ポトスは数ある観葉植物の中でもポピュラーで、育てやすく増やしやすい植物です。
初心者でも管理がしやすく、一年中美しい葉を鑑賞できるため、家庭で育てられるほか、会社や店舗などにインテリアとして置かれていることも多く、目にする機会が最も多い観葉植物の1つです。
- ポトスとはどんな花?
- ポトスの花言葉
- ポトスについて解説
- ポトスのマメ知識
- ポトスの種類(原種、園芸品種・花言葉など)
- まとめ
1. ポトスとはどんな花?
ポトスは、艶のある美しい葉が人気の観葉植物です。
ポトスは種類も豊富で、明るいライム色の品種や、白とグリーンの斑模様品種など、どれも人気があります。
何よりも育てるのに手がかからず、日当たりが多少悪い場所でも育ってくれることから、インテリアにグリーンを取り入れたい人には有難い存在です。
風水的に良いとされている植物でもあり、幅人い年代から人気があります。
ポトスはハイドロカルチャー(水栽培)でも育てることができ、よりおしゃれにお部屋を飾ることができます。
2. ポトスの花言葉
2-1. 「永遠の富」
ポトスには、「黄金葛」という和名や、「Golden pothos(黄金色のポトス)」という英語名が付けられており、風水的にも金運をアップするといわれている植物です。
又、ポトスは丈夫で生育も旺盛な性質があり、つるをぐんぐん伸ばして沢山の美しい葉を絶やすことなく茂らせます。
そのようなことが由来となって「永遠の富」という花言葉が付けられたとされています。
2-2. 「華やかな明るさ」
ポトスの呼び名には「黄金」や「ゴールド」といった華やかな色が使われています。
艶々した明るい色の葉を一年中旺盛に茂らせる様子に因んだものとされており、この花言葉も、そんなイメージに由来していると考えられています。
2-3. 「長い幸せ」
ポトスは生育が旺盛で、丈夫なつるをよく伸ばして生長します。
長く伸びたつるには沢山の葉を付け、一年中葉を絶やすことがありません。
そんな性質を持つことから、この花言葉がつけられたと考えられています。
3. ポトスについて解説
ポトス(学名:Epipremnum aureum)は、サトイモ科・ハブカズラ属のつる性観葉植物です。
栽培が簡単で年間を通して美しい葉を絶やさない性質があり、つるを垂らしてハンギングに仕立てたり、支柱などに這わせて上向きに伸ばしたり、飾る場所に合わせた仕立て方ができることから、インテリアグリーンとして人気があります。
挿し木で簡単に増やせることも、ポトスが一般に浸透して観葉植物の定番といわれる理由の1つです。
更にポトスは、風水的にも恋愛運がアップするなどの良い効果があるといわれています。
3-1. 英語での呼び名
英語では「Golden pothos(黄金色のポトス)」と呼ばれています。
3-2. 原産地
東南アジアの熱帯雨林地帯などが原産です。
原産地に自生地している種は、つるを10m以上も伸ばし、1メートルにも及ぶ大きさの葉を付ける大型種です。
ポトスは棒状の花を咲かせますが、その花は10年に1度咲くか咲かないかというもので、見ることが出来るのは非常に稀です。
3-3. ポトスの名前の由来
和名は「黄金葛(オウゴンカズラ)」といいます。
日本に入ってきたのは明治頃だとされており、現在は「ポトス」の名で呼ばれています。
ポトスはハブカズラ属に分類されている植物ですが、かつてはポトス属に分類されていました。
その当時の属名がそのまま名称として使われています。
3-4. ポトスの誕生日花の日
ポトスは4月17日の誕生花です。
一年中きれいな葉を付けた鉢植えが手に入りますので、お洒落な鉢に植えられたものや、カラフルなサンドなどを利用したインテリア性の高いハイドロカルチャーを贈るのが良いでしょう。
4. ポトスのマメ知識
ポトスは手に入りやすく育てやすい観葉植物の代表ともいえる植物で、風水効果も期待できることから部屋に置いている人が多く人気があります。
インテリアアイテムの1つとして利用されることも多いポトスですが、上手に育てて、生き生きとした元気な姿を楽しみましょう。
4-1. 栽培環境1
ポトスは直射日光に弱い性質があるため、半日陰で育てるのが理想です。
耐陰性もありますが、全く日の当たらない環境では元気に育ちません。
室内でレースのカーテン越しに日が当たる場所で育てるのが良いでしょう。
室内でも直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまいますので注意しましょう。
又、エアコンの風が直接当たる場所は葉が乾燥してしまいますので、避けましょう。
春〜秋は、屋外でも育てることができます。
強い日差しに当てると葉焼けを起こして枯れてしまいますので、遮光ネットなどを用いて30〜50パーセントほどの遮光をします。
4-2. 栽培環境2
ポトスは熱帯の植物ですので、暑さには強いのですが、寒さには弱い性質があります。
冬は室内に取り込んで、日当たりが良く、8度以上ある環境で育てるようにします。
室内であっても冬の窓際はかなり冷え込みますので、置き場所には注意しましょう。
4-3. 用土
ポトスは水はけの良い土で育てましょう。
赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂(又はピートモス)1の割合で配合した土を用意するか、一般に市販されている観葉植物用の土などを使います。
気温が上がってくると植木にコバエが発生することがあります。
鉢土の表面を赤玉土や化粧砂など無機質の土で覆うと、コバエの発生を抑えることができますのでおススメです。
4-4. 水やり
春から秋の成長期には、鉢土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。
冬は生長が緩やかになりますので、水をあまり必要としなくなります。
鉢土の表面が乾燥して3〜4日してから、水を与えます。
季節を問わず水の与え過ぎは根腐れをおこす原因となります。
鉢内が過湿状態にならないように、水やりのタイミングには注意しましょう。
又、毎日、霧吹きで葉に水をかけるようにすると、葉の色つやが良くなります。
葉の乾燥を防ぐことで、ハダニの予防にもなります。
4-5. 肥料
春〜秋の成長期には、10日に一回を目安に液体肥料を与えるか、緩効性の化成肥料を与えます。
成長が緩やかになる冬は肥料を与えません。
肥料の与え過ぎは根を傷めて株を弱らせてしまいますので、用法、用量を守って与えましょう。
4-6. 害虫
気温が高く乾燥した時期には、葉の裏側にハダニが発生することがあります。
ハダニは葉の汁を吸って株を弱らせます。
ハダニの被害に遭った葉には、白っぽい斑点が出来ます。
また、風通しが悪いと、アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。
どちらも植物の汁を吸って株を弱らせ、大量に発生すると、株を枯らしてしまいます。
見つけたら薬剤などを散布して駆除しましょう。
カイガラムシの成虫は硬い殻で覆われていて薬剤が効かないものもいますので、歯ブラシなどで擦り落とします。
いずれも早期発見が大切です。
4-7. 植え替え
ポトスは成長とともに鉢が根でいっぱいになって、根詰まりを起こしてしまいます。
1〜2年に1度を目安に、1回り大きい鉢に植え替えをしましょう。
植え替えは、5月〜6月頃に行います。
新しい鉢の底に軽石などの鉢底石を敷きつめます。
これによって、水はけがよくなります。
根に付いている土を軽く落としてから水はけの良い用土に植え付け、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えましょう。
4-8. 剪定
春〜秋の成長期に行います。
葉が混み合ってきた場合は風通しが良くなるように、バランスを見ながらつるを切り取ります。
剪定を行うときは、良く切れる清潔な園芸用のハサミなどを使用しましょう。
ポトスの樹液に触れると、肌の弱い人は皮膚がかぶれることがありますので、直接触れないようにしましょう。
触れてしまった時は、流水でよく洗い流しましょう。
4-9. 増やし方
ポトスは、挿し木や水挿しで増やすことができるので、剪定したつるを活用することができます。
挿し木
切り取ったつるに葉を2〜3枚残して、川砂などに挿します。
直射日光に当たらない明るい場所で、水やりをしながら乾燥させないように管理していると、根が生えてきます。
十分に根が伸びてきたら、水はけのよい用土に植え付けましょう。
水挿し
水を入れた瓶などに切り取ったつるを挿して、直射日光の当たらない明るい場所で管理していると根が生えてきます。
水は2〜3日毎に変えて、清潔に保ちましょう。
十分に根が伸びてきたら、ハイドロカルチャーや土に植え替えます。
土で生育した方が生長は早く丈夫に育ちますが、水挿しで生えた根は、ハイドロカルチャーで育てる方が失敗が少ないです。
4-10. ハイドロカルチャー
透明なガラスの器などに、セラミックのハイドロボールや、カラフルなカラーゼオライトなどを使って植物を植え付けます。
容器は底穴が開いていなければどんなものでも使えますが、水の残量が分かりやすい透明のガラスがおススメです。
カラーゼオライトやカラーサンドは色数も豊富にありますので、好みの色を組み合わせて綺麗な模様を作ることもでき、インテリア性の高いおしゃれなものに仕上がります。
5. ポトスの種類(原種、園芸品種・花言葉など)
5-1. ゴールデンポトス
一般的にポトスというと、ゴールデンポトスを指します。
きれいな緑色の葉に白の斑模様が入り、そのコントラストが美しい品種です。
大変丈夫で育てやすいので、初心者にも育てることができます。
100円ショップなどでも手に入る品種です。
5-2. ポトスライム
明るい黄緑色をした無地の葉が爽やかな印象で、とても人気のある品種です。
ゴールデンポトスと同様に丈夫で育てやすいのが特徴で、葉の色合いが違うゴールデンポトスとの寄せ植えもインテリア性が高く人気があります。
まとめ
ポトスは定番の観葉植物として長年多くの人々から愛されています。
飽きのこない姿や丈夫で育てやすい性質、手軽に手に入れられるなど、多くの魅力を持っています。
風水的にも人気があるポトス。
好みの品種を、ミニ観葉として売られている小さな苗から、大きな株に育てる醍醐味を味わってみてはいかがでしょうか。
ポトスは数ある観葉植物の中でもポピュラーで、育てやすく増やしやすい植物です。
初心者でも管理がしやすく、一年中美しい葉を鑑賞できるため、家庭で育てられるほか、会社や店舗などにインテリアとして置かれていることも多く、目にする機会が最も多い観葉植物の1つです。
1. ポトスとはどんな花?
ポトスは、艶のある美しい葉が人気の観葉植物です。
ポトスは種類も豊富で、明るいライム色の品種や、白とグリーンの斑模様品種など、どれも人気があります。
何よりも育てるのに手がかからず、日当たりが多少悪い場所でも育ってくれることから、インテリアにグリーンを取り入れたい人には有難い存在です。
風水的に良いとされている植物でもあり、幅人い年代から人気があります。
ポトスはハイドロカルチャー(水栽培)でも育てることができ、よりおしゃれにお部屋を飾ることができます。
2. ポトスの花言葉
2-1. 「永遠の富」
ポトスには、「黄金葛」という和名や、「Golden pothos(黄金色のポトス)」という英語名が付けられており、風水的にも金運をアップするといわれている植物です。
又、ポトスは丈夫で生育も旺盛な性質があり、つるをぐんぐん伸ばして沢山の美しい葉を絶やすことなく茂らせます。
そのようなことが由来となって「永遠の富」という花言葉が付けられたとされています。
2-2. 「華やかな明るさ」
ポトスの呼び名には「黄金」や「ゴールド」といった華やかな色が使われています。
艶々した明るい色の葉を一年中旺盛に茂らせる様子に因んだものとされており、この花言葉も、そんなイメージに由来していると考えられています。
2-3. 「長い幸せ」
ポトスは生育が旺盛で、丈夫なつるをよく伸ばして生長します。
長く伸びたつるには沢山の葉を付け、一年中葉を絶やすことがありません。
そんな性質を持つことから、この花言葉がつけられたと考えられています。
スポンサーリンク