好青年とは？好青年の特徴・使い方・類語・反対語・英語 | SPITOPI

老若男女問わず爽やかで感じのいい人には好感を持つと思います。

その好感を持つ若い人を好青年と呼びますが、イケメンとはまた違いもう少し深い意味があるようです。

例えば容姿端麗・文武両道といった、外見、内面共に整っているといわれていますが、では具体的に好青年とはどのような人物を指すのでしょうか。

魅力や特徴などを幾つか紹介したいと思います。

1. 好青年とは

好青年と聞くと非常に爽やかで、さっぱりと清々しいイメージを持つと思います。

人当たりも良さそうで誰に対しても優しく、笑顔も素敵なキラキラ感を放つ人を思い浮かべるのではないでしょうか。

実は好青年とは男性だけを指すわけではありません。

人の人生経過を表すと少年→青年→中年になりますが、その中の「青年」とは10代後半?20代くらいまでの男女を指し、好青年とはその年代に当てはまる素敵な男女を表します。

ですが男性を指す場合が多いため現在では容姿だけではなく、立ち振る舞いや仕草、考え方などが大変素敵な人(特に男性)という見方が正しいようです。

礼儀や挨拶もしっかり出来て人間的にもしっかりした軸を持つと、より好感度は上がるでしょう。

2. 好青年の類義語

2-1. 実直な青年

誠実で裏表のない性格をしている青年。

律儀。

真面目。

2-2. 清々しい若者

さわやかで気持ちがよくなるような青年。

3. 好青年の対義語

3-1. 鬱陶しい青年

心が塞がってしまうような、モヤモヤするような気持ちにさせる青年。

3-2. 狡猾な若者

自分だけ得しようとしていたり、こっそりと卑怯な手段を取りそうな青年。

またはずる賢くみえるタイプ。

4. 好青年に多い見た目

ここで紹介するのはあくまでも容姿に関する事です。

実際に好青年かどうかは内面との混合になるので参考にしてみて下さい。

4-1. 髪は黒く短髪

青年自体には男性という意味はないのですが、イメージ的に男性感が強いので好青年のイメージとして浮かぶのは、やはり短髪で髪の色は黒?自然な茶色ではないでしょうか。

あまりロン毛の茶髪やボサボサのザンバラ髪、金髪を放っておくと黒髪が生えてきて、いわゆるプリンと言われる状況になるのですが、手入れが行き届いていない髪などは、好青年とは程遠くなってしまうのかもしれません。

髪が短いという事はしっかり手入れをしている印象を受けます。

また汗をかいても爽やかな感じがするものです。

やはり清潔に保つという事がポイントかもしれません。

4-2. 太っていない

体質や身体的な事と実際に好青年かは勿論関係はないのですが、どうしても太っていると爽やかさや清潔感が感じられず好感度は下がってしまいます。

太るには何らかの理由があるからであり、だらしない、自分に甘いという印象を与えてしまい、自己管理がなっていないと捉えられてしまうのかもしれません。

また実際には痩せていてもそうなのですが、太っていると常に汗をかいているイメージがあるので不潔に感じてしまうのかもしれません。

痩せていようが太っていようが汗はかくものですが、太っていると体臭がきついと思ってしまう概念がどうしてもあるため、好感を得られないのだと思います。

4-3. 清潔感のあるシンプルな服装

好青年とは好感度が高いという事です。

つまり大衆受けする爽やかで清潔感のある洋服が好まれ受け入れられやすいという傾向が人にはあるという事でしょう。

シャツにパンツやデニムといったシンプルな格好のように、派手さや独特で個性のあまりない服装が受け入れてもらいやすいのかもしれません。

またゴテゴテと沢山アクセサリーを付けたり、ブランド物で固めてギラギラしてみえるタイプの人にも爽やかさを感じないため、好青年とは思わないかもしれません。

4-4. 健康的で自然である

自然に日焼けしたり、もともと色白であっても血色がいいのであれば健康的であり魅力も増すと思いますが、異様に真っ白で顔色が悪かったり、逆に日焼けマシーンなどを使って、びっくりするほど黒く歯が真っ白で浮き上がるような人には、好青年だと思うどころか少し距離を置いて接したいと思ってしまうかもしれません。

極端な容姿には不安や不信を持つ場合もあるので、何事もバランスや加減が大切かもしれません。

この事から好青年は第一印象が自然で健康的な事が必須だと言えるでしょう。

5. 好青年の英語

5-1. あなたは好青年ですね

You sure are a fine young man.

5-2. 好青年と言われるのが嫌だ

It isn't liked to say that they're nice guy.

5-3. 好青年はモテる

A nice young person is popular.

5-4. 息子が好青年に成長して嬉しい

My son is happy because he grows into a nice young man.

5-5. 会社には好青年が多い

A firm has a lot of nice young persons.

6. 好青年の例文

好青年は比較的日常的に使われる単語なので、会話の中に自然と溶け込んでいる事が多いです。

いくつか例文をご紹介します。

・好青年と出会った ・好青年だと思ったら中身は全く違いチャラチャラしていた ・一見すると派手でいい加減そうだが、根は真面目な好青年だ ・写真写りは悪いけど、実物は大変好青年です ・娘が連れてきた彼氏は非常に好青年で印象が良かった

7. 好青年の特徴や傾向

7-1. 外・内共に清潔感がある

先程外見面での好青年の傾向を述べましたが、当然内面的にも素敵なのが特徴だと言えるでしょう。

好青年は外見だけでなく内面にも清潔感があります。

つまり清潔とは汚れない、衛生的で綺麗だということなので、考え方に裏表がなかったり、他人の悪口や嫌味などを言わない、ずるく小賢しいことをしないという特徴を持っています。

もちろんパッと見ただけではわかりませんが、人の本性や大体の性格は話をしていくうちに何となく分かってくるものです。

いくら容姿が爽やかで清潔感がありそうに見えても、裏表があったり狡猾な人間には雰囲気に黒いものや何かネガティヴなものを感じるものです。

特に女性は直感的なものに優れているので裏のある人間や黒いものを抱えている相手には敏感なため、"表面好青年"の事はすぐに見抜いてしまうでしょう。

ですからどんなに好青年ぶっていても、態度や雰囲気に出てバレてしまうものなので、外見の清潔感と内面の清潔感は繋がっているものだと思った方がいいでしょう。

見た目は努力でどうにかなる場合もありますが、内面だけは取り繕っても必ず見抜かれてしまうでしょう。

7-2. 笑顔が素敵

何と言っても好青年のイメージは笑顔ではないでしょうか。

自然で飾りっ気がなく清々しい笑顔には、癒やされたり爽やかな気持ちになると思います。

まるでアニメに出てきそうな笑顔で、同性であってもキュンとするかもしれません。

おそらくその笑顔には狡さや嘘が含まれておらず、シンプルに真っ直ぐな感情を感じ取れるからかもしれません。

人は他人を怒らせる事は簡単ですが、笑顔にさせたり癒す事は難しいものです。

作り笑いや笑顔の裏に何かを感じてしまったら、その違和感やぎこちなさから一瞬で好感度は下がり信頼もなくなってしまうでしょう。

7-3. 雰囲気が柔らかい

男女共に雰囲気やその人が放つオーラというものは非常に大切で重要だと思います。

刺々しいしく、一緒にいるとピリピリ・ギスギスしてしまうような雰囲気の人には魅力を感じず、疲れてしまうかもしれません。

ですが好青年と呼ばれる人には柔らかく優しい、和やかな雰囲気を持っている場合が多いと思います。

雰囲気と性格や性質は大方の場合比例するもので、穏やかな人の雰囲気は穏やかなものですし、ネガティブな人の雰囲気は何となく影があったり暗いものです。

ですがあくまでもそれを見抜くには主観や直感などが必要なので、冷静に物事を見極める力も養わなければいけません。

好青年はなろうと思ってなれるものではく雰囲気も出そうと思って簡単に出せるものではありません。

日頃の生活態度や考え方などが好青年の持つ柔らかい雰囲気などを作っていると言っても過言ではありません。

7-4. 真面目である

嘘つきでチャラく、適当な人に好感を持ったり、そんな人物に好青年だと思う人はいません。

どれだけ取り繕っていたとしても、いい加減な人に好感を持つ事はなく、すぐに見破られてしまうでしょう。

まず好青年は嘘を付きません。

素直で正直な性格であり、実直な人が多いからです。

空気を読んで多少は話を他人の意見に合わせる事があっても、人を騙して利用してやろうといった邪心や、保身の為に物事を誤魔化したり有耶無耶にするといった事はしない人が殆どです。

真面目なので不正や不義理など筋の通らない事が許せない信念のようなものが雰囲気や佇まいにでるのかもしれません。

7-5. 誰に対しても人当たりがいい

雰囲気のいい人には男女問わず人が集まるものです。

物腰が柔らかく優しい雰囲気や笑顔が爽やかで親しみやすい人柄だと誰でも惹かれるのではないでしょうか。

好青年は自分で意識をして好青年になっている訳ではありません。

中身から滲み出るものなので無意識に人を寄せ付けている事になります。

おそらく本質がポジティブで裏表がないため人に対する黒い感情や後ろ向きな思考がないのかもしれません。

そうなると必然的に嫉妬や恨み僻みといった感情が生まれなくなるので、周囲も本能で惹かれ安心するのではないでしょうか。

またそのポジティブな感情や考え方は伝染するので、更に素晴らしい人間関係を築いていけるようになるでしょう。

7-6. 礼儀正しい

人当たりがいい人にも繋がることがですが、やはり好青年の共通点とは、誰に対しても礼儀正しいという部分ではないでしょうか。

礼儀や挨拶は人として基本ですが、なぜかちゃんと出来ない人も残念ながら沢山います。

御礼や謝罪はもちろん、中には「おはよう」や「こんにちは」と言った感情とは関係のない挨拶まで出来ない人がいます。

人によって態度を変えたり挨拶をする人を選んだりする人もいますが、そんな人をみるとやはり気分が悪くなってしまいます。

そう考えると好青年にはそのような行為は皆無ではないでしょうか。

本来なら挨拶ができて当然なのですが、ちゃんと出来ない人が多いためにこのような当然の事が出来る人が目立ってしまうのかもしれません。

どちらにせよ見習いたい素晴らしい事には変わりありません。

7-7. 考え方がフラット

人はどんなに小さい事であっても利害関係や感情で気持ちが動くものです。

家族や友人、自分の大切な人に対してはどうしても何かあった時には情が入ってしまい庇ったり甘くなってしまう事もあるでしょう。

それは時に事態を悪化させ最悪の状況を招いてしまう事に繋がるのですが、そんな中でも感情を抑え物事をフラットにみる力を持っているという事は素晴らしく大変難しい事になります。

人間は平等や公平を望む生き物ですが、それは不可能な事です。

例えば人間関係であっても上下関係があったり、利害関係があって何かと他人に対してフラットに接する事が出来ない場合もあります。

本心ではそうしたくてもシガラミや関係性が邪魔をしてうまくいかない事の方が多いでしょう。

それでも人によって態度を変えず誰に対してもスマートに対応する姿には好感を覚えますし、好感があるのが好青年なので一緒にいて安心できるのかもしれません。

7-8. 損得勘定で考えない

何かをするたびに、常に自分に得があるか、利益があるか、見栄えよく映るかを中心に考えるため一番肝心な事を見落とし自分の事だけを考えて行動する人が居ますが、好青年が損得勘定を考えながら行動をしているとは誰も思わないのではないでしょうか。

それほど損得勘定とは綺麗なものではないですし、表に出されてしまうと引いてしまうでしょう。

誰にでも保身があり自分が可愛い、守りたい気持ちはありますが、あまりにもその気持ちを露骨に出して行動されると非常に不愉快になってしまいます。

自分だけ良ければいい人は、結局最終的に自分の首を絞める事に繋がってしまうのでその事に気付けば、自分の行動を冷静に見直せるかもしれません。

自分中心の人が好青年に思われたいと思っているかは分かりませんが、得が好きな性質なのは変わらないので他人からネガテイブな存在だと思われる事が、少なくとも得にならない事は想像に難くないと思います。

7-9. 頼り甲斐がある

いくつか好青年の特徴をあげてきましたが、好青年は信頼されやすいという一面があります。

やはり裏表がなく礼儀正しい事が大きく影響していると思います。

信頼されやすいという事は頼ってくる人が多いという事でもあります。

好青年は頼まれたら嫌な顔をしないと思いますし、殆どの場合は快く引き受け流のではないでしょうか。

また苦手なものでも引き受けてくれる場合もありますが本当に無理であったり自分の力でも無理だと感じた事には潔く断るところもあります。

中途半端に引き受けて二進も三進も行かなくなるよりは、目先に捉われず冷静に判断をして行動に移すという考え方になるようです。

感情的になる人に、あまり信用や頼りがいを感じないのも事実です。

その日の気分で機嫌が変わったり、自分の気分で相手への対応が変わるなどの気分やには誰も頼りませんし、なるべく関わらないようにするのではないでしょうか。

人間はいざという時に本性が出るものですが、感情的な人は緊急時にでも自分中心な行動を取りがちです。

ですが本当に頼りになり、信用のできる人物というのは、どんな時であっても常に冷静で判断の基準を謝らずにいられる人です。

7-10. 活動的である

好青年というと爽やかでさっぱりした印象が強いと思いますが、そうなるとあまりずっと家の中でゲームばかりしたり、なるべく他人との関わりを持たないように人前に出ないというよりは、スポーツをしたりボランティアなど何かの集まりに参加するなどどちらかというと体を動かしたり活発で活動的なイメージがあると思います。

汗が似合ったり、協調性や順応性の高い人が多いため人付き合いもよく人見知りをする性格であってもTPOに合わせ感情をコントロールする事が出来るので高感度を覚えるのかもしれません。

まとめ

好青年とは老若男女問わずどの年齢層の人々からも、一定の支持があり何かしら感心され、好感を持たれる人の事をいうのかもしれません。

無理をせず、自然体でクセがないので受け入れられやすいのも要因だと思います。

ですが個性的で奇抜だからといって好青年ではない訳ではありません。

どうしても見た目で判断してしまいがちですが、むしろ外見は幾らでも変更が可能です。

内容が伴っていなければ外見がいくら爽やかでも好青年にはならないように、やはり中身は何よりも大切であると言えるでしょう。

挨拶であったり、礼儀正しさであったり、とてもシンプルではありますが、真似をしようとしてもすぐにできる事ではないので普段からしっかり身に付いている事が好感を持たれるのだと思います。

もしステキな好青年だと感じる人物に出会えたなら、是非見習って、近づけるように学習できればと思います。