スマホゲームばかりする人の特徴｜心理｜辞めさせるには | SPITOPI

現代社会で、「スマホゲーム(オンラインゲーム)依存症」が大きな問題になってきています。

スマホゲーム依存症にまでならなくても、毎日何時間もスマホゲームばかりしている人は大勢いますが、スマホゲームばかりする人の「特徴・心理」にはどのようなものがあるのでしょうか。

どうすればスマホゲームを辞められるのでしょうか。

スマホゲームばかりする人の「特徴・心理」と「スマホゲームを辞めさせる方法」について説明していきます。

1. スマホゲームばかりする人の特徴:暇な時間を持て余している

スマホゲームばかりする人の単純な特徴として、「暇な時間を持て余していること」を上げることができます。

アンケート調査で「スマホゲームをする理由」について尋ねた場合のトップは、常に「暇つぶしのため・空き時間の利用」です。

スマホゲームばかりする人は、電車・バス・休憩時間など空いている暇な時間に、「スマホゲーム以外のやりたいこと」が少ないのです。

2. スマホゲームばかりする人の特徴:スマホゲームの報酬・点数に依存する

スマホゲームばかりする人の依存症的な特徴として、「スマホゲームの報酬・点数に依存しやすいこと」を指摘することができるでしょう。

スマホゲームをやっていると他の参加者と「点数」を競ったり「保有カード(保有キャラ)」を競ったりする仕組みがあります。

そういったゲーム内の報酬・点数に、精神的に依存してしまう人は多いのです。

3. スマホゲームばかりする人の特徴:スマホゲームのガチャコンプリートにはまる

スマホゲームばかりする人のコレクション趣味の特徴として、「スマホゲームのガチャコンプリートにはまりやすいこと」が上げられます。

スマホゲームには「ガチャ」の仕組みがあり、ランダムで色々なキャラを手に入れられますが、スーパーレアキャラまで含む「コンプリート(完全に揃える)」を目指す人は、スマホゲームに没頭しやすいのです。

4. スマホゲームばかりする人の特徴:スマホゲーム以外の趣味や遊びが乏しい

スマホゲームばかりする人の遊びの種類の特徴として、「スマホゲーム以外の趣味や遊びが乏しい」ことがあります。

現代の若い人は、生まれながらにPCや携帯電話があった「デジタルネイティブ世代」ですから、娯楽の中心に「スマホ・ゲーム」があることが多く、それ以外の「リアルの外遊び・集団遊び」などへの関心・知識が少ないことも多いのです。

5. スマホゲームばかりする人の特徴:SNS要素のあるソーシャルゲームの付き合いにはまっている

スマホゲームばかりする人のソーシャルな特徴として、「SNS要素のあるソーシャルゲームの付き合いにはまってしまうこと」も上げられるでしょう。

今のスマホゲームには、他のプレイヤーとチャット(おしゃべり)できる機能がついているので、ゲーム内で仲良しな相手ができると、その人に付き合う形ではまりやすいのです。

6. スマホゲームばかりする人の特徴:オタク気質で好きなアニメ・漫画などのゲームに依存する

スマホゲームばかりする人の属性的な特徴として多いのは、「オタク気質で好きなアニメ・漫画などのゲームに依存しやすい」ことです。<br>
最近のスマホゲームは、オタクが好きなアニメ・漫画作品の美少女たちを主人公に据えたものが増えており、お気に入りのアニメ・漫画のスマホゲームがあると熱中してプレイしやすいのです。

7. スマホゲームばかりする人の心理:リアルの学校(仕事)や人間関係が充実していないのでスマホゲームに没頭する

スマホゲームばかりする人の反動的な心理として多いのは、「リアルの学校(仕事)や人間関係が充実していないのでスマホゲームに没頭する」ことでしょう。

人間の一般的心理として、リアルの仕事や人間関係が充実していて楽しければ、「リアルに対する時間・労力のリソース配分」を自然に増やすのです。

反対に、リアルの仕事・勉強・人間関係が面白くなくて不満が多ければ、簡単に面白い体験ができて心的報酬も得られる「スマホゲーム」の方に没頭してしまうのです。

8. スマホゲームばかりする人の心理:現実のシビアな問題や難しい選択から目を逸らしたい

スマホゲームばかりする人の逃避的な心理として、「現実のシビアな問題や難しい選択から目を逸らしたい」こともあるでしょう。

現実の人生や恋愛、仕事、人間関係というのは何だかんだいっても、やはり「面倒くさいこと・嫌なこと・精神的ストレス」が多いものです。

特に就職や恋愛、結婚、子供というのは中途半端な覚悟と意志では選択・継続ができないため、そういったシビアな問題の選択から目を逸らすために、スマホゲームばかりする人も出てくるのです。

9. スマホゲームばかりする人の心理:リアルの恋愛関係(異性関係)に興味が薄い

スマホゲームばかりする人の心理として多いのは、「リアルの恋愛関係(異性関係)に興味が薄くてあまり努力しない」という事でしょう。

過去に男女関係で嫌な思いをしていたり、リアルの手間のかかる女性よりも二次元のアニメ・漫画の美少女にのめり込んでいたりする事が多いのです。

人間の大きなモチベーションである「異性・恋愛への情熱」がスマホゲームの面白さやキャラクターに向かえば、必然的にスマホゲーム依存症的な状態になりやすいのです。

10. スマホゲームばかりする人の心理:リアルな人生で得られるものの価値を低く見積もっている

スマホゲームばかりする人の心理として、「リアルな人生で得られるものの価値を人(実際)よりも低く見積もっている」ことがあります。

リアルな人生の学業・仕事・人間関係・男女関係では、努力して上手くいけば「仕事・収入(お金)・地位・愛情・友情・結婚(家族)」などの報酬を手に入れる事ができます。

しかし、スマホゲームばかりする人は、それらの価値を低く見積もっているか、手に入れるまでのハードルが高すぎると思っているのです。

11. スマホゲームばかりする人の心理:仮想ゲーム世界における想像・妄想で十分に満足できる

スマホゲームばかりする人の心理として、「仮想のゲーム世界における達成・想像・妄想でも十分に満足できる」ということがあります。

イマジネーションが豊かだったり、仮想世界の目的・キャラクターなどにのめり込みやすい性格傾向があったりすることで、「学校・仕事が終わったらすぐにスマホゲームで楽しむ(それ以外のリアルの出来事ではあまり満足できない)」という生活習慣が身に付きやすいのです。

12. スマホゲームを辞めさせる方法:1日にしてもいい「スマホゲーム時間」を制限して厳守させる

スマホゲームを辞めさせる計画的な方法は、1日にしてもいい「スマホゲーム時間」を段階的に制限していくということです。

一度決めたスマホゲームの時間は、絶対に厳守させるようにしましょう。

初めは1日4時間など長めのゲーム時間を設定してみて、何日間か経ったら「3時間→2時間→1時間」という感じで、段階的に時間を短くしていけばいいのです。

「1日1時間前後」のスマホゲーム時間になれば、リアルの生活に支障は出ないでしょう。

13. スマホゲームを辞めさせる方法:リアルの学業・仕事・異性関係に目を向けさせる

スマホゲームを辞めさせる決定的な方法は、「バーチャルリアリティー(VR)的なスマホゲームの刺激・喜び」を減らして、「リアルの世界・社会・仕事・人間関係から得られる刺激や喜び」を増やしていくという事です。

小さな成功体験や面白い経験を一つして「達成感・やり甲斐」を感じるだけでも、リアルの生活や仕事、異性関係に対する価値の認識は変わりやすいのです。

リアルに価値を感じられるに従って、スマホゲームへの依存度は落ちていきます。

14. スマホゲームを辞めさせる方法:リアルの社会活動にできるだけ参加して身体を動かしてみる

スマホゲームを辞めさせる有効な方法として、「外に出る時間を増やす・日光を浴びる・身体を動かして運動をする」という事があります。

室内で小さな画面を見つめてゲームを続ける事自体に、「精神依存の原因」がありますから、できるだけ外に出てリアルな社会活動・ボランティアなどにも積極的に参加すれば、少しずつスマホゲームを辞められるでしょう。

15. スマホゲームを辞めさせる方法:精神科医・依存症矯正施設に相談してみる

スマホゲーム依存症に近い状態になった場合、効果的に辞めさせる方法は「精神科医・ゲーム依存症を扱う矯正教育施設」に相談してみるということです。

スパルタ方式の治療や矯正よりも、スマホゲーム依存の心理に共感的に向き合って、カウンセリングやトレーニングを通して段階的に辞めさせてくれる医師・専門家に相談してみましょう。

まとめ

スマホゲームばかりする人の特徴・心理をまとめると、「暇な時間を持て余しているスマホゲームの報酬や点数に依存する・スマホゲームのガチャコンプリートにはまる・スマホゲーム以外の趣味や遊びが乏しい・リアルの人間関係が充実していない」などがあります。

スマホゲームを辞めさせる方法についても、分かりやすく説明していますのでぜひ参考にしてみて下さい。