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ボダイジュ(菩提樹)の花言葉や花について解説

ボダイジュ(菩提樹)の花言葉や花について解説 | SPITOPI

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ボダイジュ(菩提樹)の花言葉や花について解説

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ボダイジュ(菩提樹)という花・樹木の特徴と名前の由来を分かりやすく解説しながら、「ボダイジュ(菩提樹)の花言葉」について紹介していきます。

インドの国花でもあるボダイジュにはどのような花言葉や特徴があるのでしょうか。

  • ボダイジュ(菩提樹)とはどんな花?
  • ボダイジュ(菩提樹)の花言葉
  • ボダイジュ(菩提樹)の育て方や注意点
  • ボダイジュ(菩提樹)の名前の由来
  • ボダイジュ(菩提樹)の開花時期
  • ボダイジュ(菩提樹)の種類(原種、園芸品種)
  • まとめ

1. ボダイジュ(菩提樹)とはどんな花?

ボダイジュ(菩提樹)とはどんな花?

ボダイジュ(菩提樹)の原種は、クワ科イチジク属(フィクス属)の熱帯性のインドボダイジュで、「黄色くて小さな目立たない花(淡黄色あるいは黄緑色の小さな花)」を咲かせます。

ボダイジュの花は、清々しい爽やかな香りを放ちます。

日本で「ボダイジュ(菩提樹、学名Tilia miqueliana)」と呼ばれるのはインドの原種とは異なるシナノキ科シナノキ属の落葉高木の植物(中国原産)で、インドボダイジュより耐寒性が高くなっていて逆に暑さに弱い樹木なのです。

インドボダイジュはインドから東南アジア諸国に広く分布している熱帯性の常緑高木で、環境が良ければ高さ20メートル以上の大樹になります。

仏教との由来も深い花であるため、「インドの国花」に指定されています。

イチジク属の植物は、他の植物や岩石などに蔓(つる)を巻きつけて成長するので「締め殺しの木」の一種とされます。

2. ボダイジュ(菩提樹)の花言葉

ボダイジュ(菩提樹)の花言葉

ボダイジュ(菩提樹)には、以下のような花言葉があります。

2-1. 夫婦愛

夫婦愛

ボダイジュ(菩提樹)の花言葉は、ギリシア神話の深い夫婦愛を伝えるエピソードに由来しています。

主神のゼウスに仕えていたフィレモンとバウキスという老夫婦がいて、仲の良い二人は死によって別れることを非常に恐れていました。

その永遠の愛を願う老夫婦を見たゼウスが、フィレモンをカシの木に、バウキスをボダイジュの木に変えてしまったのです。

そのお陰で老夫婦は、いつまでも永遠に仲良く一緒にいられるようになったということから、「夫婦愛」の花言葉が生まれたとされています。

いつまでも深い愛情で結ばれていてほしいという願いが込められたボダイジュの花は、新婚の夫婦だけではなく中高年以上の年配の夫婦に贈っても喜ばれる花でしょう。

2-2. 結婚

結婚

ボダイジュは夫婦愛の花言葉の連想から、「結婚」という花言葉の意味も持っています。

結婚という特別に深い男女関係が、「永遠の愛情+信頼で結ばれている」というおめでたい花言葉を持っていますので、これから結婚式を挙げようとしているカップルに贈って上げるのにも適した花と言えるでしょう。

ボダイジュが咲かせる淡黄色・黄緑色の花自体はあまり目立たない花なのですが、花言葉である「結婚」には「永遠の愛を誓う・いつまでも夫婦二人が仲良くいられる・愛情を維持して連れ添うことができる」といったポジティブな花言葉の意味が込められているのです。

3. ボダイジュ(菩提樹)の育て方や注意点

ボダイジュ(菩提樹)の育て方や注意点

ボダイジュ(菩提樹)は、環境条件に左右されにくい日本では育てやすい樹木の一種です。

他のシナノキ科の植物と同じように、土壌の質をあまり選ぶことがなく、多少荒れた土地でもすくすくと育っていき、順調に成長すれば約10~20メートルの大木になります。

3-1. 日本のボダイジュは温暖湿潤気候で育ちやすいが暑さに弱い

日本のボダイジュは温暖湿潤気候で育ちやすいが暑さに弱い

中国原産のボダイジュは温暖湿潤気候を好み、湿気を含んだ肥沃な土地で最も育てやすくなります。

大木に成長していくため、狭いスペースでの栽培(植栽)は難しく、無理に狭いスペースに押し込めると不格好な樹形になりやすい問題があります。

原種のインドボダイジュと比較して暑さに弱いので、日本におけるボダイジュの植栽の適地は関東以北のやや寒冷な気候の土地と言えるでしょう。

日本特産種とされるシナノキであれば、北は北海道の寒冷気候から南は九州地方の亜熱帯に近い温暖湿潤気候にまで適応して育っているので、「暑さ寒さ・湿度の気候条件」に左右されにくい品種だと言えるでしょう。

4. ボダイジュ(菩提樹)の名前の由来

ボダイジュ(菩提樹)の名前の由来

ボダイジュ(菩提樹)は、仏教の創始者であるゴータマ・シッダールタ(仏陀・ブッダ)が、インドのビハール州のブッダガヤにあった木の根元に座って瞑想することで、「悟り(解脱)」を得たという伝説的なエピソードで知られています。

ここでいう本家本元の原種の菩提樹は、熱帯性植物でイチジク科の「インドボダイジュ(Ficus religiosa)」のことです。

「菩提樹(ぼだいじゅ)」という名前の由来は、ゴータマ・ブッダの別名とされる「ボーディー (Bhodhi)」にあり、ボーディーが菩提(ぼだい)へと音韻変化したものです。

菩提(ぼだい)という言葉自体にも「悟りを得た至高の境地」や「死後の冥福」といった仏教由来の意味が備わっています。

4-1. ブッダがその下で悟りを開いた元祖の菩提樹そのものは現存しない

ブッダがその下で悟りを開いた元祖の菩提樹そのものは現存しない

菩提樹とは、直訳すれば「ゴータマ・ブッダの木」を意味することになり、仏教の創始者であるゴータマ・ブッダ(ゴータマ・シッダールタ)と非常に関係性の深い木なのです。

菩提は英語では「bo-tree,bodhi-tree」と表記されますが、意味はゴータマ・ブッダ(ボーディー)で同じ意味になります。

ブッダが悟りをその下で開いたブッダガヤの菩提樹は、5世紀頃にインドで起こったヒンズー教徒による「仏教弾圧」で伐採されてしまいました。

ブッダが触れた元祖の菩提樹は切り倒されましたが、菩提樹は「挿し木」によって植え替えることが可能なので、各地に大元の菩提樹の枝から植え替えたと伝えられる「子孫の菩提樹の木々」が育っています。

4-2. 日本に伝わったボダイジュはインドボダイジュではなくシナノキ科の樹木

日本に伝わったボダイジュはインドボダイジュではなくシナノキ科の樹木

日本の菩提樹(ボダイジュ)は、禅宗の臨済宗の開祖である栄西(1141~1215)が中国の天台宗の山岳地帯から持ち帰った樹木が起源とされていますが、この菩提樹(菩提樹)はインド原産の熱帯性のものとは種類が異なります。

日本の寺院の周辺に植栽されていることが多いボダイジュは、シナノキ科シナノキ属あるいはアオイ科(APG体系)のボダイジュなのです。

シナノキは日本特産種のボダイジュとされています。

ボダイジュの学名Tilia miquelianaの「Tilia(ティリア)」は、ラテン語の「ptilon(翼)」が語源であり、包葉が翼状に花梗につくことに由来しているとされます。

5. ボダイジュ(菩提樹)の開花時期

ボダイジュ(菩提樹)の開花時期

ボダイジュ(菩提樹)の開花時期は、「初夏(5~7月頃)」になります。

6. ボダイジュ(菩提樹)の種類(原種、園芸品種)

ボダイジュ(菩提樹)の種類(原種、園芸品種)

ボダイジュ(菩提樹)には、以下のような種類があります。

ボダイジュは全世界で約30種類以上もの種類が確認されている植物です。

代表的なボダイジュの種類を紹介します。

6-1. ボダイジュ

ボダイジュ

臨済宗の栄西が中国の天台山から持ち帰った植物が起源とされる中国原産のボダイジュで、日本の寺院・神社の周辺に植えられていることが多い木です。

樹高は約10メートルまで生長します。

シナノキ科シナノキ属に分類される落葉高木になります。

温帯地方で育つ樹木なので原種のインドボダイジュと比べると、熱帯のような暑い気候に弱いという特徴があり、関東地方以北で育ちやすくなっています。

6-2. シナノキ

シナノキ

シナノキは日本特産種のボダイジュで、幅広い気温・湿度に適応できる育てやすい樹木で、樹高は約20メートルまで生長します。

温暖な九州地方から寒冷な北海道までの幅広い山地・平地に分布していて、シナノキは長野市の「市の木」にもなっています。

初夏の季節に当たる6~7月頃に、淡黄色の可愛らしい小さな花を咲かせます。

6-3. インドボダイジュ

インドボダイジュ

インドボダイジュはゴータマ・ブッダ(釈迦)がその木の下で悟りを開いたとされるボダイジュの原種であり、クワ科イチジク属に分類される常緑高木になります。

熱帯地方で育つ樹木なので耐寒性が弱いものの、約20メートル以上もの大樹に生長することがあります。

6-4. セイヨウシナノキ

セイヨウシナノキ

ヨーロッパ各地の街路樹に植えられているボダイジュであり、樹高は約20~30メートル以上にまで大きくなります。

セイヨウシナノキは、チェコの国花にも指定されています。

セイヨウシナノキは、ナツボダイジュとフユボダイジュの自然交配種であり、ヨーロッパでは中世以前から人工的に植栽されていました。

その木材は楽器・彫刻などに利用され、強い香りを放つので花と葉は「ハーブ」としても加工されています。

6-5. ベンガルボダイジュ(ガジュマル)

ベンガルボダイジュ(ガジュマル)

ベンガルボダイジュは、亜熱帯~熱帯地方で育つボダイジュであり、東南アジアから沖縄県にかけて植生が広がっています。

ベンガルボダイジュの別名は「ガジュマル」であり、ガジュマルという呼び方の方が知名度が高いかもしれません。

ベンガルボダイジュの幼木は観葉植物としても人気があり、大きくなっていくに従ってワイルドな枝ぶりの外観に迫力が出てきます。

まとめ

まとめ

ボダイジュ(菩提樹)はインド原産ですが、日本では中国原産のシナノキ科のボダイジュやシナノキが多く育っています。

ボダイジュは世界で約30種類以上もあり、非常に種類の多い植物ですが、土壌の質にこだわらなくても生長するので育てやすい植物でもあります。

ボダイジュは初夏に小さな可愛らしい淡黄色・黄緑色の花を咲かせますが、花言葉は「夫婦愛」「結婚」になります。

ボダイジュ(菩提樹)の花言葉や植物・花の特徴について知りたい方は、この記事を参考にしてみて下さい。

ボダイジュ(菩提樹)という花・樹木の特徴と名前の由来を分かりやすく解説しながら、「ボダイジュ(菩提樹)の花言葉」について紹介していきます。

インドの国花でもあるボダイジュにはどのような花言葉や特徴があるのでしょうか。


ボダイジュ(菩提樹)とはどんな花?

ボダイジュ(菩提樹)の原種は、クワ科イチジク属(フィクス属)の熱帯性のインドボダイジュで、「黄色くて小さな目立たない花(淡黄色あるいは黄緑色の小さな花)」を咲かせます。

ボダイジュの花は、清々しい爽やかな香りを放ちます。

日本で「ボダイジュ(菩提樹、学名Tilia miqueliana)」と呼ばれるのはインドの原種とは異なるシナノキ科シナノキ属の落葉高木の植物(中国原産)で、インドボダイジュより耐寒性が高くなっていて逆に暑さに弱い樹木なのです。

インドボダイジュはインドから東南アジア諸国に広く分布している熱帯性の常緑高木で、環境が良ければ高さ20メートル以上の大樹になります。

仏教との由来も深い花であるため、「インドの国花」に指定されています。

イチジク属の植物は、他の植物や岩石などに蔓(つる)を巻きつけて成長するので「締め殺しの木」の一種とされます。

ボダイジュ(菩提樹)の花言葉

ボダイジュ(菩提樹)には、以下のような花言葉があります。

2-1. 夫婦愛

夫婦愛

ボダイジュ(菩提樹)の花言葉は、ギリシア神話の深い夫婦愛を伝えるエピソードに由来しています。

主神のゼウスに仕えていたフィレモンとバウキスという老夫婦がいて、仲の良い二人は死によって別れることを非常に恐れていました。

その永遠の愛を願う老夫婦を見たゼウスが、フィレモンをカシの木に、バウキスをボダイジュの木に変えてしまったのです。

そのお陰で老夫婦は、いつまでも永遠に仲良く一緒にいられるようになったということから、「夫婦愛」の花言葉が生まれたとされています。

いつまでも深い愛情で結ばれていてほしいという願いが込められたボダイジュの花は、新婚の夫婦だけではなく中高年以上の年配の夫婦に贈っても喜ばれる花でしょう。

2-2. 結婚

結婚

ボダイジュは夫婦愛の花言葉の連想から、「結婚」という花言葉の意味も持っています。

結婚という特別に深い男女関係が、「永遠の愛情+信頼で結ばれている」というおめでたい花言葉を持っていますので、これから結婚式を挙げようとしているカップルに贈って上げるのにも適した花と言えるでしょう。

ボダイジュが咲かせる淡黄色・黄緑色の花自体はあまり目立たない花なのですが、花言葉である「結婚」には「永遠の愛を誓う・いつまでも夫婦二人が仲良くいられる・愛情を維持して連れ添うことができる」といったポジティブな花言葉の意味が込められているのです。

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この記事は2021年02月08日に更新されました。

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