いつもニコニコな人の特徴や心理(怖い・怖く見える人の原因) | SPITOPI

いつもニコニコしている人の特徴や心理、いつもニコニコな人になるコツなどについて解説します。

1. いつもニコニコな人は周りにいませんか?

いつも仏頂面で不機嫌にしている人と、いつもニコニコして機嫌良くしている人、どちらが好きですか?と、問われたら、大多数の人が、ニコニコした人と答えます。

それだけ笑顔は好印象を与えるということです。

職場など身の回りで、いつもニコニコしていて、感じの良い人は1人や2人はいるのではないでしょうか?嫌なことや悩み事、気分が浮かないこともあるだろうに、いつもニコニコしていられるのは見習いたいと思うものです。

そういう人は、ただ単に毎日が楽しいからというだけではなく、実は、その笑顔には色々な心理が働いています。

2. まずはいつもニコニコな人の特徴を知ろう

2-1. 誰とでも分け隔てなく接する

いつもニコニコしている人は、人をえり好みせずに、誰にでも同じように笑顔で明るく接しています。

ニコニコしながら接してくれるので、誰からも好感を持たれて、周りには自然と多くの人が集まってきます。

親しみやすい雰囲気があるので、色々な人から相談事を持ちかけられたり、頼られたりします。

ニコニコしている人に敵意を抱く人はいませんので、気が付けば味方が多くなっています。

2-2. 営業成績が良い

営業職や販売職など、人と接する仕事をしている人の場合、いつもニコニコしている人は、成績が良いものです。

いつも明るい笑顔で対応する人は、第一印象が抜群に良いのです。

人と接する仕事では第一印象の良し悪しが成績を大きく左右します。

長く付き合いを続けているうちに人柄の良さに気が付くということもありますが、第一印象が悪いと、長く続く確率が下がってしまうものです。

人柄の良さに気づいてもらう前に、そっぽを向かれてしまうのは、仕事でもプライベートでもマイナスになることが多いですよね。

2-3. モテる

いつもニコニコしている人は、だれからも好印象を抱かれます。

笑顔に癒されると感じる人も多く、いつもニコニコしている人は幸せそうな雰囲気を持っていますので、自分も幸せになれそうな気がするものです。

気分が沈んでいる時に笑顔の人と話をしていて、元気をもらえたという経験のある人は多いのではないでしょうか。

ニコニコ笑顔には、周りの人も明るい気持ちにする大きな力があります。

そんな人がいつもそばにいてくれたら、と思うのは自然な心理といえるでしょう。

そして何より、明るく元気な笑顔は、その人を魅力的に見せてくれるものです。

凄い美人や男前というわけではなくても、とても魅力的に見えるものです。

2-4. 時間に余裕を持って行動している

いつもニコニコしている人は、同じ時間を費やすなら、イライラしているよりも気持ちに余裕を持って時間を有効に使おうと、心掛けています。

気持ちに余裕を持てるということは、時間にも余裕を持って行動しているということです。

待ち合わせに遅れないように早めに行動を起こせば、電車が遅れたり、道路が渋滞したりしてイライラすることを回避できます。

バタバタっと準備をしてギリギリの時間に家や会社を出てギリギリの時間に到着するのが習慣になっている人は、気持ちに余裕が持てませんので、いつもニコニコ笑顔でいるのは難しいですよね。

2-5. 前向きに考える習慣がある

いつもニコニコしている人は、物事を前向きにとらえる習慣があります。

もともと楽観的な人もいますが、何か困った状況に陥ったとき、別の視点からも考えてみて、ポジティブに考えるよう心掛けている人も多くいます。

それにより、物事を冷静に判断して、希望が見えたり、状況を好転させるアイデアが湧いてきたりして、笑顔でいることができるのです。

そして、笑顔でいることで気持ちも元気に前向きになって、困難な状況を良い状況に変えることができるという好循環が生まれます。

3. いつもニコニコな人の心理

3-1. 場の雰囲気を和ませたい

その場の雰囲気を明るくして和ませたいというサービス精神から、いつもニコニコしているということがあります。

平和主義者で、良い雰囲気作りに気を配っているのです。

職場などでも不機嫌な人がいると、場の雰囲気が悪く、ギスギスしてきます。

そのような環境では良いチームワークは生まれず、全体の仕事の質にも影響していまいます。

いつもニコニコしている人は、そういうことを良く知っていて、より良い環境で仕事ができるように配慮しているということです。

自分も手一杯でニコニコしている余裕などなかったとしても笑顔でいるということは、それだけで大変なエネルギーを要しますので、簡単にできることではありません。

3-2. 弱っているのを悟られたくない

誰にでも、落ち込む時や気分が浮かないなど気持ちが弱ってしまうことはあるものです。

いつもニコニコしている人は、そのような弱っているところを他人に悟られたくないという心理が働いている場合があります。

立場上、弱い面を見せたくないということもあるでしょうし、仕事上、強気を演出する必要があったり、平静を保つ必要があるために、敢えて笑顔でいるということです。

笑顔には、他人を明るい気持ちにするだけでなく、自分の気持ちも明るく元気にしてくれるという大きな作用があります。

どんなに打ちひしがれている時でも、ニコニコしていることで、脳が「幸せな状態」と判断するのです。

3-3. 味方を増やしたい

笑顔の効果を知っていて、味方を増やすためにいつもニコニコしている場合があります。

人が集まれば、中には嫌いな人もいるでしょう。

職場など、長期間に渡って人付き合いをすることが必要な環境では、敵は1人でも少なく、味方は1人でもおおいに越したことはありません。

嫌いな人だからといって露骨に嫌な態度をとったりすると、敵が増えることに繋がります。

いつもニコニコしている人は、嫌いな人にも嫌いという感情が伝わらないようにガードしている場合があります。

自分の感情を抑えて振舞えるということは、世渡りには必要なことでもあります。

3-4. 楽観主義

いつでも楽しそうにニコニコしている人の中には、心の底から毎日を楽しんでいる人もいます。

困難な状況に陥っても、なんとかなると前向きにとらえて困難な状況を楽しめるという気持ちに余裕のある人です。

強い心を持っていて、羨ましいと言われることの多い性格です。

これは生まれもった性質ですが、日々の心がけ次第で楽観的な考え方を身に付けることはできます。

過度な楽観主義は却ってトラブルを招いてしまうこともありますが、適度に楽観的な発想をする習慣が身に付けば、いつも素敵な笑顔でいることができるようになります。

4. いつもニコニコしているが怖く見える人の原因

4-1. 笑顔がこわばっている

一見するとニコニコしていても、目が笑っていなかったり、笑顔がこわばっていて、作り笑顔であることが一目瞭然だと、笑顔の裏にはネガティブな感情が隠れているのだろうと勘ぐられてしまい、怖いと思われることがあります。

いつもニコニコしていることを心掛け始めて間もないと、自然な笑顔を作ることができずに、このように不自然だと感じられることがありますが、実際に、常にネガティブな感情を持っていることもあります。

4-2. 手のひらを返したように無表情になる

話をしている時には満面の笑みを浮かべていたのに、一人になったとたんに笑顔が消えて無表情になる人がいます。

これは怖いだけでなく、相手に不快感を与えてしまうこともあります。

ショップに買い物に行った時に、感じ良く笑顔で接客してくれていた店員が、自分が何も買わないと分かった途端に無表情になった。

という経験や、職場でニコニコして人と話していた人が、話が終わって振り返ったとたんに笑顔が消えた。

という場面を目にしたこと はありませんか?このような態度は信用を無くして、好感を下げてしまう原因になります。

4-3. TPOをわきまえない

いつもニコニコしていられることは素晴らしいことですが、TPOをわきまえないと怖い人だと見られてしまいます。

怒られているときなどシリアスな場面でもニコニコしていると、相手は馬鹿にされているように感じることもあります。

又、恐ろしいくらいに空気が読めない人だと思われてしまいます。

5. みんなに好かれるいつもニコニコな人になるコツ

5-1. メイクを変えてみましょう

いつもニコニコしていられるようになるためにはメンタルを変える必要がありますが、残念ながらメンタルは1日や2日で変えることはできず、長期戦になります。

弾みをつける意味でも、外見を変えてみるというのは意外と効果的です。

怒っているわけではないのに、怒っているように見られてしまう人の場合は、女性であれば、メイクを変えて、血色がよく、柔らかい印象にしてみましょう。

目元のメイクを変えるだけでも顔の印象は大きく変わります。

男性は、眉の形をすこし変えるだけでも顔の印象はかなり変わるものです。

不自然にならない程度にナチュラルに仕上げるのがコツです。

5-2. 洋服を変えてみましょう

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いままで着たことのない色の服を着てみましょう。

普段は着ないような色の服を着ると、気持ちもリフレッシュして、新しい自分になったような心境になります。

似合わないと思って着ない色というのは結構あるものです。

でも多くの場合は、ただの思い込みで、本人が考えているよりも似合う色のバリエーションは多いものです。

そういう時には、客観的な目で似合う色を見つけてもらうのが良いでしょう。

今までダークカラーのスーツしか着ていなかった人が、いきなり明るい色のスーツを買うのはハードルが高いかもしれません。

そういう人は、シャツやインナーの色を変えるなど、新しい色を差し色に取り入れることから始めてみましょう。

5-3. 鏡の前で笑顔の練習をしましょう

企業でも取り入れられているほど、鏡の前で笑顔を作る習慣には大きな効果があります。

笑顔は周囲の人を明るくするだけではなく、自分の気持ちも明るくし、活力がみなぎってくるものです。

鏡で自分の笑顔を見る習慣を身に付けることで、気分が明るくなり、自然といつもニコニコしている人になることができます。

不自然な笑顔にならないように、顔のストレッチをして、表情筋を日頃からほぐしておくと良いでしょう。

ストレッチを毎日続けていると、フェイスラインが引き締まって、小顔になる効果もありますよ。

5-4. 寝る前にはネガティブなことは考えないようにしましょう

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一日の終わりには、ポジティブなことを考えて脳をハッピーな状態にしてから寝るように心がけましょう。

仕事のトラブルや、嫌なことを考えながら布団に入ると、なかなか寝付けなかったりして、眠りの質も悪くなります。

寝る前には全てリセットして、楽しいことを考えながら眠る習慣をつけましょう。

目覚めの気分もスッキリして、一日の始まりを良好な状態で迎えることができます。

ストレスをため込まないということにも繋がりますので、心身ん共に健康な状態で、いつもニコニコしている人になることができるようになります。

5-5. ポジティブな考え方を身に付けましょう

何事にも物事には裏と表があり、考え次第で、ポジティブにもネガティブにも捉えることができるものです。

全く同じ境遇にいても、気持ちの持ち方ひとつで、幸せだと感じたり、不幸だと感じたりします。

例えば、出先でお財布を落としたとします。

ふつうは、なんてツイてないのだと、落胆します。

でも、このような考え方もできます。

きっと生活に困窮している人に拾われたのだろう。

誰かの命を救う手助けになった、と。

又、落とした財布が交番に届けられていたとしたら、人間の暖かさに触れて、心がほっこりすることでしょう。

このように、違った視点から物を見たり、都合の良い解釈をすることでも、ネガティブな事象をポジティブに転じさせることはできます。

5-6. いつもニコニコしている人と一緒に過ごす時間を持ちましょう

笑顔は伝染すると言われています。

笑顔の人と一緒にいたら、自然とこちらまで笑顔になったという経験はありますよね。

いつもニコニコしている人と一緒に過ごす時間が長ければ、それだけ周囲の人も笑顔でいる時間が長くなります。

笑顔が笑顔を呼び、明るいグループが出来上がります。

その中に身を置いていることで、ニコニコしていることが当たり前になり、常に笑顔でいることができる習慣が身に付きます。

最初は意識して作り笑顔でニコニコしていたとしても、いつしか自然な笑顔でニコニコしている自分に気づくことでしょう。

5-7. 頑張った自分へのご褒美を忘れないようにしましょう

いつもニコニコしているように心がけ、実践するのは、言葉でいうほど容易いことではなく、それなりのエネルギーを必要とします。

それでも、それだけの労力を費やす価値はあります。

いつもニコニコしているようにするためには、日々頑張っている自分を褒めてあげることも大切です。

自分へのご褒美に、休日にはしっかりと体と心を休ませてリフレッシュさせてあげましょう。

温泉に浸かってのんびりするのも良いでしょう。

欲しいものを買いに行くのも良いでしょう。

趣味に没頭するのも良いでしょう。

気分がリフレッシュすれば、新たな活力も生まれてきます。

5-8. 時間に余裕を持って行動をしましょう

時間に余裕がない人というのは、とかくイライラして、ぶっきらぼうで乱暴な態度を取るものです。

時間に余裕がないと、気持ちに余裕が持てず、自分のことを考えるだけでいっぱいになってしまうからです。

いつもニコニコしている人になるためには、相手を気遣えるだけの心の余裕がなくてはいけません。

何事も時間ギリギリにならないように、最低でも10分前には行動できるように心がけましょう。

待ち合わせ時間には早めに着くように行動を起こしていれば、途中で多少のアクシデントが起きても焦らずに対処することができます。

相手が時間に遅れて来たとしても嫌な顔をしないだけの寛大さも必要です。

5-9. 感謝の心を持ちましょう

いつもニコニコしていて、誰からも好感が持たれるような人になるためには、何事にも感謝ができる謙虚な心を持つことが必要です。

何に対しても、心の中で「ありがとう」という習慣を身に付けましょう。

例えば、異動してきた上司が嫌なタイプだったとしても、自分を器の大きな人間に成長させてくれる機会をくれてありがとう。

という気持ちを持つとか、仕事が順調に運んでいる時には、周囲の協力があって上手く回っていると、自分以外の人に対する感謝の気持ちを持つようにしましょう。

謙虚な気持ちが持てるようになれば、笑顔も自然とこぼれるようになり、裏表のない、いつもニコニコしている魅力的な人になることができます。

まとめ

いつもニコニコしていている人には、実は色々な心理が働いています。

笑顔に隠された苦労が垣間見えることがあったら、さりげなく労ってあげましょう。

そうした心遣いができるようになれば、あなたも「誰からも好かれるいつもニコニコしている人に」一歩近づけたことになります。