見捨てられ不安とは？原因・特徴・治し方 | SPITOPI

パートナーや家族などと仲良く過ごしていたとしても、いつか見捨てられるのではないだろうかという不安を抱いている人も少なくはありません。

そこで、見捨てられる不安の要因や治し方などをご紹介していきます。

1. 見捨てられ不安とは

見捨てられ不安というのは、特に恋人関係にある人に対して、いつかは自分以外の人のところに行ってしまい、見捨てられてしまうのではないだろうか、飽きられてしまうのではないだろうかというような不安が生じる感情であるとされています。

そこには、必ず相手が存在しており、見捨てられてしまう恐怖というのは、対人関係の障害であるとも言われています。

2. 見捨てられ不安の特徴【好きか嫌いかはっきりしている】

見捨てられ不安を抱えている人というのは、人に対しての感情がはっきりしている人が多いとされています。

好きな人は好きであり、嫌いな人は嫌いというような、そこに普通というような感情が生まれにくいとされています。

そのため、好きな人には精いっぱいの愛情を与えますし、与えて欲しいと感じる傾向にありますので、その好きな人に見捨てられたくないというような気持ちが強くなるとされています。

3. 見捨てられ不安の特徴【依存しやすい】

見捨てられ不安を抱えている人というのは、相手に対しての依存が強いとされています。

見捨てられ不安を抱えている人は離れている時間が長いと、見捨てられたのではないかというような不安を抱えてしまう傾向にありますので、離れている時間を作りたくないと感じ、依存してしまう傾向にあります。

4. 見捨てられ不安の特徴【連絡をする回数が多い】

見捨てられ不安を抱えている人というのは、相手とあっていないときに、相手が何をしているのかを気にしてしまうタイプの人が多いとされています。

そのため、離れているときも気持ちが通じあっていないと不安になってしまいますので、頻繁に連絡をしてしまう人が多いとされています。

連絡をしても返事がないと、見捨てられた、裏切られたというような気持ちが高まってしまい、更に見捨てられ不安が高まるとされています。

5. 見捨てられ不安の特徴【ひとつのことにとらわれやすい】

見捨てられ不安の特徴としては、ひとつのことにしか集中できないというような傾向にあります。

ひとつの物事や一人に対してのみ意識が集中できないと言え、一人の人に依存をしてしまい、その人以外は眼中に入ってこないというような傾向にあります。

6. 見捨てられ不安の特徴【冷たい態度を取る】

見捨てられ不安を抱えている人というのは、見捨てられたくない相手に対して、その人の気持ちを確認したくなってしまう人が多いとされています。

自分のことを見捨てずにいるだろうかという気持ちが高まったとき、冷たい態度を相手にとって、わざと相手に嫌われてしまうような態度を取ることも少なくはありません。

冷たい態度を取ることで、相手の反応を見るという傾向にあります。

7. 見捨てられ不安の要因とは【幼少期の影響】

見捨てられ不安を抱えている人というのは、幼少期に両親などから愛された経験がない人が多いとされています。

両親に愛されたのいうような記憶がないと、愛されることに対しての不安が生じますので、この人もいつかは自分から離れていくのだろうという、マイナスの感情しか生まれてこないとされています。

8. 見捨てられ不安の要因【裏切られた過去がある】

見捨てられ不安を抱えている人の要因というのは、実際にパートナーなどから突然別れを告げられた過去があるという人が多いとされています。

実際に見捨てられた経験がある人は同じことは起こり得ると考える人が多いですので、見捨てられ不安に陥りやすいとされています。

9. 見捨てられ不安を治し方【自分を認める】

見捨てられ不安を治すためには、まずは自分自身が自分のことを認めてあげることが大切であるとされています。

自分の中にある自分の嫌なところも不安を感じている部分を認めることから始めることが大切です。

見捨てられ不安というのは、ある意味では理解して欲しいという気持ちであると言えますので、まずは自分自身が認めてあげることが必要であるとされています。

10. 見捨てられ不安の治し方【不安を文字にする】

心の中にある不安というのは、文字にして見ると意外とどうってことがないというケースも少なくはありません。

そのため、見捨てられ不安を強く感じている人はどのように不安なのかをノートなどにまとめてみることが必要であるとされています。

そのノートに書くことで不安が吐き出されていき、不安が減少していくとされています。

11. 見捨てられ不安を治し方【距離を作る】

見捨てられ不安を治すためには、まずは相手との距離を作ることが大切であるとされています。

｢今日は連絡はやめてみよう｣など、相手との境目を作ることで、離れていても相手が自分のことを見捨てることはないと感じる傾向にあります。

見捨てられ不安は依存してしまうとますます不安になりますので、相手との距離を保つことが大切であるとされています。

12. 見捨てられ不安の治し方【自分が見捨てていることを認識する】

見捨てられ不安を抱えている人というのは、実は自分自身が自分のことを見捨てているということを理解することが大切です。

見捨てられ不安を抱えている人は、｢自分みたいな人間のことはいつか飽きられる｣と悲観的に感じているとされています。

見捨てられ不安は自分自身がすでに見捨てているからであることを、まずは理解することが大切です。

13. 見捨てられ不安の治し方【自分のことを必要とする】

見捨てられ不安を治すためには、まずは自分自身が自分のことを必要としていることを理解することが大切です。

見捨てられ不安の人というのは、人に必要とされていないと思い込んでしまう傾向にあります。

そのため、必要とされている実感が欲しくて依存したり、見捨てられ不安を抱え込んでしまうとされています。

まずは｢自分は必要とされている人間なのだ｣という言葉を投げ掛けるようにしてください。

14. 見捨てられ不安の治し方【自分が自分の親になる】

見捨てられ不安を抱えている人は、幼いときに愛情を注いでもらえなかった過去を持っている人が多いとされています。

そのため、自分が自分の親のようになり、自分の不安を解消したり、安心感を与えて認めてあげることが必要とされています。

15. 見捨てられ不安の治し方【感情を言葉にする】

見捨てられ不安を抱えている人は、自分が見捨てられ不安を抱えていることを感じていない人が多いとされています。

パートナーが怪しい動きをしたからなどといったような言い訳をする人も多いのではないでしょうか。

パートナーなどに不安を感じたら、どのように不安なのかを言葉にして見ると、自分の不安な気持ちに気がつくことができ、相手にも伝えることが出来るのではなでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

見捨てられ不安を抱えている人というのは、相手のことを思っているのですが、それ以上に不安が大きいとされています。

もしもパートナーが見捨てられ不安を抱えていたら、安心できるような言葉を投げ掛けるようにしてください。

間違っても、｢面倒くさい、考えすぎ｣というような言葉を発したりしないようにしてください。

また、見捨てられ不安が重症であれば、医師などの力も借りて治すことが大切です。