派美人」が持っている特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?

3-1. 顔(容姿)の印象に対して人によって好き嫌いが分かれる

個性派美人の特徴として、「顔(容姿)の印象に対して人によって好き嫌いが分かれる」ということがあります。

「正統派美人」は誰が見ても概ね、その人が美人(整った顔立ち)であることを認めざるを得ませんが、「個性派美人」はその人を見る人によって「物凄く魅力的な美人」に見えたり、「そんなに大したことがない普通の人(自分にとってはあまり好みではない顔立ちの人)」に見えたりします。

ある人が美人であるか否かについては、「主観的な顔の造形・雰囲気に対する好き嫌い」が反映されますが、正統派美人であれば好きな人の比率が圧倒的に高く、そんなに好みでないという人でも「美人であること自体」は認めざるを得ないのです。

3-2. 目立つ特徴的な顔のパーツを持っていることが多い

「目立つ特徴的な顔のパーツを持っていることが多い」というのも、個性派美人の大きな特徴の一つでしょう。

個性派美人の人は、「目が特別に大きくてギラギラしているようにも見える・鼻が特別に大きくてどっしりした存在感がある・口が特別に大きくてセクシーにも見える」といった特徴的な目立つ顔のパーツを持っていることが多いのです。

個性的な顔の造形や特徴を持っていることによって、その個性が好きな人からは物凄く好かれることになるし、その個性がいまいち好みに合わない人からはあまり好かれないということになります。

「目・鼻・口・耳・顔の輪郭」などの顔のパーツが、「平均的・標準的な顔のパーツ(部分)」からはやや外れていて、一目でその人だと分かるような強い個性を持っているのが個性派美人なのです。

3-3. 性格・話し方・キャラが個性的なので好き嫌いが分かれる

個性派美人の典型的な特徴として、「性格・話し方・キャラが個性的なので好き嫌いが分かれる」ということを指摘することができます。

個性派美人は、万人に好かれるとまでは言えない「人によって好き嫌いが分かれる個性的特徴を持った美人」のことですが、その強い個性は「性格・話し方・キャラ」にも及んでいるのです。

正統派美人は本音の性格や振る舞いはともかく、外で行動・発言をする時には「無難で礼儀正しいキャラ」であることが多いのですが、個性派美人の場合には「クールできついキャラ+非社交的でオタクなキャラ+おしとやかではないセクシーさ全開のキャラ」だったりします。

正統派美人は万人が好む清潔感に満ちた爽やかな性格で丁寧な話し方をすることが多いのですが、個性派美人は「万人が期待する標準的美人のキャラ」から外れていることが多いのです。

4. 正統派美人メイクの特徴とポイント

正統派美人のメイク(お化粧)の特徴・ポイントとしては、以下のようなことを指摘できます。

4-1. 基本は薄化粧のナチュラルメイクである

正統派美人メイクの最大の特徴として、自分が生まれながらに持っている元々の美肌や顔の整った造形を生かした「ナチュラルメイク」をしているということがあります。

正統派美人と言われている人たちに、「厚化粧・厚塗り(メイクで不自然な感じを受ける顔の印象変更)」をしている人はまずいません。

正統派美人は化粧そのものよりも、「スキンケアによる美肌+ヘアケアによる美髪の獲得」に力を入れていることが多いので、基本的に薄化粧のナチュラルメイクであることが多いのです。

ファンデーションを薄めに塗って美肌の感覚を高めながら、ピンクの口紅や適度なアイラインなどで要所要所を際立たせるようなメイクが、正統派美人メイクの特徴になっています。

4-2. 美人顔の黄金比率に近づけるメイクを工夫する

正統派美人メイクの基本は、ハイライトやシャドウ、フェイスカラーを利用しながら、「美人顔の黄金比率」へと人工的に近づけていくことにあります。

「美人顔の黄金比率」とされているのは、「額の生え際から眉間までの距離」と「眉間から鼻の下までの距離」と「鼻の下からアゴの先までの距離」が「1:1:1」の比率になっている「顔の造形+顔のパーツの配置」のことです。

一つの目の幅の長さについても、「顔の横幅の長さの5分の1」が理想的な長さであるとされています。

アイメイクやフェイスカラーなどによって、そういった知覚的に心地よい「美人顔の黄金比率」にできるだけ近づけることが、正統派美人メイクのポイントなのです。

4-3. 「切れ長の目」の印象をメイクで強める:眉は適度な太さで眉頭はぼかし気味にする

正統派美人であるかどうかの第一印象は、「目元の印象」で決まると言われるくらいに、アイメイク(目と眉の印象)は重要です。

極論すれば、切れ長でシャープな印象の目元をメイクで作れば、それだけで正統派美人に一歩近づけるのです。

まずは、「目頭と眉頭の位置を綺麗に揃える」ことがポイントで、目頭と眉頭の位置が直線で結べないと顔全体のバランスが整って見えません。

「眉山(まゆやま)」は、小鼻と黒目の外側部分を結んだ直線の延長線上に来るように調整して、「シャープな印象のへの字眉」を描いていきます。

「眉頭(まゆがしら)」は、目元の印象を決定的に決めてしまう重要な部分でもあるので、あまり濃く描かずに、ほんのりぼかし気味にするイメージで仕上げてください。

「眉の太さ」は細くし過ぎると、ヤンキー的なきついイメージで正統派美人から遠ざかるので「適度な太さ」を持たせましょう。

5. 正統派美人と言われる女優・芸能人

正統派美人と言われる女優・芸能人には、以下のような人たちがいます。

世代や年齢にこだわらず(20〜30代の若い女優・芸能人だけではなく)、中高年の女優の美貌がピークに達していた時期も含めて紹介していきます。

5-1. 北川景子(きたがわけいこ、1986年〜)

正統派美人と言われる女優に北川景子さんがいます。

すらりとした細身の格好いいプロポーションに、見つめられたら呼吸が止まってしまいそうな鋭くて魅力的な瞳をしています。

化粧品のCMに多く起用されているように真っ白な美肌の持ち主で、ロングヘアのスタイルもばっちり決まっています。

北川景子さんは一般的な美の基準で見て、非の打ち所がない美しい顔立ちをした女優と言えるでしょう。

5-2. 長澤まさみ(ながさわまさみ、1987年〜)

長澤まさみさんも正統派美人に分類される代表的な女優の一人でしょう。

昔はロングヘアのフェミニンなスタイルでしたが、現在はショートヘアのコケティッシュなスタイルでまた異なる魅力を見せてくれています。

顔の造形が非常に整っていて、「クールな鋭い表情」と「甘えた笑顔の表情」のギャップが持つ美の破壊力が圧倒的なのです。

足が長くてホットパンツのファッションが似合うなど、プロポーションも抜群に優れています。

5-3. 中条あやみ(なかじょうあやみ、1997年〜)

新世代の正統派美人の代表格になってきているのが、最近CMに多く出演している中条あやみさんです。

フランス人形と見紛うほどに、小顔の中に美しく配置された顔の各パーツすべてが「完璧な黄金比」に従っていて、顔の造り自体にほとんど欠点を見出すことができません。

中条あやみさんは、折れそうなほどに華奢で細いボディーなのですが、全体としてガリガリに痩せた印象もなく、健康的な色気までも醸し出しているのです。

5-4. 新垣結衣(あらがきゆい、1988年〜)

ドラマ「逃げ恥」で大ヒットを飛ばした女優の新垣結衣さんこそ、まさに誰が見ても好きになる、嫌いになる要素がほとんど見当たらない「ザ・正統派美人」の一人でしょう。

丸くて大きな美しい瞳、色白できめ細かい美肌、すらりと伸びた手足、人をとりこにする笑顔の素晴らしさ、清楚な清潔感のある雰囲気、新垣結衣さんの顔・表情・肌や髪などはどこを取っても正統派美人であるとしか形容しがたいものになっています。

5-5. 吉高由里子(よしたかゆりこ、1988年〜)

性格やトークに少し癖はありますが、吉高由里子さんも顔立ちとおとなしくしている時の雰囲気だけを見れば、正統派美人としての条件を概ね満たしています。

全体に漂う温和でユーモアに溢れた雰囲気というのが、吉高由里子さんの端正に整った顔立ちや不思議な誘惑力を持つ目線の力を、いっそう際立たせてくれています。

美しい肌や柔らかくて誘うような瞳に正統派美人としての魅力が宿っているのです。

5-6. 石原さとみ (いしはらさとみ、1986年〜)

ドラマやCMに出ずっぱりの女優・石原さとみさんも、年齢を重ねるにつれて甘い可愛さの部分が削ぎ落とされて、容姿端麗な美人の特徴が強まってきた正統派美人の一人と言えるでしょう。

厚みのある色っぽい唇は好き嫌いが分かれる部分はありますが、「クールな清潔感に満ちた顔立ち」と「甘美な誘惑力に満ちた顔立ち」の二面性を併せ持つ正統派美人になっています。

5-7. 綾瀬はるか(あやせはるか、1985年〜)

透き通るように美しい美肌・美白が特徴の女優・綾瀬はるかさんも、正統派美人の一人として位置づけることができるでしょう。

綾瀬はるかさんの顔立ちそのものは、必ずしも標準的な左右対称(シンメトリー)の美人として整っているわけではないのですが、「圧倒的に美しい肌・髪の質感」を前提として、見る人すべてを魅了してしまう「並外れた清潔感」を持っているのです。

5-8. 仲間由紀恵(なかまゆきえ、1979年〜)

現在は双子のお子さんを持つ母親としての顔も持つ仲間由紀恵さんですが、20代の全盛期の頃は、正に正統派美人の代表格として今以上の「端正な顔立ち・美肌・清潔感・清楚さ」を併せ持っていました。

仲間由紀恵さんは今でも十分に美しい女性・女優なのですが、かつてはつやつやとした黒髪のロングヘアスタイルに、透き通るような白い肌のコントラストが鮮やかであり、見る人を一瞬でとりこにする美貌に満ちていたのです。

5-9. 広瀬すず(ひろせすず、1998年〜)

若い世代を代表する正統派美人として、女優の広瀬すずさんの名前を上げないわけにはいかないでしょう。

姉の広瀬アリスさんも女優として活躍しており、芸能界の美人姉妹としても有名ですが、広瀬すずさんの正統派美人としての最大の特徴は、何と言っても「見る人を吸い込むようなクールな美しい瞳+陶磁器のように美しい白い肌+艶のある綺麗な黒髪」にあります。

美少女から次第に大人の美しい女性へと変貌している過渡期でもあり、広瀬すずさんの正統派美人としての魅力は今後も増していきそうです。

まとめ

正統派美人の顔の特徴には、「左右対称(シンメトリー)の整った顔だち」「万人受けしやすい標準的な顔の整い方をしている」「綺麗な白い美肌・艶やかな黒髪」などがあります。

正統派美人よりも個性的な特徴・キャラクターが際立っている個性派美人には、「顔(容姿)の印象に対して人によって好き嫌いが分かれる」「性格・話し方・キャラが個性的なので好き嫌いが分かれる」などの特徴があります。

正統派美人に近づくためのメイクのポイントとしては、「美人顔の黄金比率」に近づけるメイクを工夫して、厚化粧をせずにできるだけナチュラルメイクの薄化粧で仕上げていくことがあります。

「正統派美人と言われる女優・芸能人」についても紹介していますので、「正統派美人」について詳しく調べたい時にはこの記事をぜひ参考にしてみて下さい。