御託を並べる人の心理・特徴・由来 | SPITOPI

御託を並べているような人というのは、好まれるようなタイプではないと思います。

｢御託ばっかり並べて｣と言われていますが、具体的には御託を並べているような人というのは、どのような特徴があるのでしょうか。

今回は御託ばっかり並べているような人の特徴などについてご紹介していきます。

1. 御託を並べるの語源とは

御託を並べると言う言葉の語源には、御託宣があります。

そもそも、御託を並べるというのは、偉そうに助言したがるようなことを言い、御託を並べるというのは、偉そうに物事を話している様子であるとされています。

御託宣は神からお告げをもらい人々にそのお告げを伝えているうちに、偉い人になった気分になり、偉そうに物事を話すようになったと言うことが、御託を並べるの語源となっています。

2. 御託を並べる人の特徴

2-1. 口が達者

御託を並べる人の特徴というのは、口が達者というような人が多いとされています。

行動をするよりも、口で言うことの方が多かったり、深く考えないような人が聞くと、納得できるような言葉を述べることができるような人が多いとされています。

2-2. 自信家

御託を並べる人というのは、自信家であるような人が多いとされています。

自分の言葉や自分の考えに対して、強い自信を持っていますので、自信家の人は説明などをしているときに、ついつい偉そうになってしまい御託を並べていると思われてしまうような人が多いとされています。

御託を並べるというような人は自信ある自分の気持ちをアピールすることもあり、御託を並べる人は自分に対して自信があるような人が多いとされています。

2-3. 人に厳しい

御託を並べるというような人というのは、人に対しての見解が厳しいような傾向にあります。

御託を並べる人というのは、自分には優しく、人に対しては厳しいような傾向にあります。

そのため、人に対しては厳しいような口調なってしまいますので、ついつい口調が偉そうになってしまうようなところがあります。

2-4. 完璧主義

御託を並べることが多い人というのは、完璧主義であるようなところがあります。

自分がどのように完璧な見解を持っているのかを誰かに話さなくては気がすまないようところがありますので、完璧主義であるような人というのは、御託を並べることが多いとされています。

何でも完璧にこなしたいと考えていますので、完璧主義であるような人というのは、御託を並べるというような人の特徴であるとされています。

2-5. 人任せになっている

御託を並べるというような人というのは、言葉ばかりが多くて、行動しないような人が多く、人任せになっているような人が多いとされています。

自分はこれだけのことをするからあなたも頑張ってというような気持ちが込められているようなところがありますので、御託を並べる人というのは、人任せになっているようなところがあるとされており、自分からはなかなか行動をすることがないようなことも挙げられています。

御託を並べるというような人というのは、自分の言葉のように人の言葉を発することができるような人でもあり、人任せであるようなタイプであるとされています。

2-6. 調子に乗りやすい

御託を並べると言うような人というのは、ついつい調子に乗ってしまうような人が多いとされています。

そもそも、御託というのは、御託宣が神からお告げをもらい、そのお告げを広く伝えようとして話しているうちに、周りが崇めたりするため、自分自身が偉い人になったような気分になってしまうような人が多いとされています。

周りからの反応をとても気にしてしまうようなところがあると言え、周りからの反応が良いと、調子に乗ってしまい、多弁になってしまような人が多いとされています。

そのため、状況によって調子に乗ってしまうような人というのは、御託を並べると言うような人の特徴であるとされています。

3. 御託を並べる状況とは

3-1. 会議などの話し合いの場で

御託を並べるというような状況が出やすいというのは、会議などの話し合いの場が多いとされています。

御託を並べるというような人というのは、会議などの話し合いの場で、自分ならこうできますなど、言葉ばかりが先行してしまう様なところがあるからであるとされています。

御託を並べるというような人というのは、会議などの席でも御託を並べるようなところがあり、話し合いの場で御託を並べる状況になる人が多いとされています。

3-2. 計画を立てたとき

計画をたてるとき、ついつい理想論ばかりを言ってしまったり、出来もしないことを言ってしまうような状況になるところが多いとされています。

そのため、計画を立てたとき、偉そうに自分が何ができるのかを言葉ばかりで話すような人というのは、計画をたてる際に御託を並べる可能性があります。

4. 御託を並べると能書きの違いとは

御託を並べると、能書きというのはよく使われる言葉であり、同じような意味であるというような意味であると思われているかたも多いのですが、二つの意味というのは、似ているようでも異なるとされています。

御託を並べるというのは、偉そうに当たり前のことを述べているような人のことを言うのですが、能書きというのは、自分の能力がいかに優れているのかを述べるというような意味となっています。

自分の能力がなくても、理想論や誰かに伝えられたことを偉そうに自分の言葉で発しているような人というのは、御託を並べるという意味となります。

能書きというのは、自分がどれだけ才能があるのかをみんなに知らしめるために話すようなところがありますので、御託を並べると能書きというのは、似ているようでも異なることを知っておいてください。

5. 御託を並べないようにする方法

5-1. 言葉よりも行動を

御託を並べてばかりだと思われている人は、きっとショックだと思います。

御託を並べるような人から脱出するためには、まずは御託を並べるような人物である、言葉ばかりで行動をしないというような人から抜け出さなくてはなりません。

そのためにも、言葉で相手にわかってもらおうとはせずに、行動をとることによって、自分の意思などを理解してもらうことを意識することが大切であるとされています。

御託を並べる人というのは、言葉で相手に理解してもらおうとするような人が多いですので、御託を並べるというような人というのは、言葉ばかりではなく、行動をするということを意識するようなことが大切であるとされています。

5-2. 謙虚な気持ちを持つ

御託を並べるということを辞めたいと考えているのであれば、謙虚な気持ちを持つということが大切であるとされています。

謙虚な気持ちを持つということで、話をしているうちに調子に乗ってしまうようなところもありませんし、謙虚な気持ちを大切にしておくと、偉そうなものの言い方にはならないと思います。

自分の考えを告げてはいるものの、この考え方が相手が共感するとも考えていなかったり、御託を並べるということを意識的に拒絶するような思考に自ら作り上げていくことが必要であるとされています。

そのためにも、常に謙虚な気持ちを忘れないようにすることで、御託を並べるということを避けることが出来るのではないでしょうか。

5-3. 聞き役に徹する

御託を並べるというような性格であることを気にしているというような人というのは、聞き役に徹するということが大切であるとされています。

自分が話し手になってしまうと、ついつい御託を並べてしまう可能性があります。

そのため、誰かに意見を求められても、自分の気持ちを簡潔に伝えるようにし、その後は相手の意見を聞き入れるように心がけて、話し手ではなく、聞き役に徹するというような人になると、御託を並べるというような人から抜け出すことができるのではないでしょうか。

5-4. 簡潔に伝えるようにする

御託を並べるというような人というのは、ものごとをもったいぶって、偉そうに話すようなところがあります。

そのため、御託を並べるというような性格から抜け出したいとお考えであれば、物事を簡潔に伝えるように意識するようにするということが大切であるとされています。

御託を並べるというような人というのは、ものごとを遠回しに伝えようとしてしまうような話し方をされる人が多いといえます。

一つの結論に達するために、長い話を聞かなくてはならない、そのように思われてしまうような傾向にありますので、御託を並べる人というのは、話をまとめることが下手なようにもとらえられてしまいがちです。

そのため、御託を並べるというような人から脱出するためには、ものごとを簡潔に伝えるように意識するようにするということが必要であると言えます。

人になにかを話したり、説明をしたりするときには、簡潔にと言いますが、御託を並べるというような人はあえてものごとを複雑にしてしまったりするような傾向も見られます。

御託を並べてばかりだと思われないためには、結果を簡潔にまとめる努力というのは必要であるとされています。

話のまとめ方が上手な人を目指すことが大切であるとされています。

まとめ

御託を並べる人というのは、身近な人にも多いのではないでしょうか。

会社の上司や先輩などに多く見られるようなタイプですが、なかには後輩のなかにも、御託を並べて行動をしないというような困ったタイプの人もいるのではないでしょうか。

御託を並べるというような人というのは、意外と身近に多数いるものですが、自分自身が御託を並べてばかりだというようなｼﾞﾝﾌﾞﾂﾆﾊならないように注意をしてください。

御託を並べるというような意見は、決して誉め言葉ではありません。

行動が伴っていないときなどにも使われますが、ときには御託と能書きの違いを理解していない人もいますので、御託と能書きの違いについても知っておいてください。

そうすることで、御託と能書きの両タイプにならないように気を付けることができるのではないでしょうか。