長男に多い性格｜特徴 | SPITOPI

責任感が強く真面目な性格が多い長男。

下のきょうだいがいる場合は、優しく思いやりがありますが、プライドが高く支配的な一面もあります。

また、一人っ子の場合は自立心が強く、マイペースな場合が多いです。

この記事では、そんな長男の性格や特徴について紹介します。

友人や、恋人が長男である時の、付き合い方の参考にしてみてください。

1. 長男の基本的な性格

長男は基本的に、責任感が強く、真面目で優しい性格をしています。

両親にとって始めての子供である場合は、特に愛情を受けることが多いので、優しい人に育ちやすいです。

その分、繊細さや打たれ弱さもあり、ナイーブで神経質になりがちなのがネックと言えるでしょう。

また、下のきょうだいがいる場合は、兄としての自覚を持ち、責任感と優しさをもって接することが多いです。

長男は真面目な性格になりやすいですが、責任を背負いこみ過ぎて、ストレスをためやすいという欠点もあります。

また、下に同性のきょうだいがいる場合は、兄としての威厳を保ちたい、負けたくないという気持ちが強くなりやすいです。

その結果がプライドが高く、支配的な性格になる場合もあります。

年上であることを笠に着て、傲慢なふるまいをしないように気をつけましょう。

一方で、一人っ子の長男というのは、そうした責任が少ないことから、マイペースであることが多いです。

しかし、下にきょうだいがいないため、遊び相手は、必然的に年上の家族になるのです。

そのことから、大人びた、自立心の強い人になることもしばしばあります。

他人に干渉されるよりも、一人で行動する方が好きというタイプの人も多いでしょう。

このように、下にきょうだいがいるかいないか、どんな育てられ方をしたかで、長男の性格は変化していくのです。

2. 長男は基本的に優しい人が多い

長男は、優しい性格の場合が多いです。

両親にとって初めての子供であることが多く、人一倍愛情を受ける対象であるからです。

愛情を素直に受け取った子は、自分自身も愛情深く優しくなれます。

そして、下のきょうだいがいることで、より思いやりのある人になれるのです。

その優しさは家族だけではなく、周囲の人たちにも与えることができるでしょう。

周囲からの信頼も厚く、高い評価を受けやすい人と言えるでしょう。

3. 繊細な方が多い

長男は優しい分、繊細であることも多いです。

両親にとって初めての子供であるため、慎重かつ細やかに扱われることが多いです。

その結果、甘やかされることも増えてしまい、繊細で打たれ弱い側面があるのです。

何気ない言葉や態度に傷付きやすいことも多く、人間関係で悩むこともあるでしょう。

また、両親が心配性で潔癖気味である場合は、そうした性格や生活態度がそのまま子供に影響します。

その結果、神経質で潔癖症な性格の長男もいるのです。

4. 真面目

長男は真面目な性格の場合が多いです。

優しいということは、正しいということにも繋がります。

そして、長男だからという、責任感が、長男を真面目にさせるのです。

正義感が強く、堅物な場合も多く、しばしば他人とぶつかってしまうこともあるでしょう。

正しさを押しとおしすぎることもまた、わがままになることもあるので、柔軟性をもって他者と接することが大切です。

そしてルールを守ることだけではなく、本来の優しさを大切にしていきましょう。

5. 責任感が強い

長男は責任感が強い場合が多いです。

長男だから、きょうだいを守る、家を支えるという考えは未だに根強く残っています。

そのことから、自然と責任感が育まれると共に、圧力を感じてしまうことが多いです。

やるべきことをやり通す、忍耐力や誠実さがありますが、自分を追い込みすぎることがあるので気をつけましょう。

プレッシャーを感じすぎず、心に余裕を持って物事に取り組んでいくことが大切です。

6. プライドが高い

長男はプライドが高い場合が多いです。

特に、下のきょうだいがいる長男は、負けたくない、自分の誇りを守りたいと感じることが多いでしょう。

弟比べられることも多いので、そうした環境から、闘争心や、競争心が育まれやすいのです。

その負けん気を良い方向に使えれば良いのですが、負けた時に心が折れてしまいやすのが弱点です。

そして、プライドに固執しすぎるため、負けを認めないという欠点もあるでしょう。

素直になって、反省し、学習してくことが大切です。

7. 支配的である

長男は支配的な性格になってしまうこともあります。

自身のプライドを守りたい、尊敬されたいという気持ちが裏目に出て、下のきょうだいに傲慢な態度をとってしまうことがあります。

両親に過保護的に育てられてしまうと、わがままになりがちで、そうした攻撃性や支配性が強くなってしまうことが多いです。

あるいは、両親が自分に無関心である場合も、自分より弱い立場の人への優しさが欠けてしまいやすくなります。

下のきょうだいを自分の物、自分の言うとおりに従うものと考えるのではなく、一人の人として接することが大切です。

そして、家庭内だけではなく、友人や恋人、周囲の人たちに対して思いやりをもって接しましょう。

8. 甘え下手

長男は甘え下手であることが多いです。

両親に甘やかされている場合は、いざ自分から甘えようとしても、上手くできないことが多いです。

そして、下のきょうだいがいる場合は、強がったり、兄としての責任を果たそうと考えるため、甘える機会を失してしまうことが増えやすくなります。

その結果、家族だけではなく、周囲の人たちに、どう頼って良いのか分からない、どう甘えていいのか分からないという状況に陥ってしまうのです。

一人で問題を抱えやすく、悩みがちになるので、気をつけなければなりません。

時には素直になって、相手に頼る事や、お願いすること、頭を下げることを大切にしましょう。

9. 心配性

長男は、心配性であることも多いです。

両親が神経質であったり、不安感が強い場合は、そうした影響を受けやすくなります。

細やかであることは良いことなのですが、要らぬ心配を抱き、不安定になりやすいので気をつけましょう。

また、そうした気持ちが、下のきょうだいに向き過ぎることもあります。

過保護的になりやすく、つい相手を構ってしまうことが増えてしまうため、相手との距離感を見失う原因になるので気をつけましょう。

友人や恋人にそうした態度をとり、時に束縛的になるので注意しなければなりません。

不安な気持ちをコントロールし、相手への敬意を持って接することが大切です。

10. 従順

長男は、従順な性格である場合も多いです。

親に対して迷惑をかけたくない、長男としての責任を果たしたいという気持ちが強く、いい子であろうと努力するでしょう。

また、親が支配的であったり、高圧的である場合も、従順で大人しい性格になる場合が多いです。

しかし、そうした従順さは、個性や自我を見失いがちになってしまうので気をつけなければなりません。

何でも相手の言うことを聞いていれば楽ではありますが、自分自身が育ちません。

自分の夢や希望、目標や、大切なことや好きなことについて、目を向け、自分の足で前に進むことが大切なのです。

11. 反抗的

長男は、反抗的で反骨心が強い性格にもなりやすいです。

前述での従順さが一転して、親の言うことを聞きたくない、大人には従わないという気持ちが育ってしまうことも多いです。

その結果、反抗的であったり、攻撃性の強い人になってしまう場合もあるのです。

こうした他罰的な性格を改めるためには、相手を愛すること、そして相手から愛されているという自覚を持つことが大切です。

反抗や反発というのは、自分の自身のなさ、不安感、寂しさから生まれてくるものです。

自分を愛し、自分の夢や目標ために行動することで、自信がつき、自分を認め、相手を認めることにも繋がっていきます。

ケアをしながら成長していくことが大切なのです。

12. 嫉妬深い

長男は、優しく思いやりがある反面、嫉妬深い性格にもなりやすいです。

特に、十分に親に甘えられなかった、下のきょうだいに親をとられたと思っている人は、嫉妬心や束縛心が強くなります。

相手から愛されたい、離れたくないという気持ちが、マイナスに働いてしまうのです。

時にモラハラ的な態度をしてしまうこともあるので、相手への思いやりを忘れずに接することが大切です。

そして甘えられなかったという不満を他人で解消しようとしないようにしましょう。

相手も一人の人間であるということを認め、お互いの距離感を保ちながら、付き合っていくことが大切です。

13. マイペース

下にきょうだいがいない、一人っ子の長男は、マイペースな性格になりやすいです。

下のきょうだいと争ったり、譲り合ったり、奪ったり奪われたりすることがないため、平和的でのんびりしています。

物理的時間的に下のきょうだいに縛られることがないので、いつも自由で、時にわがままになってしまうことも多いでしょう。

相手のペースに合わせるのが苦手で、自分のペースに巻き込んでしまわないように気をつけなければなりません。

また、誰かと一緒に時間を過ごすよりも、一人でいた方が楽という人も多いです。

そして、年の近いきょうだいがいないために、一人遊びをすることが多く、空想や妄想の世界に浸ってしまうこともよくあります。

その結果、変わり者と呼ばれることも多いですが、インスピレーションが鋭く、創造性や想像性の高い人になることも多いのです。

14. 自立心が強い

長男は自立心が強い場合が多いです。

長男としての、責任を抱くことが多く、早く独り立ちしようと考えている場合が多いです。

しかし、挫折してしまった場合に、自分の責任感に押しつぶされてしまうことが多いので気をつけなければなりません。

また、下にきょうだいがいない長男も、大人の家族に囲まれているため、自然と大人びた思考になることが多いです。

その結果、他人に依存的になるのではなく、一人で生きて行こうという気持ちが強くなるのです。

まとめ

長男は、責任感が強く優しい性格の人が多いです。

その真面目さを大切にしながらも、自分を縛りすぎず、自分の夢や目標ために行動していくことが大切です。