断捨離や片付け本のヒットなど、掃除は単なる生活習慣以上の「暮らしを良くする方法」として認知されています。
しかし、掃除には風水的にも大変良い効果をもたらすことはご存知ですか?
今回は、掃除が風水の考え方でどのような位置づけなのか、また風水的に効果的な掃除の方法をご紹介します。
- 風水で掃除とは?
- 掃除で運気が上がる理由
- 汚い部屋が運気を下げる理由
- 掃除する時のコツや注意点
- 特に重要視したい掃除の場所
- まとめ
1. 風水で掃除とは?

そもそも、風水とは古代中国の思想が元となった考え方です。
都市計画や建築物の向き、またお墓などの位置を決定するために用いられてきました。
その語源は古代中国の書物「狐首経」に記されている下記の文言であるという説があります。
「水を得、風を防ぐ地形を得る」
清涼な水があり、よどんだ空気のを遮る良い環境には良い気が溜まると考えられています。
風水は日本に伝わった後に、家相術などとミックスされ進化を遂げます。
その結果、住居の位置だけでなく家の中の間取りや配置で運気をコントロールする方法となりました。
しかし、対象が狭まっても考え方の根幹は変わりません。
清らかな環境は悪い気を払うとされています。
そのため、家の中を清潔にする掃除は、良い気を家の中に呼び込む方法とされているのです。
2. 掃除で運気が上がる理由

掃除をすればスッキリとして気分も爽快になりますが、風水上で言えばそれ以上の意味を秘めています。
掃除の仕方によってはなんとなくイマイチだった運気を上げることすらできるのです。
それではなぜ、掃除で運気が上がるのでしょうか。
2-1. 気づかぬうちに入っていた悪い気を追い払える

新鮮な空気が巡っていることで良い気を吸収するという考え方の風水では、よどみは厳禁です。
目に付くところは掃除していても、つい面倒で積んである机の片隅のダイレクトメールや部屋の隅の分別不能なもの。
これらは一体いつからそこに置かれているのでしょう?
例え数日だったとしても、そこに物と一緒に留め置かれた空気は停滞し、徐々に悪い気を持つようになります。
そこでその謎の山を処分ないしは分類し片付けることにより、悪い気を拡散させることができるのです。
よどみを解消した後は、できれば南西の方角の窓や玄関などを開けられるとベターです。
南西は裏鬼門と呼ばれ、悪い気を外へ出しやすい出口とされています。
2-2. 良い気は吸収することができる

逆に、掃除は良い気を受けることもできます。
明るいものや生気に富んだもの、良い香りなどが良い気に好まれるとされています。
そのため、鏡や照明を磨いてピカピカにしたり、花の手入れをしてピンとさせたりすると良い気を呼び寄せやすいのです。
ただ、良い香りということに関しては住んでいる人たちの一致が必要です。
複数人で住んでいる場合、もし誰かが嫌い匂いだった場合はその人の不快感が悪い気を呼び寄せ、結局相殺されてしまうからです。
そのため、あまりフレグランスやアロマなどにこだわらず、洗濯して日光に当てて干したシーツなど、自然の良い香りを取り入れるイメージにすると良いです。
2-3. 良い気の流入と悪い気の流出で相乗効果が期待できる

風水は気の循環という重要なキーワードがあります。
良い気を流し、悪い気を押し出す風通しの良い家が運気の良い家と言えます。
そのため、掃除をし続けることにより今まで下がっていた運気は上がり、普通だった運気はますます上がることでしょう。
ただ掃除をするだけで、運気は大幅にアップしているはずです。
もちろん、そのためには気の風通しを良くするため、掃除中は玄関や窓など、外界に通じる扉を開けましょう。
3. 汚い部屋が運気を下げる理由

では、掃除をしない汚い部屋が、どうして運気を下げてしまうのでしょうか。
理由は、その部屋だけでなく、生態系やその周辺の家庭にまで及びます。
3-1. 風水上避けたい要素が掃除をしないことにより起こる

空気のよどみが悪い気を呼び込み、溜めることには触れましたが、その他にも風水上良くない現象が掃除をしないことで起こります。
例えば、下記のようなものです。
濁りの要素(水槽やトイレなど)
火が出にくい要素(焦げ付いたガスコンロや汚れのついた鍋など)
生気のない要素(しおれた花など)
悪臭の要素(ペットの糞の不始末やその他生活臭など)
他にも要素はたくさんありますが、このような状態を悪い気は好みます。
そして、掃除をしないことによりそれが定着し、悪い気もとどまり続けるのです。
3-2. 出てきた虫は殺してはいけない!

風水では、虫を殺すことはタブーです。
しかし、掃除をしていないキッチンやトイレではゴキブリやコバエが出ることはよくありますね。
また、ベランダ掃除を怠ると夏に蚊が発生することもあります。
もちろん、出てきた以上は対応する必要があり、殺虫スプレーなり叩くなりで殺してしまうことも多いでしょう。
この結果、悪い気を呼び込み、運気を大きく下げてしまうのです。
3-3. 集合住宅であれば、一つの家が全体の運気を下げる可能性も

個人の家なのだから勝手にさせて、とばかりに汚い部屋をそのままにしていると、他の部屋の運気も下げていくことになりかねません。
悪い気が溜まった家は悪い気を発散します。
お隣の家がどんなにきれいにしていても、その隣の家が悪い気をまとい、隣の家に悪い気を送り込んでいる可能性もあるのです。
悪い気は伝染し、最悪その集合住宅そのものの運気を下げてしまいます。
それは戸建ての場合でも同様です。
直接家の運気を下げることはないかもしれませんが、ゴミ捨て場などの共用部分や共用する道路などが汚れていれば相手に迷惑をかけていると心にとどめた方が良いです。
4. 掃除する時のコツや注意点

風水上、掃除をすることに大きなメリットがあることをご説明しました。
その理論で言えば、部屋をホテル並みに美しくすれば運気も良くなるはずです。
しかし、普段の生活でそれを実現するのはなかなか難しいでしょう。
完璧を目指すのではなく、悪い気を払うポイントを知り、効果的に掃除をすることの方が現実感があります。
それでは、風水に良い掃除をする際にはどのようなポイントを押さえると良いのでしょうか。
4-1. 毎日掃除する

風水の考え方では、風や水を循環させることが大切です。
そのため、週に一回大きな掃除をするよりは毎日狭い範囲の掃除をしましょう。
風水上でなくとも、掃除の習慣化につながり大変良い習慣となるでしょう。
また、週に一度のスパンですと、その日にたまたま用事が入ったり体調が悪かったりすると途端に億劫になってしまい、翌週から全くやらないというような極端なことになってしまいかねません。
おすすめなのは、曜日ごとに掃除をする場所を変えることです。
月曜日は月のイメージで照明器具や鏡を磨く、あるいは「ピカピカ」のイメージから拭き掃除もいいでしょう。
火曜日は火のイメージでコンロ周りを掃除し、水曜日は水回りを掃除など、曜日ごとのイメージで掃除をすると楽しく、はかどりますよ。
4-2. 不要なものはできるだけ買わない

掃除をする手間を増やしているのは、掃除する前の片づけです。
であれば、片付けの時間を減らすために不用品の購入を控えてプチミニマリストになりましょう。
もちろん風水上のメリットもあります。
触られず、思い出されず、放置されたものは陰の気を持ち始めます。
物が多い場合にはどうしてもそのような存在が出てきます。
物が少なければ、当然そのようなことはありません。
掃除の上でも、風水学上もミニマリストは合理的な考え方と言えます。
4-3. 生命が弱っている物を放置しない

風水では、生き生きしたものには良い気が宿り、弱ったものは悪い気を孕むとされています。
しかし、普段愛情を持って世話をしていたのに、少し目を離した隙にしょんぼりしおれた一輪挿しの花やなんてよくあることですよね。
その場合、そのままにしておいては良い気が逃げて行ってしまいますので、残念ながら処分する必要があります。
ただし、風水上では名残惜しく処分するものに対して雑な捨て方をすることはよくありません。
きちんとお別れをしたという区切りの気持ちが無いと、生気のないものとの縁が切れないと考えられています。
そのため、お花の場合であればそのままゴミ箱に突っ込むのではなく、その花だけの袋を用意してゴミ捨て場に捨てるなど、感謝の気持ちで送り出すことを忘れず行いましょう。
5. 特に重要視したい掃除の場所

風水では家の至るところに気が巡っているとされていますが、そんな中でも特に重要だと考えられている場所をご紹介します。
5-1. トイレ

風水では、不浄、汚い場所には陰の気が宿るとしています。
現代のトイレは水洗で清潔ではありますが、それでも性質としては不浄に属します。
その中でも、トイレに溜まっている水は「よどみ」「汚水」「悪臭」として最も嫌われる存在です。
そのため、トイレ掃除は風水上の掃除の中でも優先順位一位と考えていいでしょう。
普通のトイレ掃除をすることは大前提として、匂い対策をすることも運気アップの要です。
消臭剤などでごまかすのではなく、トイレの床やふたなども拭き掃除して匂いを元から断つことを心がけましょう。
なお、トイレマットなどはファブリックによりどうしても匂いを吸着しがちです。
こまめに洗濯できない場合、いっそのことトイレマットやカバーをしないのも方法のひとつです。
5-2. キッチン

キッチンは火と水の要素を持ち、複数の気が入り乱れているところ。
風水の考え方ではバランスが大事です。
そのため、ガスコンロなどの火の周りだけきれいとか、シンク周辺の水際だけ掃除したというのでは運気アップは見込めません。
現実としてはどちらもそこそこキレイというのが目標です。
また、キッチンで言うとガスコンロの汚れが目立ちますが、実は換気扇にも注目してください。
換気扇は空気を流すところ、すなわち気の循環に大切な役割を持っています。
ここが汚れていると悪い気が家の外に出ず、換気扇の前でストップしてしまうことになります。
フィルターの交換をこまめに行い、年に一度は解体して油を取るようにしたいですね。
5-3. 玄関

玄関は、良い気も悪い気も入ってくるまさに「入り口」。
その分、きれいにしておく必要のある重要ポイントです。
玄関で重要なのは靴の扱いです。
休日用の靴がそのまま置きっぱなし、しかも休日もたまたま履かない日もあり、気が付けば2、3週間そこに置いてある・・・というようなこともありますね。
物が動かないことは風水上よくありません。
また、動かない靴があるということは掃除もしづらく、三和土を水拭きするなどの通常の掃除も億劫になってしまうでしょう。
使わない靴は、面倒でも靴箱に都度入れましょう。
そうすることにより気の入り口も大きくなりますし、掃除もしやすくなります。
同様に、不用品を玄関先に置いておくこともNGです。
長い間玄関に鎮座している不用品は、多分もういらないもの。
この機会に処分してしまいましょう。
スッキリして、掃除もはかどるはずですよ。
5-4. 洗面所

洗面所は水の性質を持つのは当然として、そこに住んでいる人たちの身だしなみを整える重要な場所。
洗面所は金運と美容運を兼ね備えた場所と言われています。
ここでは、掃除の前に配置をまず改めましょう。
実は、風水ではメイクなどの身を飾り立てる行為を洗面台ですることはよくないとされています。
ただし、スキンケアなどは除きます。
また、整然と整頓された洗面所は金運を上げるとされています。
そのため、メイク道具そのものを洗面所から引き揚げてしまいましょう。
寝室にドレッサーなどがあると良いですね。
そうすることによって洗面所のアイテム数自体が少なくなり、掃除がグッとしやすくなります。
掃除は、水回りもそうですが鏡や蛇口を磨くことも忘れずに行ってください。
5-5. お風呂

お風呂場は、トイレに次いで不浄が発生しやすい場所です。
それは、蒸気などで発生するカビ、またそのエサとなるせっけんなどの好条件がそろっているからです。
しかし、トイレと違うのはそこで行われることは住民の身支度を整え、清浄にする「清涼な環境」でもあるということ。
お風呂を掃除することは、不浄を払い、更に清潔な状態を手に入れるチャンスなのです。
お風呂掃除で不可欠なのが、シャンプーやリンスなどのボトルの下のヌルつき退治。
風水上、よどみとして嫌われますので必ずきれいにしましょう。
いっそのことラックなどで浮かせ、底にヌルヌルが出ないようにすると掃除も楽です。
また、お風呂場に換気扇などの空気の出口がある場合はほこりをきちんと取りましょう。
悪い気の出口になるので、ここをきれいにすることはよどみ解消に貢献します。
5-6. リビング

リビングは人が集まる家の中央。
家の中でも最も重要な箇所とされています。
しかし、一番広く、汚れやすいのもリビングですね。
実は風水上、リビングに目立った特性はありません。
水や火などの要素は別にありますので、リビングはまんべんなく掃除すればよいと言えます。
ただし、リビングには大きな窓があることが多いので、その窓はこまめに開けるようにしましょう。
大きな外界との出入り口は気の流れを良くします。
5-7. 寝室

寝室は陰の気を持ち、精神を落ち着かせ、眠りにいざなう場所です。
ここが汚れていることは気持ちが興奮し、良質な眠りを得られないとして嫌われます。
しかし、寝室は人の汗などで湿り、汚れやすいのも特徴。
よく空気を入れて、布団も豆に干しましょう。
ダニなどが出た場合は要注意。
ダニ駆除のシートなどを使うと運気を下げてしまいますから、元からダニが発生しないよう、布団の外干しができない場合は布団用掃除機などを使用するのも良いです。
まとめ
風水上、掃除は良いことづくめです。
しかし、それ以上に気持ちがスッキリし、やる気がでたり、だるい気持ちがなくなったりすることもまた効果として挙げられます。
家の中を全てきれいにすることはなかなか難しいもの。
しかし、風水の考え方を取り入れ、楽しく掃除することができることこそ、真の運気アップの理由になるのではないでしょうか。
断捨離や片付け本のヒットなど、掃除は単なる生活習慣以上の「暮らしを良くする方法」として認知されています。
しかし、掃除には風水的にも大変良い効果をもたらすことはご存知ですか?
今回は、掃除が風水の考え方でどのような位置づけなのか、また風水的に効果的な掃除の方法をご紹介します。
1. 風水で掃除とは?

そもそも、風水とは古代中国の思想が元となった考え方です。
都市計画や建築物の向き、またお墓などの位置を決定するために用いられてきました。
その語源は古代中国の書物「狐首経」に記されている下記の文言であるという説があります。
「水を得、風を防ぐ地形を得る」
清涼な水があり、よどんだ空気のを遮る良い環境には良い気が溜まると考えられています。
風水は日本に伝わった後に、家相術などとミックスされ進化を遂げます。
その結果、住居の位置だけでなく家の中の間取りや配置で運気をコントロールする方法となりました。
しかし、対象が狭まっても考え方の根幹は変わりません。
清らかな環境は悪い気を払うとされています。
そのため、家の中を清潔にする掃除は、良い気を家の中に呼び込む方法とされているのです。
2. 掃除で運気が上がる理由

掃除をすればスッキリとして気分も爽快になりますが、風水上で言えばそれ以上の意味を秘めています。
掃除の仕方によってはなんとなくイマイチだった運気を上げることすらできるのです。
それではなぜ、掃除で運気が上がるのでしょうか。
2-1. 気づかぬうちに入っていた悪い気を追い払える

新鮮な空気が巡っていることで良い気を吸収するという考え方の風水では、よどみは厳禁です。
目に付くところは掃除していても、つい面倒で積んである机の片隅のダイレクトメールや部屋の隅の分別不能なもの。
これらは一体いつからそこに置かれているのでしょう?
例え数日だったとしても、そこに物と一緒に留め置かれた空気は停滞し、徐々に悪い気を持つようになります。
そこでその謎の山を処分ないしは分類し片付けることにより、悪い気を拡散させることができるのです。
よどみを解消した後は、できれば南西の方角の窓や玄関などを開けられるとベターです。
南西は裏鬼門と呼ばれ、悪い気を外へ出しやすい出口とされています。
2-2. 良い気は吸収することができる

逆に、掃除は良い気を受けることもできます。
明るいものや生気に富んだもの、良い香りなどが良い気に好まれるとされています。
そのため、鏡や照明を磨いてピカピカにしたり、花の手入れをしてピンとさせたりすると良い気を呼び寄せやすいのです。
ただ、良い香りということに関しては住んでいる人たちの一致が必要です。
複数人で住んでいる場合、もし誰かが嫌い匂いだった場合はその人の不快感が悪い気を呼び寄せ、結局相殺されてしまうからです。
そのため、あまりフレグランスやアロマなどにこだわらず、洗濯して日光に当てて干したシーツなど、自然の良い香りを取り入れるイメージにすると良いです。
2-3. 良い気の流入と悪い気の流出で相乗効果が期待できる

風水は気の循環という重要なキーワードがあります。
良い気を流し、悪い気を押し出す風通しの良い家が運気の良い家と言えます。
そのため、掃除をし続けることにより今まで下がっていた運気は上がり、普通だった運気はますます上がることでしょう。
ただ掃除をするだけで、運気は大幅にアップしているはずです。
もちろん、そのためには気の風通しを良くするため、掃除中は玄関や窓など、外界に通じる扉を開けましょう。
スポンサーリンク