自分の殻を破る方法 | SPITOPI

自分の殻から抜け出すことができずにいる人というのは、意外に多いのではないでしょうか。

自分の殻というのは、プライドや恐れ、自信喪失などのことを言います。

自分に何らかの欠点があると思い込んだり、過小評価をすることによって、自分の殻に閉じこもったままでいる人も多いのですが、殻に閉じこもったままでいると知らない間に損をしているのかもしれません。

殻に閉じこもったままでいるということは、積極的なることが出来なかったり、前に進むことが出来ないというような事態にも陥ります。

そのため、自分の殻を破る必要があります。

ですが自分の殻というのは意外にも頑丈であり、なかなか破ることが出来ない方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は自分の殻を破る方法というのをご紹介していきます。

1. 自分の殻を理解する

自分の殻を破るためには、まずは自分の殻の正体を理解することから始めなくてはなりません。

人とうまくやっていくことが出来ないと感じており、積極的に仲を深めることが出来ないのであれば、まずは人とうまくやっていくことが出来ない理由を模索することが大切です。

話が下手であったり、緊張してナチュラルに話すことが出来ないなど、様々な理由があると思います。

産まれたときから殻に閉じこもったままという人はおらず、殻に閉じこもってしまったのには、それなりの理由があるのです。

その理由というのは、ひとつではないかもしれません。

可能であれば紙などに書き出して行くと、自分が殻に閉じこもった理由を理解することができると言えます。

自分の殻を理解するときに、悲しくなってしまったり、辛くなってしまったら、自分のことを客観的に見るようにしたり、殻を理解する前にメンタルを強くするためのトレーニングを行うことも必要なのかもしれません。

殻を破るためには、メンタルも強くなくてはいけませんので、自分の殻を理解しつつ、メンタル状態を把握していくことも大切であるとされています。

2. 殻に閉じこもった原因を周りに話す

自分が殻に閉じこもってしまった原因となったことを、家族でも友達でもいいので、誰かに話してみることが大切です。

例えば、小さい頃に学校でからかわれたことがトラウマとなっていて、自分が殻に閉じこもったままでいたのであれば、その事を誰かに話してみるといいかもしれません。

そのトラウマを聞いた人はきっとそのことを受け入れてくれるはずです。

もしくは、そんなことと流されてしまうかもしれません。

そうすることで、自分が必死に守ろうとしていた殻というのが、たいしたことがなかったのだと感じることができるのかもしれませんし、話をしたことでスッキリすることができるようになるかもしれません。

また、自分がコミュニケーション能力がないと感じていたとしても、周りからうまくやっていると見られていたり、自分では欠点だと思っていたことが、周りからしてみると、そうではないのかもしれません。

殻に閉じこもったままでいると、自分のことを過小評価してしまいがちですので、周りの人と意見の交換をしたり、話をしてみることはとても大切です。

3. 断られることになれる

殻に閉じこもっている人というのは、拒絶されることを怖がってしまう傾向にあります。

そのため、自分から歩み寄ろうとしたときに相手に拒絶されてしまうと、再び殻に閉じこもってしまう傾向にあるのです。

それでは拒絶される度に殻が分厚くなっていくだけです。

自分の殻を破るためには断られてしまうことに慣れることが大切です。

知らない人に道を聞いてみたりするのは、断られることに慣れるという方法にはとても効果があると言えます。

4. 嫌われてもいいと開きなおる

自分の殻に閉じこもっている人というのは、嫌われたくないというような思いが強いとされています。

そのため、嫌われないように嫌われないようにと用心していくと、本来の自分を失ってしまいますので、嫌われることを恐れてはいけません。

初めて話しかけるような相手には、自分をよく見せようとしますが、それが逆効果なのです。

初めて話しかける人には、相手を知りたいとい胡気持ちを隠さないこと、更には周りの人に嫌われないようにとすると、挙動不審になってしまったり、相手の反応を伺ってしまう傾向になりますので、嫌われてもいいやと、開きなおって人と接していくことが大切であるとされています。

5. やる前に考えない

自分の殻を破りたいと考えているのに、なかなか破ることが出来ないと悩んでいる人も多いと思います。

それは、自分の殻を破る前から、失敗のことを考えているからではないでしょうか。

殻を破って新しい世界に足を踏み込みたいと考えていても、やる前から先のことを考えていると、『でも失敗をしたらどうしよう』などと考えてしまい、結局は何も出来ずに終わってしまうということもあり得るのです。

そのため、やる前のことを深く考えるのではなく、やりたいことを即座にやってみると、自分の殻を破ることができるのではないでしょうか。

『でも』や『だって』を多用する人というのは、いつまで経っても変わることはありません。

用心深くいるつもりが、いつのまにか自分で自分の殻を厚くしているのです。

殻を破るためには、やる前から考えてしまったり、未来への言い訳をしておくことが大切であるとされています。

6. 知っている人がいない場所へ行く

殻に閉じこもっている人というのは、新しい世界へ踏み込むことを苦手としています。

常に無難な生活を求めていたり、失敗や挑戦から逃げている傾向にあります。

そのため、自分のことを誰も知らないような土地に行ってみて、一人で食事をしてみたり、習い事を始めてみるのもいいかもしれません。

誰かと一緒にいると、相手には任せきりになってしまいますので、自分の力で新しい世界に飛び込むことが出来るように、新しい世界に一人で挑んでみると、これまでは殻に閉じこもったままで、社交性がないと諦めていた人も、意外と人との会話を楽しむことができたりと、自分の知らなかった自分を知ることができ、殻を破ることが出来るきっかけになるのではないでしょうか。

7. ポジティブな未来を想像する

殻を破るためには、殻を破ったときにどのような未来になるのかを想像をして、殻を破ることで幸せがやって来るということを具体的に想像するというのも大切であるとされています。

自分の殻に閉じこもった状態というのは、自信のなさやマイナスのイメージというのを抱えていますので、それをプラスの方向へと展開していくことが必要とされます。

未来へ向けてポジティブな思考を持つことが出来るようになると、人というのは、未来への希望を持つことが出来るようになるのです。

人との関わりに対しての自信がないのであれば、人に囲まれて、笑顔でいる自分のことを想像していきます。

その幸せな空間になるためには、どこでその人たちとで会うことができて、どのように仲を深めていくことが出来るのを想像するのです。

そうすることで、自分がこれからやらなくてはならないことを理解することができ、多くの人に囲まれて笑顔溢れる成果にするためには、どのように対策をとらなくてはならないのかを考えることが出来るようになるのではないでしょうか。

幸せな未来を思い浮かべると言うのは、幸せな未来のための計画をたてていき、その幸せに向けて自らの殻を破ることが出来るようになるとされているのです。

8. 殻を破るための方法を具体化する

自分の殻を破るためには、様々な方法があるのですが、大切なのは殻を破るための方法を具体化することです。

自分の殻を破るためには、まずは殻の原因について理解していったと思います。

どのような殻に閉じこもったままでいるのかを理解することができたのであれば、その殻を破るための方法を具体的に考えていくことが大切であるとされているのです。

例えば、自分がやることは失敗ばかりだと、なにも挑戦することができなくなっているのであれば、まずはこれまで失敗してきたことを書き出していき、失敗をしないためにどのように努力をして行くべきなのかを模索することが必要であるとされています。

失言が多くて怒られたのであれば、失言しないように気を付けるのではなく、相手のことを褒めるようにする、相手のよいところを見つけて言葉にするというように、プラスの計画をたてるというのも、殻を破るためには大切なのです。

人というのは、『してはいけない』と言われてしまうと、その事だけが頭にあり、失言しないように、しないようにと頭がいっぱいになってしまい、肝心の話もできなくなってしまいます。

そのため、してはいけないことを作るのではなく、しなくてはならないことをつくることで、相手を褒めなくてはならないことから、会話をしていき、褒めるための流れを作ろうと努力します。

そのことが、失言してしまうという、自分の殻を破ることへと繋がるのです。

活動を具体化するのはとても大切ですが、気を付けなくてはならないのは、してはいけないことではなく、するべきプラスの計画を立てることであると言えるのです。

まとめ

自分の殻を破るためには、まずは意識の改善から行わなくてはなりません。

自分の殻を理解していき、その殻を破るために努力をして行く必要性もあるのです。

自分の殻を破るというのは、簡単なことではありません。

しかし、特別に難しいということでもないです。

殻を破りたいと感じたとき、すでに殻を破る準備は出来ていますので、殻を破るための方法を理解していくことが必要であるとされています。

自分に殻を破るためには、様々な方法があるのですが、全てを試す必要性はありません。

自分にあった方法というのが見つかるまでは、チャレンジし続けていくことが大切であるとされています。

殻を破ることが出来ると、こんなにも生きやすくて、ポジティブな感情でいられるのかと驚いてしまうかもしれません。

肩の力を抜いて、自分の殻を破ってみてはいかがでしょうか。