「オープンな性格」というと、自由奔放で明るいイメージがします。
元々日本人には少なく欧米の人に多い性格と言われていますが、最近では若い人が海外に出かける機会も多くなり、その影響でオープンな考え方をする人も増えています。
オープンな性格の人の特徴やメリット・デメリットを知り、上手にお付き合いしていきましょう。
- オープンな性格とは?
- オープンな性格の特徴
- オープンな性格の言い換えや類語
- オープンな性格の恋愛傾向
- オープンな性格の人の心理
- オープンな性格の長所
- オープンな性格の短所
- まとめ
1. オープンな性格とは?
オープンな性格とは、誰に対しても同じ態度で自分を隠さずに付き合う性格のことです。
オープンはそのまま日本語にすると「開けっぴろげ」という意味になりますが、性格を表現する時には「裏表のない」という意味が強くなります。
その他にも誰とでもすぐに打ち解けられたり、交友関係が幅広いなどコミュニケーション能力が高い人のことを表すこともあります。
基本的にはその人の人となりから周囲により判断されるもので、「自分はオープンな性格だから」と言う人はあまりあてはまらないことが多いです。
2. オープンな性格の特徴
一緒にいて何となく感じる、オープンな人の性格的な特徴は以下の通りです。
2-1. ポジティブな性格である
オープンな人は、最初からありのままの自分を見せて、他人からどう思われるかということについては気にしていません。
もしも笑われたら「その場が明るくなって良かった」と思い、嫌われたら「無理して付き合うのはお互いの為に良くない」と思うのです。
つまり、困難に遭遇しても自分を取り繕うことなく結果オーライで考えて行動する、極めてポジティブな性格なのです。
2-2. 大胆な性格である
最初から自分を良く見せようと思うと、ものごとに挑戦する時に無難な方法を考えます。
オープンな性格の人は、不器用でも自分なりに一生懸命ものごとに立ち向かおうとします。
途中で間違いやミスに気付いたら、素直に認めて軌道修正をしたり、時には仕切り直しをすることもいとわないのです。
本人は正々堂々とチャレンジしているつもりで、周囲から見ればかなり大胆な性格に見えます。
2-3. プライベートを隠さない性格である
オープンな人は、表裏がないだけではなく、オンとオフの区別もありません。
自分のプライベートなことでも必要とあれば人に話して構わないと思っています。
かと言って節操がない訳ではなく、言うべきこととそうでないことをきちんとわきまえています。
自分のプライベートに関しては口が軽いのですが、人のプライベートや秘密に関しては口が堅い人が多くなります。
よく喋る人なのでもしかしたらスキャンダルを入手できるかなと近づく人も多いのですが、自分のこと以外はうまくごまかされてしまいます。
きちんと理性が働いているので、それを言うことで相手がリラックスしたり、雰囲気が良くなることを考えての行動だからです。
2-4. マメな性格である
オープンな人は、なるべく多く交友関係を広げたいと思っているので、仲良くなるとマメに連絡をしてきます。
性格が合う・合わないは別として、取りあえず繋がっておこうと思い、LINEをしたり飲み会に誘って来たりします。
自分が幹事になって人を集めるのも好きな方で、イベントなどがあると人脈をフルに活用して便利に、お得に企画運営をしてくれます。
そのマメさに魅かれて次第に人が集まってくる様になり、サークルの様に活動していきます。
人づきあいが苦手な人にとっては、最初からかなりしつこくアプローチしてくるので迷惑に感じることもあるのですが、長く付き合うことで恩恵にあやかることができるので、友だちリストから外せません。
2-5. ムードメーカーである
オープンな人は、自分が感情を表すことで周囲にどの様な影響を与えるかを知っています。
楽しい時には存分に楽しそうに振る舞い、困難に突き当たって落ち込んでいる時や悩んでいる時にも、口では「困ったな」と言いながら笑顔で行動することが多いのです。
これは自分が深刻な表情をしていると周囲が不安に感じるので、あえて明るくふるまっているのです。
それにより周囲がリラックスすると、良い解決案が浮かんだり、スムーズに行動できる様になると考えています。
2-6. 押しが強い性格
オープンな人は、ありのままの自分を見せて行動することを恐れていません。
その為に自分に自信があり、堂々と行動ができるのです。
ビジネスではかなり押しが強い面を見せて、交渉を有利に運びます。
自分を取り繕っている人は、手の内を明かさない様にして駆け引きをしようと思うので、それだけ態度も慎重になります。
これに対してオープンな人は最初から条件を明確にして、グイグイと迫ってくるのです。
何も隠すものがないと思うと強気の態度を貫くことができ、目標に向かってまっしぐらに進むことができます。
その結果、相手に安心感を与えてビジネスを成功させることができるのです。
2-7. マイペースな性格
日頃から自分の考えを隠さないことで、マイペースな行動が目立ちます。
集団行動をしていても「あれがしたい」「これはしたくない」と言えば、他の人達はそれほど自己主張しないので「いいよ」と言ってくれるものです。
言ったもの勝ちのマイペースな行動ですが、空気が読めない訳ではありません。
自分の意見が通った時には、他の人のこともちゃんと考えて行動できます。
マイペースというと天然でおっとりとした人を意味することが多いのですが、オープンな性格の人のマイペースはかなりエネルギッシュなのです。
2-8. 人との距離感が分かる性格
オープンな人は、決して鈍感な性格ではありません。
初対面でも自分からアプローチしていきますが、相手から明らかに拒否されれば、スッと引きます。
相手が自分に対して好意的かそうでないかを敏感に察知しますので、一度きっぱりと断ればそれ以上しつこく接してきません。
また、ただ性格がオープンなだけで頑固ではなく、引き際も心得ています。
相手と意見が対立した時には、自分の方からさっさと見切りをつけてその場から逃れてしまいます。
過去に人間関係のトラブルにあった時にちゃんと学んでいるのです。
2-9. 素直に人を褒める性格
会社で自分のライバルや後輩が良い仕事をして上司から褒められたり表彰されると、普通ならば「羨ましい」という気持ちの他に「なんであいつが褒められるんだ、自分の方が一生懸命やっているのに」と妬む気持ちも生まれます。
オープンな人は、ライバルが成功すると素直に喜びます。
「やったな、おめでとう!」と自分のことの様に喜び、「僕もやる気が出たよ」と自分の糧にします。
感情表現も豊かですので、心から祝ってあげようという気持が伝わります。
人は人、自分は自分と思っているので、他人と自分の優劣を比較することはないのです。
3. オープンな性格の言い換えや類語
「オープン」は英語ですが、日本語で同じ様な意味の言葉としては以下のものがあります。
3-1. おおらかな性格
こちらはどちらかというと、細かいことに拘らない意味が強くなります。
自分を表に出すというよりは、相手に対して寛容なことを表します。
3-2. ざっくばらんな性格
こちらはオープンな性格に近くなります。
「心をざっくり割って、ばらりと明かす」という意味からきていて、自分の考えを隠さず話す性格です。
3-3. 気さくな人柄
オープンな性格というよりは、話しかけやすい人柄という意味に使います。
自己表現をするかしないかはあまり関係なく、気取らずに相手を受け入れる性格です。
3-4. 飾らない性格
こちらもオープンな性格に近い意味です。
良いか悪いかは別として、ありのままの自分を人に見せることができる性格です。
4. オープンな性格の恋愛傾向
オープンな性格の人が恋愛をした場合、どの様な傾向になるのでしょうか。
4-1. 浮気はできない
オープンな性格の人は、元来隠し事ができません。
浮気をするとバレバレの態度を取ってしまいます。
ついうっかり口に出してしまうこともあるでしょう。
少しでもバレそうになったり、問い詰められたりするとしどろもどろになるので、すぐに分かってしまいます。
4-2. 公認にしたがる
オープンな性格の人は、やましいことはしたくないという気持が強いので、彼氏や彼女ができるとすぐに友人や家族に報告します。
自分の友人同士の飲み会にも連れて行くし、自宅に招いて家族との食事会をすることもあるでしょう。
しかしだからと言って結婚を前提にしているとは限りません。
相手が男性だとビビったり、女性だと期待したくなるのですが、あくまで公認の関係にしたいだけですので勘違いしない様にしましょう。
4-3. 人前でイチャイチャ
自分の感情を隠さないので、人前でもイチャイチャする可能性があります。
「今時のカップルは」と言われる様な、電車内やカフェでイチャついて周囲から白い目で見られることもあります。
しかし社会常識は持ち合わせていますので、ベタベタしているなと思われるだけで、迷惑行為はしません。
4-4. 元カレ・元カノの話でケンカに
自分の恋愛経験についても「隠す必要はないから」と、話したがります。
元カレ・元カノの話を聞きたくないと思う人も多いので、嫉妬されたり呆れられたりして破局する可能性もあります。
4-5. 喧嘩をしても仲直りが早い
オープンな性格ですので、自分の思ったことをすぐに口に出します。
デートの時にも「好き・嫌い」をはっきり言ったり、相手に対しても強引な態度を取ったりします。
彼氏や彼女がそれに付いて行けずに不機嫌になり、ケンカに発展する場合もあります。
但し、自分ですぐに反省して謝ったり、冷静に話し合うことができるので、仲直りは早くなります。
4-6. 駆け引きが苦手
相手が自分のことをどう思っているのか知りたい、焦らしてもっと自分に引き付けたいと思っても、恋愛の駆け引きが苦手でどうしたら良いか分かりません。
小悪魔的な女性や、好き避け男にはなれないのです。
押しが強いタイプなのですが、ワンパターンの恋愛にハマり易くなります。
4-8. 友達以上恋人未満が多い
誰に対しても態度を変えず、飾らない態度で接するので、異性の友人が多くできます。
しかしその中から特別お気に入りの人を見つけるのが中々できません。
あまりにも本音で付き合ってしまうので、異性として見られることが少なくなってしまうのです。
友達以上恋人未満の異性が多く、相手が自分に一目ぼれをしてくれないと一人の人に絞るのが難しくなります。
5. オープンな性格の人の心理
オープンな人の性格的な特徴は解かりましたが、どの様な心理が働いているのでしょうか。
5-1. 隠す必要がないと思っている
一般的に人は自分を良く見せたいという気持があります。
その為に、自分が不利になる様な事実はなるべく言わない様にしたり、逆に武勇伝があれば脚色したりします。
しかしオープンな性格の人にとっては、普段から隠したいことはないし、そもそも隠す必要はないと思っているのです。
例え自分にとって不利なことであっても、知られて恥ずかしいとは思いません。
その方が毎日自然体で生きられると思っているのです。
5-2. 性善説を信じている
人はお互い腹の探り合いをしているうちは信頼関係は築けません。
自分から心をオープンにして付き合えば、きっと相手に誠意が通じて良い関係を築けると思っています。
こちらの対応次第で相手を変えることができる、そう信じて人と接しているのです。
5-3. 自分を分かって貰いたい
人と付き合っている時に、自分は相手に対して好感を持っているのに、相手に中々理解して貰えないと寂しいと感じるものです。
付き合うからには腹を割って話せる関係になりたい、その為にはまず自分を分かって貰いたいと思っているのです。
相手がどう思おうと、自分はこの様な性格だと伝えようとしています。
6. オープンな性格の長所
オープンな性格の人が得をすることとはどの様な点でしょうか。
6-1. 人に信頼される
自分の思うことをその場で伝え、隠し事をしていないことで、相手からの信頼を得られます。
強みばかりではなく弱い部分まで明らかにするので、相手からは「誠実な人」と思われるのです。
自分に不利な点も知らせることで、相手が自分に親近感を持ってくれることを期待しています。
6-2. ストレスが溜まらない
相手がどう思おうと「自分はこの様な性格だから」と言い切ってしまうと、後は相手の出方次第となります。
こちらから相手に対して余計な気を遣わなくて済むので、ストレスが溜まらずに済むのです。
相手がもし自分のことを気に入らなければ距離を置けばいい訳だし、ご機嫌取りをする必要はありません。
人間関係で神経を使わないのでストレスが溜まらないのです。
6-3. 自分の成長に繋がる
オープンな性格の人は、基本的に正直者です。
相手の言葉も素直に受け入れることができて、理に叶っていると思えば、年下の意見にも耳を傾けます。
人に対して差別をせずに良い部分を取り入れようとするので、成長が早いのです。
分らないことがあったらすぐに質問をする勇気も持っていますので、周囲も協力してあげようと思います。
7. オープンな性格の短所
オープンな性格の人が損をする可能性のある部分とはどの様なものでしょうか。
7-2. 相手によっては傷ついてしまう
オープンな性格の人は、時には人に対して耳痛い意見も言ってしまいます。
もちろん直接的にではなく本人なりに気を遣った言い回しをしますが、中には非常に神経質で言葉の深読みをする性格の人もいます。
その様な相手と話した時に、傷つけてしまうこともあるでしょう。
細かいことを気にする人にとっては、自分の欠点を面と向かって指摘されてしまうと落ち込んでしまい立ち直れなくなってしまうものです。
そうなると、オープンな性格の人の方が何となく悪いイメージになってしまうこともあります。
7-2. ワガママに思われる
日本人は、我慢を美徳と思う習慣があります。
欧米人は我慢をせず、自分の意思表示をすることでよりお互いの理解を深めようとする考え方です。
オープンな性格の人は、イマイチ日本の社会では受け入れられにくいのです。
集団でも一糸乱れない行動を取ることがマナーとして重視される文化ですので、思ったことを述べて相手に理解を求めるという人は浮いてしまいます。
古い考え方をする人にとっては単なるワガママと思われてしまうでしょう。
残念ながら日本の企業にはまだまだその様な人が多く、社風に合わないと孤立してしまう可能性もあります。
7-3. 軽い人間に見られる
言いたいことを言って、誰とでも仲良くしようとする人は、他人から見れば第一印象が「社交的」だと思われるか「ノリが軽い」と思われるかに分かれます。
軽い人間だと思われると、こちらがどんなに正直に接しても心を開いて貰えません。
但しそれは相手がこちらの本当の性格を理解していないだけで、時間がかかりますが解決できます。
まとめ
オープンな性格の人は、グローバルな舞台で活躍できる可能性を持っています。
「イマイチこの会社とは合わないな」と感じたら、転職を考えるのも良いでしょう。
世界中に理解してくれる人は多いので、気にせずに自分らしく生きていきましょう。
「オープンな性格」というと、自由奔放で明るいイメージがします。
元々日本人には少なく欧米の人に多い性格と言われていますが、最近では若い人が海外に出かける機会も多くなり、その影響でオープンな考え方をする人も増えています。
オープンな性格の人の特徴やメリット・デメリットを知り、上手にお付き合いしていきましょう。
1. オープンな性格とは?
オープンな性格とは、誰に対しても同じ態度で自分を隠さずに付き合う性格のことです。
オープンはそのまま日本語にすると「開けっぴろげ」という意味になりますが、性格を表現する時には「裏表のない」という意味が強くなります。
その他にも誰とでもすぐに打ち解けられたり、交友関係が幅広いなどコミュニケーション能力が高い人のことを表すこともあります。
基本的にはその人の人となりから周囲により判断されるもので、「自分はオープンな性格だから」と言う人はあまりあてはまらないことが多いです。
2. オープンな性格の特徴
一緒にいて何となく感じる、オープンな人の性格的な特徴は以下の通りです。
2-1. ポジティブな性格である
オープンな人は、最初からありのままの自分を見せて、他人からどう思われるかということについては気にしていません。
もしも笑われたら「その場が明るくなって良かった」と思い、嫌われたら「無理して付き合うのはお互いの為に良くない」と思うのです。
つまり、困難に遭遇しても自分を取り繕うことなく結果オーライで考えて行動する、極めてポジティブな性格なのです。
2-2. 大胆な性格である
最初から自分を良く見せようと思うと、ものごとに挑戦する時に無難な方法を考えます。
オープンな性格の人は、不器用でも自分なりに一生懸命ものごとに立ち向かおうとします。
途中で間違いやミスに気付いたら、素直に認めて軌道修正をしたり、時には仕切り直しをすることもいとわないのです。
本人は正々堂々とチャレンジしているつもりで、周囲から見ればかなり大胆な性格に見えます。
2-3. プライベートを隠さない性格である
オープンな人は、表裏がないだけではなく、オンとオフの区別もありません。
自分のプライベートなことでも必要とあれば人に話して構わないと思っています。
かと言って節操がない訳ではなく、言うべきこととそうでないことをきちんとわきまえています。
自分のプライベートに関しては口が軽いのですが、人のプライベートや秘密に関しては口が堅い人が多くなります。
よく喋る人なのでもしかしたらスキャンダルを入手できるかなと近づく人も多いのですが、自分のこと以外はうまくごまかされてしまいます。
きちんと理性が働いているので、それを言うことで相手がリラックスしたり、雰囲気が良くなることを考えての行動だからです。
2-4. マメな性格である
オープンな人は、なるべく多く交友関係を広げたいと思っているので、仲良くなるとマメに連絡をしてきます。
性格が合う・合わないは別として、取りあえず繋がっておこうと思い、LINEをしたり飲み会に誘って来たりします。
自分が幹事になって人を集めるのも好きな方で、イベントなどがあると人脈をフルに活用して便利に、お得に企画運営をしてくれます。
そのマメさに魅かれて次第に人が集まってくる様になり、サークルの様に活動していきます。
人づきあいが苦手な人にとっては、最初からかなりしつこくアプローチしてくるので迷惑に感じることもあるのですが、長く付き合うことで恩恵にあやかることができるので、友だちリストから外せません。
2-5. ムードメーカーである
オープンな人は、自分が感情を表すことで周囲にどの様な影響を与えるかを知っています。
楽しい時には存分に楽しそうに振る舞い、困難に突き当たって落ち込んでいる時や悩んでいる時にも、口では「困ったな」と言いながら笑顔で行動することが多いのです。
これは自分が深刻な表情をしていると周囲が不安に感じるので、あえて明るくふるまっているのです。
それにより周囲がリラックスすると、良い解決案が浮かんだり、スムーズに行動できる様になると考えています。
2-6. 押しが強い性格
オープンな人は、ありのままの自分を見せて行動することを恐れていません。
その為に自分に自信があり、堂々と行動ができるのです。
ビジネスではかなり押しが強い面を見せて、交渉を有利に運びます。
自分を取り繕っている人は、手の内を明かさない様にして駆け引きをしようと思うので、それだけ態度も慎重になります。
これに対してオープンな人は最初から条件を明確にして、グイグイと迫ってくるのです。
何も隠すものがないと思うと強気の態度を貫くことができ、目標に向かってまっしぐらに進むことができます。
その結果、相手に安心感を与えてビジネスを成功させることができるのです。
2-7. マイペースな性格
日頃から自分の考えを隠さないことで、マイペースな行動が目立ちます。
集団行動をしていても「あれがしたい」「これはしたくない」と言えば、他の人達はそれほど自己主張しないので「いいよ」と言ってくれるものです。
言ったもの勝ちのマイペースな行動ですが、空気が読めない訳ではありません。
自分の意見が通った時には、他の人のこともちゃんと考えて行動できます。
マイペースというと天然でおっとりとした人を意味することが多いのですが、オープンな性格の人のマイペースはかなりエネルギッシュなのです。
2-8. 人との距離感が分かる性格
オープンな人は、決して鈍感な性格ではありません。
初対面でも自分からアプローチしていきますが、相手から明らかに拒否されれば、スッと引きます。
相手が自分に対して好意的かそうでないかを敏感に察知しますので、一度きっぱりと断ればそれ以上しつこく接してきません。
また、ただ性格がオープンなだけで頑固ではなく、引き際も心得ています。
相手と意見が対立した時には、自分の方からさっさと見切りをつけてその場から逃れてしまいます。
過去に人間関係のトラブルにあった時にちゃんと学んでいるのです。
2-9. 素直に人を褒める性格
会社で自分のライバルや後輩が良い仕事をして上司から褒められたり表彰されると、普通ならば「羨ましい」という気持ちの他に「なんであいつが褒められるんだ、自分の方が一生懸命やっているのに」と妬む気持ちも生まれます。
オープンな人は、ライバルが成功すると素直に喜びます。
「やったな、おめでとう!」と自分のことの様に喜び、「僕もやる気が出たよ」と自分の糧にします。
感情表現も豊かですので、心から祝ってあげようという気持が伝わります。
人は人、自分は自分と思っているので、他人と自分の優劣を比較することはないのです。
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