収集癖とは？収集癖のある人の特徴・類語・反対語 | SPITOPI

気がついたら何かを集めていたというような記憶はないでしょうか。

小さい頃ならおまけのカードを集めたいと思ったり、好きなアーティストのグッズを集めたいというような気持ちになったことがあるというような人も多いと思います。

そのような人というのは、収集癖俄ある人だと言われるのですが、実際には収集癖とはどのような人のことを言うのかわからないというような人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は収集癖についてご紹介していきます。

1. 収集癖とは?

収集癖とは、自分がほしいものを買い集めていき、コレクションのようにしてしまうような状態にあることを意味しています。

収集することで自分の気持ちを満たしていたり、収集していないと落ち使いというような人も多く、収集癖というのは、好きなものを集めたいというような気持ちが強い傾向にある人のことを表している言葉でもあります。

2. 収集癖の類語や反対語

2-1. 収集癖の類義語

収集癖を他の言葉で言い換えることも出来ます。

「コレクター」などは、自分の好きなものを集めることで、その好きなもので満たされていることへの解放感などが感じられるような状態にあることを意味していますので、収集癖という言葉にはコレクターという言葉がぴったりと合います。

他にも、「マニア」や「熱中者」というような言葉も収集癖の言葉を表している言葉としては合っているとされています。

収集癖というのは、いろいろなものを集めて満足するというよりも、ひとつのジャンルに限って集めることの方が多いとされています。

そのため、収集癖の類義語としては、「マニア」という言葉や収集しているものに対して、熱中しているような様子から、「熱中者」と呼ばれる傾向にあるとされています。

2-2. 収集癖の反対語

収集癖の反対語としては、「粗末にする」「捨てる」「配る」などのような意味があるとされています。

収集癖の人というのは、自分の好きなものを大切に保管しているような人が多いことから、その反対の意味としては、「粗末にする」というような言葉が当てはめることが出来ます。

また、収集というのは集めることですが、その反対の意味であれば、捨てるといような意味であったり、持っているものを配るというような意味でもあるとされています。

3. 収集癖の心理

3-1. 持っていないと不安

収集癖のある人というのは、ものがないと不安であるというような傾向にあるとされています。

収集癖のある人には、一種の強迫観念があるとされています。

強迫観念というのは、「こうしなくてはならない」と強く思い込むことであり、収集癖のある人は、「これを集めなくては不幸になる」とさえ感じている人もおおいのです。

通常では考えられないかもしれませんが、強迫観念のある人というのは、実際にすべて揃えなくてはならないと、焦りのようなものまで感じているような人までいるとされています。

強迫観念と聞くと、ピンと来ない人も多いかもしれませんし、本人も集める必要がないことは理解してします。

しかし、小さな心の隙を狙って、強迫観念が勝ってしまい、収集癖をやめることができないような状態にあることを意味しています。

3-2. 寂しい

収集癖のある人というのは、孤独などの寂しさから収集をしてしまうというような人が多いとされています。

人というのは一人で生きていくことができない生き物であると言えます。

誰かがそばにいないと寂しいというような気持ちになったときに、その心にぽっかりと空いた穴を埋めるために、収集癖を身に付けてしまう傾向にもあるとされています。

収集癖がある人というのは、孤独などの寂しさから収集を始めたというような人も少なくはありません。

収集をして、そのことに没頭をしているときには寂しさから少しでも解放されるからです。

人というのは、寂しさから解放されていくためには、他のことでまぎらわせようとしてしまいます。

その結果というのが、収集癖になってしまうというようなパターンが多いとされています。

3-3. 所有物にしたい

収集癖のある人の心理としては、自分の所有物にしたいというような気持ちが強いことが挙げられています。

みんなが欲しがっているものがあると、それを自分だけのものにしたいというような欲求が生まれてきます。

それは、収集癖がない人でもある、当たり前の欲求です。

しかし、収集癖がある人というのは、普通の人よりも、自分の所有物にしたいというような気持ちが強い傾向にあるとされています。

そのため、収集癖がある人というのは、全て自分の手元においておきたいというような強い欲求によって、収集してしまうようになるとされています。

3-4. 完璧を目指している

収集癖がある人というのは、実は完璧主義者というのが多いとされています。

収集癖がある人というのは、これを全て集めてコンプリートしたいというような気持ちが強かったり、完璧に揃えないと気持ち悪いというような感情がわき出てしまうことから、それが好きというよりも、全てをコンプリートするためのために、収集してしまうようになるとされています。

そのため、中途半端で終わらせることができない、完璧主義者というのが、収集癖がある人には多いとされています。

4. 収集癖を治すコツ

4-1. 買いたいものがあったら時間を置く

収集癖がある人というのは、多くの場合がやめなくてはならないと思いながらも続けてしまう傾向にあるとされています。

友だちと食事をするために外出して、帰宅する頃にはショッピングバッグを大量に手にしてしまうような人も多いとされていますが、買いたいものがあったとしても、すぐには買わないように心がけていくことが必要です。

一目惚れをして気に入ったものであったとしても、すぐには買わずに時間をおいて買うようにすることが大切です。

一週間後にまだ欲しかったら買うようにしようなど、買いたいものがあったら時間をまずは置くことから始めてみると、一週間後には欲しかったもののことなどすっかりと忘れているというような可能性があるとされています。

4-2. お金を余分に持ち歩かない

収集癖がある人というのは、常に多くのお金を持ち歩く傾向にあるとされています。

お金があると買いたくなるのは当たり前です。

収集癖がある人というのは、お金を余分に持ち、カードも準備して、買い物をするための準備がいつも整っている状態です。

そのため、余分にお金を持ち歩かないことはもちろんのこと、カードなども持ち歩かないことが大切です。

もしもお金がなかったら、買いたくても断念することができるはずです。

4-3. 一つ買ったら一つ捨てる

収集癖がある人というのは、次から次へとものを買うため、その反対の捨てるという行為がおろそかになっているような傾向にあるとされています。

そのため、何か一つものを買うときには一つ家の中にあるものを捨てるようにすることが大切です。

ものを買うときには、家の中のどれを手放すかを考えていくことで、捨てたくないのであればこれ以上ものを増やすことはなくなります。

また、買いたいものを手に入れて、代わりに一つ手放す習慣をつけることで、収集癖が解消されていくと言えます。

4-4. 収集したものを目に見えないところに片付ける

収集癖を本気でなおしたいのになかなか改善することができないと悩まれているのであれば、まずは収集したものを段ボールに積めて、目に見えないところに片付けてください。

目に入ってしまうと気になってしまいますが、目に見えなければ意外と気にならないかも知れません。

5. 収集癖の使い方「例文」

収集癖という言葉を日常的に取り入れたいなと考えていたのであれば、収集癖の使い方を知っておくことが大切です。

まずは、「あの人はいつも大量の袋をもって買い物から帰ってくるけれど、収集癖でもあるのだろうか」というような使い方です。

大量の袋を毎日のように持っているというのは、それだけ買い物をしたことになります。

そのため、収集癖がある人なのだろうかと、客観視して感じているような文章となります。

他にも「また買ってしまった。

早く収集癖をやめなくては」というような文章もあります。

収集癖というのは、第三者から観たものだけではなく、自分のことを表すときにも使われます。

「これほしいな。

収集癖があるから欲しい衝動を止めることができなくて大変なんだ」というような文章を使うこともできます。

収集癖というのは、主観的にも客観視でも使うことができるような言葉であるとされています。

6. 収集癖のある人の特徴や傾向

6-1. 見栄っ張りな人

収集癖のある人の特徴としては、見栄っ張りな人が多いとされています。

見栄っ張りな人というのは、自分のことをよく見せたいというような気持ちが高いことから、自分のことをよく見せるための武器を装備しようとします。

それが収集するアイテムであると言えます。

収集癖がある人というのは、見栄で生きている人が多く、ものに溢れている生活というのが自分のなかでのステータスのように感じているような傾向にもあるとされています。

また、何かを得ることで自分の地位を確立させたいというような気持ちが強いことから、SNSで投稿するだけのために、収集してしまうような傾向にもあるとされています。

6-2. 完璧主義者

収集癖で多く見られる特徴としては、完璧主義者であるというような傾向にあるとされています。

完璧を求めてしまうあまり、これを買ったのであればあれも買わなくてはと、どんどん完璧に集めていくような方向性にしているような可能性があるとされています。

完璧主義者ですので、完璧に揃うまで、借金をしてでも集めていくような人というのが多い傾向にあります。

6-3. 競争心が強い

収集癖がある人というのは、他者に対しての対抗心が強い傾向にあるとされています。

収集癖がある人というのは、周りの人が集めているからというような理由や、みんなが集めているからというような理由から収集を始めるというようなパターンも少なくはありません。

他者よりも早く揃えたいというような思いや、誰よりも多く保持していたいというような思いというのが、収集癖に繋がっていくとされています。

競争心が強いひとというのは、他者が自分よりも持っていたりすると、それを越えなくてはならないと、更に情熱を注いでしまうような傾向にあるとされています。

6-4. 買い物依存症

収集癖がある人というのは、単に買い物依存症である可能性が高いとされています。

買い物依存症というのは、ストレスなどを買い物をすることで解消をして行くような人のことをあらわしています。

服やバッグなど、高額なものを購入するほど、その緊張感がたまらないということで、買い物に依存してしまうような傾向にあるとされています。

買い物依存症の人というのは、購入したことで満足をしてしまう傾向にもありますので、買ったものは放置してしまう可能性があるとされています。

買い物をしたものばかりがどんどん増えていき、その増えていく感覚にもストレス解消を覚えてしまうことから、買い物依存症の人というのは、収集癖がある兆候でもあります。

6-5. 片付けが苦手

収集癖がある人というのは、基本的には片付けが苦手であるというのが特徴であるとされています。

片付けが上手な人というのは、いるものの分別が上手であり、要らないものを捨てる勇気を持っています。

しかし、片付けが苦手な人は捨てるという決断が苦手であるという人が多いとされています。

かたづけをしていても、どれを処分したらよいのか分からないと悩んでしまい、結局は何も変わらないままで終わってしまう可能性があるとされています。

また、片付けが苦手な人というのは、ものを捨てることへの罪悪感を抱いてしまう方も多いですので、その罪悪感を抱いてしまうことによって、なかなか片付けが捗らないというような傾向にあるとされています。

6-6. 凝り性

収集癖がある人というのは、一定ものに対しての懲り具合が強い人が多いとされています。

そのため、収集癖がある人というのは、収集癖がある人というのは、凝り性である人が多いとされています。

例えば、アニメなどのキャラクターに恋をしてしまうというような人もいると思いますが、アニメのキャラクターに恋をしてしまい、そのキャラクターのグッズを集めたいというな気持ちになるのが、凝り性の人の特徴であるとされています。

一般的にオタクと呼ばれている人というのは、この凝り性な性格でもあるのです。

凝り性な人というのは徹底的に好きなものへと情熱を注ぎますので、凝り性である人が多いとされています。

6-7. 独り暮らしの人

独り暮らしの人というのは、収集癖がある人に多い特徴であるとされています。

というのも、収集癖というのは誰かに止められてしまうと、治さなくてはならないと感じたり、とがめられることで収集することを諦めるという人が多いためであるとされています。

なかには家族と過ごしていて、家族にとがめられたとしても、なかなか改善することができないというような人も多いのですが、収集癖に多いのは、基本的には誰かにとがめることがないような、独り暮らしをしている人が多いとされています。

独り暮らしの人であれば、もので溢れていても部屋にいれない限り、収集癖がバレることはありませんので、思う存分収集を楽しむことが出来ます。

また、独り暮らしの人というのは、時おり孤独を感じやすいというようなことから、寂しさを埋めるために買い物をしていったり、部屋のなかをもので埋め尽くすことで、満足感を得ているような人も多いと言えます。

そのため、一人で寂しさを感じることが多く、更には誰にもとがめられることがないような独り暮らしの人というのは、収集癖が出てくるというような人が多いとされています。

6-8. ごみ屋敷

収集癖というのは、実は近年ごみ問題などが話題となっているように、収集するだけではなく、ゴミとなった部屋に住む可能性もあるとされています。

収集癖がある人というのは、好きなものを集めることだけではなく、明らかにごみだと思うようなものさえも、捨てることができないような人が多いとされています。

ゴミ屋敷となるまでものを集めるというのは、心の病が関係しているとも言われています。

まとめ

収集癖についてご理解してもらうことが出来たでしょうか。

収集癖というのは、ゴミ屋敷問題にまで発展する可能性もあるのです。

しかし、収集癖が悪いというような意味ではありません。

本当に欲しいものだけを収集する分にはいいのですが、手当たり次第自分のものにしようとすると、ゴミ屋敷となってしまう可能性もありますし、支払いができなくなってしまい、生活が困窮してしまう可能性があると言えます。

収集癖がある人というのは、自分の収入と相談をしながら集めることも大切です。