非常識な人の特徴・心理・対処方法・徹底まとめ | SPITOPI

『人のふり見て我がふり直せ』という言葉がありますが、他人に不快な事や非常識な事をされた場合は、自分の普段の行為と重ねて反省したり気を付けなければいけないという事ですが、人には様々な感覚があるので人によって非常識だと思う場合もあれば明らかにどうかという事もあります。

主観や感情があるので一概には言えませんが、今回は一般的に考えて非常識な人の特徴・心理などについてみていきましょう。

1. 非常識な人の特徴

1-1. 店員に横柄である

不思議なことに、店員より自分の方が立場が上だと思うお客がいて、偉そうにタメ口を聞いたり商品を乱暴に扱ったり、そのお店にはないシステムを勝手に付け加えたりするなど相手の立場をいいことに利用する人が存在します。

このようなタイプはクレーマーになることが多いので、自分で選び自分で決定した事にすら他人のせいにしたり、文句を言って欲を満たそうとする場合が多々あります。

1-2. ルールが守れない

使ったら使いっぱなし、順番を抜かす、駄目だと言われている事を平気でする、どこでも写真を撮る、ポイ捨てをするなど例を挙げるとキリがないですが、とにかくルールが守れず自分基準で行動する人がいます。

しかも一人ではなく人数が多くなればなるほど気が大きくなるのか、ルールを破ることが平気になるようです。

個人になると常識的な人に戻る場合もあるので、空気に流されて非常識なことをしている人もいるのでしょう。

1-3. ホンレンソウができない

社会生活を営む上でホウレンソウは最低限のルールではないでしょうか。

ですが不思議なことにそれをせず平然と過ごしている人が存在します。

勝手に現地に行ったり、予定を変えたり、約束を伝えないなど通常考えられないことを平気でするのですが、おそらく本人の中ではスムーズに事が運び終了しているのでしょう。

何故か周囲に連絡をする事ができないのですが、挙句の果てには開き直って、自分はこれまでやってきた、結果も出した、困った事なんてないと言い張るようですが、それも自分本位な言い訳であって周囲の人がどう思っていたかは本人はわかっていません。

1-4. 自己顕示欲がすごい

自己顕示欲というのは人間が誰でも持っている欲求の一つです。

ですがそれが過度になったり一人歩きしてしまうと誇りをなくし自分のことしか考えなくなっていきます。

顕示欲が強いと自分アピールする事に気を取られてしまい、いかに目立つか、自分が得をするか、承認されるかを考えるようになります。

それと同時に他人への配慮や気配り、思いやりなどが欠如していき、結局自分に対する価値や尊厳を低くする事になってしまい、その事にすら気付いていません。

羞恥心がないという事は恥じらう事がないという事です。

非常識な人は顕示欲だけは異常に強いですが、自尊心がないため恥じらう事がありません。

2. 非常識な人の心理や思考

2-1. 損をしたくない

とにかく自分が一番なので人のものであろうが、権利がなかろうが意味不明な理由をつけて自分のものにしたがります。

損をしたくないという気持ちに対し異常なまでの執着があるのですが、周囲からの冷ややかな目から人間として損をしている事には気付いていません。

2-2. 責任を取りたくない

得したい、損したくない割には責任を取ることを嫌がります。

物事を考える事が出来ない人が多いので、自分の行動には責任を持つという考え方になれません。

だいたい目の前の損得やその時の自分の感情の事で頭がいっぱいなので周りが見えず、責任という事に対し考えた事もないのかもしれません。

2-3. 周りへの勝手な信頼

自分は許される、自分は大丈夫だと何の根拠もなく他人に対して思っていて、傍若無人に振る舞う事が多いようです。

中には自分の立場や地位、関係性を利用してパワハラレベルの事をする人もいますが、それも根本的には勝手な自分の価値への思い込みによるものです。

そもそも本当に信頼し絆がある相手に自分勝手な行動などしません。

もしした場合は相手から注意を受けるでしょう。

絆とはそうゆうものです。

ですが勝手な人に限って絆や信頼などは築けておらず勝手に思い込んでいる場合が殆どです。

しがらみがあるから口に出さないだけで、誰も許してませんし信頼なんてありません。

2-4. コンプレックスがある

本人が表面ではコンプレックスと思っているかは別ですし、認めていない場合もありますが、容姿や口下手、知力や知性が著しく低い、教養がない、学歴や育ちの問題など何かが心に引っかかっていてそこを隠したりバレたくないためにわざと非常識な態度や言動をとる場合があります。

非常識の内容にもよりますが、明らかに知性のない行動をしてきた場合に知性で返したところで、非常識な人は理解が出来ず暴れたり脅すといった行動をとる場合が多いです。

これは自分には知的解決が出来ないので馬鹿にされたと思い冷静を保てなくなる為です。

自分を振り返る事が出来ないのは足りない部分を認めてしまう事になるからでもあります。

3. 非常識な人の対処方法

3-1. 冷静に説明する

非常識な人に何を言っても正直あまり意味はありません。

ですがよっぽどの事や被害を被った場合は話をする必要も出てくるかもしれません。

その時の言い方一つで状況は変わってくるといえます。

相手は自分の事を悪いと思うような人間ではないので、なるべく下の立場になってお願いするように不快に思った事を説明しましょう。

そうする事によって相手のプライドを保てますし、理解してくれる人は反省してくれるかもしれません。

3-2. そっと見本を見せる

直接注意したところでとぼけたり認めなかったり、文句を言い返してきたりする場合もあるでしょう。

そうなると労力を使い疲れてしまうだけなので、そっと正しい行為で返すようにしましょう。

あくまでもさりげなくする事がポイントで、わざとらしくしてしまうとまた厄介な事になり兼ねません。

要するに通常通り自分は行動すればいいだけなのですが、その行動を相手が見て何か感じたのであれば意味があったと言えるでしょう。

3-3. 感情的にならない

非常識な人に対し注意をしたり、窘めたりアドバイスをしたところで何の意味もありません。

むしろ突っかかってきて状況を悪化させるだけでしょう。

非常識な人には感情的な人が多く冷静に判断できない人の方が多いので、こちらが同じように感情的になっても益々事態をこじらせる一方です。

相手をしなくてはいけない場合は冷静に私情を挟まず、淡々と状況説明だけをするようにしましょう。

そして自分一人では無理な場合は協力して貰える人や機関を使うなどして、落ち着いて対応するようにしましょう。

4. 非常識な人と付き合うコツ

4-1. 関わらないようにする

とにかく同じ空間にいないように心掛けたり、一対一にならないにならないように工夫をしたり、相手にしないようにする事が最善の対策だと言えるでしょう。

何を言っても意味はなく、無駄な労力になることは目に見えているので、最初から関わらないようにすることが自分の為にもいいのではないでしょうか。

4-2. 流すようにする

非常識な人が言うことを一喜一憂したり、一語一句真面目に聞く必要はありません。

おかしいなと感じても聞き流すようにし、ペラペラ話していることを聞いている振りをしておけばその場は丸く収まるでしょう。

変に正義感を出したところで、まともに考えるような人間ではないのでただ疲れてしまいむしろ悪者扱いされてしまうかもしれません。

4-3. 記憶から消す

非常識な人は自分の概念で生きているので人が傷つこうが不快な思いをしようが気にしていませんし、関係ありません。

ですから平気で心の中に入ってきたり、物理的に不愉快なことをしてきたりします。

ですがその事に対しいちいち抗議をしたり怒っても反省どころか逆ギレをしてくるでしょう。

そうなると更に不愉快な思いをする事になるだけなので、された行為自体も記憶から消し、普段もその人物自体を記憶から消すようにすれば自分なりの防御になるのではないでしょうか。

5. 非常識だと言われた時の改善方法

5-1. 規則やルールを守る

当然の事ですが、社会規則やルールは守らなければいけません。

人の嫌がる事をしてはいけない、悪い事をしたら謝らなければいけない事は幼稚園で学ぶ事です。

知らぬ間にルールが自分自身になっていて、また何も言われないのをいい事に益々それが大きくなってしまったのでしょう。

自分は間違っていないと本気で思うのであれば、間違っていない理由を他人に冷静に論理的に話す事が出来るはずなのです。

極端な話、警察や弁護士、検事といった公平を司る相手に対し自分の行動の正当性を納得させられるかどうか想像してみましょう。

どんなに詰められても正当ならば誰に対しても納得させれるはずなので、自分が非常識かどうかわかると思います。

5-2. 約束や待ち合わせ時間を守る

日本人は時間に正確だと言われています。

約束や待ち合わせ時間に正確に行く事は当たり前であり、守らないと非常識になるのは大きく言うと国のルールのようなものです。

一部沖縄などでは沖縄時間なるものがあると言われていますが、基本的にはこの国に住み関わる以上はそれに従う事は常識だと言えるでしょう。

むしろ嫌なのであれば自分の方が去ればいいのであって、自分に合わせてもらおうとする事は厚かましいのではないでしょうか。

5-3. 自分がされたら嫌なことを考えてみる

そもそも他人がされて嫌な事がわかったり、自分がされて嫌なことを他人に置き換える頭を持っていれば、非常識な行動など取らないはずなのですが、それが難しいのであれば、実際に自分が今まで本当に得をしてきたか考えてみましょう。

非常識な人は得をする事が大好きですがあくまでそれはすべて目に見える物理的なものに過ぎません。

物理的なもので喜んではいますが、本人自体には誰も価値を感じず関わると損すると笑われている事にも注目してみましょう。

まとめ

自分が気付かないうちに他人に対し非常識な行為や不快な事をしている場合もあるでしょう。

人間は完璧ではないのでミスは必ずあるものです。

ですが自分の行為を振り返り二度としないと決める事はできます。

自分の事しか考えていない人は結局自分の事を一番雑に扱っている事になるのです。