潔癖症の特徴・チェックリスト・克服方法 | SPITOPI

きれい好きと潔癖症というのは似て異なるものがあるとされています。

潔癖症というのは、見えないものにも菌があるのではないだろうかというような傾向にもあるとされています。

そこで、今回は潔癖症についてご紹介します。

1. 潔癖症の特徴

1-1. インドア派

潔癖症の人の特徴としては、インドア派の人が多いとされています。

潔癖症の人というのは外はバイ菌だらけで疲れると思っているような人が多いとされています。

外に行ったら誰が触ったか分からないようなものだらけなので、外出することが億劫になってしまうような人が多いとされています。

そのため、気をすり減らすような外出することを控えていき、部屋に閉じ籠ってしまうというような人が多いとされています。

1-2. 手を洗う回数が多かったり長い

トイレなどに行くと、いつまでも手を洗っている人がいたり、仕事の途中でも手を洗っているような人というのはいるのではないでしょうか。

何度も手を洗っているような人というのは、汚れが落ちているような気持ちにならずに、何度も手を洗ってしまうというような傾向にもあるとされています。

1-3. ティッシュを持ち歩いてある

ティッシュをいつも持ち歩いているような人というのは、潔癖症の特徴であるとされています。

潔癖症の人というのは、タオルやハンカチを使うのが苦手としているような人も多くはありません。

タオルで汗を拭いたら、そこから菌が発生してしまうのではないだろうかというような不安になってしまったりするとされています。

また、ティッシュを使ってドアを開けたり、公共のものに直接触れないようにし、使ったティッシュはすぐに破棄するようにしているような人が多いとされています。

1-4. マイ箸を持ち歩いている

エコ思考でマイ箸を持っているような人もいますが、なかには潔癖症によってマイ箸を持ち歩くというような人が多いとされています。

最近では外食などをするときに、割り箸などを置いていないようなところが多いため、使い回しの箸となり、知らない人が使った箸を例え洗ったとしても使うことが出来ないというような、潔癖症の思いからマイ箸を持ち歩いているというような人が多いとされています。

1-5. 想像力が豊富

潔癖症の人というのは、これはもしかしたらトイレに行ったあとに手を洗っていない人が触れたものかもしれない、これは鼻をほじってそのままで触れたものかもしれない、というように様々なものごとについて想像力が豊かすぎてしまうというのが特徴であるとされています。

菌というのは、目には見えません。

そのため、汚れているのかどうかは分かるはずがないのですが、想像力が豊かすぎてしまい、菌まで想像で生み出してしまうようなところがあるとされています。

2. チェックリスト

2-1. 家以外のトイレが使えない

自分自身が潔癖症かもしれないと思っているのであれば、潔癖症のチェックリストにどれだけ当てはまるのかをチェックするというのが必要です。

もしも家以外のトイレが使えないと感じているのであれば、潔癖症の可能性が高いとされています。

人が使ったトイレは使えないというようなところがあるとされています。

2-2. 一日に何度も手を洗ってしまう

一日に何度も手を洗っているというような人も潔癖症の可能性が高いとされています。

何度洗ってもきれいになったような気がしなかったりするような人というのは、潔癖症の特徴でも挙げられています。

手だけではなく、歯を何度も磨いたり、シャワーを何度も浴びるような人というのは、潔癖症の疑いがあります。

2-3. 古本や図書館の本は触れない

新品の本であれば躊躇なく触れるのに、古本や図書館の本などは触りたくないというような思いがあるような人も潔癖症の可能性が高いとされています。

これまでどのような人が見ていたのかわからない、どれ程の人が触ってきたのかわからないというようなものには触れたいと思わないというような人というのは、潔癖症の可能性があります。

2-4. 公共のボタンは素手では触れない

エレベーターなどのボタンを素手で触れることができずに、鍵で押したりするような人というのは、不特定多数の人が触ったボタンは不潔だというような思いがあるとされています。

そのため、公共のボタンは素手では触れないというような気持ちになるとされており、公共のボタンは素手では触れないというような人というのは、潔癖症の可能性が高いとされています。

2-5. バスや電車のつり革が握れない

バスや電車のつり革が握れないというような人というのは、ボタンなどと同様に不特定多数の人が触ったものであるため、触ることが出来ないというような傾向にもあるとされています。

そのため、バスや電車のつり革が握れないというような人というのは、潔癖症の可能性が高いとされています。

2-6. 他人が握ったおにぎりを食べられない

他人が握ったおにぎりを食べることが出来ないというような人というのは近年では増えています。

他人が握ったおにぎりや販売されているもの以外の手作りのものを食べることが出来ないような人というのは、潔癖症の可能性が高いとされています。

2-7. 人と鍋や焼き肉が出来ない

人と鍋や焼き肉が出来ないような人も潔癖症の可能性が高いとされています。

食べた箸でつつき合うということを想像しただけで気持ち悪いと考えているような人というのは、潔癖症の疑いがあります。

2-8. 公共のスリッパは履けない

病院や旅館などでスリッパを履けないというような人や自分でスリッパを準備するというような人というのは、潔癖症の可能性が高いとされています。

2-9. お札やコインを触れられない

お札やコインなどは洗ったりしないものですが、あまり気にするような人もいないのではないでしょうか。

しかし、潔癖症の人というのは、お金に関しても不特定多数の人が触ってきたものであるというような認識をしますので、お札やコインを触れない、触った後は手指手洗いや消毒は欠かせないというような人が多いとされています。

2-10. 恋人とのキスに抵抗がある

潔癖症の人というのは、愛情表現の一つである恋人とのキスに対しても抵抗を抱いているような人が多いとされています。

口のなかには雑菌があるというような認識が強いですので、恋人とのキスに抵抗があるような人は潔癖症の可能性が高いとされています。

3. 潔癖症になる原因とは?

潔癖症になる原因というのは様々ですが、周りからの影響が大きいとされています。

口腔内はトイレよりも汚い、不潔なものを触った手を洗わないような人もいるというような、よくない情報によって、周りのものは汚いのだというような認識を持ってしまうような人が多いとされています。

また、近年では異様な潔癖症の人を特集する番組などもあり、潔癖症の人を見て、その人の考えに同調をしてしまい、潔癖症になるひとも少なくはありません。

子供の頃などは、公共のものなどが汚いと思ったことがなかったのに、大人になって汚いと思うようになるような人が多いというのも、周りからの影響が大きく関係しているとされています。

メディアなどでつり革が汚い、トイレに行けないなど話しているような人がでると、その感覚が普通なのだと思ったり、平気でいることの方がさつだと思われてしまうというような意識から、潔癖症になってしまうというような人も少なくはありません。

4. 潔癖症を克服するコツ

4-1. 海外の暮らしに目を向ける

潔癖症を克服するためには、海外の暮らしに目を向けるというのも一つの方法です。

日本ほど環境美化に取り組んでいる国というのは珍しく、海外などは公共のものなどは見るからに不潔そうなものが多いとされています。

そのため、日本は恵まれていることを認識し、他の国というのはこのような環境で生きていくのかと思うと、日本はとても清潔ではないだろうかというような考えに移行しやすいとされています。

海外旅行などに頻繁に行く人には潔癖症の人というのは少ないと言われていますので、海外の暮らしに目を向けることや、旅行などをしてみて暮らしを体験するというのもいいかもしれません。

4-2. 少しずつ慣れる

潔癖症を克服するためには、少しずつ体をならしていくということも大切です。

潔癖症の人というのは、汚いものを見つけて、それから遠ざかっているような傾向にもあるとされています。

そのため、これまで健康でいられたのは、公共のものなどに直接触れないようにしていたからだというような認識にもなっています。

潔癖症を克服するためには、公共のものなどが安全であることを体に染み込ませるということが大切です。

電車のつり革を触ってみる、マイ箸をやめてみるなど、徐々に慣れさせていくことで、潔癖症の症状が和らいでいくこともあります。

4-3. プロに頼る

どのようなことをしても潔癖症を克服することが出来ないのであれば、プロである医師に相談することも大切です。

潔癖症というのは、強迫観念の一つであるとも言われており、精神疾患の一つだとも考えられています。

潔癖症によって外出することが出来なかったり、仕事などが捗らないなどのように、日常生活に支障が出るようであれば、それは重度の潔癖症であると言っても過言ではありません。

日常生活に支障が出るほどの潔癖症の人というのは、やはりプロに頼ることが大切であるとされています。

まとめ

潔癖症というのは、芸能人などにも増えてきており、当たり前のことのようになっていますが、ひどい人では日常生活に支障が出るような人も少なくはありません。

自分や周りの人が潔癖症かもしれないと思ったら、潔癖症のチェックリストにいくつ当てはまるのかチェックしてみることが大切です。

一つでも当てはまったら潔癖症の可能性があり、当てはまるものが多いほど、重度の潔癖症であるとされています。

日常生活に支障がでないためにも、早期に潔癖症を克服するように心がけることが大切です。