風水では、ぬいぐるみや人形など、生き物の形に似た物を玄関等に置くと運気が下がるとか、そのぬいぐるみに外から入ってきた魂が入って、その家や家族の運気を悪くすることがあると言われることがあります。
本当でしょうか。
ぬいぐるみを玄関に置くおうちはあまりないかもしれませんが、自分の部屋やリビングに置くことはあるでしょう。
そう言った場合、ぬいぐるみは何か良くないものを吸いこんでしまうのでしょうか。
見て行きましょう。
- 風水でぬいぐるみが良くないと言われる理由
- 風水的にぬいぐるみがNGな場所
- ぬいぐるみを飾るのにおすすめの場所
- ぬいぐるみを飾る時の注意点
- ぬいぐるみや人形のしまい方や処分方法
- まとめ
1. 風水でぬいぐるみが良くないと言われる理由
ぬいぐるみが風水で良くないとされる理由はいくつかありますが、中でも一般的に言われるのが、「ぬいぐるみは生き物の形をしているので、家族の一員とみなされ、その家の運気を家族と一緒に分かち合うので、ぬいぐるみの数が多い程運気が下がる」というものです。
ただ、人間そっくりの人形に比べると、普通のぬいぐるみはそう恐ろしい物ではありません。
一言付け加えましたが、あくまで「普通の」可愛いぬいぐるみなら大丈夫、ということです。
つまり、いわくつきのぬいぐるみ、何かの霊が憑依しているぬいぐるみ等はあまり安心出来ません。
また、人から譲り受けた物、誰かからも経った物等も飾っているうちに何が良くないことが起こるかもしれません。
2. 風水的にぬいぐるみがNGな場所
2-1. 玄関
風水では、玄関は家の中でも重要な場所とされています。
それは、玄関が「気の出入り口」だからです。
良い気が入って来たり、悪い気が出て行ったりできる状態であるのがベストな場所なのです。
その場所に生き物に似たぬいぐるみ、特にぬいぐるみには目・鼻・口が付いているので、ぬいぐるみ自体が「気」を持っている可能性があります。
そして、ぬいぐるみをそのまま置いておくと、当然埃が溜まると同時に玄関の気も吸いこんでしまいます。
気の出入りが滞った玄関は気が淀み、ついには悪い気に変わってしまいます。
ですから、洗ったり拭いたりして綺麗に出来ない物は玄関には置かないことです。
ぬいぐるみは本来はあかるい場所に置くことが風水的にはベストです。
出来れば東南か南の、日当りの良い場所に飾って上げると良いでしょう。
また、古くなったぬいぐるみは「今迄ありがとう」という感謝の気持ちを言葉にしてから、処分しましょう。
2-2. 寝室
ぬいぐるみは気を吸う、と上述しましたが、寝室にぬいぐるみを置くとぬいぐるみはあなたに代わって悪い気を吸ってくれます。と同時に、あなたにとって良い気も吸ってしまいます。
人間は眠っている間に美しい気を取り入れ、朝には生まれ変わる位新しいエネルギーを溜めた状態になります。
しかし、そこにぬいぐるみがあるとどうでしょう。
あなたにとって良い気も吸ってしまうので、あなたは翌朝十分な良い気を蓄えられないという状態になってしまいます。
もし、寝室に小さい頃からお気に入りのぬいぐるみやその他大事にしてきたぬいぐるみを置くなら、なるべく枕元から離した所に、3個までにして下さい。
2-3. トイレ
玄関・トイレ・寝室は風水上とても大事な場所です。
そして、トイレは不浄な場所だけに、いつも綺麗に掃除しておくことや暖かい感じを受けるようなインテリアにするようにしましょう。
そしてぬいぐるみですが、やはりトイレの陰の気を吸収してしまい、家族に負の運気を与えてしまいます。
そんなぬいぐるみを小さなお子さんが時々触ったりすると、病気に罹る可能性すらあります。
トイレにぬいぐるみを飾るのは止めましょう。
2-4. 洗面所
洗面所もトイレ程ではありませんが、汚れた水が流れる場所ですから、風水では邪気が堪りやすい場所とされています。
そんな場所に気を吸いこみやすいぬいぐるみを置けば、これはトイレと同じことが起こります。
邪気を段々溜めてしまうと、そのぬいぐるみ自体が悪いアイテムとなり、家族に良くないことが起こる可能性もあります。
洗面所ではぬいぐるみも濡れてしまいますから、わざわざ洗面所に飾るのは止めましょう。
2-5. 階段
階段は気を2階に上げる通り道となります。
家に依っては階段を上がった所にも窓が無い場合があります。
ぬいぐるみは明るい場所や賑やかな場所に飾るのが一番適しているので、もし、階段にぬいぐるみを飾るなら、照明は明るめにしましょう。
また、運気を上げる葉の先が尖ったような観葉植物と一緒に飾ると良いでしょう。
但し、サボテン等トゲのある植物は止めて下さい。
良い気を跳ね返してしまうからです。
また、ぬいぐるみに埃が溜まらないように、時々洗ったりファブリーズ等でいつも綺麗にするように心掛けましょう。
3. ぬいぐるみを飾るのにおすすめの場所
3-1. ショーケースの中
これはお薦めです。
寝室に自分の好きなぬいぐるみを置くのは自然なことですが、汚れたり埃が溜まる状態にしておくのは良くありません。
悪い気が溜まりやすくなります。
それを防ぐ為にショーケースに入れると、埃や汚れでぬいぐるみ自体が負のエネルギーを持つ事を防ぐ事が出来ます。
3-2. リビング
こちらもお薦めです。
ぬいぐるみはそもそも明るい場所に置くのが相応しいアイテムなのです。
リビングの窓辺など、日当たりの良い場所に置いて下さい。
そうすると、ぬいぐるみの中に溜まってしまった悪い気を浄化することが出来、いつまでもそこに飾っておくことが出来ます。
但し、あまりに古くなってしまった物、色褪せた物は適当な時期にお礼を言って処分しましょう。
処分するのが気になる場合は、全国に人形供養をしている神社やお寺が沢山ありますから、近くの神社仏閣に相談するか、有名な人形供養の神社やお寺に供養をお願いしても良いでしょう。
気を付けたいのは、多数のぬいぐるみを飾るのはあまりお薦めしません。
お気に入りのぬいぐるみを3~5点位に留め、趣味としてコレクションをしているなら、3-1の様に自分の部屋でショーケースに入れて飾るようにしましょう。
3-3. 日当たりの良い場
ここが本来ぬいぐるみを飾るのに最も適した場所です。
日当りが良く、玄関・トイレ・洗面所以外の場所なら飾っても悪い気が溜まりにくいのです。
ぬいぐるみはどうしても良い気も悪い気も吸い取ってしまい、気の停滞を招いたり悪い気を溜めこんでしまったりします。
それを太陽光で絶えず浄化出来るので、日当たりの良い場所はぬいぐるみを飾るのに最適な場所なのです。
太陽は風水でも幸運を表します。
邪気を溜めやすい物は太陽に当たる場所に置くと良いとされます。
4. ぬいぐるみを飾る時の注意点
4-1. こまめに掃除する
これは風水上とても大切なことです。
特に邪気を溜めこむ恐れがあるぬいぐるみ、また邪気を発しやすいトイレや洗面所、また物が乱雑に入れられた物入れ等は、頻繁に掃除をする必要があります。
本来家を綺麗にするのは当たり前のことで、そうしていれば家族も過ごしやすいですね。
風水では決して無理なことや特別なことを言っている訳ではなく、忙しい現代でも自分が住む家の中を綺麗に、という当たり前のことを言っているだけです。
トイレをいつも綺麗にしておくというのも、他の場所よりは臭いや黴菌等が気になる所ですから、トイレから病人が出ないように清潔にするのは、昔から人間はしてきたことです。
その家の末っ子の女の子が「トイレ掃除をすると可愛い赤ちゃんに恵まれるのよ」と言われてトイレ掃除の役を担っていた地域も多いはずです。
また、水洗トイレが出来る前は、博物館等人が多く集まる施設では伝染病を恐れてトイレは地下1階にしか作らなかったくらいです。
ぬいぐるみもただ飾って楽しむだけでなく、埃が溜まらないように、出来るだけ長く可愛がれるように、手入れを怠たらないことも大切です。
4-2. 必要以上にぬいぐるみを飾らない
これまでも書いてきましたが、自分で買ったり、人から頂いたり、或いはUFOキャッチャーが面白くていつの間にか溜まってしまったぬいぐるみもあるでしょう。
何となく窓辺に並べて飾ったり、部屋やタンスの上等空いた場所にどんどん置いている人もいると思います。
しかし、1個1個のぬいぐるみにそれ程の愛着が無く、ただ置いてある状態は良くありません。
本人は毎日見ているうちにその状態が普通のことと思えてきます。
そして、ぬいぐるみが沢山あるのは分かっていても、1個1個に対しては意識していない状態となってしまいます。
これではいくら窓辺で太陽に当たっていたとしても、埃は被り放題、何の手入れもしないぬいぐるみは人の愛情が向けられていませんから、それこそ邪気を溜めこみ、遂には邪気を発する存在となる可能性もあります。
寝室は多くて3個、リビングなどぬいぐるみが家族から可愛がられ、太陽光での浄化もされやすいリビングでも5個が限度と考えて下さい。
4-3. 丁寧・大事に扱う
これも、なにも風水に限ったことではありませんね。
「物を大切にする」ことは、皆さん、小さな頃から躾けられてきたことでしょう。
幼児の頃はぬいぐるみを投げて遊んだりもしたでしょうが、それはまだ本当に物を大切にするということが分かっていない年齢の時のことなので、心配要りません。
家の中に置くぬいぐるみは自分が気に入った物に限り、悪い気が入りにくくなるように愛情を注ぎましょう。
そうしていれば、あなたの在場がぬいぐるみに邪気が入るのを防ぐことも出来ます。
その為にもぬいぐるみを丁寧に、大事に扱って長く一緒にいられるように扱いたいものです。
これはぬいぐるみに限ったことではありませんが、悪い気が入り込みやすいぬいぐるみは特に気を付けて上げることが大切です。
5. ぬいぐるみや人形のしまい方や処分方法
5-1. 天然素材の籠等に入れて収納しましょう
ぬいぐるみや人形で古くなってもどうしても捨てたくない場合は、しまってしまいましょう。
その方が出しっぱなしにして色褪せて悪い気を溜めることを防ぐことが出来ます。
収納する物は、プラスチック製の物は避けます。
人工の物はあまり良い気は付きません。
その代わり、天然素材で作られた籠やそれが無かったら紙で出来た段ボールを用意します。
ぬいぐるみや人形を白い布で丁寧に包んで、籠や段ボールに入れます。
それを普段は目につかないような場所にしまうようにしましょう。
5-2. ぬいぐるみや人形の処分方法
色々な物を吸いこんでいたり、あなたの愛情も感じているぬいぐるみや人形ですから、最後まで心を込めて処分しましょう。
そうすれば嫌なことなどは起こりません。
まず、ぬいぐるみや人形を綺麗にして上げます。
今迄一緒にいた期間を思いだし、あんな時はこのぬいぐるみに話を聞いてもらったな、と感謝の気持ちを持って綺麗にしてあげて下さい。
「捨てる」という気持ちではなく、ぬいぐるみや人形に対して感謝の念が伝わるように心の中で話しかけてあげて下さい。
もちろん、実際に声を掛けてもいいですよ。
髪の長い人形は髪をよく梳かし、綺麗い結んで最初の形に近づけてあげましょう。
そして、白い布か和紙でぬいぐるみや人形をくるみます。
ここでも化学繊維で出来た物では包まない様に。
そして、他のゴミとは分け、そのぬいぐるみや人形だけを、晴れた日を選んで集積所に感謝の心と共に置きます。
これに依って、ぬいぐるみや人形に籠った気は天地に返り、再生へと導かれて行きます。
捨てるのがどうしても気になる方は、各地に人形供養をする神社やお寺がありますので、そこに連絡をして送り方等を聞いて下さい。
結構近くの神社等でも受け付けている場合もあります。
また、人形供養で有名な神社やお寺に問い合わせてみるのも良いですね。
ただ、大体はぬいぐるみや人形を郵送出来るのですが、中には神社まで持参しないといけない所もあるのでよく確認しましょう。
そして、神社やお寺で供養してもらうにしても、送る時には「長い間ありがとうね」と一言声を掛けてあげましょう。
まとめ
如何でしたか。
風水ではぬいぐるみは置く所に決まりがあるみたいだ、ヘンな所に置くと悪いことが起きるかもしれない、と思われていた方もいたでしょう。
確かに玄関・トイレに置くことはお薦め出来ません。
しかし、それ以外はぬいぐるみを大事にすること、いつも綺麗な状態にしておいてあげること、そして、古くなりもう処分するしかなくなった時も心を込めて最後まで綺麗な状態を保って、感謝の心を伝えて処分したり、供養したりしてあげて下さい。
家族や姉弟に対するのに近い気持ちで接すれば、邪気だけが残ったり、怖がることは全くありません。
風水では、ぬいぐるみや人形など、生き物の形に似た物を玄関等に置くと運気が下がるとか、そのぬいぐるみに外から入ってきた魂が入って、その家や家族の運気を悪くすることがあると言われることがあります。
本当でしょうか。
ぬいぐるみを玄関に置くおうちはあまりないかもしれませんが、自分の部屋やリビングに置くことはあるでしょう。
そう言った場合、ぬいぐるみは何か良くないものを吸いこんでしまうのでしょうか。
見て行きましょう。
1. 風水でぬいぐるみが良くないと言われる理由
ぬいぐるみが風水で良くないとされる理由はいくつかありますが、中でも一般的に言われるのが、「ぬいぐるみは生き物の形をしているので、家族の一員とみなされ、その家の運気を家族と一緒に分かち合うので、ぬいぐるみの数が多い程運気が下がる」というものです。
ただ、人間そっくりの人形に比べると、普通のぬいぐるみはそう恐ろしい物ではありません。
一言付け加えましたが、あくまで「普通の」可愛いぬいぐるみなら大丈夫、ということです。
つまり、いわくつきのぬいぐるみ、何かの霊が憑依しているぬいぐるみ等はあまり安心出来ません。
また、人から譲り受けた物、誰かからも経った物等も飾っているうちに何が良くないことが起こるかもしれません。
2. 風水的にぬいぐるみがNGな場所
2-1. 玄関
風水では、玄関は家の中でも重要な場所とされています。
それは、玄関が「気の出入り口」だからです。
良い気が入って来たり、悪い気が出て行ったりできる状態であるのがベストな場所なのです。
その場所に生き物に似たぬいぐるみ、特にぬいぐるみには目・鼻・口が付いているので、ぬいぐるみ自体が「気」を持っている可能性があります。
そして、ぬいぐるみをそのまま置いておくと、当然埃が溜まると同時に玄関の気も吸いこんでしまいます。
気の出入りが滞った玄関は気が淀み、ついには悪い気に変わってしまいます。
ですから、洗ったり拭いたりして綺麗に出来ない物は玄関には置かないことです。
ぬいぐるみは本来はあかるい場所に置くことが風水的にはベストです。
出来れば東南か南の、日当りの良い場所に飾って上げると良いでしょう。
また、古くなったぬいぐるみは「今迄ありがとう」という感謝の気持ちを言葉にしてから、処分しましょう。
2-2. 寝室
ぬいぐるみは気を吸う、と上述しましたが、寝室にぬいぐるみを置くとぬいぐるみはあなたに代わって悪い気を吸ってくれます。と同時に、あなたにとって良い気も吸ってしまいます。
人間は眠っている間に美しい気を取り入れ、朝には生まれ変わる位新しいエネルギーを溜めた状態になります。
しかし、そこにぬいぐるみがあるとどうでしょう。
あなたにとって良い気も吸ってしまうので、あなたは翌朝十分な良い気を蓄えられないという状態になってしまいます。
もし、寝室に小さい頃からお気に入りのぬいぐるみやその他大事にしてきたぬいぐるみを置くなら、なるべく枕元から離した所に、3個までにして下さい。
2-3. トイレ
玄関・トイレ・寝室は風水上とても大事な場所です。
そして、トイレは不浄な場所だけに、いつも綺麗に掃除しておくことや暖かい感じを受けるようなインテリアにするようにしましょう。
そしてぬいぐるみですが、やはりトイレの陰の気を吸収してしまい、家族に負の運気を与えてしまいます。
そんなぬいぐるみを小さなお子さんが時々触ったりすると、病気に罹る可能性すらあります。
トイレにぬいぐるみを飾るのは止めましょう。
2-4. 洗面所
洗面所もトイレ程ではありませんが、汚れた水が流れる場所ですから、風水では邪気が堪りやすい場所とされています。
そんな場所に気を吸いこみやすいぬいぐるみを置けば、これはトイレと同じことが起こります。
邪気を段々溜めてしまうと、そのぬいぐるみ自体が悪いアイテムとなり、家族に良くないことが起こる可能性もあります。
洗面所ではぬいぐるみも濡れてしまいますから、わざわざ洗面所に飾るのは止めましょう。
2-5. 階段
階段は気を2階に上げる通り道となります。
家に依っては階段を上がった所にも窓が無い場合があります。
ぬいぐるみは明るい場所や賑やかな場所に飾るのが一番適しているので、もし、階段にぬいぐるみを飾るなら、照明は明るめにしましょう。
また、運気を上げる葉の先が尖ったような観葉植物と一緒に飾ると良いでしょう。
但し、サボテン等トゲのある植物は止めて下さい。
良い気を跳ね返してしまうからです。
また、ぬいぐるみに埃が溜まらないように、時々洗ったりファブリーズ等でいつも綺麗にするように心掛けましょう。
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