催眠術にかかりやすい人の特徴 | SPITOPI

催眠術とは、全ての人がかかるものではありません。

かかりやすい人もいれば、かかりにくい人もいます。

ここでは催眠術にかかりやすい人の特徴について紹介していきます。

あなたはどちらのタイプでしょうか。

1. 素直な性格

性格が素直な人は催眠術にかかりやすいと言われています。

人の言うことに何の疑いを持つことなく、鵜呑みにしてしまう傾向にあるからです。

催眠術とは人の心に錯覚を起こさせ、あたかも本当のように思いこませることが必要となります。

錯覚を起こすことができなければ、その人を催眠術にかけることは不可能なのです。

よって、人を疑い、一筋縄ではいかない性格の人は逆に催眠術にかかりにくい性格であると言えるでしょう。

普段から何でも人の言うことを素直に受け止めてしまう人は、人を疑うことをしない傾向にあるため、催眠術に断然かかりやすいのです。

2. 想像力が豊か

想像力が豊かな人は催眠術にかかりやすい傾向にあります。

催眠術とは、ないものをあたかもあるように錯覚させ、人々の心を操るものです。

よって、催眠術をかけるには、催眠術にかかる人の想像力が重要になってきます。

催眠術を施す人が「ここにお花畑があります」といえば、瞬間的に頭の中に彩り豊かな美しいお花畑を思い浮かべる人でなければ、話が始まらないのです。

想像力に乏しい人に「お花畑があります」と言っても、お花畑を想像することができず、頭の中で錯覚を起こさせるのは難しいでしょう。

催眠術とは錯覚です。

錯覚を起こさせなければ、催眠にかかるのは難しいでしょう。

3. 依存心が高い人

依存心が高い人は催眠術にかかりやすいと言われています。

依存心とは、物事の判断を他の人にゆだねる人のことです。

自分の意見より他の人の意見を尊重する傾向が強く、自主性にかけることが多いです。

例えば、好きな人ができたとしても自分から告白をせずに相手からのアプローチを待つような人、自分の好きな遊びよりも相手の遊びを優先し付き合う人などが挙げられます。

依存心が高いと、自分にはそんなつもりはなくても、いつの間にか催眠術師と話しているうちに相手のペースに巻き込まれてしまいます。

自分は依存するつもりがなくても、普段から相手を尊重してしまう人はどこか隙があるものです。

あっという間に催眠にかかってしまうことでしょう。

4. 自分に自信がない人

自分に自信がない人は催眠にかかりやすい傾向にあります。

自分に自信がないと、自分の下した判断にいまいち自信をもつことができず、催眠術師の言いなりになってしまいがちだからです。

自分に自信がある人の場合、「絶対にこの催眠術師はでたらめだ」と思いこんだら、何が何でも最後まででたらめな催眠術師だと自分に言い聞かせることができます。

しかし、自分に自信がない人の場合、催眠術が進行するにつれて「本当に催眠にかかったらどうしよう」などと言うように、自分の意思に自信がもてなくなり、その自分の意思の揺らぎによって催眠術にかかりやすい状況を作り出してしまいます。

5. オカルト好き

オカルト好きな人は催眠術にかかりやすいです。

というのも、オカルト好きな人は、科学では説明できない不思議な現象が存在することを心のどこかで信じているからです。

そのため、どんなに催眠術を否定しても、心の底ではどこかで催眠術を信じているので、強く催眠術を否定することができません。

催眠術は腕の良い人が行うと、あっという間にかかってしまうと言われているので、オカルト好きな人は一瞬でも催眠の世界に興味を抱けば、隙をつかれて催眠に落ちてしまうことでしょう。

「本当に催眠術にかかるのかな」などとワクワクしているようでは、すぐに催眠にかかってしまいます。

6. 人の目を見て話す癖がある人

人の目を見て話す癖がある人は催眠にかかりやすい傾向にあります。

人の目を見て会話をする人は、話す人の言葉を真正面から受け止めようとする姿勢であるからです。

そして、人の目をみて話を聞くと、鮮明に話の内容が頭の中に入り、イメージを膨らませることができます。

催眠とは、催眠をかける人に錯覚を起こさせるものなので、話をしっかりと聞き取り、鮮明にイメージを抱いてくれる人は催眠にかかりやすいのは当然のことです。

逆に人の目をみることを苦手とし、目をそらして会話をする人は、相手の言うことをどこかうわの空で聞いているので、話している言葉がうまく頭の中に入ってきません。

よって催眠にかかりにくい傾向にあります。

7. 催眠術にかかったことがある

催眠術にかかったことがある人は、再び催眠術にかかる確率が高くなります。

なぜならば、一度たりとも催眠術にかかり、不思議な体験をしたことがあると、心のどこかで催眠術を認め、またかかるのではないかと不安な気持ちに苛まれるからです。

催眠術にかからないようにするには、「自分は絶対にかからない」「催眠術なんてある訳がない」と強く思いこむ力が必要です。

しかし、一度でも催眠術にかかったことがある人の場合、実際に催眠にかかるということを経験しているため、心の底から催眠を否定することができません。

催眠術にかかった経験を持つ人は、他の人よりも催眠術にかかりやすくなる傾向にあるのは間違いないでしょう。

8. 幽霊を見たことがある

幽霊を見たことがあるという人は催眠術にかかりやすい傾向にあります。

なぜならば、幽霊とは実在するものではなく、自分の錯覚が引き起こした幻影だからです。

外で木が揺れた音を幽霊が着物をすって歩いている音だと勘違いをしたり、夜に鳴く猫の鳴き声に不気味な雰囲気を感じ幽霊がいるから空気が重いなどと言う人は、様々な現象を自分の思うように解釈しています。

こうした人は頭の中が錯覚でいっぱいのため、催眠にかかりやすくなります。

幽霊を見たことがある人は普段から錯覚しやすい人のため、催眠にかかりやすいのも納得です。

9. 思いこんだら一直線な人

思いこんだら一直線な人は催眠にかかりやすい人だと言えます。

自分がこうだと思えば、どんな状況に置かれても自分の信じたことに対して揺るがない心を持っているからです。

催眠術師が「手が離れなくなります」と言って、目の前で実際に催眠にかかる人を目撃してしまったら、ひとたまりもないでしょう。

「本当に催眠術は存在するのかもしれない」と思いこんでしまったら、もう催眠術師の術中にハマったも同然です。

その人がどんなに心で催眠術を否定しようと、心の奥では催眠術を肯定している自分が存在するため、催眠術にかかってしまいます。

10. 集中力がある人

集中力がある人は、ない人に比べて催眠にかかりやすい傾向にあります。

催眠術とは、催眠をかけて人にいかに錯覚を起こすかが重要ですが、それと同じように催眠にかかる人の集中力も催眠を成功させるかどうかの重要なポイントとなります。

どんなに催眠術師の腕が良くても、催眠をかけられる人に集中力がないのでは、催眠術師の話が頭の中に入ってくることはなく、うまく催眠にかけることができません。

集中力散漫で、催眠術師が何を言っているのか、いまいちつかむことができない人は催眠にかかる訳がありません。

まとめ

あなたは催眠にかかりやすい人の特徴を持ち合わせていたでしょうか。

催眠術にかかってしまう人は、もともと持ち合わせたその人の性格や性質がものを言います。

催眠術にかかりやすい人がかからないようにするには、かなりの気力が必要です。