ストレスがある時、気が進まない時、何気なく「気が重い」という」という言葉を使います。
仕事や恋愛でそのように感じるのはどういった時でしょうか。
ここでは「気が重い」状態の例や、そのような時にどういった対処方法で乗り越えたらいいのかをまとめてみました。
それでは一緒に見ていきましょう。
- 気が重いとは?
- 気が重いの類語
- 気が重い状態の例【仕事】
- 気が重い状態の例【恋愛】
- 気が重いのスピリチュアル的な意味
- 気が重い時の心理的対処法
- まとめ
1. 気が重いとは?
はじめに気が重いという言葉の意味から説明しましょう。
気が重いとは、物ごとをするのに気が進まない、億劫であることをいいます。
また何か負担に感じることがあったり、気持ちが沈むことも示しています。
2. 気が重いの類語
気が重いと似た意味を持つ言葉をいくつか紹介しましょう。
類語を見ることで気が重いの意味が理解しやすくなるのではないでしょうか。
2-1. 「憂鬱」
「憂鬱」はうっとうしい気持ちで晴れ晴れしないこと、気持ちがふさいでいることをいいます。
2-2. 「ブルー」
「ブルー」は「blue」からきています。
英語で青、藍色を示す言葉ですが憂鬱である、またその様子を表す言葉でもあります。
2-3. 「メランコリック」
「メランコリック(melancholic)」とは物思いに沈んでいること、憂鬱であるさまをいいます。
「メランコリックな感情」「メランコリックな気分になる」といった使い方をします。
3. 気が重い状態の例【仕事】
仕事をしていて、気が重いと感じる場面はどのような時でしょうか。
ここでは仕事において気が重い状態の例をいくつか見ていきましょう。
気が重い状態が続くと、そのうち仕事を辞めたいと思い詰めるようになってしまいます。
以下のような状態が多くなったと感じたら対処方法をとるようにしましょう。
(対処方法はのちほど紹介します)
3-1. 苦手な上司と二人きりになる時
仕事において、苦手と感じている先輩や上司と二人きりになる時があります。
とても気まずいですし、嫌な空気が流れます。
またそのように自分が嫌と思っている雰囲気は相手にも何となく伝わるものですから、上司も言わなければいいのに、つい一言多くなってしまったり、嫌味を言ってしまうというパターンになりがちです。
「明日は上司と二人で仕事をする時間帯がある、気が重い」と感じてしまうのです。
3-2. 同僚から愚痴を聞かされる時
仕事場の同僚は決して嫌いなわけではなく、むしろ関係性は良好だと思っているのですが、最近、同僚はストレスが溜まっているのか自分の顔を見れば愚痴ってくることが多いという場合があります。
同僚が心を許せるのが自分だからという気持ちはわかるのですが、愚痴や悪口というのはだんだん心や雰囲気を重たくさせていきます。
また明日も愚痴を聞かされるのかと思うと同僚と顔を合わせるのが気が重たくなってしまいます。
3-3. 仕事量が多い、押し付けられている時
仕事量が多い、こなすのに精いっぱい、もしくは誰かのしわ寄せが自分にきている、意図的に誰かが、自分に仕事を押し付けているという時も仕事をすること自体気が重くなってしまうでしょう。
一番、気をつけなければいけないのはこの状態だともいえます。
仕事ができる中堅どころの人はつい無理をしやすい傾向にあります。
上の言うことも、下の言うこともどちらも気持ちはわかると思って自己犠牲の精神がはたらいてしまうのです。
気が重いまま仕事を続けることで、心身のバランスを崩してしまうこともありますので注意が必要です。
3-4. プレッシャーをかけられている時
一方的に、誰かにプレッシャーをかけられている時、仕事に行くのが嫌だと感じ気が重たくなります。
プレッシャーをかけている相手は嫌がらせ、悪意を持っている場合もありますので、跳ねのけようと無理に頑張るよりは、逃げるという手段をとることも必要です。
頑張りすぎることは美徳ではありません。
逃げるという勇気も時には持つことが大事です。
3-5. 後輩が仕事を覚えない、ミスを連発される
悪気はないのですが、何度教えても覚えない、ミスを繰り返す新人、後輩という存在はどこにでもいるのです。
一生懸命ならばまだ許せますが、なかには先輩が親切なのをいいことに半分馬鹿にしていることもあるのです。
しかし厳しくすれば自分がパワハラだと言われる恐れもあると、我慢している日々、このような状態では気が重たくて疲れが抜けなくなってしまうのです。
3-6. 職場の人間関係が悪い時
職場の人間関係がぎすぎすしている、皆自分のことばかり考えて仲良くするという精神がない職場があります。
誰かをかばったところで自分の得にもならないと、人が困っていても見て見ぬふりだったり、自分の評価を上げる為に誰かの足を引っ張ったり。
一方的にストレス発散のターゲットにされたりする場合もあります。
このような職場環境では仕事に行くこと自体が気が重たくなり、いずれ辞めるしかないという状況に追い込まれてしまいそうです。
4. 気が重い状態の例【恋愛】
恋愛において、気が重たくなる時、これは要注意の時でもあります。
この状態の時に双方が努力をして相手を思いやること、自分の悪いところを直すことをしないと、そのうち衝突が起こります。
そして最悪の場合「合わない」「別れる」ということにもなってしまうのです。
以下のような状態になっていないか、また自分がそのような行動をしていないかチェックしてみてください。
当てはまるようでしたら、今日からでも改善していく努力が必要でしょう。
4-1. 束縛が激しい
恋人が自分を愛してくれる気持ちはわかるけれど、束縛が激しく他の人と出かけることを許してくれなかったり、機嫌が悪くなる、また職場で他の異性と話したりするのもダメと言ったりする、このような状態ではだんだんと息がつまって気が重たくなってしまいます。
重たい男、重たい女と言われる一歩手前であることを自覚した方がいいのです。
4-2. 疑い深い
自分の行動を信じてくれず、疑いの目を向ける恋人は、最初は愛があってもだんだんうっとうしく感じてしまいます。
自分のことを信じられないのかと悲しい気持ちにもなります。
4-3. 結婚を焦る、急かす
親と会わせようとする、結婚を急かすといった言動が増えてきますと、まだやりたいことがある、時期ではないと思っている側としては交際そのものが気が重たいことになってしまいます。
なにごとにもタイミングというものがあります。
お互いに「今」と感じる時が一致するのがベストなタイミングだと思うようにしましょう。
4-4. すぐに責める、泣かれるなど
ちょっとしたことで恋人を責めたり、もしくは泣いて相手を困らせるなどの行動は、だんだんと重たいと感じてしまうものです。
気が重い、自由になりたい、別れたいと思うのも時間の問題かもしれません。
4-5. 異性としての魅力が感じられない
恋人が身なりを構わない、自分の前でも恥じらいがない、気遣いがないという状態は異性として魅力が感じられなくなっていくのです。
それがエスカレートしていけば、体の関係を持つのも気が重たくなってしまいます。
5. 気が重いのスピリチュアル的な意味
気が重いという状態はスピリチュアル的にどのような意味があるのか、まとめてみました。
自分の直感を信じて行動をとるようにしましょう。
5-1. 疲れている、休むサイン
気が重たい時というのは体もだるく動きたくないと感じるものです。
そのような時は今は動く時ではない、疲れているというサインです。
自分の体から出しているサインを素直に聞き入れて、しばらく休むようにしましょう。
5-2. 望んでいることと行動が違っている
自分の本来望んでいることと、現在の自分の行動がずれていることを示しています。
つまり頑張っているのに方向性が間違っている可能性があります。
自分の本当に望んでいることを優先させているかどうか見直してみてください。
5-3. 目的を見失っている、見つからない状態である
今、自分の中で目的がないとか、見失っている状態になっているようです。
もしくは燃え尽きていて、少し休みが必要な時なのかもしれません。
気が重たいことを悪いことだと決めつけず、自分をいたわってあげるようにしましょう。
5-4. 危険を教えてくれている
出かける時に気が重たい、何かをする前に気が重たいと強く感じる時は何か危険を教えてくれている可能性があります。
あまりにも気が進まない時はそれを止める勇気を持つようにしましょう。
6. 気が重い時の心理的対処法
気が重い時、それは誰にでもある状態です。
このような時、どういった対処方法をとるのがいいのでしょうか。
いくつか紹介しましょう。
早く元気になりたいと焦らずにゆっくり気持ちを落ち着けていくことが大事です。
6-1. 体と頭が疲れていないか振り返ってみる
ここ最近、無理をしていなかったかどうか自分を振り返ってみましょう。
体だけでなく、頭も疲れていないか思い出してみてください。
気が重たい時は体や心が疲れている状態なのかもしれないと自分をいたわってあげるようにしてください。
6-2. 睡眠、栄養をとる
単純に、睡眠不足、栄養不足になっている場合もあります。
そのような場合は体が重たくだるく感じることでしょう。
しっかり食べて、しっかり休んで体を回復させましょう。
6-3. 好きなことをする時間を先に予定に入れておく
仕事ばかり、家事ばかり、人の為に苦労してばかり。
このような状態では心が病気になってしまいます。
自分の心に栄養を与えてあげられるのは自分だけです。
心の栄養は自分が好きなこと、楽しいこと、嬉しくなることです。
自分にとって素敵な時間を過ごせるように先に予定を入れておくようにしましょう。
6-4. 気分が乗らないことは断る勇気を持つ
気分が乗らないことをしていたら、気が重たくなるのは当然のことでもあります。
気が乗らないことを時々妥協や我慢ですることは誰にもありますが、それが日常的になっているのはよくないでしょう。
気分が乗らないことを断る勇気を持つようにしましょう。
6-5. 何も予定を入れない、しない日を作る
予定が多くなると、それがどんなに有意義なことであってもだんだん疲れてくるのです。
まるで予定をこなすことが仕事、目的のようになってしまいます。
気が重たいと感じることが多くなった時は自分が忙しくなっていないか見つめなおしてみましょう。
何も予定を入れない休日をあえて作るようにしてください。
休みだからとつい張り切ってあれこれ動こうとするタイプの人ほど注意が必要です。
6-6. ストレスのもとを探る
気が重い時は、何かそうなる原因があるのです。
そしてその原因がストレスとなっている可能性が高いですから、取り除いてあげることが必要です。
人間関係なのか、生活面のことなのか、自分が決めた目標が重荷になているのか、色々と考えてみてください。
できる限りストレスになっているものを排除していきましょう。
6-7. 音楽を聴く、歌う
気が重い時は、自分の好きな音楽を聴いたり、歌を歌ったりと発散しましょう。
音楽を聴きながら速足でウォーキングなどもおすすめです。
汗をかくこと、動くことで体がすっきりしますし、気分も良くなってきます。
6-8. 精神的な疲れを感じているならば肉体を疲れさせる
日頃の生活で精神的な疲れを感じていると思うならば、運動をする、家事をするなどして体を疲れさせるようにしましょう。
一方、体が疲れているならば心を落ち着かせることが大事です。
自分の心と体のバランスを上手くとるようにしましょう。
6-9. まずは深呼吸をする
気が重いと感じる時はまずは大きく深呼吸しましょう。
リラックスすることを心がけて、また気持ちを入れ替えるようにしましょう。
6-10. 美味しいお茶を飲む
気が重い時、気持ちを落ち着かせるためにも、美味しいお茶やコーヒーなどをゆっくり飲みましょう。
好きなお菓子など一緒に食べるのもいいかもしれません。
気分転換になります。
6-11. 考えを整理する
気が重いと感じる時は、自分の中の気持ち、考えを整理していきましょう。
何が気が重いのか、どうすればいいのか、今できることは何かと整理していくことで、今の時点でできる最善のことが見えてくるのではないでしょうか。
6-12. 悩んでいることを紙に書いていく
自分の気持ちがわからない、何か、もやもや、イライラする、悲しくなる。
そういった状態の時は、悩みがあったり、上手くいかないことが重なったりということが原因の場合が多いのです。
悪い時に悪いことが重なっているのでしょう。
紙に書きだしていくことで自分の気持ちが客観的にわかりますし、何を優先させるのか、どういう方法をとるのかとわかりやすくもなります。
6-13. 心を開ける人とおしゃべりを楽しむ
自分が心から信頼している人、何でも話せると思う人、一緒にいて気楽な気分になれる人を選んで思い切りおしゃべりを楽しみましょう。
話すことで気分も軽くなりますし、笑うことでストレス発散にもなります。
気が重い時も気が紛れて何とか乗り越えることができるものです。
6-14. 趣味を楽しむ
仕事や家事だけの日々ではやはり、単調な生活となりストレスが溜まったり、退屈を感じることでしょう。
気分が滅入っているならば、そのような生活自体に飽きがきている可能性もあります。
新しい風を自分の生活に入れていくようにしましょう。
何となく前から興味があったことでもいいですし、今流行っているものを取り入れてもいいでしょう。
趣味を持つと、まず情報を調べたり、道具、材料集めをするなど、行動することが増えます。
それらは新しい刺激となりワクワク感をもたらしてくれることでしょう。
最初は上手くいかなくても、続けていくうちに上達したり、納得いくようになり、はまっていきます。
気が重いことがある日に楽しい趣味の時間を入れておくことで「嫌なことの後には楽しいことが待っている」と気分を上手に保てるのです。
6-15. 体を動かす
運動をすることで得られる効果は沢山あります。
健康にいいのはもちろんですが、精神的にも気分がすっきりする、明るくなる、メンタルが強くなるなどいい効果がありますし、汗をかくことで毛穴の老廃物が出て肌がきれいになる、体が引き締まるなどの美容効果もあります。
気が重い時にじっとしていたら嫌なことを考えたり、ネガティブになってしまいます。
それを防ぐためにも思い切り体を動かすことはおすすめな方法なのです。
運動が苦手、経験がない人はウォーキング、ストレッチ体操、ラジオ体操などから始めてみてください。
慣れてきたらジョギング、ランニングとレベルを上げていくこともできるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
気が重いという言葉の意味や、気が重い状態の例、また対処方法などをまとめてお伝えしました。
ストレスからくる気の重さもありますし、スピリチュアル的な気の重さもあります。
つまり気が重い状態というのは、体の疲れ、心の疲れなど何かを伝えようとしていると考えることもできます。
自分の状態を客観的に把握するということを意識して過ごしていくようにしましょう。
無理や我慢をしすぎないように注意をしてください。
また気が重い状態が続く時は病院にかかるようにしてください。
ストレスがある時、気が進まない時、何気なく「気が重い」という」という言葉を使います。
仕事や恋愛でそのように感じるのはどういった時でしょうか。
ここでは「気が重い」状態の例や、そのような時にどういった対処方法で乗り越えたらいいのかをまとめてみました。
それでは一緒に見ていきましょう。
1. 気が重いとは?
はじめに気が重いという言葉の意味から説明しましょう。
気が重いとは、物ごとをするのに気が進まない、億劫であることをいいます。
また何か負担に感じることがあったり、気持ちが沈むことも示しています。
2. 気が重いの類語
気が重いと似た意味を持つ言葉をいくつか紹介しましょう。
類語を見ることで気が重いの意味が理解しやすくなるのではないでしょうか。
2-1. 「憂鬱」
「憂鬱」はうっとうしい気持ちで晴れ晴れしないこと、気持ちがふさいでいることをいいます。
2-2. 「ブルー」
「ブルー」は「blue」からきています。
英語で青、藍色を示す言葉ですが憂鬱である、またその様子を表す言葉でもあります。
2-3. 「メランコリック」
「メランコリック(melancholic)」とは物思いに沈んでいること、憂鬱であるさまをいいます。
「メランコリックな感情」「メランコリックな気分になる」といった使い方をします。
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