ペットの死を受け入れるコツ | SPITOPI

家族として生活を共にしているペットの存在はとても大きくて大事なものです。

そんな大事なペットが死を迎えた時、もっと早く気がついてあげれば良かったとか、何かできたのではないかと自分を責めてしまうかもしれませんし、また寂しくて辛くて立ち直れなくなることもあるかもしれません。

ここではペットの死を受け入れて立ち直っていくコツをお伝えします。

1. 無理に元気になろうとしなくてもいい

ペットの死は悲しくて辛いものです。

余命宣告をされた時はショックで涙が止まらなかったという経験をした人もいるのではないでしょうか。

ペットの死を受け入れるコツとしては、無理をしないことです。

「元気になろう」「元の自分に早く戻らなくてはいけない」などと考えないことです。

自分の気持ちに素直になりましょう。

周りが心配するからと無理に笑顔になる必要はありません。

2. 残されたのが自分の方で良かったのだと思う

ペットの死はとても悲しいものですが、冷静に考えてみれば、残された方が自分で良かったのだと思えるのではないでしょうか。

あなたは一人でも生きていくことができます。

でもペットはあなたがいなかったら生きていけないのですし他の人に飼われたり、環境が変わることで大きな悲しみとストレスを与えることになるでしょう。

そう思えば、ペットを見送ることができたことに関しては良かったのだと思えるのではないでしょうか。

3. ペットとして飼われていたからこそここまで生きたのだと考える

例えばノラ猫、ノラ犬などを拾って育てた場合は、ペットとして飼われることになったので寿命が延びたともいえるのです。

特にノラ猫の場合は病気を持っていたり、事故にあったりで長生きはできない傾向にあるといいます。

それを思えばあなたの元でノラからペットとなったことで長く生きることができたという可能性が大きいのです。

4. 持って生まれた体質も関係ある

生まれた時から体が弱い、強いといったように、ペットには持って生まれた体質もあります。

一生懸命愛情を与えて、気をつけて育てていても、どうしても病気になってしまうことはあるのです。

とても悲しいのですが、元々の寿命だったのだと受け入れるしかない時もあります。

寿命ですので、これは誰にもどうしようもできないことなのだと、納得すること、そして自分を責めないことです。

5. 一緒に過ごした思い出は消えない

ペットの死で、もう一緒に過ごせない、抱っこすることができないとしても、一緒に過ごした日々の思い出は永遠に心の中にあります。

あなたが覚えている限りはペットはあなたの心の中で生きているのです。

これからもずっと思い出すことはあなたの自由で、思い出の中でいつだって会えるのです。

6. 別れは必ず訪れるものだと認識する

どんな関係性にせよ、出会いがあれば必ず何らかの形で別れは訪れます。

親子でも夫婦でもそれは同じことです。

ペットを迎え入れた時から、いつかお別れの時は来るのだと覚悟は必要ですし、むしろペットを見送るまでが飼い主の責任です。

自分の方が先に亡くなったらペットの面倒は誰が見るのでしょうか。

ペットの死は悲しく辛いものですが、これはペットを飼っている人全員に訪れることでもあります。

自分だけが辛いのではない、みんな同じなんだと思うことで少しずつ受け入れていくことはできないでしょうか。

7. しばらくは悲しみに浸って暮らしてもいい

ペットの死を受け入れるには、時間がかかるでしょう。

すぐに立ち直って笑顔に戻れる人の方が少ないのではないでしょうか。

しっかり悲しむ時間は必要です。

ペットロス症候群にならない為にも、悲しい時はその感情を抑え込まないで正直になりましょう。

無理に明るく振舞ったりしなくても良いのです。

お誘いを受けても気持ちが乗らないのであれば断っても構いません。

自然と気持ちが上向く時が来るまでは悲しみに浸って生活していてもいいのだと自分に許可を与えてあげてください。

8. 新しいペットを迎えることに罪悪感を覚えない

ペットを失ってしばらく悲しみの中で生活した後、やっぱり寂しくて耐えられないから次のペットを迎え入れるという選択をする人もいます。

亡くなったペットを忘れるようで罪悪感を覚えるから、そのようなことはできないという人もいますが、新しいペットを迎えることに罪悪感を覚えない方がいいです。

亡くなったペットのことは愛情を持って最後まで責任を持って育てて見送ったのです。

時間をかけてようやく立ち直り、また新たなペットと生活していくという前向きな気持ちになれたのですから、悪いことではなく新しい生活として受け入れてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ペットの死というのはなかなか受け入れられないものです。

特にまだ若いのに病気や事故で寿命が短かった場合は自分の育て方が悪かったのではないかと、自分自身を責めてしまいがちですが、亡くなったペットは飼い主が辛そうにしているのを喜ぶでしょうか。

きっと心配したり悲しく感じることでしょう。

時間はかかるかもしれませんが、悲しみやショック癒してゆっくり少しずつ元気になれるように頑張りましょう。