キラキラネームとは一般常識とはかけ離れているとされる珍しい名前のことをいいますが、ネット上では「キラキラネーム一覧表」といったものもあり、時間の経過と共にキラキラネームを付けたことを後悔する人もいるようです。
ここではキラキラネームによってどのような場面で後悔しているのか、また心理や、改名する方法などを合わせて紹介していきます。
- キラキラネームを付けた事を後悔する瞬間【親】
- キラキラネームを付けられた事を後悔する瞬間【本人】
- キラキラネームを付ける親の心理
- キラキラネームネームを改名する為の条件
- まとめ
1. キラキラネームを付けた事を後悔する瞬間【親】
実はキラキラネームを付けた親の中には後悔している親も多いのだといいます。
妊娠、出産の時はハイテンションになっていて勢いでつけたけど後になって冷静になってみたら「・・・」というパターンです。
ではキラキラネームを付けたことを後悔する(した)瞬間を見ていきましょう。
1-1. 子供が名前のことでからかわれた、いじめられた時
子供が学校で名前のことで、からかわれたり、いじめられたと知った時に自分のせいでこんなことになったと、後悔することが多いようです。
名前というのは親が付けるもので本人には何も責任がありません。
しかし、親が付けた名前でいじめられたり、苦労することになってしまうのです。
可愛い我が子が辛い目にあっている、その原因が自分の付けた名前だった、その事実を突きつけられた時に後悔します。
1-2. 就職でキラキラネームは敬遠される傾向にあると知った時
就職で、キラキラネームの子は企業側から敬遠される傾向があるとネットで知った時、将来的にしなくてもいい苦労を背負わせたのではないかと後悔します。
実際に就職に不利になったらどうしようと心配にもなります。
1-3. 好きだった芸能人と同じ名前にしたが、好きではなくなった
子供が生まれた時、大好きだった芸能人、流行っていたキャラクターなどから名前を付けた場合です。
その時は大満足だったのですが、時間が経って、その芸能人が好きではなくなったという場合です。
またその芸能人が不祥事などを起こして別な意味で有名になってしまう場合も含みます。
1-4. 誰からも一度で正しい読み方をしてもらえない
ママ友、学校の先生など関わる人から、一度も正しい読み方をしてもらえず、また名前を言っても一度で覚えてもらえない時など、もっとわかりやすい名前にすれば良かったと後悔してしまいます。
1-5. 子供からキラキラネームを付けたことを責められた
子供が成長して、名前のことでいじめられたりはしなくても、コンプレックスに感じることはあるようです。
「どうしてこんな名前にしたんだ」と子供から責められてしまうことも。
人と違う名前、珍しい名前とこだわったことが、逆に子供を苦しめてしまうなんて、自己満足に過ぎなかったのかと後悔します。
1-6. 子供が大人になった時のことを考えていなかった
子供が幼いうちは、その名前でも問題ないと思ったのですが、大人になった時のことを考えていなかったことに気がついた時に後悔してしまいます。
特に社会人となり名刺を持つようになった時に長いカタカナの名前、キャラクターチックな名前、読み方がわからない名前、完全に当て字など、子供が苦労したり、笑われてしまう場面が多くなるかもしれません。
大人になってどういう思いをするか考えることができていなかったのです。
2. キラキラネームを付けられた事を後悔する瞬間【本人】
キラキラネームを付けた親は後悔したとしても自業自得といえますが、100%非がないのが本人である子供です。
赤ちゃんの時に親の都合でつけられたキラキラネームでどうして自分がこんな思いをしなくてはいけないの?!と悲しかったり、怒りを感じたり。
キラキラネームで後悔する瞬間をまとめました。
2-1. 何度も言い直さないといけない、恥ずかしい
学校で、友達や先生から呼ばれる時に正しく読んでもらえることがなく、いつも自分で「●●です」と言い直さないといけません。
「変わった名前だね」と毎回人に言われるし、自分はそんなに目立ちたい性格ではないので恥ずかしいと思います。
2-2. 人前で呼ばれると注目されて恥ずかしい
病院の待合室などで、名前を呼ばれると、周りが振り返って見る、注目される、時には笑われることも。
注目される名前じゃなくて平凡な名前が良かったと感じます。
お店など本名でなくてもいい時は違う名前を書くこともあります。
2-3. 好きな人に名前でフラれた
好きな人といい雰囲気になっていても、名前でフラれることもあります。
「カッコいいけど」「可愛いけど」、でもあの名前を人前で呼ぶと恥ずかしい、そんな理由からフラれると名前を付けた親に怒りが湧きます。
また片思いの相手に名前のことでからかわれたり、フラれるということが学生の頃から何度かあり、だんだん恋愛字体に自信が持てなくなって、性格も暗くなってしまうことも。
誰にでも正しく読んでもらえる、わかりやすい名前が良かったとキラキラネームのことが嫌いになる一方です。
2-4. 就職試験で名前で落とされた(と感じる)
成績は問題ないのに、就職試験で落とされることが続く時、友達は内定がもらえているのに自分はないと、やっぱりこの名前が原因で落とされているのではないかと疑心暗鬼になってしまいます。
実際のところ、企業側もキラキラネームの学生を敬遠する傾向があるといったネットの情報もあります。
もちろん表向きは「キラキラネームだから不採用」などということは絶対にないと言うでしょうが、実際のところはわかりません。
2-5. 相手の親から結婚を反対された
結婚を前提として交際している相手がいたのに、いざ結婚の話を具体的に進めるとなると、相手の親から結婚を反対されてしまう時があります。
相手の親側の理由としては
- キラキラネームをつける親と親戚になりたくない
- 自分の孫にもキラキラネームをつけるのではないか
といった心配があります。
まずキラキラネームなのは本人の責任ではありません。
しかし結婚というのは家と家の関わりもできるものです。
キラキラネームをつける親=一般常識に欠けているのではないか?と不安になってしまう現実はあります。
また、自分の孫となる子にキラキラネームをつけようとするのではないか?という不安、心配もあります。
このような理由から結婚に反対されてしまう時、自分の名前がキラキラネームでなければ良かったと親を恨みたくもなるのです。
3. キラキラネームを付ける親の心理
3-1. 雑誌や本の影響
名付けの本や育児雑誌で、キラキラネームが多く紹介されていて「今はこういう名前がいいのだ」と思ってしまったケースです。
3-2. 後のことを考えていなかった(その時の気分の盛り上がり)
子供が大人になった時のことまで考えることができず、その時の気分の盛り上がりで決めてしまいました。
3-3. 人と同じではない名前にしたかった
人と同じ名前にしたくない、かぶらない名前と考えるうちにキラキラネームになってしまいました。
3-4. その時好きな芸能人、キャラクターと同じ名前にしたかった
その時、自分が好きな芸能人やキャラクターと同じ名前にしたくて付けてしまいました。
数年後のことまで考えが至らなかったケースです。
4. キラキラネームネームを改名する為の条件
4-1. 15歳未満であれば親の同意がいる
キラキラネームの改名ですが、本人が15歳未満の場合は親の同意がいります。
本人がというより、親が改名の手続きをとるということになります。
4-2. 正当な理由がいる
また改名は誰でも自由にできるわけではありません。
改名するには正当な理由が必要となります。
その理由とは、以下の通りです。
- 難解、難読な名前
- いじめや差別を助長するような名前
- 親族、近隣に同姓同名がいて生活上、支障、混乱が生じる
- 性別の変更により見た目と名前が食い違い不便な場合
- 長年の「通称」を本名にしたい場合
- 出生届け時に誤りがあった場合
キラキラネームの場合は、難解、難読な名前、いじめや差別を助長するような名前にあてはまると思われますので、正当な理由があるということになります。
4-3. 読み方の変更手続きは住民票を置く役所の窓口で可能
キラキラネームの漢字はそのままで「読み方」だけを変える場合です。
これはさほど難しくなく、自分の住民票を置いている役所に出向き「読み方の変更手続き」を行えば完了です。
漢字には問題なく、読み方が当て字だった場合などは本来の読み方に戻すことでキラキラネームではなくなる場合はこの方法をとるといいでしょう。
4-4. 家庭裁判所にて「申し立ての届け出」を行う
漢字そのものを変える改名は戸籍の登録を変更する必要がありますので、手続きと審判が必要になります。
まずは住民票のある家庭裁判所の許可を得て「申し立ての届け出」を行います。
届け出に必要なものは以下の通りです。
- 名の変更許可申し立て書
- 申立人の戸籍謄本
- 収入印紙
- 切手
- 認印
- 身分証明
- 改名したい名前の使用実績証明書類
となっています。
郵送、電話、出頭、面談という流れで審査が進みます。
期間は大体1か月ほどかかります。
4-5. 証明する為の資料とは?
「いじめ、差別を助長する名前」というのは、主観的な要素もあります。
自分ではそう思っていても、人から見たらそうでもない、こういうことは世の中よくあることです。
簡単に名前を変えることを認めてしまえば、社会が混乱する可能性もあります。
そこで、いかにこのキラキラネームで自分は苦労していたか?と客観的にわかる資料が必要となります。
例えば、精神的に傷ついたという証拠となるようなものです。
心ないSNSの書き込み、同級生から名前が原因でいじめられたとわかる証拠品(手紙など)またそれが原因となって病院にかかった人はその診断書などもあるといいでしょう。
これらの資料を集めること自体が辛いことかもしれませんが、改名に必要なのだと頑張って集めた方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
キラキラネームで後悔する瞬間、付けてしまった心理、改名する条件などをまとめて紹介しました。
キラキラネームと人から言われても、親子共々その名前が気に入っていてハッピーならば問題は何もありません。
しかし、生き辛い、コンプレックス、恥ずかしいとネガティブになってしまうならば、改名も考えてもいいのかもしれません。
キラキラネームとは一般常識とはかけ離れているとされる珍しい名前のことをいいますが、ネット上では「キラキラネーム一覧表」といったものもあり、時間の経過と共にキラキラネームを付けたことを後悔する人もいるようです。
ここではキラキラネームによってどのような場面で後悔しているのか、また心理や、改名する方法などを合わせて紹介していきます。
1. キラキラネームを付けた事を後悔する瞬間【親】
実はキラキラネームを付けた親の中には後悔している親も多いのだといいます。
妊娠、出産の時はハイテンションになっていて勢いでつけたけど後になって冷静になってみたら「・・・」というパターンです。
ではキラキラネームを付けたことを後悔する(した)瞬間を見ていきましょう。
1-1. 子供が名前のことでからかわれた、いじめられた時
子供が学校で名前のことで、からかわれたり、いじめられたと知った時に自分のせいでこんなことになったと、後悔することが多いようです。
名前というのは親が付けるもので本人には何も責任がありません。
しかし、親が付けた名前でいじめられたり、苦労することになってしまうのです。
可愛い我が子が辛い目にあっている、その原因が自分の付けた名前だった、その事実を突きつけられた時に後悔します。
1-2. 就職でキラキラネームは敬遠される傾向にあると知った時
就職で、キラキラネームの子は企業側から敬遠される傾向があるとネットで知った時、将来的にしなくてもいい苦労を背負わせたのではないかと後悔します。
実際に就職に不利になったらどうしようと心配にもなります。
1-3. 好きだった芸能人と同じ名前にしたが、好きではなくなった
子供が生まれた時、大好きだった芸能人、流行っていたキャラクターなどから名前を付けた場合です。
その時は大満足だったのですが、時間が経って、その芸能人が好きではなくなったという場合です。
またその芸能人が不祥事などを起こして別な意味で有名になってしまう場合も含みます。
1-4. 誰からも一度で正しい読み方をしてもらえない
ママ友、学校の先生など関わる人から、一度も正しい読み方をしてもらえず、また名前を言っても一度で覚えてもらえない時など、もっとわかりやすい名前にすれば良かったと後悔してしまいます。
1-5. 子供からキラキラネームを付けたことを責められた
子供が成長して、名前のことでいじめられたりはしなくても、コンプレックスに感じることはあるようです。
「どうしてこんな名前にしたんだ」と子供から責められてしまうことも。
人と違う名前、珍しい名前とこだわったことが、逆に子供を苦しめてしまうなんて、自己満足に過ぎなかったのかと後悔します。
1-6. 子供が大人になった時のことを考えていなかった
子供が幼いうちは、その名前でも問題ないと思ったのですが、大人になった時のことを考えていなかったことに気がついた時に後悔してしまいます。
特に社会人となり名刺を持つようになった時に長いカタカナの名前、キャラクターチックな名前、読み方がわからない名前、完全に当て字など、子供が苦労したり、笑われてしまう場面が多くなるかもしれません。
大人になってどういう思いをするか考えることができていなかったのです。
2. キラキラネームを付けられた事を後悔する瞬間【本人】
キラキラネームを付けた親は後悔したとしても自業自得といえますが、100%非がないのが本人である子供です。
赤ちゃんの時に親の都合でつけられたキラキラネームでどうして自分がこんな思いをしなくてはいけないの?!と悲しかったり、怒りを感じたり。
キラキラネームで後悔する瞬間をまとめました。
2-1. 何度も言い直さないといけない、恥ずかしい
学校で、友達や先生から呼ばれる時に正しく読んでもらえることがなく、いつも自分で「●●です」と言い直さないといけません。
「変わった名前だね」と毎回人に言われるし、自分はそんなに目立ちたい性格ではないので恥ずかしいと思います。
2-2. 人前で呼ばれると注目されて恥ずかしい
病院の待合室などで、名前を呼ばれると、周りが振り返って見る、注目される、時には笑われることも。
注目される名前じゃなくて平凡な名前が良かったと感じます。
お店など本名でなくてもいい時は違う名前を書くこともあります。
2-3. 好きな人に名前でフラれた
好きな人といい雰囲気になっていても、名前でフラれることもあります。
「カッコいいけど」「可愛いけど」、でもあの名前を人前で呼ぶと恥ずかしい、そんな理由からフラれると名前を付けた親に怒りが湧きます。
また片思いの相手に名前のことでからかわれたり、フラれるということが学生の頃から何度かあり、だんだん恋愛字体に自信が持てなくなって、性格も暗くなってしまうことも。
誰にでも正しく読んでもらえる、わかりやすい名前が良かったとキラキラネームのことが嫌いになる一方です。
2-4. 就職試験で名前で落とされた(と感じる)
成績は問題ないのに、就職試験で落とされることが続く時、友達は内定がもらえているのに自分はないと、やっぱりこの名前が原因で落とされているのではないかと疑心暗鬼になってしまいます。
実際のところ、企業側もキラキラネームの学生を敬遠する傾向があるといったネットの情報もあります。
もちろん表向きは「キラキラネームだから不採用」などということは絶対にないと言うでしょうが、実際のところはわかりません。
2-5. 相手の親から結婚を反対された
結婚を前提として交際している相手がいたのに、いざ結婚の話を具体的に進めるとなると、相手の親から結婚を反対されてしまう時があります。
相手の親側の理由としては
- キラキラネームをつける親と親戚になりたくない
- 自分の孫にもキラキラネームをつけるのではないか
といった心配があります。
まずキラキラネームなのは本人の責任ではありません。
しかし結婚というのは家と家の関わりもできるものです。
キラキラネームをつける親=一般常識に欠けているのではないか?と不安になってしまう現実はあります。
また、自分の孫となる子にキラキラネームをつけようとするのではないか?という不安、心配もあります。
このような理由から結婚に反対されてしまう時、自分の名前がキラキラネームでなければ良かったと親を恨みたくもなるのです。
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