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アイスランドポピーの花言葉や解説

アイスランドポピーの花言葉や解説 | SPITOPI

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アイスランドポピーの花言葉や解説

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細長いくねくねとした茎の先に、鮮やかな薄い花びらを、ぱぁっと開かせる“アイスランドポピー”。

その姿はとても可憐で鮮やかで、切り花としても好まれます。

アイスランドポピーは古来から親しまれて来た可憐な花です。

花びらはまるでセロハンか和紙のようで、日本名は“シベリアひなげし”と言います。

ポピーもけしも耳慣れていると思いますが同じ花なのですね。

そんなアイスランドポピーについてお話しします。

  • アイスランドポピーってどんな花?
  • 名前の由来は?
  • 花言葉はある?
  • 育て方や注意点
  • 開花時期と花
  • アイスランドポピー以外の種類
  • ケシとポピーは違うの?
  • 他に用途はあるの?
  • まとめ

1. アイスランドポピーってどんな花?

アイスランドポピーってどんな花?

日本で“ポピー”と言ったらほとんどの場合“アイスランドポピー”のことを言います。

これは英名で日本名は“シベリアひなげし”。

名前の通りシベリア原産の花です。

くねくねとした細長い茎の先に、和紙のように見えるひだのある花びらが4枚広がります。

中央には黄色い花粉部分があり、花びらとのコントラストが美しい花です。

花色は赤・オレンジ・ピンク・黄・白など鮮やかな色。

風にゆらゆらと揺れるさまはとても可憐です。

実は、麻薬である阿片の原料となるモルヒネを含むのもけし科の花で、花の感じは良く似ていますが、もちろんアイスランドポピーは何の問題もなく無害です。

2. 名前の由来は?

名前の由来は?

ポピーは“ケシ属”に属します。

ケシ属はPapaverと言いますが、これはラテン語の“papa”が語源。

このpapaとはお粥のことで、幼児をよく眠らせるために、お粥にケシ属の実からとれる乳汁を加えていたからとされます。

ケシ属の実の乳汁には催眠作用があったことが分かっていたのですね。

3. 花言葉はある?

花言葉はある?

実はポピーの花言葉は日本と西洋ではだいぶ違います。

また、色によっても違う花言葉もあります。

次に、花言葉をいくつかご紹介します。

プレゼントにする時など、参考にして下さい。

3-1. ポピー全体<日本>の花言葉

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「いたわり」「思いやり」「慰め」などは可憐な様子から生まれた花言葉ですね。

また、「恋の予感」「七色の恋」などは色の鮮やかさが由来でしょう。

華奢で可愛らしい姿が、恋する乙女を連想させるのかもしれません。

3-2. ポピー全体<西洋>の花言葉

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「眠り」「休息」「忘却」「慰め」など。

日本の花言葉が見た目に由来しているのに対して、西洋の花言葉は、その実からとれる乳汁に麻酔作用や鎮静作用があることが由来です。

驚いたことに、赤ちゃんをよく眠らせるためにも使っていたとか。

また、「慰め」には神話で、豊穣の神デメテルがケシの花がお気に入りで、摘んでは心を慰めていたという話、そして「眠り」には眠りの神ソムアヌが、子を亡くし嘆き悲しむデメテルをケシの花で眠らせたという話が由来という説もあります。

西洋では古来から親しまれていたのが分かります。

3-3. 色別の花言葉

色別の花言葉

赤-「慰め」「感謝」など。

白-「眠り」「忘却」など。

黄-「富」「成功」など。

4. 育て方や注意点

育て方や注意点

育て方はそんなに難しくありません。

植木鉢でもプランターでも、もちろん直植えでも大丈夫です。

でも、一つの茎に1輪しか花が咲きませんから、出来れば大きいプランターなどにたくさん植えるのがおすすめです。

公園で群生させているところがありますが、それはそれは見事な長めです。

4-1. 育てる場所

育てる場所

水はけと日当たりが良いところで、育てるのが良いでしょう。

シベリア原産だけあって寒さには比較的強いのですが、霜には直接当たらないような場所にして下さい。

但し暑さには弱いので、日本の夏は越せない可能性もあります。

また酸性の土壌は嫌います。

4-2. 種を蒔く時期と蒔き方は?

種を蒔く時期と蒔き方は?

9月下旬から10月くらいに蒔きます。

涼しくなってこないと発芽しないので、熱いうちに蒔くのは避けましょう。

種が非常に小さいので、重ならない様に気を付けながら、土やプランターに直に蒔いて下さい。

その際土であまり覆わない様にします。

生えてきたら、20センチ間隔くらいに間引いて下さい。

移植は好まないので動かさない様にして下さい。

4-3. その後

その後

肥料などは必要ありません。

水は土が乾いたらあげて下さい。

また、花が咲いた後の花がらは、なるべく早く取りのぞいて下さい。

花は切り花も好まれます。

切り花にするには、つぼみの時に切るのがおすすめです。

5. 開花時期と花

開花時期と花

開花は3月くらいです。

5月くらいまでは次次と咲く花を楽しめます。

花は株の元から茎を長く伸ばし、その先に1輪開きます。

和紙のようにしわのある薄い花びらが4枚少しずつ重なり合って丸い花になります。

中心にはたくさんの黄色い雄しべに囲まれた雌しべがあり、また雄しべの先に丸い球が付いたような形状で可愛らしく、花とのコントラストが綺麗です。

6. アイスランドポピー以外の種類

アイスランドポピー以外の種類

ケシ科ケシ属のポピーにはアイスランドポピー(シベリアヒナゲシ)以外にも種類があります。

原産地はヨーロッパの中部ですが、アジアなどでも自生しています。

種類は何と150種類もあり、1年草と多年草があります。

6-1. ヒナゲシ

ヒナゲシ

ヨーロッパ原産で、八重咲のものもあります。

華奢で、花びらが薄く可憐なのが特徴です。

また、別名は「虞美人草」。

中国の古事で、虞という女性のお墓に咲いたケシの花という話から付けられたと言われています。

夏目漱石の小説の題にもなっており、風情を感じます。

和名で呼ぶのと、ポピーと呼ぶのとではずいぶん印象が違いますよね。

英名はシャーレポピーで、公園などに群生させているのは大体この品種です。

6-2. オニゲシ

オニゲシ

ほかのケシより色味が豊かで、花びらの根元が黒いものもあります。

花びらの感じも、ヒナゲシが可憐なのに比べると、花・草丈ともに大きく華やかな感じなのが特徴です。

“オニ”という語感があまり好まれないため、オリエンタルポピーと呼ばれることが多いようです。

6-3. ナガミヒナゲシ

ナガミヒナゲシ

最近各地で、雑草として見られます。

空き地や駐車場の片隅などで、オレンジ色のケシっぽい花が咲いていればこれです。

ヒナゲシによく似ていますが、繁殖力・生命力が強くどんどん広がります。

6-4. (栽培禁止)されているケシ

(栽培禁止)されているケシ

日本で栽培禁止とされているものに、“アツミゲシ”“ハカマオニゲシ”があります。

これは麻薬成分のモルヒネを含んでいるためです。

それぞれ“ヒナゲシ”“オニゲシ”に似ているため気を付けなければなりません。

麻薬成分を含んだケシは、もちろん流通はしていませんが、厚生労働省は注意を呼び掛けています。

7. ケシとポピーは違うの?

ケシとポピーは違うの?

ケシ科の草花を総称して英名でポピーと呼びますので、同じものです。

但し日本的な事情では、麻薬成分のモルヒネ(阿片の原料となります)を含んだものと区別するために、麻薬成分を含んでいるものは“ケシ”、それ以外を“ポピー”と呼んで区別をしています。

8. 他に用途はあるの?

他に用途はあるの?

種は食物としても使われることがあります。

“けしの実”、そう、“ポピーシードです”。

あんぱんの上にのっている小さい粒です。

食感がプチプチしていて、香ばしくて、ケーキなどのアクセントにつかわれることもあります。

こちらもだいぶ昔から使われています。

まとめ

まとめ

アイスランドポピーについてお話ししましたが、いかがだったでしょうか? 春に、可愛らしい色の花を咲かせるポピー。

群生していると素晴らしいですし、1輪で咲いていても素敵です。

そして、種類によっては控えめで可憐なもの、反対にあでやかで華やかなものもあり、選ぶ楽しさもあります。

西洋では神話に登場するほど昔から親しまれてきました。

また日本で“けし”としては、なんと古代人の住居跡からも見つかっていたり、また江戸時代の浮世絵にも描かれているほど、日本でも同じく親しまれてきたことが分かります。

秋になったら種を蒔いて、春に花を楽しんでみませんか?

細長いくねくねとした茎の先に、鮮やかな薄い花びらを、ぱぁっと開かせる“アイスランドポピー”。

その姿はとても可憐で鮮やかで、切り花としても好まれます。

アイスランドポピーは古来から親しまれて来た可憐な花です。

花びらはまるでセロハンか和紙のようで、日本名は“シベリアひなげし”と言います。

ポピーもけしも耳慣れていると思いますが同じ花なのですね。

そんなアイスランドポピーについてお話しします。


アイスランドポピーってどんな花?

日本で“ポピー”と言ったらほとんどの場合“アイスランドポピー”のことを言います。

これは英名で日本名は“シベリアひなげし”。

名前の通りシベリア原産の花です。

くねくねとした細長い茎の先に、和紙のように見えるひだのある花びらが4枚広がります。

中央には黄色い花粉部分があり、花びらとのコントラストが美しい花です。

花色は赤・オレンジ・ピンク・黄・白など鮮やかな色。

風にゆらゆらと揺れるさまはとても可憐です。

実は、麻薬である阿片の原料となるモルヒネを含むのもけし科の花で、花の感じは良く似ていますが、もちろんアイスランドポピーは何の問題もなく無害です。

名前の由来は?

ポピーは“ケシ属”に属します。

ケシ属はPapaverと言いますが、これはラテン語の“papa”が語源。

このpapaとはお粥のことで、幼児をよく眠らせるために、お粥にケシ属の実からとれる乳汁を加えていたからとされます。

ケシ属の実の乳汁には催眠作用があったことが分かっていたのですね。

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この記事は2021年02月08日に更新されました。

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