奈良県で(厄払い)お祓いでおすすめの神社をまとめました。
- お祓いを頼むときの注意点-奈良県 厄払いや安全祈願の事
- 厄除けのお祓いの時期
- 厄払いを受ける時期にお勧めできないのは?
- 春日大社
- 橿原神宮
- 石上神宮(いそのかみじんぐう)
- 氷室神社
- 大和国一之宮三輪明神大神神社
- 往馬大社(生駒神社)
- 率川神社(いさがわじんじゃ)
- 大和国鹿島香取本宮
- 丹生川上神社
- まとめ
1. お祓いを頼むときの注意点-奈良県 厄払いや安全祈願の事
厄除けは、数えで男性42歳、女性33歳の大厄の年に、神社やお寺で厄払いのご祈祷をして頂くことを言います。
この時は神様の前に出るのですから、きちんとした服装で行くのがマナーです。
男性ならスーツとネクタイ、女性ならスーツ、若しくはワンピース等襟付きの服が一番相応しいです。
但し、スカートの丈があまり短いものは避けましょう。
膝下までの丈があればOKです。
服の色も華美な物は止め、紺や黒に白い衿、又は淡い色など、無地の物が無難です。
とに角普段着やGパンは、神様に対して失礼ですから気を付けましょう。
格式の高い神社に依ってはGパン姿では、御祈祷を受け付けない所もあるので、初めからきちんとした服装で行きましょう。
又、中には「平服で結構です」と書いてある寺社仏閣もありますが、これは普段着と言う意味ではありません。
「礼服程正装せずとも構わないが、その場に適した服装」ということです。
礼服とは、男性ならモーニングやタキシード、女性なら留袖や訪問着、又はドレスといった、結婚式で着る最高礼装のことを指すのであって、ここまでしなくても良いということです。
くれぐれも普段着でのお参りは慎みましょう。
2. 厄除けのお祓いの時期
厄除けのお祓いは節分までにするのが風習なので、寒さ対策もしていきましょう。
神殿に入ったら、コートや帽子、マフラー等は脱ぎましょう。
今は神殿の中も暖房を聞かせていますが、古い神社などは石油ストーブを何か所蟹置く、と言った感じなので、温かい下着を着て行くなど、冷え対策も必要です。
御祈祷を受ける際には低頭しましょう。
祝詞が奏上されている時やお祓いを受ける時もそうです。
宮司さんが「頭を軽くお下げ下さい」と言ってくれますから、それに従いましょう。
3. 厄払いを受ける時期にお勧めできないのは?
厄払いは前厄、本厄、後厄とありますが、それぞれ厄年に入る前日までに受けるのが良いとされています。
それは、節分(2/3)が昔の元旦に当たるので、厄年を迎える前に厄払いをして頂く、という考え方から来ているものです。
ただ、この時期はどの神社も大変混雑しています。
小さなお子さんを連れて行くようなら、この時期は寒いこともあり、避けた方が良いかもしれません。
厄払いは1年中いつでも受け付けています。
特にお勧め出来ない時期はありません。
上記のような理由で元旦〜節分の間に受ける人が多いですが、体調や都合に合わせて行ける時に行きましょう。
尚、時間としては、なるべく午前中に、午後でも日が高いうちに御祈祷をして頂くのが良いとされています。
4. 春日大社
ユネスコ遺産に指定されている春日大社は、創建が今から約1300年前になります。
その後768年、称徳天皇の勅命に依って左大臣藤原永手により、現在の地に壮麗な社殿を造営しました。
ご祭神は武甕鐇槌命・経津主命で、日本を秩序ある国にする為に、あらゆる神々と交渉されて平和に収めることが出来た功績ある神様方です。
又、牧岡神社からお招きした天児屋根命は神事と政治を導く神様として、もう一柱の比売神は天照大神であるとも、天児屋根命の妃とも言われています。
藤原氏の氏神様を祀る神宮としても知られています。
厄除け祈願は、他の祈願と同様、9時〜16時まで受け付けています。
通常その日に受けるご祈祷料は5,000円ですが、中祈祷(翌日より1週間祈祷・神楽付き)は10,000円、大祈祷(翌日より30日間祈祷・30,000円)、特別祈祷(翌日より50日間祈祷・50,000円)、特別大祈祷(翌日より100日間祈祷・100,000円)と長期間に亘ってご祈祷をお願いすることも出来ます。
いずれも予約は不要です。
お祓いを受け、その後広々とした美しい社殿や庭園を眺めるのも心が落ち着いて良いでしょう。
5. 橿原神宮
ご祭神は言わずと知れた第一代天皇神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命です。
神武天皇は天照大神の天孫である瓊瓊杵尊より4代目に当たる方です。
又、皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命は大物主命の娘に当たられます。
神武天皇は九州の高千穂の宮から東征され、日本を統一され、柏原の地に皇居を造られて即位の礼を行われました。
つまり橿原神宮の地は日本という国が建国された日本の原点と言える土地なのです。
厄払いは神楽殿・祈祷殿に於いて厳かに行われます。
ご祈祷の受け付けは9時〜16時まで。
ご祈祷料は7,000円からとなっています。
御神楽を希望する場合は予約が必要で、御祈祷料は50,000円となります。
6. 石上神宮(いそのかみじんぐう)
古墳密集地帯にある石上神宮は、日本最古の神社の1つで、武芸に秀でた物部氏の総氏神様として、古代信仰の中でも異彩を放つ神宮です。
特に、健康長寿・除災招福・病気平癒・百事成就の守護神として信仰を集めてきました。
ご祭神は石上大神。
平安時代、白河天皇はこの神宮を篤く崇敬され、現在の拝殿(国宝)は、宮中の神嘉殿を1081年に寄進された物と伝えられています。
ご神体である神劔「ふつのみたま」が地中に埋もれて祀られていると言う伝承があり、明治7年に官許を受けた大宮司が調査をしたところ、玉類、劔、矛等と共に「ふつのみたま」が現れ、伝承の正しさが証明されました。
この「ふつのみたま」をお祀りする為に本殿が建立されました。
非常に古くから神威のある神宮です。
ご祈祷の受付時間は8時〜17時まで。
冬季は16時まで。
毎日予約なしで受け付けています。
ご祈祷料は5,000円からとなっています。
7. 氷室神社
ご祭神はツゲノイナギオオヤマヌシノミコト、オオササギノミコト、ヌカタノオオナカツヒコノミコトの3柱です。
和銅3年、元明天皇の時世に勅命に依って春日山に鎮祀され、盛んに貯水に勤めて「冷」の応用を教えられました。
これが、平安七朝の氷室で、平常氷室ともカスガの氷室とも言われました。
翌年初めて献氷の勅祭が行われ、毎年4月1日から9月30日まで宮中に氷を献上しました。
平安京遷都以降はこの制度も無くなりましたが、清和天皇の御代に左右2神を増して三柱をご祭神としました。
厄払い等ご祈祷は総て予約制となっています。
ご祈祷料は5,000円からです。
8. 大和国一之宮三輪明神大神神社
三輪明神大神神社はわが国最古の神社で、ご祭神の大物主命がお山に鎮まられているので、古来本殿は無く、拝殿の奥にある三ツ井鳥居を通して三輪山を拝むのがお参りの方法となっています。
これが、原初の神祀りと言われています。
大和国一之宮ですから、ご神格も高く厄払いには頼もしい神社です。
ご祈祷の受付時間は9時〜17時迄。
神楽祈祷を希望の人は16時迄に受付を済ませて下さい。
ご祈祷料は4,000円からですが、お正月は5,000円からとなります。
受け付けの時に、「厄払い」ということを告げると、神職が厄払い用の祝詞を上げてくれます。
こちらの神社はお願い事に依って祝詞を変えています。
又、待っている間にたすきを首に掛けます。
これは、神様の前に進む際の礼装の代わりだそうです。
9. 往馬大社(生駒神社)
日本でも最古の大社に属する往馬大社は、生駒山をご神体としてお祀りしています。
境内を覆う鎮守の森は県の天然記念物に指定され。
太古と変わらぬ姿を留めています。
現在は本殿に7柱の神様をお祀りしています。
又、往馬大社は「火の神」として信仰され、平安時代には、大嘗祭に関わる火きり木を宮中に納めたことが書物に書かれています。
このように皇室との関係が昔から深く、昭和・平成の大嘗祭の際にも、境内の上溝桜を「斉田點定の儀」の為に献上しています。
厄払いのご祈祷料は10,000円です。
10. 率川神社(いさがわじんじゃ)
この神社は、593年に勅命により、大三輪君白堤(おおみわのきみしらつつみ)が建立した奈良市最古の神社です。
ご祭神の媛蹈鞴五十鈴媛命は神武天皇の皇后で、率川神社は全国でも珍しい皇后を主祭神としている神社です。
媛蹈鞴五十鈴媛命の左右には、命の父親である狭井大神と母親である玉櫛姫命が寄り添うようにお祀りされています。
本殿は一間社春日造り、檜皮葺の社殿を南向きに三殿並べて建ててある、近世初頭の形式を伝える建物となっており、県の指定有形文化財になっています。
厄払いのご祈祷料は、5,000円からとなっています。
11. 大和国鹿島香取本宮
ご祭神は武甕槌命と経津主命です。
日本の国土開発に功を建てられた鹿島・香取の大神をお祀りしたのが始まりとされています。
神社には白馬の神馬がおり、七五三の時にはお子さんが晴れ着姿で神馬に乗って写真を取り、これからも元気に育つようにと祈ります。
お正月の歳旦祭では、巫女さんが御神楽を舞い、華やかさを感じさせます。
厄払いをはじめ、各種ご祈祷を受け付けています。
12. 丹生川上神社
ご祭神「ミヅハノメノカミ」は、水一切を司る神様です。
水利の神様、又雨の神様として信仰され、五穀豊穣へと導いて下さる神様です。
神社は675年天武天皇の御代に御神託があり、この地に創祀され、朝廷からの崇敬も篤かったと古書にも記されています。
平安時代中期以降は、祈雨の神様として「二十二社」のうちに数えられています。
雨乞いの時は黒馬を、大雨を止ませたい時には白馬、又は赤馬を献じて祈りました。
境内は三船山を前に、後ろには乎牟漏岳のうっそうと茂る林を背に、古代からの自然に恵まれた地です。
本殿裏手には、乎牟漏岳を分源としたご神水がこんこんと湧き出、そこにある井戸は清めのお水として知られています。
また、樹齢1,000年程で樹高51.5m、幹回り7.1mの大杉の幹に両手を当て、願いを唱えればご神威を授かると伝えられ、日々人々のお参りが絶えません。
厄払いの受け付けは8時半〜16時半までとなっています。
予約は要りません。
ご祈祷料は5,000円からで、お心持ちとなっています。
まとめ
奈良県は平城京があったことでもわかる様に、日本でも最古の神社・神宮が多くある地です。
又、山自体がご祭神とされるような、木や石等を神に見立てた日本古来の八百万の神信仰がそのまま残っている地でもあります。
ご神威の高い神様が多い土地ですので、厄払いも効果が高いと思われます。
奈良県で(厄払い)お祓いでおすすめの神社をまとめました。
1. お祓いを頼むときの注意点-奈良県 厄払いや安全祈願の事
厄除けは、数えで男性42歳、女性33歳の大厄の年に、神社やお寺で厄払いのご祈祷をして頂くことを言います。
この時は神様の前に出るのですから、きちんとした服装で行くのがマナーです。
男性ならスーツとネクタイ、女性ならスーツ、若しくはワンピース等襟付きの服が一番相応しいです。
但し、スカートの丈があまり短いものは避けましょう。
膝下までの丈があればOKです。
服の色も華美な物は止め、紺や黒に白い衿、又は淡い色など、無地の物が無難です。
とに角普段着やGパンは、神様に対して失礼ですから気を付けましょう。
格式の高い神社に依ってはGパン姿では、御祈祷を受け付けない所もあるので、初めからきちんとした服装で行きましょう。
又、中には「平服で結構です」と書いてある寺社仏閣もありますが、これは普段着と言う意味ではありません。
「礼服程正装せずとも構わないが、その場に適した服装」ということです。
礼服とは、男性ならモーニングやタキシード、女性なら留袖や訪問着、又はドレスといった、結婚式で着る最高礼装のことを指すのであって、ここまでしなくても良いということです。
くれぐれも普段着でのお参りは慎みましょう。
2. 厄除けのお祓いの時期
厄除けのお祓いは節分までにするのが風習なので、寒さ対策もしていきましょう。
神殿に入ったら、コートや帽子、マフラー等は脱ぎましょう。
今は神殿の中も暖房を聞かせていますが、古い神社などは石油ストーブを何か所蟹置く、と言った感じなので、温かい下着を着て行くなど、冷え対策も必要です。
御祈祷を受ける際には低頭しましょう。
祝詞が奏上されている時やお祓いを受ける時もそうです。
宮司さんが「頭を軽くお下げ下さい」と言ってくれますから、それに従いましょう。
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