「猫」は犬とは違って家にじっとしていることが少なく、夜や繁殖期になるとブラリと家出することが多いのです。
可愛がっている飼い猫が家出して長く帰宅しないと不安になりますが、猫が帰ってきやすくなるおまじないがあります。
この記事では、「猫が帰ってくるおまじない」について紹介していきます。
- 「百人一首(中納言行平)」を使った「上の句」を書いておくおまじない
- お稲荷様の頭に皿をかぶせるおまじない
- 「猫返し神社」のパワースポットを使うおまじない
- 日本の八百万の神々にお願いするおまじない
- 猫の茶碗に「米粒・カツブシ・マタタビ」を入れるおまじない
- 「ハサミを輪ゴムでぐるぐる巻きにする+猫のにおいのついたモノを玄関に置く」おまじない
- 「百人一首(中納言行平)」を柱に逆さまにして貼り付けるおまじない
- まとめ
1. 「百人一首(中納言行平)」を使った「上の句」を書いておくおまじない
「小倉百人一首」に採用されている16首目の歌である「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今かへりこむ(中納言行平)」を紙に書き付けて下さい。
猫が使っていた食器を伏せて、この歌を書いた紙を貼り付けることで猫が帰ってきやすくなるというおまじないです。
あるいは、猫の食器の下にこの歌の「上の句」を書いた紙を置き、猫が帰ってきたら「下の句」を書き足して燃やすというおまじないの方法に、かなり効果があると言われています。
2. お稲荷様の頭に皿をかぶせるおまじない
稲荷神社に祀られている「お稲荷様の狐」は、人間の願い事を叶えてくれたり不運・災厄を防いでくれたりするだけではなく、「狐(お稲荷様)は猫と仲が良い」と言われています。
お稲荷様にお願いすると、家出した猫が家に帰ってくる可能性が高まりますが、江戸時代からあるとされる直接的なおまじないもあります。
猫がいつも愛用していた食器を、神社のお稲荷様の狐の頭にかぶせることで、猫が帰ってきやすくなると言われていますが、現代で実行するとちょっと罰当たりな行為かもしれません。
勝手にこのおまじないをすると神社の神主さん・関係者から怒られる可能性もあるので、許可を取って短時間だけちょっとかぶせる方法でいいでしょう。
3. 「猫返し神社」のパワースポットを使うおまじない
東京都立川市には、「猫返し神社」とも呼ばれる「阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)」のパワースポットがあります。
阿豆佐味天神社は、安産祈願で有名な神社ですが、家出した猫が帰ってきやすくなるご利益があると言われています。
ジャズピアニストの山下洋輔さんが、この神社に家出した猫が帰ってくるように祈願した所、17日後にその猫が家に帰ってきたことから「猫返し神社」と呼ばれるようになったそうです。
境内社の「蚕影神社(こかげじんじゃ)」が社になっており、蚕の天敵はネズミなので、ネズミを捕る猫が守り神になっているのです。
境内には「ただいま猫」の石像があるのでこの石像にお祈りしてから、「願い事を書いた絵馬」も奉納しておきましょう。
4. 日本の八百万の神々にお願いするおまじない
日本は古代の昔から、八百万(やおよろず)の神々やアニミズム(精霊崇拝)の信仰があり、人々の真摯な願い事を聞き届けてくれていました。
「全ての神様の御心のままに、私たち(猫)をより良く導いてお守りください」という気持ちを込めて、以下の祈りの言葉・呪文を天に向かって唱えてみましょう。
「大神様、守りたまえ、幸はえたまえ、大神様、守りたまえ、幸はえたまえ、猫が帰って来ますように、ご守護をお願いします。
かんながらたまちはえませ、 かんながらたまちはえませ」と声に出して唱えてください。
ことばが現実になる神秘的な言霊(ことだま)のパワーによって、猫が帰ってきやすくなります。
5. 猫の茶碗に「米粒・カツブシ・マタタビ」を入れるおまじない
猫の愛用の茶碗(食器)を綺麗に洗って清めます。
その茶碗の中に「米粒を数粒・カツブシ一本・マタタビの実数個=猫の大好物」を置きます。
家の中心から東西南北の四方向に向かって「四方拝(しほうはい)」を行って神々の猫に対する加護を祈ります。
茶碗に乗せていた猫の好物を「仏壇・神棚」に上げて、題目(南無妙法蓮華経)あるいは祝詞(のりと)を唱えましょう。
カラの茶碗を、玄関の入口に伏せておいておくと、猫が帰ってきやすくなります。
6. 「ハサミを輪ゴムでぐるぐる巻きにする+猫のにおいのついたモノを玄関に置く」おまじない
猫が帰ってくる簡単なおまじないとして、ハサミを輪ゴムでぐるぐる巻きにするという方法があります。
迷信じみたおまじないの方法ですが、ハサミを輪ゴムで巻いて引き出しの中にしまっておくだけで、家出した猫が帰ってきやすくなると言われています。
あるいは、においに敏感な猫の習性を利用したおまじないに、「愛猫のにおいのついたモノ(おしっこの砂・愛用の座布団・食器など)」を玄関先に置いておくだけで、猫が帰ってくる可能性が上がります。
7. 「百人一首(中納言行平)」を柱に逆さまにして貼り付けるおまじない
「小倉百人一首」採用の16首目の歌「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今かへりこむ(中納言行平)」を紙(半紙)に書き付けましょう。
和歌を上の句と下の句に分けて2行で書き、3行目にはいなくなった猫の名前を書いて下さい。
家の中心にある「柱」にこの和歌を書いた紙を逆さまにして貼りつけるだけでOKです。
早ければ、猫が数時間程度で帰ってくる強力なおまじないです。
この歌を書いた紙を、玄関の人目につかない場所に貼っておくだけでもOKと言われています。
中納言行平の歌の意味は、「あなたと別れて行ったとしても、あの因幡の国(現鳥取県)の稲葉山の峰に生えている松(まつ)のようにあなたが私の帰りを待つ(まつ)と聞いたら、すぐに帰ります」です。
この歌の意味から、猫を帰りやすくする効果があると古くから伝えられています。
まとめ
猫が帰ってくるおまじないには、「百人一首(中納言行平)の歌を使ったおまじない・八百万の神々にお願いするおまじない・猫返し神社(パワースポット)のおまじない・お稲荷様の頭に皿をかぶせるおまじない」などの色々な種類があります。
かわいい飼い猫が家出したり行方不明になったりした時には、「猫が帰ってくるおまじない」を実践して猫の帰りを待ちましょう。
「猫」は犬とは違って家にじっとしていることが少なく、夜や繁殖期になるとブラリと家出することが多いのです。
可愛がっている飼い猫が家出して長く帰宅しないと不安になりますが、猫が帰ってきやすくなるおまじないがあります。
この記事では、「猫が帰ってくるおまじない」について紹介していきます。
1. 「百人一首(中納言行平)」を使った「上の句」を書いておくおまじない
「小倉百人一首」に採用されている16首目の歌である「立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今かへりこむ(中納言行平)」を紙に書き付けて下さい。
猫が使っていた食器を伏せて、この歌を書いた紙を貼り付けることで猫が帰ってきやすくなるというおまじないです。
あるいは、猫の食器の下にこの歌の「上の句」を書いた紙を置き、猫が帰ってきたら「下の句」を書き足して燃やすというおまじないの方法に、かなり効果があると言われています。
2. お稲荷様の頭に皿をかぶせるおまじない
稲荷神社に祀られている「お稲荷様の狐」は、人間の願い事を叶えてくれたり不運・災厄を防いでくれたりするだけではなく、「狐(お稲荷様)は猫と仲が良い」と言われています。
お稲荷様にお願いすると、家出した猫が家に帰ってくる可能性が高まりますが、江戸時代からあるとされる直接的なおまじないもあります。
猫がいつも愛用していた食器を、神社のお稲荷様の狐の頭にかぶせることで、猫が帰ってきやすくなると言われていますが、現代で実行するとちょっと罰当たりな行為かもしれません。
勝手にこのおまじないをすると神社の神主さん・関係者から怒られる可能性もあるので、許可を取って短時間だけちょっとかぶせる方法でいいでしょう。
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