あなたは普段から人と接する時、どのような言葉遣いをしているでしょうか。
基本的に誰とでも敬語(丁寧語)で話す人もいれば、わりと誰でもとフレンドリーにタメグチの人もいます。
それぞれの性格によっても違うとは思いますが、違和感を覚えるのは急に「変化」する時ではないでしょうか。
それまで敬語だったのに急にタメグチになったり、タメグチだったのが敬語になったりという場合です。
どのような心理があるのかまとめてみました。
- 急にタメグチから敬語に変わった経験ありませんか?
- タメグチから敬語に変わる心理(基本)
- 敬語とタメグチが混ざる理由
- 元彼や元カノがタメグチから敬語に変わる理由
- 後輩がタメグチから敬語に変わった理由
- まとめ
1. 急にタメグチから敬語に変わった経験ありませんか?

人付き合いにおいて、急にタメグチだった人が敬語になったことはないでしょうか。
昨日まではフレンドリーだったのに、何だかよそよそしい、わざとらしさを感じてしまいます。
このような時は相手に何らかの「心境の変化」が起こったと見ていいでしょう。
あなたに対して、良い印象を持った場合と、悪い印象を持った場合とどちらの可能性もあります。
それは観察していけば大体どちらの印象を持ち始めたのかわかります。
それではタメグチから敬語に変わる心理を見ていきましょう。
2. タメグチから敬語に変わる心理(基本)

相手がタメグチから敬語に変わる心理は基本的に以下のような理由が考えられます。
自分と相手の関係性を振り返ってみてどれに当てはまるのか判断してみるといいでしょう。
2-1. 距離を置きたい、よそよそしく接したい

何らかの理由により、あなたと距離を置きたい、もしくはフレンドリーに接するのではなく今後はよそよそしく接したいと思ったことが考えられます。
あなたと仲良くすることで自分自身に不利益がある、仲間だと思われると困るといった事情ができたのだと推測できます。
このようなことは職場、学校、ママ友関係などあらゆる場所で起こります。
通常タメグチで話せる間柄というのは「打ち解けている」「仲がいい」と思われます。
敬語になるということは、そうは思われたくないという思いがあるのでしょう。
もしくはこれ以上、関係性や距離を近づかせたくないという心理です。
このような場合は無理に仲良くしようと思うのではなく、相手の距離感に合わせてあげる方が負担をかけず、また自分もこれ以上、傷つかずにすむでしょう。
2-2. 尊敬することがあった

これまで、タメグチだったのにきゅうに敬語になる心理に、あなたのことを見下していた、下だと思っていたけれど、実は実力者だったと相手が認めた場合もあります。
尊敬しなくてはいけない相手なのだと認識したのでこれまでのタメグチやフレンドリーな態度を改めているのです。
例えば、年上だと気が付かなかった、自分より能力が下だと思っていたということは仕事上でも、よくあります。
実は年上であり、自分よりスキル、経験が優れていたとわかり、自分の態度を反省し、敬語になるということはあります。
2-3. 周りから「失礼」だと指摘を受けた

自分ではフレンドリーに接しているつもりだっただけでも、周囲から敬語を使わないことに「失礼」「常識をわきまえていない」と指摘を受けた場合です。
悪気なくタメグチになっていただけであり、敬語を使わないことが悪いとは思っていなかった場合に起こりやすいですが、注意を受けることによって、この人間関係においては今後は「敬語がスタンダード」なのだと理解したのです。
3. 敬語とタメグチが混ざる理由

敬語とタメグチが混ざる人は案外多いものです。
敬語が使えているのですから、全部敬語で話すこともできるはずです。
ではどうして敬語とタメグチを混ぜるのでしょうか。
それには以下のような理由があるのです。
3-1. あなたとの距離感をつかめていない

人によって、敬語を使われると「堅苦しい」「距離を置かれているような気がする」と感じて嫌う人もいます。
中には、敬語は「嫌いな人に使うもの」という極端な考え方の人もいます。
また逆に「基本的には丁寧語、敬語で話したい、友達ではないのだからタメグチは止めてほしい」と考える人もいます。
これは本当に人によって考え方が分かれるところですから、難しいものです。
最初から「敬語なんてよそよそしいから、やめてね」と宣言してくれればわかりやすいのですが言われなければ、時間をかけて相手の様子から判断するしかありません。
そのため、敬語とタメグチが混ざるという話し方になってしまうのです。
それは「敬語を使えないわけではない」というアピールでもあり「でも早く打ち解けたいと思っています」という意思表示でもあるからです。
距離感を掴めてこの人は「敬語しかダメみたい」「タメグチでも大丈夫なようだ」と判断できるまでは続くでしょう。
3-2. 上手いこと使い分けようとしている

職場の人、年上の人、立場的に上の人と接する時、仕事、お願いごとの時は「敬語」でなければならないと思っているのです。
しかし雑談などはタメグチで楽しみたい、仲良くしたいと思っています。
要するに本人的には公私の区別をつけているつもりなのかもしれません。
よくいるのが、お願いごとをする時だけは「お願いします」と丁寧になるけれど、それ以外の時は態度が横柄といタイプです。
敬語とタメグチが混ざる人もそれと似たようなもので、状況に応じて上手く使い分けしようとしているのでしょう。
3-3. 最初は遠慮があるが、慣れるとタメグチになる

少し人見知りというか、相手の出方を探るようなタイプの人は、最初は遠慮がちに敬語で話します。
しかし、慣れてきたり、相手が話しやすい相手だとわかると急にタメグチに変わることがあります。
これは相手によって接し方を変えていますので、いい意味で言えば「空気を読める人」悪い意味で言えば「相手によって態度を変える人」ともいえるでしょう。
4. 元彼や元カノがタメグチから敬語に変わる理由

かつて交際していた相手と、顔を合わせたら以前のような話し方ではなく敬語だったということがあります。
もう恋人同士ではないのだと実感させられる瞬間でもあります。
元彼や元カノがタメグチから敬語に変わる理由を見ていきましょう。
4-1. あなたから距離を置きたい

恋人と別れた後でも顔を合わせれば、友達のように話ぐらいはできるという人もいます。
お互いに新しい恋人ができていれば未練もありませんし、何てことはないとサバサバしていられるのかもしれません。
しかし、タメグチから敬語に変わる人はそうではないタイプといえるでしょう。
もしかしたらまだ未練がある可能性もあります。
タメグチで話せば距離が近く感じられいつまでも引きずってしまいそうです。
そこで、距離を置くためにあえて敬語でよそよそしくするのです。
4-2. 親しい関係ではないと線引きしたい

別れた恋人といつまでもタメグチで話していては、周りからは「復縁するのだろうか」などと思われたりもします。
もう自分の中では終わった相手であり、親しくするつもりもないという気持ちを敬語という形で表しています。
タメグチは仲がいい人、敬語は親しくはない人という線引きで分けているのです。
4-3. 他人だと思っている

別れた相手とは、友達になれるわけもないですし、要するに他人。
そういう風に思う人もいます。
特に別れ方がひどい場合(浮気や迷惑をかけられるなど)は相手の顔も見たくないと思うこともあります。
もう自分とは他人と完全に割り切っている(割り切りたい)という思いがありますので、敬語で話すのです。
4-4. もう関わりたくないから

別れた相手と再会してタメグチで話すと、相手に「まだ気がある」とか「仲良くする気がある」と思われてしまうかもしれないと警戒しています。
もう深く関わるつもりはない、関わりたくないとう気持ちから態度は固くなり、言葉は敬語になります。
5. 後輩がタメグチから敬語に変わった理由

後輩がこれまでフレンドリーにタメグチだったのに、なぜか敬語で話すように変わった場合です。
これは何らかの心境変化が相手にあったとみていいでしょう。
考えられる理由は以下の理由です。
5-1. 誰かに注意された

先輩に対してのタメグチを、誰かに「いくら仲が良くても礼儀がなっていない」と注意を受けた可能性があります。
それまで悪気がなく使っていたとはいえ、良くないのだと気がつき自分の言葉遣いを改めたのです。
5-2. 先輩に対して、失礼だと気が付いた

自分が後輩からタメグチを使われてムカッときたという場合もあります。
後輩から先輩として敬われていない、見下されている感すらあるという時に自分が先輩に対してこれまで失礼なことをしていたのだと気が付くパターンです。
自分が経験して初めて相手の気持ちがわかり、敬語を使うようにしようと改めるのです。
5-3. 先輩と距離を置きたい

これまで仲良くしていた先輩に対して、不満があったり、これ以上仲良くしたくないという気持ちになることもあります。
仲がいいからこそ言いにくい状態になることもあります。
つきあい方に線引きをしたい、少し距離をとりたいという時に敬語でよそよそしさを自然と出しているのです。
5-4. 何かお願いごとをしようと思っている

いつもはタメグチなのに、急に改まったように敬語を使う時があります。
それは「あなたは先輩、自分は後輩」という立場を全面的にアピールする目的です。
つまり、先輩に対して何かしてもらいたいことがある、頼りたいという時だけ敬語になって頼ろうとしてくるのです。
この手のタイプの後輩はどこか憎めず可愛くもあるのですが、要領がいいのでちょっぴり注意が必要でしょう。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
タメグチから敬語、敬語からタメグチとこれまでの話し方が急に変わることで、相手との関係性には何らかの変化が起こっていると考えられます。
また、以前は親しくしていたけれど数年ほど会っていなかった人に再会した時は相手の様子、調子が掴めなくてつい敬語混じりになってしまうこともあります。
そのような場合はお互いが相手への気持ちに変化はないとわかればすぐに打ち解けてタメグチで話せるようになります。
仕事の場においても敬語を徹底する人もいれば、タメグチでフレンドリーにやりたいという人もいますから、それぞれの性格を見極めて使い分けていくようにした方がいいでしょう。
あなたは普段から人と接する時、どのような言葉遣いをしているでしょうか。
基本的に誰とでも敬語(丁寧語)で話す人もいれば、わりと誰でもとフレンドリーにタメグチの人もいます。
それぞれの性格によっても違うとは思いますが、違和感を覚えるのは急に「変化」する時ではないでしょうか。
それまで敬語だったのに急にタメグチになったり、タメグチだったのが敬語になったりという場合です。
どのような心理があるのかまとめてみました。
1. 急にタメグチから敬語に変わった経験ありませんか?

人付き合いにおいて、急にタメグチだった人が敬語になったことはないでしょうか。
昨日まではフレンドリーだったのに、何だかよそよそしい、わざとらしさを感じてしまいます。
このような時は相手に何らかの「心境の変化」が起こったと見ていいでしょう。
あなたに対して、良い印象を持った場合と、悪い印象を持った場合とどちらの可能性もあります。
それは観察していけば大体どちらの印象を持ち始めたのかわかります。
それではタメグチから敬語に変わる心理を見ていきましょう。
2. タメグチから敬語に変わる心理(基本)

相手がタメグチから敬語に変わる心理は基本的に以下のような理由が考えられます。
自分と相手の関係性を振り返ってみてどれに当てはまるのか判断してみるといいでしょう。
2-1. 距離を置きたい、よそよそしく接したい

何らかの理由により、あなたと距離を置きたい、もしくはフレンドリーに接するのではなく今後はよそよそしく接したいと思ったことが考えられます。
あなたと仲良くすることで自分自身に不利益がある、仲間だと思われると困るといった事情ができたのだと推測できます。
このようなことは職場、学校、ママ友関係などあらゆる場所で起こります。
通常タメグチで話せる間柄というのは「打ち解けている」「仲がいい」と思われます。
敬語になるということは、そうは思われたくないという思いがあるのでしょう。
もしくはこれ以上、関係性や距離を近づかせたくないという心理です。
このような場合は無理に仲良くしようと思うのではなく、相手の距離感に合わせてあげる方が負担をかけず、また自分もこれ以上、傷つかずにすむでしょう。
2-2. 尊敬することがあった

これまで、タメグチだったのにきゅうに敬語になる心理に、あなたのことを見下していた、下だと思っていたけれど、実は実力者だったと相手が認めた場合もあります。
尊敬しなくてはいけない相手なのだと認識したのでこれまでのタメグチやフレンドリーな態度を改めているのです。
例えば、年上だと気が付かなかった、自分より能力が下だと思っていたということは仕事上でも、よくあります。
実は年上であり、自分よりスキル、経験が優れていたとわかり、自分の態度を反省し、敬語になるということはあります。
2-3. 周りから「失礼」だと指摘を受けた

自分ではフレンドリーに接しているつもりだっただけでも、周囲から敬語を使わないことに「失礼」「常識をわきまえていない」と指摘を受けた場合です。
悪気なくタメグチになっていただけであり、敬語を使わないことが悪いとは思っていなかった場合に起こりやすいですが、注意を受けることによって、この人間関係においては今後は「敬語がスタンダード」なのだと理解したのです。
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