だらだらしてしまう心理・原因・改善方法 | SPITOPI

だらだら過ごしてしまうと数日は幸せを感じますが、徐々に不安になってきたりやる気がなくなり最低限のコミュニケーションしか取らなくなってしまう事も出てきます。

ですがずっと張り詰めると疲れてしまうので時にはだらだらも必要ではないでしょうか。

では基本的に人がだらだらしてしまう心理・原因などには一体どのような理由があるのかみていきましょう。

1. だらだらとは

だらだらするとは長々と変化なく同じ状態が続く事ですが、イメージとしてはあまり良くなく、怠け者やだらしない、いい加減といったネガティブな印象を受けると思います。

ですが実際に毎日永遠だらだら出来る事は難しく、必ず何か作業をしなくてはいけない瞬間がやってくるとは思いますが、だらだらしているとそれに慣れてしまい、いかに効率よく合理的にズボラや楽ができるかを考えだします。

そのうちにやる気が出なくなったり集中力が切れたりと、生活に弊害が出てくるようになったり健康を害してしまう事も出てくるようです。

ただスパイスとしてだらだらを使う事は非常にいい事であり、仕事や学業などの効率を上げたり、精神的にも余裕が出たりとバランスやタイミングを適切に判断すれば、むしろ有効な手段だと言われています。

2. だらだらしてしまう心理

2-1. 何もしたくない

単純に何もしたくなくて自由で気ままに過ごしたいという心理状態と、何らかの原因があって何もしたくない場合とがあります。

だらだらは自分のペースで過ごす事ができる最高の空間です。

好きな時に何かを食べたり眠ったり、嫌なことを強要されることもなく時間を操ることができるので、わがままに過ごす事ができます。

時間に縛りがないから出来る事なのですが、何らかの理由でだらだらしだした場合はしっかりと原因を突き止めなければいけません。

2-2. ストレスを抱えている

ずっと人生をそうやってだらだら過ごしてきた訳ではないと思うので、何らかのキッカケがあった筈です。

簡単にだらだらと言ってもなかなかできるものではありません。

するには多少なりとも勇気が必要ですし、計画を立てないと逆にストレスを感じてしまうような人はダラダラするとさらに疲れてしまうかもしれません。

また仕事やプライベートで酷くストレスを抱えてしまった場合は、だらだら過ごして自分の気持ちをコントロールしているのかもしれません。

精神的な安定を図ることができるのはダラダラすることのメリットの一つです。

2-3. 体調や精神的に問題がある

もしかすると本当に体や心に問題があったり疾患を抱えているのかもしれません。

ただダラダラしているだけならいいですが、体が辛かったり何をするにも億劫になったり、人にすら会いたくなくなっているのであれば、医療機関に相談をした方がいい場合もあるでしょう。

軽い鬱や精神的な病気が隠れている場合もありますし、体が怠くずっと寝ていたいと思うのであれば検査をして病気かどうか調べる必要性も出てくるでしょう。

ダラダラしているからといって一概に全て怠け者の象徴なわけではなく、病が潜んでいる場合もあるので見分けなければいけません。

2-4. 環境が整っているから

当然ながらダラダラするには環境が整っていないとできません。

時間やタイミング、経済的にもダラダラする余裕がないとできないのではないでしょうか。

また先程も述べました精神的な面での問題やストレスを抱えていたとしても、やはり自分のことをケアするには環境が必要ですし、それを受け入れてくれる周囲の理解も必要になってくるでしょう。

ダラダラを許してもらえ、気持ちがダラダラしていることに罪悪感を感じなければ、自然とその生活が成り立っていく事になるでしょう。

3. だらだらしてしまう原因

3-1. やる気やモチベーションが上がらない

だらだらすると、やる気が徐々なくなっていってしまいますが、むしろやる気がないからだらだらしてしまうという負の循環を過ごしてしまっている事も原因かもしれません。

やる気やモチベーションが上がらなければ何をするにも億劫になってしまい面倒臭くなってくるかもしれません。

3-2. 時間に余裕がある

だらだらするには時間がないと不可能です。

また心配事があってもだらだら過ごす事で気持ちが和やかになり、ストレスを発散させる事ができます。

だらだらすることは緊張の緩和でもあるので時間がないと緩和する事が出来ないと考えてみましょう。

だらだらするのに時間に余裕がなければ落ち着けないはずです。

3-3. ストレスからの逃避

ストレスが溜まると頭の中も気持ちもいっぱいになってしまってパンクしそうになると思います。

ですがその時にだらだらする事で自由に過ごせると脳が判断し、このまま続けたいと感じるようになります。

極端にストレスを感じた場合は特にだらだらしてしまうとメリハリのある生活に戻る事が怖くなる場合もあるので注意しなければいけません。

3-4. 現実に疲弊

一生懸命戦って疲れてしまうと心身ともに疲弊し何もしたくなくなるのではないでしょうか。

それが一度だらだらしてしまうと、現実の地獄や苦痛に戻りたくなくて体がついていかなくなります。

ただ単にダラダラが楽だという事だけではなく、精神面でも何か影を落としていることがあるので、それをしっかりと見つめ直さなければいけません。

単純に楽をしたいからだけではないことを知らなければいけません。

4. 「ダラ奥」と呼ばれるダラダラ主婦にありがちな特徴

4-1. よく眠る・横になる

専業主婦の方は特になりがちですが、一日の家事の時間割を自分で決めるため好きなように時間を使える事になります。

朝起きてから朝食やお弁当などを作り送り出し一旦また睡眠を摂ったり自分の好きな事に時間を使ったりするでしょう。

そこから夕方までは本当に自由時間になりずっと寝て過ごしたり横になりながらお菓子を食べたりするのではないでしょうか。

4-2. 家事をマイペースに進める

自分で時間割を立てるという事はマイペースに家事が出来るという事になります。

それは決して悪い事ではありません。

だらだら何もしないで過ごしている訳ではないですし、自分の配分でやりやすいように進めているだけなのでサボってはいません。

ただ自分で決めたペースに従っている、つまり怠けているというように感じるのではないでしょうか。

その辺りを悩む主婦の方がいるのも特徴の一つです。

4-3. TV・ネット・SNSをルーティン

朝送り出してからの自由時間には寝たり横になったりを繰り返す人もいるようですが、もちろんTVを観たり、インターネットや、他人のSNSをみたりして過ごす事が日課になっている方も沢山居ると思います。

インターネットやTVなどは気が付くと一瞬で時間が経ってしまうものなので、結局何もせずに一日が終わってしまう事もあるのではないでしょうか。

5. 毎日だらだら過ごすことの生活の改善のコツ

5-1. 早寝早起きをする

だらだらすると朝と夜が逆転したり、変な時間に起きて食事をしたり、一日お菓子だけで過ごしたりする人も出てくるようです。

規則正しい生活をする事は精神状態を整えます。

つまりだらだらと不規則に過ごすと自律神経を崩してしまったり体に不調や体力低下をもたらしてしまうので、だらだらするにも生活のリズムは崩してはいけません。

5-2. 体を動かす

だらだらに関係なく、体を動かし運動やストレッチをする事は健康的な体や精神を作るためには大切な事です。

まただらだらすると運動不足を引き起こし、精神的にも塞ぎがちになりやる気を奪っていく場合もあります。

だらだら自体が悪いのではなく適度に体を動かしリフレッシュしないと、身体に影響が出てきてしまいます。

5-3. 自炊する

だらだらすると生活が乱れるので食生活も乱れる事になります。

そうなるとレトルトや出来合いのものばかりになってしまい栄養が偏ったり、体に不調が出てきてしまう事になるでしょう。

ただ怖いのは徐々になるものなので気付いた時にはガタガタになっている可能性がある事です。

毎日は無理でも週に何日かは自炊をしたり、週に一度作り置きを作りなるべく食事をかんたんに済まさないように工夫しましょう。

6. だらだらしないコツ

6-1. 簡単な予定を立てる

一日のスケジュールややりたい事などを書き出してみましょう。

その通りいかなくてもだいたい予定通り進めばいいのです。

ただ必ずやる事やしなければいけない事だけは予定通りに実行するようにしましょう。

また予定も午前中だけに集中したり午後にまとめてするなどの予定の立て方ではなく、満遍なく組み込むようにしないとまたダラダラしてしまうので上手に組み立てましょう。

6-2. TVやネットなどをオフにする

TVやインターネット、SNSなどがあるとどうしても使ったり観たりしてしまいます。

しなくてはいけない事があってもどうしてもやめられず続けてしまって時間を無駄にしてしまっている事も多いのではないでしょうか。

時間を決めてテレビを見たりインターネットをすれば無駄な時間も多くならず気持ちの切り替えもできるのではないでしょうか。

もしくはしなければいけない事を全てしてから見るようにするとしなければいけない事の効率も上がり精神的にもゆったりできるのではないでしょうか。

6-3. 人に会うようにする

だらだらすると家にずっといる事になるので他人と話す事や会う事がなくなります。

そうなると自分が今どのような状態でどんな立場にいるのかがわからなくなってしまいます。

自分の事を客観的に見れなくなってしまうので、なるべく外界とコミュニケーションを取るように心掛けるようにしましょう。

まとめ

だらだらすることが全てが悪い訳ではありません。

息抜きにもなりますし、実際に勉強が出来る子や知力の高い子、仕事が出来る人ほど家ではだらだら過ごしているという結果もあるようです。

では何がよくないかと言うとだらだらの内容ではないでしょうか。

だらだらにもメリハリが必要です。

一日のなかでずっとだらけていてはシャキッとする時間がありません。

脳に刺激を与える時間も必ず必要なのでバランスは必要です。