仕事に誇りを持つために必要な事 | SPITOPI

あなたは自分の仕事に今、誇りを持っていますか。

仕事がキツイ、苦しいとは思っていても自分が誇りを持てていたらやりがいや仕事に対しての愛情が持てます。

一方で、いくらお給料が良くても誇りが持てなければ、どこか空しさのようなものを感じてしまうかもしれません。

ここでは仕事に誇りを持つために必要な事をお伝えしていきます。

1. その仕事が心から好きである

自分のしている仕事に対してどういう気持ちを持っていますか。

キツイ、行きたくない、ただそれだけでしょうか。

大事なのはその仕事内容が自分が好きか嫌いかです。

大変なことはあるけれど基本的には「好き」、その気持ちがあれば大丈夫です。

何だかんだ言ってしっかりその仕事に対しての誇りを持てているものです。

一方で問題なのは、仕事はそつなくこなしているけれど基本的に仕事内容が「好きではない」とか、どこかで「こんな仕事嫌だな」と見下している場合です。

自分の心が好きになれない仕事であれば、誇りを持てって言われても持てるものではないでしょう。

その場合は何故好きになれないかを自分なりに突き詰めて考えなければなりません。

その理由がわかればそれを改善していくことが必要ですし、どう考えても「嫌い」と答えが決まっているのであれば「好き」「やりがいがある」と感じられる仕事を探すことも考えた方がいいかもしれません。

2. 自分にしかできないと自信を持つ

例えばお給料が低くても、思ったように稼げなくてもです。

その仕事自体は誰にでもできるわけではない、自分にしかできない、そういった自信を持つことです。

仕事に誇りを持つというのは自信を持つことです。

「誰でもいいから」「誰でもできる」と言われるのと、「これはあなたにしかできないから」と言われるのはどちらが嬉しいですか。

仕事に誇りを持つためには、自分にしかできない仕事をどんどん突き詰めていくことです。

3. 仕事ができるということに感謝

働きたくても事情があって働けない人も沢山います。

例えば本人は元気で意欲があっても家族の介護などで希望の仕事に就くことができないという場合もあるのです。

また自分のキャリアがストップしてしまうことも受け入れなくてはなりません。

そういったことは特別のことではなくて、誰にでも起こりうることです。

今、自分が仕事ができている状態が当たり前と思わないことです。

仕事ができる環境を与えられていることに感謝の気持ちを持ちましょう。

4. 他人の仕事、収入と比較しないこと

自分の仕事に誇りが持てない人は、仕事内容、収入など他の人と比べすぎてはいないでしょうか。

確かに自分より体力、精神的に楽で、収入は良いと思われるような人は存在しますが、それは表面的なことだけを見ています。

それまでの本人の努力も関係していますし、実は見せていないだけで苦労があるのかもしれません。

誰だって都合の悪いことやカッコ悪い面は見せたくなくて隠します。

時々しか会わない友達にはあえていい顔を見せたいと話を盛るなんてことも考えられます。

つまり他人の仕事、収入と今の自分の仕事を比較しないことです。

人は自分の人生しか生きることはできないですし、一度に二つのことはできないのです。

また他人があなたの仕事や人生を経験することもできません。

自分は自分と考えてください。

5. 誰かの役に立っていると信じる

自分のしている仕事に、誇りを持つには、自分の仕事は誰かの為、役に立っていると信じて欲しいのです。

考えてみてください。

誰かお金を払ってでも必要としているから仕事として成り立っているのです。

本当に必要のないことならば仕事として存在すらできないでしょう。

つまりあなたは必要とされているのです、確実に。

そう考えたら今の仕事に対して、違った気持ちを持てませんか。

誰かがあなたのした仕事で嬉しかったり、便利だったり、喜んだりしているのです。

6. 自分のスキルアップも意識する

仕事に誇りを持つためには、ただダラダラと日々を過ごすのは止めましょう。

何年も同じ仕事をしていて、自分自身の成長がない、この先も何も身につかない。

そう思ったら仕事に対して誇りが持てない、このままでいいのかななんて弱気になってしまうことでしょう。

それは自分自身で変えていかなければならないことです。

上司や先輩はそんなことまで面倒を見てくれる存在ではありません。

自分が成長したと感じることができればやりがいや喜びも感じますし、もっと頑張ろうと思えます。

また自信がついて仕事に対しても誇りを持てるようになります。

ただ決められたことをこなすのではなく、さらに知識を深めるとか、関連した資格をとるとかスキルアップを意識していきましょう。

7. 謙虚な気持ちになる

どの職業でもいえることですが、自分がいなくなっても他に同じ仕事をしている人がいて困ることはありません。

例えば芸能人やスポーツ選手でも引退してしまって一時的に「寂しい」と思ったとしても、新人が次から次に出てくるのでその仕事、職業自体がなくなるということはありません。

一人で仕事をしている人が引退したとしても、同業者というのは存在します。

そう考えたらです。

今この仕事ができている、現役として存在できることってとても素晴らしいことだと感じられることでしょう。

働きたくても事情があって引退(退職)を余儀なくされる人もいることを考えたら、本当に謙虚な気持ちになれるはずです。

8. 他の仕事も経験してみる

今の仕事にやりがいがあるのか、他に自分にできることはあるのではないかと迷う人は多いです。

その状態というのは今の仕事に自信がある、誇りを持って働いているとはいえません。

むしろ仕事に対して不信感が出ています。

試しに他の仕事を経験してみるというのも一つの方法です。

副業でも構いませんし、副業禁止の職場であるならばボランティアとして休日に無給で働いてみたらいいのです。

実際に今はダブルワークやトリプルワークなどかけもちをしている人も多いです。

経験した人はわかると思いますが、どれが本業で副業がちゃんと自分の中で位置づけができているのです。

そして本業に対して一番誇りを持っています。

また、副業を始めてみて自分に向いていることがわかったと副業が本業になってしまうタイプもいます。

つまり、他の仕事を経験したことによって本当に大事なものが見えてくる、わかってくるのです。

9. 尊敬できる人に近づく努力をする

どの仕事においても、できる人、憧れている人、尊敬している人が存在していることでしょう。

もしかしてその人のようになりたくて仕事を始めたという場合もあるかもしれません。

仕事に誇りを持つには尊敬できる人に近づく努力をする、教えを乞う、目指すということも大事です。

お手本となるべき相手がいることで方向性に迷わないでいられるというのは大きなメリットです。

自分が尊敬している人に近づくため、日々頑張っているというのは心の支えになりますし、この仕事に就いて良かったと思えることでしょう。

憧れている人と同じ職業なのだと考えると身が引き締まります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

仕事に誇りを持つために必要な事をお伝えしました。

仕事はきつかったり、辛かったりが多いかもしれません。

そんな中でもやっぱり「これしかできないから」「好きだから」という思いがある人は簡単に諦めませんし、仕事に誇りを持っています。

そのような内面は相手に伝わります。

健気で応援したいと周りから思われます。

応援されると嬉しくてますます頑張れます。

ぜひ前向きな気持ちで仕事に取り組んでいってください。