他人によって辱めを受けたり、自尊心を非常に傷付けられてしまうと、人は怨み辛みが芽生えてしまう場合があります。
気持ちの処理の仕方は人それぞれですが、どうしてもネガティブになってしまい憎悪が消えない場合はどうすればいいのでしょうか。
- 一番簡単な呪いの方法は念を送ること
- 生霊を飛ばすコツ
- よく効くと言われている呪い
- 本当に呪うことが必要なのか考えよう
- 「人を呪わば穴2つ」ということわざもあります
- まとめ
1. 一番簡単な呪いの方法は念を送ること
人の気持ちは計り知れないものです。
他人にとっては小さな事でも本人には一大事であったり、尊厳や名誉を傷付けられてボロボロになってしまったり、他人の責任だと思い込み逆恨みしたりと、心に大きな影を落としてしまい凄まじいネガティブなエネルギーやパワーを生んで怨みが生まれます。
それが呪いとなって相手を痛め付け苦しめるのですが、呪いにも種類がある事をご存知でしょうか。
例えば藁人形を打ち付けたり、黒魔術の様に生き物などを使って呪いをかける方法がありますが、代表的な呪い方に相手に念を送るものがあります。
至ってシンプルでスタンダードな大昔からあるものになりますがやり方としては、ただただ呪いたい相手に対しひたすら強く憎悪や願望を念じるだけになります。
そしてこの思いが強い程呪いの重さは深くなるでしょう。
人間の感情というものはポジティブな感情よりもネガティブな感情の方がエネルギーを持ちます。
幸せな感情よりも哀しみの感情の方が持続時間が長く感じるのはその為です。
また仏教では念仏を唱えますが、それは仏様に対し感謝や善行を誓い手を合わすものです。
神聖な行いであり非常に崇高なものです。
念とは仏教用語からくる言葉ですが、内容は呪いと真逆ですし関係性はありません。
ですが、念がそれ程の重みがあるのであれば、呪いに対して有効だと思っても不思議ではありません。
2. 生霊を飛ばすコツ
念を飛ばす事は生霊を飛ばす事になります。
生霊は生きている人間の魂が飛び回る事ですが、具体的なコツをご紹介しましょう。
2-1. ひたすら思い念じ続ける
憎い相手の事をひたすら思い、明確にその思いを念じ続ける事です。
シンプルですがこれしか方法はありません。
また、生霊は自分の意思とは反して勝手に飛んでいる場合があります。
毎日毎日いつなんどきも、その相手の事を怨み念じていたとしても生霊が飛ぶかは分かりませんし、飛ばす意思がなくても飛んでいる場合があります。
また仮に生霊が上手く相手に飛んだ場合ても相手に降りかかる災難は、自分が思っている憎しみの量の数分の一にしか効力がないものだと思って下さい。
2-2. 歪んだ気持ちを持ち続ける事
純粋で汚れのない真っ直ぐな気持ちは飛ばす事が出来ません。
ただの恋心や真心になってしまいます。
憎しみや恨み辛みを込めるからこそ強いネガティブな感情になるので、そうでないとエネルギーもちょっとやそっとじゃ発動せず維持も難しくなります。
とにかく強く激しく、長期に渡り相手の破滅を願い念じ続けなければいけません。
2-3. 効率は気にしない
当たり前ですが、生霊は目には見えません。
また見えない上に生き物なので加減をしたりコントロールして都合よく飛ばす事などできません。
先程も述べましたが、運良く生霊が届き相手に生き地獄を味あわせる事になってもその効果は数分の一になります。
ですからもっと痛めつけようと思うのであればそれの何十倍もの念を送り続け痛めつけなければいけません。
効率を考えてしまうと割に合わなくなり途中でばかばかしくなってしまうかもしれません。
本気で呪いたいのであれば余計な事は考えずに呪う事に集中した方が良いでしょう。
2-4. 常に気持ちを整理しておく
幾つか挙げたコツのまとめにもなりますが、ひたすら念じ続け強く深く思っていてもやはり人間は感情が変わったり気分で思いの深さが変化するものです。
それは自然な事であり当然の事なのですが、本気で呪いたいのであれば気持ちの深さを一定にし、なぜそもそも呪いたい位にまで相手を恨んでいるのかを明確にしておく必要があります。
この気持ちがぶれてしまうと全く意味がなくなりますし生霊も飛びません。
逆を言うと、もしぶれるのであれば感情の変化が少しずつ相手の事を気にしなくなってきている、許せる様になったと言う事なので人としてはポジティブで悪い事ではありません。
3. よく効くと言われている呪い
身近にあるものを使いますが、効果があった呪いの方法ご紹介します。
ただ、効果がある程リスクは高まるので注意が必要です。
3-1. 生卵に名前を書いて埋める
生卵に呪いたい相手の名前と生年月日を消えない油性のマジックペンで書きます。
そしてそれを人に見つからないように土の中に埋めましょう。
2〜3日もすれば何らかの苦痛を訴えてくる筈です。
もしくは近い未来に身体に異変を感じるでしょう。
3-2. 人型に切った紙に名前を書く
まっ白な半紙もしくは和紙を用意して人型に切り抜いてください。
そしてその中心に呪いをかけたい相手の名前を消えないペンで書き、針や小刀などで強く怨みを込めながらその人型を突いていきましょう。
頭や腕と部分部分を突き刺さすのも良いですし、全体的にまんべんなく突き刺しても構いません。
ズタズタにした後は、燃やして全て灰にしてしまいましょう。
注意点として、白い紙の部分が残っていては呪いがかかりませんので全部真っ黒に燃やしてしまいましょう。
3-3. 鏡を使う
鏡は昔から不吉なものと言われています。
特に合わせ鏡や鏡が割れる事を昔の人は忌み嫌いましたし、今でも縁起が良いものとは思われていません。
そんな鏡に呪いたい相手の名前をマジックで描きます。
そして憎しみを込めながら強い衝撃を与え鏡を割りましょう。
割る際に刃物を使うと効力が増しますが、割れた破片や刃物を使う事で自分が怪我をしてしまうリスクも高まるのでかなりの注意が必要です。
また割った鏡は土に返すかしっかりと新聞紙に包み捨ててしまいましょう。
ちなみに鏡は手鏡がよく、割れた鏡に自分の顔を絶対に映さないようにして下さい。
4. 本当に呪うことが必要なのか考えよう
4-1. なぜ怨みを持ったのか
まず相手に対しなぜ恨みを持つようになったのかをじっくりと考える事は、呪いの話以前に生きて行く上でかなり大切な事になります。
人間の感情とは基本的には移りゆくものです。
本来は自己浄化の力を誰しもが持っていますが、恨みを持つ程憎しみを抱き、相手に固執する程とてつもないパワーを使っている状況は尋常ではありません。
そして消えて欲しい相手の割にずっとその人物を追いかけているという矛盾した状況を生み出しているのです。
積もり積もった感情が恨みになり、呪いへ発展していくのだと思いますが、本来の原因は何だったのかを自分の中で整理してみるとまた別の感情や感覚が生まれてくるかもしれません。
生きていく中で、どうしても許せない相手が出来てもおかしくないでしょう。
誰にでも腹が立つ事や復讐心が生まれてもおかしくないのです。
ただその感情が生まれた時点と時間が経った時点では熱量も冷静さも変わっている筈なのです。
きちっと理論立てて感情的にならずに、心の中を整理整頓する事は必要ではないでしょうか。
4-2. 呪いに値する人物かどうか
いくつか述べましたが人を呪うという事は、ネガティブな感情を強く長期に渡り持続させなければいけません。
ブレてもいけませんし、怨みの深さを安定させなければいけません。
体力も気力も消耗し、そして毎日朝から晩まで思い続けなければいけません。
負の感情を持つ事は仕方がない事ですが、考え方を変えてみるとこれ程の熱意や情熱をかけてまで想う相手なのかという矛盾が出てきます。
四六時中その相手の事を考えるのです。
内容さえ違えど、寝ても覚めても相手をずっと想い続けるという形は、皮肉な事に恋愛としている事は変わらない事になります。
大切な人生や尊い感情や気持ちを、そのような相手に使っていいのか一度考え直してみても良いのではないでしょうか。
5. 「人を呪わば穴2つ」ということわざもあります
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例えば怨み辛みを残したまま亡くなった方の怨念は何よりも強く、相手が亡くなるまで持続すると言われています。
強い感情や念を残したまま亡くなっているので思いは永遠にストップし消える事がない分、呪いもかかりやすく思いも一定であり強烈なエネルギーを放ちます。
志半ばで亡くなっているので見方を変えると、死をもって相手を呪っているとも考えられます。
人は何かを手に入れる為には何かを手放さなければいけません。
全て手に入れていると言う人が居ますが、それは不可能であり、必ず何かを失っていますし、気付いていないだけです。
そうしなければ成長もしませんし前進できないからです。
人を呪うという事は何かを代償にしなければいけません。
思いが強ければ強い程、深ければ深い程代償として捧げるものは大きくなるでしょう。
当然と言えば当然で、相手の事を痛め付け傷付けるのですから引き換えに何か渡さなければいけません。
また恨み憎しみ、呪いをかけたいと思って過ごしている時点で大切な時間や、ポジティブで幸せな出来事に使う為の掛け替えのない出会いや感情を削っている事には変わりありませんし、人を恨み憎んでいる時の表情を鏡で見てみると冗談でも美しいとは言えないのではないでしょうか。
人は本当の意味で他人の傷の深さはわかりません。
なので最終的に決めるのは本人ですが、その行為に本当に意味があり価値があるのかはしっかりと考える必要がありますし、答えがどう出ようとも、責任を取る覚悟は必要でしょう。
そして覚悟もなく責任が取れないのであれば呪いをかける資格はないでしょう。
まとめ
負の感情はどうしても生まれてしまいます。
人間はそんなに器用でも美しくもありません。
綺麗事を並べても現実は目に余る事が多いでしょう。
だからこそ人間には想像力があります。
他の動物にはない素晴らしい能力です。
その想像力を怨念や呪いに使わず心豊かに踊る事に使用すれば、痛みも軽減するのではないでしょうか。
他人によって辱めを受けたり、自尊心を非常に傷付けられてしまうと、人は怨み辛みが芽生えてしまう場合があります。
気持ちの処理の仕方は人それぞれですが、どうしてもネガティブになってしまい憎悪が消えない場合はどうすればいいのでしょうか。
1. 一番簡単な呪いの方法は念を送ること
人の気持ちは計り知れないものです。
他人にとっては小さな事でも本人には一大事であったり、尊厳や名誉を傷付けられてボロボロになってしまったり、他人の責任だと思い込み逆恨みしたりと、心に大きな影を落としてしまい凄まじいネガティブなエネルギーやパワーを生んで怨みが生まれます。
それが呪いとなって相手を痛め付け苦しめるのですが、呪いにも種類がある事をご存知でしょうか。
例えば藁人形を打ち付けたり、黒魔術の様に生き物などを使って呪いをかける方法がありますが、代表的な呪い方に相手に念を送るものがあります。
至ってシンプルでスタンダードな大昔からあるものになりますがやり方としては、ただただ呪いたい相手に対しひたすら強く憎悪や願望を念じるだけになります。
そしてこの思いが強い程呪いの重さは深くなるでしょう。
人間の感情というものはポジティブな感情よりもネガティブな感情の方がエネルギーを持ちます。
幸せな感情よりも哀しみの感情の方が持続時間が長く感じるのはその為です。
また仏教では念仏を唱えますが、それは仏様に対し感謝や善行を誓い手を合わすものです。
神聖な行いであり非常に崇高なものです。
念とは仏教用語からくる言葉ですが、内容は呪いと真逆ですし関係性はありません。
ですが、念がそれ程の重みがあるのであれば、呪いに対して有効だと思っても不思議ではありません。
2. 生霊を飛ばすコツ
念を飛ばす事は生霊を飛ばす事になります。
生霊は生きている人間の魂が飛び回る事ですが、具体的なコツをご紹介しましょう。
2-1. ひたすら思い念じ続ける
憎い相手の事をひたすら思い、明確にその思いを念じ続ける事です。
シンプルですがこれしか方法はありません。
また、生霊は自分の意思とは反して勝手に飛んでいる場合があります。
毎日毎日いつなんどきも、その相手の事を怨み念じていたとしても生霊が飛ぶかは分かりませんし、飛ばす意思がなくても飛んでいる場合があります。
また仮に生霊が上手く相手に飛んだ場合ても相手に降りかかる災難は、自分が思っている憎しみの量の数分の一にしか効力がないものだと思って下さい。
2-2. 歪んだ気持ちを持ち続ける事
純粋で汚れのない真っ直ぐな気持ちは飛ばす事が出来ません。
ただの恋心や真心になってしまいます。
憎しみや恨み辛みを込めるからこそ強いネガティブな感情になるので、そうでないとエネルギーもちょっとやそっとじゃ発動せず維持も難しくなります。
とにかく強く激しく、長期に渡り相手の破滅を願い念じ続けなければいけません。
2-3. 効率は気にしない
当たり前ですが、生霊は目には見えません。
また見えない上に生き物なので加減をしたりコントロールして都合よく飛ばす事などできません。
先程も述べましたが、運良く生霊が届き相手に生き地獄を味あわせる事になってもその効果は数分の一になります。
ですからもっと痛めつけようと思うのであればそれの何十倍もの念を送り続け痛めつけなければいけません。
効率を考えてしまうと割に合わなくなり途中でばかばかしくなってしまうかもしれません。
本気で呪いたいのであれば余計な事は考えずに呪う事に集中した方が良いでしょう。
2-4. 常に気持ちを整理しておく
幾つか挙げたコツのまとめにもなりますが、ひたすら念じ続け強く深く思っていてもやはり人間は感情が変わったり気分で思いの深さが変化するものです。
それは自然な事であり当然の事なのですが、本気で呪いたいのであれば気持ちの深さを一定にし、なぜそもそも呪いたい位にまで相手を恨んでいるのかを明確にしておく必要があります。
この気持ちがぶれてしまうと全く意味がなくなりますし生霊も飛びません。
逆を言うと、もしぶれるのであれば感情の変化が少しずつ相手の事を気にしなくなってきている、許せる様になったと言う事なので人としてはポジティブで悪い事ではありません。
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