人の性格は見た目に表れるといいます。
不機嫌そうな顔をしている人は大抵、人生に不満を抱えていて、他者に対して親切ではありません。
また対人トラブルを起こしやすい性格でもあります。
ここでは不機嫌な人の特徴、心理、接し方や対処方法を見ていきましょう。
- いつも不機嫌な人は周りにいませんか?
- まずは不機嫌な人の特徴を知ろう
- 次に逆にいつも機嫌のいい人の特徴を知ろう
- いつも機嫌が悪いのを改善するコツ
- 機嫌の悪い人の接し方や対処方法
- まとめ
1. いつも不機嫌な人は周りにいませんか?
自分が関わっている人の中に、いつも不機嫌な人はいませんか。
自分のイライラを人に八つ当たりしたり、場の雰囲気を乱したりといい印象は持てないことでしょう。
できることならばそのような人とは、関わりを断つのが一番です。
自分の身を守るにはそれ以外の方法はないのです。
とは言っても、同じ職場、家族、家が近所といった事情で関わり続けなければいけないという場合も多いことでしょう。
どうやって対処していくか、一つずつ説明していきますので、最後までお付き合いください。
2. まずは不機嫌な人の特徴を知ろう
いつも不機嫌な人、すぐに不機嫌になる人にはどういった特徴があるか見ていきましょう。
このような特徴がある人は要注意ということになります。
2-1. 自分の思い通りにしたがる
相手の都合はお構いなし、自分の思い通りにことを進めたがる傾向があります。
いわゆる「ワガママ気質」です。
そしてそれに本人は自覚がないから厄介なのです。
大抵の場合「自分は謙虚」「人の為にいつも頑張っている」「自分は立派」と思っています。
もちろん口には出しませんが、そのような自負が根底にありますので自分の思い通りにならないことがあったり、気に入らない人がいると顔に不機嫌さがすぐに表れるのです。
上から目線になりやすい人なので分かりやすいタイプでもあります。
2-2. ストレスが溜まっている、弱っている
不機嫌な人は、見た感じ元気そうでも、心は弱っていたり、虚勢を張って頑張っている場合があります。
ストレスが溜まっていてぎりぎりのところで踏ん張っているといった状態ですので、余裕がなくピリピリした雰囲気を出しています。
また余裕がある人、のんびりしているように見える人に敵意を持ち、攻撃的な口調になることもあります。
顔が無表情、目に元気がない人にそのような傾向があります。
2-3. 自分に素直すぎる、我慢ができない
ちょっと気に入らないこと、嫌なことがあっても社会人であれば我慢をして顔には出さないようにするものです。
またそれができなければ仕事にならないという部分もあるでしょう。
しかし不機嫌な人は自分に素直すぎます。
気に入らないことがあればすぐに顔や態度に出します。
周囲の人にどう思われるかなどと考えることもありません。
つまり、我慢ができない人、感情的になりやすい性格です。
2-4. 被害者意識が強い、相手を悪者にする
不機嫌な人は、被害者意識が強いのです。
自分がこんな目にあったのは相手のせい、自分はかわいそう、何も悪くない、悪いのは全て相手であるといった考え方です。
自分も悪いところがあったのではないかと振り返ってみることはありません。
それが不機嫌な人の特徴です。
2-5. プライドが高く、自分から折れることができない
不機嫌な人は、プライドが高いのです。
自分を不機嫌にさせる相手が悪いと上から目線で考えています。
後から自分の方に非があったとわかっても素直に謝ることはありません。
また謝ったとしても「恥をかかせた」と相手に対して悪感情、恨みを抱きます。
自分から相手に妥協する、折れるということができないのです。
プライドが高くちょっとしたことで腹を立て不機嫌になるので、つき合いづらい性格といえるでしょう。
2-6. 余裕がない、自分のことで精一杯な状態である
不機嫌になって、周りに嫌な空気をまき散らす人がいます。
ですが本人としてはそのようなつもりはない場合もあります。
要するに自分のことだけで精一杯、周りを思いやる余裕がない状態。
普段はいい人なのに、仕事が忙しくなると、とたんに不機嫌になるタイプの人がいます。
それは仕事が忙しくて自分がこなせないからイライラするのです。
ですが、周りにいる人からしたら大迷惑です。
2-7. 自分さえ良ければいい
不機嫌な人は基本的に自分中心な人です。
自分さえ良ければいいという考え方ですので、気に入らないことがあればすぐに不機嫌になってしまうのです。
周りの人のことを思いやることができれば自分が不機嫌になったら雰囲気が悪くなる、怖がらせてしまう、嫌な思いをさせてしまうとわかるはずです。
人のことを思いやるという概念自体がない、そういうタイプだといえるでしょう。
2-8. 現状に不満がある
自分の現状に不満がある場合、人は不機嫌になります。
例えば、金銭的に余裕がないとイライラしやすくなりますし、常に不機嫌です。
なぜならお金がないと自分の欲求を満たせないからです。
これまではほがらかな人だったのに、お金を自由に使えなくなった、生活苦になることで性格が変わってしまうこともあります。
または仕事などで思うような成果を上げることができなかったり、人事異動などで不満がある時なども不機嫌になり、それは持続します。
2-9. 愛情不足
愛情が足りていない人は不機嫌です。
愛されていなくても、自分が誰か、何かを愛することができる人は不機嫌にはなりません。
しかし、愛されず、また自分も愛せないという場合は不機嫌になります。
何も面白いことはない、また人の幸せが妬ましい、そのような心境になるのです。
恋人と上手くいっていない、結婚生活や家庭生活に不満があるという人は普段から不機嫌なことが多いのです。
2-10. 人を支配しようとする
不機嫌な人は、人を支配しようとする性質があります。
しかし、誰でも思い通りになるわけではなく、支配できないことの方が多いでしょう。
そもそも人の心を縛ることはできません。
ですから、自分の欲求が充たされないことで不機嫌になるのです。
3. 次に逆にいつも機嫌のいい人の特徴を知ろう
不機嫌な人がいる反面、いつも機嫌がいい、楽しそう、幸せそうな人もいます。
いつも機嫌がいい人の特徴はどのようなものがあるかまとめてみました。
3-1. 現状に満足している
自分の現状に対して、いいことも、悪いことも「満足」して受け入れています。
満足していればイライラする必要はありませんし、機嫌良く過ごせるのです。
3-2. 仕事が好き、自信がある
起きている時間のうち、大半の時間は仕事をしているものです。
その仕事が好きで、一生懸命こなしている、また仕事において自信があるという人は機嫌がいいものです。
仕事は生活費を稼ぐ為だけのものではありません。
生き方、自分自身を表すものでもあるのです。
その仕事が胸を張っていられる、自信があるというのはとても大事なことなのです。
3-3. 身の丈にあった生活をしている
必要以上に無理をせず、自分の収入に見合った生活を送っています。
背伸びをする必要もなく、自然体で毎日を過ごしているのでリラックスできています。
周りに張り合って無理をしたり、見栄を張るのはストレスが溜まったり、空しくなるだけです。
本来の自分を大切にして生きていれば機嫌よく過ごせるのです。
3-4. 感謝の気持ちを常に持っている
今の自分があるのは、周りの人のおかげと、常に感謝の気持ちを持っています。
感謝の気持ちがあれば、不満を持つことはありません。
機嫌がいい人は素直に「ありがとう」が言える人なのです。
3-5. 愛し愛されている
誰かを心から愛して、また愛されている人は幸せです。
幸せであれば他人に対しても寛大になれますし、ちょっと嫌なことがあっても大して気にならないのです。
愛し合っているという事実は自信をつけ、余裕を生みます。
自信と余裕があれば不機嫌になることはありません。
3-6. 経済的に困っていない
機嫌がいい人は、お金持ちではなくても、生活に困らない程度の収入はあります。
生きていくにはお金は必要です。
その必要なお金が足りないとどうしてもイライラしたり、不安になったりとネガティブになりやすいのです。
生活に心配がなければ安心して過ごすことができますし、機嫌も悪くはなりません。
3-7. 時間に追われていない
仕事が忙しい、仕事が終わらないとなりますと、睡眠時間や自分の休日を削ってでも仕事をしなければならない状態になります。
そのような状態が一日、二日程度で終わるならば「きつかった」ぐらいで済むのですが、連日続いたり、それが当たり前の状態になっていますと、やはり余裕がなくなりイライラ、不機嫌になります。
いつも機嫌がいい人は適度な忙しさで、スケジュール管理がしっかりできているのです。
忙しくても時間に追われたり、私生活を犠牲にするようなことはありません。
3-8. 必要以上に頑張らない、無理をしない
全てのことにおいてそうですが、必要以上に頑張りすぎない、無理をしていません。
見栄を張ることもなく、自然体です。
できないことは素直に「自分にはできません」と言える人です。
自分を「できる人」に見せようとつい頑張りすぎてしまう人はやはり無理をしていることになりますので不機嫌になりやすいのです。
無理をしない、自分を過信しないというのが機嫌がいい人の特徴でしょう。
4. いつも機嫌が悪いのを改善するコツ
気がついたらついイライラして機嫌が悪くなってしまう、いつも機嫌が悪くて自分が嫌になる時がある。
そのように自覚があるならば、改善した方がいいでしょう。
いつも機嫌が悪いのを改善するコツを見ていきましょう。
4-1. 高望みをしない
自分の限界を素直に認めることは必要です。
今あること、今できることに合わせて行動をとるべきです。
上を目指すのは素晴らしいことですが、実力以上のことを望むのは高望みで、無理があります。
少しずつ上を目指していけばいいのだと考え直して、今の自分を肯定してあげましょう。
4-2. 人と自分を比べない、むやみやたらに批判しない
不機嫌な人は、人と比べたがる傾向があります。
人と比較して自分は上、下と格付けをしたがる癖はありませんか。
また人のことを批判的な目で見ることもないでしょうか。
そのような接し方をしていれば人間関係では常にイライラして不機嫌になることでしょう。
まず人と比べないこと、そして人のことを批判しないことです。
自分は自分と意識を自分の中に集めて、人のことを気にしすぎないようにすることです。
4-3. 原因を特定し、前向きに改善する
なぜ不機嫌になっているのかを、原因を特定することです。
どういう状態の時に不機嫌になるか、自分なりのパターンを把握しておけばいいのです。
パターンがわかれば前向きに改善することに取り組みましょう。
仕事が忙しかったら不機嫌になるならば、どうやったら忙しくなるのを回避できるか、自分のスキルを上げるには何をしたらいいか、など考えることは沢山出てくるはずです。
5. 機嫌の悪い人の接し方や対処方法
人間関係において、機嫌の悪い人と接するのは一番気が重いことかもしれません。
しかし、機嫌が悪い人と接しなければならない場面は生活をしていればありますので、ここではどのように接するか、また対処する方法をまとめて紹介します。
5-1. 近づかない
機嫌が悪い人には基本的には近づかないことです。
普段からすぐに不機嫌になる人とは距離をとるようにしておいた方が賢明です。
5-2. こちらから話しかけない
機嫌が悪い人には、こちらから話しかけないようにしましょう。
人にもよりますが、話しかけないで欲しいと思っていることが多いですし、構って欲しいタイプの人ならば話しかけたら、ここぞとばかりに標的にされてしまうでしょう。
話しかけるだけ損をするので、なるべくこちらからは話しかけないのがベストです。
5-3. 目を合わせないようにする
機嫌が悪い人とは目を合わせないようにしておきましょう。
目が合うことで話しかけるきっかけを相手に与えてしまいますし、大体そのような時は批判的なことを言い始めるものです。
5-4. 笑顔で対応しつつ、意思表示はあいまいにしておく
機嫌が悪い人につかまり、会話をしなくてはならない状態になったら、諦めるしかありません。
その時は笑顔で対応するようにしましょう。
しかし意思表示ははっきりせずあいまいに誤魔化しておく方が無難です。
「わかりません」「どうでしょうか」「そうなんですね」などと会話をやり過ごすようにしましょう。
意思表示をはっきりしてしまいますと、相手の気に入らないことだったらますます機嫌が悪くなってしまうからです。
5-5. 言いたいことは最後まで言わせておく
機嫌が悪い人の言い分には逆らわずに、言いたいことは最後まで言わせておくようにしましょう。
言いたいだけ言えばすっきりして多少は機嫌が治る可能性もあります。
5-6. あまりにも理不尽な時には冷たく対応する
明らかに間違っている、理不尽なことを言われた時に関しては、我慢しない方がいい場合もあります。
これ以上付け上がらせてはいけない!そう思う時に限り、冷たく対応するようにしましょう。
つまり、もうこれ以上はつき合いきれない、関係性を切ってもいいという覚悟がある時です。
5-7. 基本的に放置しておく
機嫌が悪い人のことは、基本的には放置しておいた方がいいでしょう。
中には構って欲しくて不機嫌な態度を見せる人もいますが、それは幼い性格を持っていますので、関わればさらに面倒なことになるでしょう。
不機嫌になっても「ちやほやしないよ」とわからせることも必要です。
また悩みごとがあるならば「相談に乗って欲しい」と素直に言うべきなのです。
不機嫌な態度を見せて「察しろ」と言うのは自分勝手すぎます。
相手にもよりますが、友人、家族といった近い関係性の時は構わずに放置でいいでしょう。
5-8. 自分と相手は無関係であると言い聞かせる
相手が機嫌が悪いと、自分が悪いのかなという気になるものです。
しかしそれは相手からの罠。
相手が機嫌が悪いのは相手が自分の感情をコントロールできていないだけなのです。
自分と相手の不機嫌は無関係であると言い聞かせて自分のメンタルがやられないようにしましょう。
5-9. 大変な思いをしているのだと同情する
機嫌が悪い人は、何か大変な苦労、思いをしているのだと同情するようにしましょう。
自分には想像もできない大変なことがあるのかもしれない、そう思うことで、自分も相手に対して嫌な感情を持たなくてすみます。
5-10. 正論で指摘はしない
機嫌の悪い人は、冷静な状態ではないでしょう。
感情的になっている場合がほとんどですので、正論で指摘はしないようにしましょう。
機嫌が回復して話し合える状態に戻るまでは、意見を言わない方がいいでしょう。
正論で言い負かすと、逆に恨まれるだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
周りに存在する不機嫌な人の気持ちが少しは想像できたでしょうか。
一日は24時間、これは誰にでも平等に与えられている時間です。
その時間の中で不機嫌に過ごす時間が長いということは、楽しい、幸せと思う時間がその分減っているということになります。
同じ時間を過ごすならば気分良く過ごせた方がいいのではないでしょうか。
機嫌の悪い人を反面教師にして自分は機嫌良く過ごせるように気持ちを持っていくようにしましょう。
人の性格は見た目に表れるといいます。
不機嫌そうな顔をしている人は大抵、人生に不満を抱えていて、他者に対して親切ではありません。
また対人トラブルを起こしやすい性格でもあります。
ここでは不機嫌な人の特徴、心理、接し方や対処方法を見ていきましょう。
1. いつも不機嫌な人は周りにいませんか?
自分が関わっている人の中に、いつも不機嫌な人はいませんか。
自分のイライラを人に八つ当たりしたり、場の雰囲気を乱したりといい印象は持てないことでしょう。
できることならばそのような人とは、関わりを断つのが一番です。
自分の身を守るにはそれ以外の方法はないのです。
とは言っても、同じ職場、家族、家が近所といった事情で関わり続けなければいけないという場合も多いことでしょう。
どうやって対処していくか、一つずつ説明していきますので、最後までお付き合いください。
2. まずは不機嫌な人の特徴を知ろう
いつも不機嫌な人、すぐに不機嫌になる人にはどういった特徴があるか見ていきましょう。
このような特徴がある人は要注意ということになります。
2-1. 自分の思い通りにしたがる
相手の都合はお構いなし、自分の思い通りにことを進めたがる傾向があります。
いわゆる「ワガママ気質」です。
そしてそれに本人は自覚がないから厄介なのです。
大抵の場合「自分は謙虚」「人の為にいつも頑張っている」「自分は立派」と思っています。
もちろん口には出しませんが、そのような自負が根底にありますので自分の思い通りにならないことがあったり、気に入らない人がいると顔に不機嫌さがすぐに表れるのです。
上から目線になりやすい人なので分かりやすいタイプでもあります。
2-2. ストレスが溜まっている、弱っている
不機嫌な人は、見た感じ元気そうでも、心は弱っていたり、虚勢を張って頑張っている場合があります。
ストレスが溜まっていてぎりぎりのところで踏ん張っているといった状態ですので、余裕がなくピリピリした雰囲気を出しています。
また余裕がある人、のんびりしているように見える人に敵意を持ち、攻撃的な口調になることもあります。
顔が無表情、目に元気がない人にそのような傾向があります。
2-3. 自分に素直すぎる、我慢ができない
ちょっと気に入らないこと、嫌なことがあっても社会人であれば我慢をして顔には出さないようにするものです。
またそれができなければ仕事にならないという部分もあるでしょう。
しかし不機嫌な人は自分に素直すぎます。
気に入らないことがあればすぐに顔や態度に出します。
周囲の人にどう思われるかなどと考えることもありません。
つまり、我慢ができない人、感情的になりやすい性格です。
2-4. 被害者意識が強い、相手を悪者にする
不機嫌な人は、被害者意識が強いのです。
自分がこんな目にあったのは相手のせい、自分はかわいそう、何も悪くない、悪いのは全て相手であるといった考え方です。
自分も悪いところがあったのではないかと振り返ってみることはありません。
それが不機嫌な人の特徴です。
2-5. プライドが高く、自分から折れることができない
不機嫌な人は、プライドが高いのです。
自分を不機嫌にさせる相手が悪いと上から目線で考えています。
後から自分の方に非があったとわかっても素直に謝ることはありません。
また謝ったとしても「恥をかかせた」と相手に対して悪感情、恨みを抱きます。
自分から相手に妥協する、折れるということができないのです。
プライドが高くちょっとしたことで腹を立て不機嫌になるので、つき合いづらい性格といえるでしょう。
2-6. 余裕がない、自分のことで精一杯な状態である
不機嫌になって、周りに嫌な空気をまき散らす人がいます。
ですが本人としてはそのようなつもりはない場合もあります。
要するに自分のことだけで精一杯、周りを思いやる余裕がない状態。
普段はいい人なのに、仕事が忙しくなると、とたんに不機嫌になるタイプの人がいます。
それは仕事が忙しくて自分がこなせないからイライラするのです。
ですが、周りにいる人からしたら大迷惑です。
2-7. 自分さえ良ければいい
不機嫌な人は基本的に自分中心な人です。
自分さえ良ければいいという考え方ですので、気に入らないことがあればすぐに不機嫌になってしまうのです。
周りの人のことを思いやることができれば自分が不機嫌になったら雰囲気が悪くなる、怖がらせてしまう、嫌な思いをさせてしまうとわかるはずです。
人のことを思いやるという概念自体がない、そういうタイプだといえるでしょう。
2-8. 現状に不満がある
自分の現状に不満がある場合、人は不機嫌になります。
例えば、金銭的に余裕がないとイライラしやすくなりますし、常に不機嫌です。
なぜならお金がないと自分の欲求を満たせないからです。
これまではほがらかな人だったのに、お金を自由に使えなくなった、生活苦になることで性格が変わってしまうこともあります。
または仕事などで思うような成果を上げることができなかったり、人事異動などで不満がある時なども不機嫌になり、それは持続します。
2-9. 愛情不足
愛情が足りていない人は不機嫌です。
愛されていなくても、自分が誰か、何かを愛することができる人は不機嫌にはなりません。
しかし、愛されず、また自分も愛せないという場合は不機嫌になります。
何も面白いことはない、また人の幸せが妬ましい、そのような心境になるのです。
恋人と上手くいっていない、結婚生活や家庭生活に不満があるという人は普段から不機嫌なことが多いのです。
2-10. 人を支配しようとする
不機嫌な人は、人を支配しようとする性質があります。
しかし、誰でも思い通りになるわけではなく、支配できないことの方が多いでしょう。
そもそも人の心を縛ることはできません。
ですから、自分の欲求が充たされないことで不機嫌になるのです。
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