我慢強い人の特徴や我慢強くなる方法 | SPITOPI

我慢強い人の特徴や我慢強くなる方法をまとめました。

1. 我慢強い人とは?

我慢強い人はどんな特徴を持っているのでしょう。

また、反対に我慢できない人とはどんな人なのでしょう。

我慢強くなる方法と共に紹介していきます。

2. 我慢できない人の特徴

我慢できない人の特徴はなんでしょう。

あなたの周りにいる身近な人を思い浮かべながら見ていきましょう。

2-1. 言い訳ばかりする

言い訳ばかりする人は我慢強くない傾向にあります。

物事を自分の都合の良いように解釈をして言い訳ばかりするので、我慢しなければならない状況下でも平気で我慢を辞めてサッサと退散してしまいます。

どんなに自分が悪くても、自分の非を認めず、「我慢できないのは仕方のないこと」「我慢ができなくて悪いのは自分ではなく、周りの環境」などと言い訳をして自分に非がないことを主張します。

「我慢をせずに楽をしたい」という気持ちがあるので、なんとか言い訳をして我慢をしなければいけない状況から逃げようとします。

2-2. 飽きっぽい

飽きっぽい性格の人は気持ちに変化が生じやすく、我慢をすることを苦手とします。

我慢をするということは、自分が嫌だと思っても歯を食いしばって耐えることです。

心に苦痛を伴う行為でもあります。

飽きっぽい人は、「自分は今日から我慢強くなって頑張って働く」などと心に誓ったとしても、すぐに心が折れて「遊びたい」とか「我慢ばかりでつまらない」などという感情が湧き上がってくるので、まず我慢をするのは無理でしょう。

その時に我慢をすることを誓ったとしても、すぐにその気持ちに変化が生じ、「我慢なんてしていられない」と思ってしまいます。

2-3. 真面目ではない

真面目でない人は我慢することから逃げようとするため、我慢強くない傾向にあります。

ここでいう真面目な人とは外見が真面目そうに見えることとは関係はありません。

外見ではなく中身が真面目であるかどうかの話です。

例えば、ゴミの分別や収集日をしっかりと守っているかとか、書類などの提出日の期限を守っているかなどといったことです。

周りに迷惑をかけることを嫌い、ルールはしっかりと守り、マナーを守るような人は、我慢強い人が多いです。

どんなに外見が派手であっても、中身が真面目な人もいれば、真面目そうに見えても中身が伴わない人もいるので注意してみてみましょう。

3. 我慢強い人の特徴

反対に我慢強い人の特徴はなんでしょう。

我慢強い人の見分け方について紹介します。

3-1. ルールをしっかりと守っている

決められたルールをしっかりと厳守する人には我慢強い人が多いです。

ルールをしっかりと守るのは、ルールを破ることで周りに迷惑をかけるのを嫌うためです。

自分だけではなく相手の立場のことも考えられるので、自分の一時の感情に流されることがなく、自分の気持ちをしっかりと持って生きている人が多いです。

そのため、どんなに辛いことがあろうとも、止めたいと思ったとしても、自らの我慢を辞めることで周りに迷惑をかけることを考慮して我慢をし続ける傾向にあります。

どんなに辛いことや嫌なことがあっても、理性で自分をコントロールすることができる人です。

3-2. 何か明確な目標を持っている

何か明確な目標を持っている人は、なぜそれを我慢してやらなければならないのかを明確にしているため、我慢強く物事に取り組むことができます。

例えば、借金が1千万円あったとして、それを返すために寝る暇を惜しんでひたすら働き続けるといったようなことです。

本当は一日中、ずっと働き続けるのは辛いけど、借金を返却するという明確な目標があるおかげで、なんとか我慢をして働き続けることができるのです。

我慢をすることは心の負担となり、かなりのストレスになります。

しかし、我慢をしなければならない理由を明確にすることで我慢をして辛いと感じるよりも、我慢をしてやり続けなければならないという使命に燃えることができます。

3-3. 末っ子や一人っ子ではない

末っ子や一人っ子の場合、甘やかされて育つ人が多いため、幼少期の環境のせいで我慢に弱くなってしまうことが多いです。

もちろん、末っ子や一人っ子でも我慢強い人がいるので、みんながみんなそうではありません。

末っ子や一人っ子の場合、幼少期から家族の中で一番の年少者であり、何かと譲ってもらってきた立場であるため、我慢をするという状況下にありません。

そのため、少し我慢を強いられただけでも、我慢に慣れていないため、かなりのストレスを感じる場合もあります。

兄弟のいる長男や長女の場合は、小さい頃から下の兄弟に我慢をして譲ることに慣れているため、少々の我慢はなんでもありません。

3-4. わがままな人

わがままな人は我慢強くない傾向にあります。

わがままな人も自分に苦痛を伴うことを避け、楽な道を歩んできたタイプが多いため、我慢をすることに慣れていません。

そのため、少しの我慢であっても、人の何十倍も我慢をしたように感じ、強いストレスを感じることとなります。

わがままな人は、わがままを言って通ってきたというこれまでの甘い人生があるため、そこから我慢をしなければならない生活を送るのはかなり精神的に負担がかかることでしょう。

なんでもそうですが、苦しみのある人生から楽な人生にシフトするのは簡単ですが、楽な道から苦しみを伴う道にシフトするのはなかなかできないものです。

4. 我慢強くなる方法

我慢が苦手な人もこの方法を実践すれば、少しは我慢をすることに強くなれるかもしれません。

我慢が苦手だと感じる人に我慢強くなれる方法を紹介します。

4-1. ボランティア活動に参加する

我慢強くなりたい人はボランティア活動に参加してみましょう。

ボランティア活動は自分のことよりも相手のことを思って活動する慈善事業です。

我慢強くない人は自分の都合の良いように解釈して、楽な道を歩んできた人が多いので、ボランティア活動のように自分よりも相手のことを想って活動することなどほとんどなかったのではないでしょうか。

ボランティア活動は、自分よりも相手の立場を考えて活動する、良いきっかけとなることでしょう。

ボランティア活動で他の人に貢献する自分を発掘してみましょう。

4-2. 我慢をしなければならない理由を考えてみる

どうしても我慢ができない人は、我慢をしなければならない理由について考えてみましょう。

我慢をするという行為は精神的に負担の大きい行為です。

我慢することを苦手とする人なら、なおさら精神的な負担が大きいことでしょう。

そういう場合はなぜ我慢をしなければならないのかという理由を明確にすると、我慢をしてなんとかやってやるぞというやる気がみなぎってきます。

理由もなく、ただ我慢をし続けることは大変苦痛の伴う行為です。

ぜひ我慢をする理由について考えてみましょう。

4-3. 我慢について明確な目標を立ててみる

我慢をすることは苦痛です。

どうしても我慢ができないときは、明確な目標をたてて頑張ってみるという方法もあります。

ただ、無限に我慢をし続けることは精神的にも負担が大きく無理があります。

そこで、「今日はここまで我慢をして頑張る」などと明確に目標を立てることで、モチベーションを保つことができますし、作業効率も断然上がり良い影響をもたらします。

そして、目標は、あまりにも達成することが難しい目標ではなく、少し頑張れば到達できるような目標にします。

スモールステップで目標を達していくことで、自分に自信が持てますし、モチベーションを持ち続けて我慢し続けることができます。

4-4. 我慢をした自分へのご褒美を用意しておく

我慢強い人になる方法として、我慢をすることができたときは自分にご褒美を与えるという方法も効果的です。

自分の好きな高級チョコを購入して食べて見たり、ちょっと高めのビールを買って飲んでみたりというように、ちょっとした贅沢な気分を味わえるものを自分のご褒美として準備しておきます。

我慢をした後の自分へのご褒美は、単に購入するよりも格別に嬉しいものです。

例えば、ビールを飲むにしても単にビールを飲むより、一仕事終えた後のビールの方が明らかに爽快感や達成感を味わいながら飲むことができ、美味しく感じることができます。

それと同じで、我慢をした後の、自分へのご褒美は格別に嬉しいものなので、ぜひ試してみましょう。

4-5. 我慢をしなかった場合の自分の末路について想像してみる

我慢は辛く、できれば避けて通りたいものです。

しかし、人生においてはどうしても我慢をしなければならないときが必ずあります。

例えば、受験勉強において、遊びたい気持ちが優先し、我慢をして勉強することができないという場合などがそれにあたります。

こうした場合、受験勉強をせずに遊ぶ方を優先してしまった場合の自分の末路について考えてみましょう。

受験に失敗し、もう一年浪人することになるかもしれないということが分かれば、我慢をして受験勉強をしなければならないという使命感に燃えることができます。

5. 我慢強い人のストレスの対処方法

我慢強い人は我慢をすることに慣れているため、つい無理をしてしまいがちです。

我慢をすることは生きていく上で必要なことであり、なかなかできないことなので、これをやり遂げている人は素晴らしい人間であることは間違いありません。

しかし、自分の限界を超えて頑張りすぎてしまう側面があるため、我慢をある程度のところで切り上げるということも大切です。

自分の身体をいたわって、1時間頑張ったら10分休憩するというように、疲れていないと思っても休憩をとるように心がけておくことが必要です。

まとめ

我慢強い人と我慢強くない人についての特徴を挙げてみました。

我慢をすることは人生において必要なことであり、精神的苦痛を伴うため、精神年齢の高い人にしかできないことですが、だからとって我慢が全て良いものだとも言えません。

我慢をしすぎることは自分を傷めつけることになり、我慢をし過ぎてしまう人にはそれはそれで問題があると言えます。

我慢を全くしないのも駄目ですが、我慢しすぎるのも良くはありません。

自分の心身の状態をみながら、我慢をして取り組んでいく必要があります。

我慢をすることは大切なことではありますが、決して無理をしないことが一番です。