【アパタイト】の石の特徴や石言葉 | SPITOPI

精神の安定や平穏を願い、生育や発育のお守りになるアパタイトの石の特徴や石言葉についてまとめました。

1. アパタイトについて

アパタイトは日本名で燐灰石(りんかいせき)と呼ばれています。

吸着性や、硬度を高める特徴があるため、産業においても様々な場面で多く使われる鉱物です。

たとえば、農業に用いる化学肥料の一種であるリン酸塩の原料となります。

また、水酸燐灰石(ハイドロキシアパタイト)は、歯科治療におけるインプラントの原料や、人工骨の原料などにも使われています。

この水酸燐灰石は、歯や骨に含まれる成分の一つなのです。

色は、無色、青色、緑色、紫色、灰色、白色、黄色などさまざまな色があります。

パワーストーンとして多く流通しているのは、濃いブルーや、ブルーグリーンなどの色です。

2. アパタイトのヒーリング効果

アパタイトは、精神的な不安定さや不安感を解消する効果があります。

迷っていたり、落ち着かなく考えがまとまらなかったり、悩みがある人には、そのパワーを発揮するでしょう。

他にも、生育や発育のお守りとしての効果も高いです。

骨や歯の成分の一つであることから、心身共にすくすくと成長するという意味も込められています。

そのことから、成長段階である子供へのお守りとして使うことも良いでしょう。

また、冷静さを取り戻し、正しい選択を促すパワーもあります。

感情的になりやすい人や、気が散りやすく嗜好が分散しやすい人にもオススメの石です。

さらに、心身の健康をつかさどるので、何か不調を感じる場合にも、バランスを整えてくれるでしょう。

このように思考や成長、心身のサポートにアパタイトのパワーが役に立つのです。

3. アパタイトの石言葉

アパタイトの石言葉は、「安定」「成長」「正しさ」などです。

しかし、もともとの語源から、「誘惑」や「欺き」、「惑わし」などもあります。

8月7日の誕生日石にはイエローアパタイトが当てはまります。

4. アパタイトの相性

アパタイトは、心身に不安がある場合や、正しい選択をしたい場合に役立つ石です。

他の石と組み合わせることによって、よりよいパワーを発揮するでしょう。

血行が悪く冷えやすかったり、体調を崩しやすく、生理が安定しない人には、ガーネットとの組み合わせがオススメです。

ガーネットはその赤い色から、血の流れや、エネルギーの供給を意味する石です。

体力不足を感じていたり、疲れやすい人に、パワーを与えてくれるでしょう。

アパタイトと合わせることによって、心身のバランスを調整し、生理を含めさまざまな面において体調が安定するのをサポートしてくれるのです。

人生においていくべき道を見定めたい人には、アイオライトとの組み合わせがオススメです。

アイオライトには、鎮静や安定の効果があり、苛立ちを鎮め、迷いを断ち切ってくれる力があります。

同じく、正しさや安定を意味するアパタイトと組み合わせることによって、さらに良い効果が現れるでしょう。

どの道を選ぶべきか迷っていたり、焦りを感じている人には、冷静さを与え。

特に良いサポートをしてくれるでしょう。

子供を授かりたい、いつまでもこどもに元気でいてほしいという人には、ブラッドストーンとオレンジガーネットとの組み合わせがオススメです。

ブラッドストーンはその名の通り、血の流れや、血脈や血族、生命力を意味する石です。

オレンジガーネットも、心身のエネルギーの高まりを意味しています。

この二つの石をアパタイトと組み合わせることによって、健康な赤ちゃんが生まれることを祈願できるのです。

自分の悩みや願いと照らし合わせて、アパタイトと他の石の組み合わせを用いて観ましょう。

5. アパタイトの浄化方法

アパタイトは比較的硬度が低い石です。

ですから、宝飾品に用いる場合は、身につけたり、持ち歩く時に傷つけないように気をつけなければなりません。

どちらかといと、家に飾ってお守りにしたり、コレクションにする方が良いでしょう。

また、アパタイトは酸に弱いため、レモン汁などの酸性の食品や物質に触れないように気をつけなければなりません。

他にも、太陽光や水での洗浄による浄化方法も、退色の原因になるので控えましょう。

月光浴や、セージを焚く方法、水晶のクラスターでの浄化がオススメです。

6. アパタイトの主要原産地

アパタイトの主要な原産地は、ミャンマー、ブラジル、マダガスカル、スリランカなどが有名です。

また、スペイン産の、帯状の模様がある黄緑色のものは希少であり、アスパラガスストーンとも呼ばれています。

7. アパタイトの伝承

アパタイトという名の語源は、ギリシャ語のapate(惑わす・ごまかす)から来ています。

これは、アクアマリンや、アメジスト、フローライト、トルマリンなどの鉱物と見間違えられることが多かったからとされています。

それゆえに、石言葉には、「誘惑」、「惑わし」、「欺き」などの言葉あるのです。

しかし、パワーストーンとしての効果は、正しいものを見極めたり、心身の成長を促したりと、良い意味が多くあります。

語源に惑わされることなく、その石のパワーを理解し、活用していきましょう。