裏表のある人・ない人の特徴・診断｜恋愛 | SPITOPI

「裏表のない人」とは、「本心と言動のギャップ(本音と建前のずれ)」がない人のことであり、どんな状況でも誰に対しても同じように接することができます。

「裏表がある人」とは、誰にでも見せる「表の好ましい顔」と普段は見せない「裏の好ましくない顔」を持っている腹黒い人のことです。

裏表がある人は、人が見ていないところでは「悪口・陰口・下品な振る舞い」が多くなります。

この記事では、裏表のある人とない人の「チェック項目・性格・心理・恋愛傾向・長所短所」について解説していきます。

1. 裏表のある人、ない人のチェック項目リスト

• 異性の前では、話し方や態度が分かりやすく変わる。
• 同性の友達がほとんどいない。
• 先輩・上司や影響力のある人の前では、話し方や態度があからさまに変わる。
• 損得勘定が強くて、打算的で計算高い(損するような役回りは絶対に引き受けない)。
• 周囲の人たちを「格付け・点数評価」する傾向がある(自分より下と見なした相手に冷たかったりバカにしたりする)。
• 優しそうな態度や大げさな笑顔がどこか不自然である
• 馴れ馴れしく話しかけてきて根掘り葉掘り情報を集めようとする

上記のチェック項目に多く当てはまるほど、「裏表のある人」になります。

2. 裏表のある人とない人の違い

裏表のある人とない人の違いは、「人が見ているところ」と「人が見ていないところ」で言動の違いがあるかないかということにあります。

裏表のある人は、人が見ていないところでは「悪口・陰口・侮辱・下品な振る舞い」が多くなってきて、普段とは正反対の人格が目立ちます。

裏表のない人は、人が見ていても見ていなくても、いつも同じような言動をするので信頼しやすいのです。

裏表のある人とない人のもう一つの違いとして、「相手の肩書き・地位・性別・年齢」などによって態度や言動を変えるか変えないかということがあります。

裏表のある人は、「自分が得をしそうな相手」に対しては、あからさまに媚びた態度でご機嫌取りをしやすいのです。

3. 裏表のない人に多い性格「サッパリしていて粘着質ではない・正直で率直なので信頼される」

裏表のない人に多い性格は、自分の感情・考えをごまかさずにストレートに表現する性格で、トラブルや意見の対立があっても引きずらないということです。

サッパリしていて陰湿さがないので、率直な意見のやり取りがしやすく、安心して自分の気持ちや考えを伝えることができます。

裏表のない人は、「悪口・陰口」をいうことにも興味がないので、「自分の秘密・本心」を知られたとしても不安になることがありません。

正直で率直なので信頼されやすい性格であり、誰に対しても同じ態度で接してくれるので好かれやすいのです。

4. 裏表のある人に多い性格「根に持つタイプで粘着質である・損得勘定や自慢が強い」

裏表のある人に多い性格は、嫉妬心・やっかみが強いということであり、何か不快になる対人トラブルがあればいつまでも「根に持つこと」が多いのです。

そのため、表向きは笑顔で何の敵意もないかのようにニコニコとしていても、誰も見ていないところでは、「悪口・陰口・良くない噂話のオンパレード」になることが多いのです。

裏表のある人は常に「損得勘定」をしている性格でもあり、自分の得になる相手にしか好意的に接しようとはしません。

自己中心的な性格で、自慢や誰かをけなす話題が多いという特徴もあります。

5. 裏表のない人の心理「ありのままの自分に自信があって、他人を否定する必要がない」

裏表のない人の心理は、ありのままの自分や現在の状態に満足していて、自分に自信があるということです。

自分の存在・能力に自信があるので、ことさらに虚勢を張って自慢をしたり、他人の悪口を言って貶めたりする必要がありません。

裏表のない人は、いつも自然体でリラックスしており、「目の前にいる人」と競争せずに率直なコミュニケーションを楽しむことができます。

計算をして人間関係から利益を引き出したいと思うこともないので、特定の相手だけにご機嫌取りするような言動もないのです。

6. 裏表のある人の心理「得する人だけに近づきたい・悪口や自慢で自己肯定する」

裏表のある人の心理は、その相手と付き合うことによって「得をするか損をするか・意味があるのかないのか」ということに集中しています。

権力や財産のある人に近づけば、何らかの「利益・便宜=得する待遇」を得やすくなるので、裏表のある人は猫なで声と明るい笑顔で擦り寄っていくことが多いのです。

異性関係のメリットや快楽を得られる「美人・イケメン」に極端に弱いのも、裏表のある人の心理の特徴で、「同性には見せない笑顔・色気・愛想の良さ」ですぐに近寄っていきます。

ありのままの自分には自信がないので、「悪口・陰口・自慢・格付け(格下と見た相手をバカにする)」によって自己肯定しようとする心理もあります。

7. 裏表のない男女の恋愛傾向

裏表のない男女の恋愛傾向は、その相手と付き合って得をするかどうかよりも、「相手の人間性・人格や生き方」に惹かれ合う傾向があります。

裏表のない男女が恋愛をする時には、「相手の肩書き・職業・収入や財産・権力・家柄」にはほとんど興味がなく、「自分と相手との間の相性・愛情・尊敬」に重点があります。

恋人と一緒の時間を過ごしていて楽しいと思えるか、気持ちが満たされるかということが大切です。

ただ二人で見つめ合っているだけでも、幸福を感じることができるのです。

裏表のない男女の恋愛は、「思いやり・誠実さ・奉仕精神」に満ちていて、二人の間に損得の計算や駆け引きが見られないのです。

8. 裏表のある男女の恋愛傾向

裏表のある男女の恋愛傾向は、恋人を選ぶ段階から「損得勘定・計算と値踏み」があります。

裏表のある男女の恋愛は、「自分が相手に何をしてあげられるか」よりも「相手が自分に何をしてくれるか」を考えています。

「容姿(美人・イケメン)・仕事・お金・将来性・権威権力」などの分かりやすいメリットを何も持っていない異性にはまず見向きもしません。

「性格・人間性・誠実さ」などは直接的なメリットを生み出さないので、裏表のある男女にとってはほとんど魅力にならないのです。

裏表のある男女の恋愛は、「二人で見つめ合う時間」よりも「お互いにとってのメリットを与え合っている実感(美貌・お金・地位・快楽などの分かりやすいメリットが得られること)」のほうに幸福を感じるのです。

9. 裏表のない人の長所

裏表のない人の長所は、誰に対してもどんな場合でも態度を変えることがないので、いつも自分に正直でいられるということです。

自分を偽って他人に媚びたり他人の悪口を言ったりする必要もないので、「精神的ストレス・自己嫌悪」も少なくなります。

「ありのままの自分」を受け容れていて自己肯定感も高いので、劣等コンプレックスに悩まされることがない長所もあります。

人の性別や職業、財産によって言動を変えることがなく、誰に対しても平等に接するので、基本的に誰からも好かれやすいという長所も持っています。

裏表のない人は、いつも同じテンションと態度でのびのびと生きられること自体がメリットなのです。

10. 裏表のある人の長所

裏表のある人の長所は、「権力者・お金持ち・上司や先輩」に明るく媚びて機嫌を取るのが上手なので、腹黒い本性を見抜けない相手であれば、人生で得することが多いということです。

また、世の中にはあからさまなお世辞やご追従であっても、自分を立ててくれる相手を好んで贔屓(ひいき)する人は多いので、裏表のある人には「世渡り上手・要領が良い」という長所もでてきます。

裏表のある人は、「自分が得をしそうな相手・自分に強い影響力を持っている相手」には絶対に逆らいませんから、厳しい世の中を巧みに生き抜いていくために必要な「サバイバル能力(さまざまな対人状況への適応能力)」が高いという長所も持っているのです。

「裏表のある人(得する人を持ち上げてちやほやする人)」と「裏表のある人にメリットを与えられる人」の組み合わせであれば、お互いに良い思いができるという長所もあります。

11. 裏表のない人の短所

裏表のない人の短所には、「裏表のある人・腹黒い人との人間関係で悩みやすいこと」や「TPOに合わせた臨機応変な立ち居振る舞いが苦手なこと」があります。

裏表のない人は「本音と建前の使い分け(得する人だけに対して機嫌を取る対応)」が下手なので、どうしても集団生活や人間関係で「要領が悪くなる」という短所があります。

裏表のある人や腹黒い人は「一緒になって悪口を言わない人」を嫌う傾向が強いですから、裏表のない人は非難されたり仲間はずれにされたりするリスクが上がってしまいます。

「正直で嘘がつけない・上位者に媚びることができない・悪口の輪に加われない」という裏表のない人のサッパリした性格は、相手や状況によってはマイナスにもなります。

会社の出世で不利になったり(上司の機嫌を取らないので仕事で評価されなかったり)、腹黒い人から攻撃されたりする短所になることがあるのです。

12. 裏表のある人の短所

裏表のある人の短所は、お互いに心から信頼し合えるような「本当の友人関係」をなかなか作れないということです。

裏表のある人は、相手や状況によってコロコロと態度を変えたり、好みのタイプの異性の前でだけ猫をかぶって愛想よくしていたりしますから、周囲の人たちからは「自分の利益のことだけを考えている信頼できない人」と見られやすくなります。

裏表のある人は、普段から人の見ていないところで「悪口・陰口・噂話」を盛んにしていますから、それを聞いている人は「自分の悪口も言っているのではないか」という疑惑の目で見ることになります。

裏表のある人は「ランクづけ・格づけ(格下と見た相手を見下す言動)」が好きですから、自分と対等な立場の友人知人を作りにくい短所もあります。

悪口が多いために人から信用してもらえない、「弱みを握られたくないから」と率直なコミュニケーションをしてもらえないという短所はかなり深刻なものです。

まとめ

裏表のある人とない人の「チェック項目・性格・心理・恋愛傾向・長所短所」について分かりやすく説明してきましたが、いかがだったでしょうか。

裏表のある人というのは「相手・権力・性別・状況・損得」によって言動や態度を大きく変える人のことであり、裏表のない人というのは誰が相手であってもどんな状況であってもいつも同じ態度で接する人のことです。

裏表のある人とない人について詳しく調べたい時には、この記事を参考にしてみて下さい。