水子霊とは?祟りや呪いなど徹底解説をまとめました。
- 水子霊とは
- 水子の霊の症状と言われるもの
- 水子霊は見えるのか
- 水子の霊は中絶した時供養しない場合につく?
- 水子の霊は父親に憑く場合も多い
- 水子の霊障
- 水子は供養してあげることが大事?
- 水子霊の祟りは?
- まとめ
1. 水子霊とは
水子霊とは、この世に生まれてくる事の出来なかった胎児が、この世に生まれて来られなかった悲しみから何らかの祟りをもたらす事を言います。
大体は何らかの理由でお腹の赤ちゃんを自ら下ろした場合に言われています。
又、人に依っては出産後幾日も経たずに亡くなった赤ちゃんの事も差すと言います。
但し、流産はこれには当たりません。
この世に生まれてくるには弱すぎた胎児が自然淘汰されたと考えられるからです。
又、臨月近くなって降りてしまった子や死産の場合も水子霊の祟りの様なものはまず無いといって良いでしょう。
2. 水子の霊の症状と言われるもの
水子の霊障と言われるものを幾つか挙げてみましょう。
2-1. 赤ちゃんを下ろして、お父さんとお母さんに当たる2人が次々と交通事故に遭った
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霊能者のような人が「水子が毎月お経を上げてくれるようにと言っている」と言われたので、必ずするようにした。
2-2. 双子を下ろした後、何年か経って取った写真に幼稚園くらいの2人の女の子が写っていた
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見てもらうと、下ろした双子が自分達を忘れないでという意味で、写真に写ったと言われた。
2-3. 赤ちゃんを中絶してから、母親なり父親に当たる人なりが体調不良になり、酷い場合は仕事にも行けなくなってしまった
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水子の霊が憑いていると言われた。
2-4. 赤ちゃんを中絶してから半年後、家族が病気になったり、親族の死が続いた
">
水子の祟りではないかと心配している。
2-5. 精神異常の子が生まれたり、奇形児が生まれたりするのは水子の祟りである
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過去の惨殺事件の犯人の親達も、過去に中絶経験がある。
読んで分かるように、いずれも根拠がはっきりしていません。
2-2. の場合などは、幼稚園の子供の大きさまで育った子が写っている、これは心霊写真だ、と言われても、まず本当に双子の子供達が写っているのか、影等がそう見えたものかもわかりません。
そして、何故中絶した胎児が幼稚園生の大きさまで成長して写ったのでしょうか。
そちらの方が不思議です。
2-5に至っては、誰が言ったのかわかりませんが、本当に犯人の親から「中絶した」と聞いた訳でない事は確かだと思います。
無責任な言い方です。
まして、体調不良に関してはちゃんと病院に通い、規則正しい生活を送るようにすれば治ります。
赤ちゃんを下ろした事への罪悪感が、誰でも少しは心の中に残っていますから、なにかあるとすぐ、「水子の霊だ、水子の祟りだ」と思いがちなのです。
後述しますが、下ろした赤ちゃんをそんな怖ろしい存在として見るのは、無垢な赤ちゃんが可哀想です。
3. 水子霊は見えるのか
これは見える人にしか見えないでしょう。
誰にでも霊を見る力はあるが、それには強弱があるので小さい頃から見える人と見えていても気付かない人がいます。
水子の霊が見えるとしたら、2. で書いた様な人でしょう。
水子が言っている事まで伝えているのですから、見えるだけでなく、声を聞く事も出来るのでしょう。
霊能者には見えたり、水子の願いが分かったり、声が聞えたりするのでしょう。
しかし、その時に「私が供養をするから」といって、何十万円、何百万円も要求されたら、それはインチキ霊能者です(断言)。
とに角水子に言える事は1つです。
この世に生まれて来なかったので、この世で1つの罪も犯していないので、そのまま天国へ引き取られていくのです。
ですから、恨みや妬みといった感情は持たずに元の世界に帰ります。
水子が見えたり、悪い事が続くと思ったらまず自分の罪悪感が見せたものだと考えて良いでしょう。
4. 水子の霊は中絶した時供養しない場合につく?
もう一度書きますが、水子は祟りません。
何の罪を犯す事も無く、あの世へ戻っていったからです。
ですから、供養した、しないで水子の霊が憑く、憑かないという考えもおかしなものなのです。
霊能者の方の多くが「水子の祟りは無い」とハッキリ言っています。
そして、お地蔵さんを立てろとか、数珠を買えとかいう霊能者や宗教的な所は信じないようにと言っています。
5. 水子の霊は父親に憑く場合も多い
これは水子の霊と言う物があるならば、当たり前の事です。
赤ちゃんはお母さんだけで作る事は出来ません。
父親がいて、母親がいてお腹に宿るものなのは言うまでもありません。
中には結婚前だからと、父親に当たる人が中絶を強く迫る場合もあります。
しかし、どちらが下ろそうと言い出したかは関係ありません。
お母さんもお父さんもいけません。
ただ、水子の霊が祟る事は普通はありません。
6. 水子の霊障
何度も言いますが、水子の霊障はありません。
知りたい方はネットで検索すればいくらでも出てくると思いますが・・・。
大体「水子供養」という事自体が、戦後人工中絶が増えてから出来た風習と言う説もあります。
水子供養はどちらかといえば、赤ちゃんを下ろしたお母さんの罪悪感から来るものでしょう。
又、普通のお母さんなら、折角お腹に出来た子を下ろす事にはかなりの決断力が要る物です。
下ろした後に赤ちゃんの泣き声が聞こえたり、夢に出て来るのも、霊障と言うよりは、お母さんが下ろした赤ちゃんに済まないと思う気持ちからでしょう。
中には、赤ちゃんのお母さんが癌になった、お父さんがリストラされた、赤ちゃんの兄妹の不登校やいじめ、お母さんや兄妹のうつ病・・・上げたらキリがありません。
でも、リストラが霊障と考える人は、現在の日本経済を考えると、そんなに多くは無いのではないでしょうか。
水子の事をそんなに恐ろしい、酷い心を持った存在として捉えないで下さい。
そして、出来るだけ水子を作らないようにしましょう。
7. 水子は供養してあげることが大事?
原則的に言うと、水供養は要りません。
水子の魂は自分の運命を知り、天国へ戻っていくからです。
ただ、お母さんも気に病む事でしょう。
せめて一度は供養をしてあげましょう。
7-1. 供養の仕方
お母さんに当たる人が、仏壇の前に、又は仏壇が無いなら家の1か所を綺麗にして仏壇に見立てましょう。
そこに毎日小さ目でいいですから、コップ1杯の牛乳と赤ちゃんのおしゃぶりをお供えして下さい。
そして、心から「ごめんなさいね」と謝りましょう。
この気持ちが何より大事です。
牛乳やおしゃぶりは無くても構わない位です。
15〜20分程経ったら、その牛乳は赤ちゃんの代わりにお母さんが飲んで下さい。
必ず飲んで下さい。
これを1週間続けます。
これで水子の供養は終わりです。
何より心から謝る事です。
それでお母さんの気持ちも少しは軽くなるでしょう。
8. 水子霊の祟りは?
水子霊は祟りません。
勿論、祟らないから何度中絶しても良いんだ、なんて考えないで下さい。
それより水子霊を商売にしている人達が多いのが問題なのです。
一度数珠の1つでも買ったら、水子どころか、ご先祖が供養が足りないと怒っているとか理屈を付けて、どんどん物を買わされたり、祈祷代としてお金を払わされます。
本当に水子供養として何百万円も払った人がいるので、非常に注意が必要です。
水子を供養するお寺もありますが、法外なお金を要求されたら、別のお寺へ行きましょう。
先程の牛乳とおしゃぶりだけでは気が済まなければ、お寺でご祈祷してもらいましょう。
僧侶にお経を上げてもらうと、お母さんの気持ちも楽になるでしょう。
普通のご祈祷と同じ金額でお経を上げてもらえます。
5,000円前後が相場だと思いますが、行く前に確認しましょう。
水子を作ってしまった事だけで、霊障等ではなく、ノイローゼになってしまうお母さんだっているのです。
とに角言えるのは、水子はこの世に生まれていないので、何一つ罪を犯さずあの世へ戻っているので、祟るような気持ちは持っていません。
神様、仏様やお地蔵様が引き取って下さいますので、安心して下さい。
何かあった時に「水子の霊の祟りだ」と考えるのは、その人の中にある罪悪感です。
だったら、まず水子を作らないように気を付け、仕方なくそうなってしまったら、心の中で心を込めて赤ちゃんに謝る事です。
まとめ
水子の祟りは迷信です。
どうしても仕方なく水子を作ってしまっても、後々の祟りを恐れる事はありません。
2人が赤ちゃんに対して申し訳なかったと、心から伝える事で赤ちゃんは許してくれます。
何か悪い事が起きたとしても、それを祟りだなどと考えない事です。
物事は悪い方へ考えると、不思議とそちらへ行ってしまうものです。
それを又、赤ちゃんを下ろした祟りだ、と考えては、無垢なままお父さん、お母さんを許してあの世へ戻って行った赤ちゃんが可哀想ですから。
水子霊とは?祟りや呪いなど徹底解説をまとめました。
1. 水子霊とは
水子霊とは、この世に生まれてくる事の出来なかった胎児が、この世に生まれて来られなかった悲しみから何らかの祟りをもたらす事を言います。
大体は何らかの理由でお腹の赤ちゃんを自ら下ろした場合に言われています。
又、人に依っては出産後幾日も経たずに亡くなった赤ちゃんの事も差すと言います。
但し、流産はこれには当たりません。
この世に生まれてくるには弱すぎた胎児が自然淘汰されたと考えられるからです。
又、臨月近くなって降りてしまった子や死産の場合も水子霊の祟りの様なものはまず無いといって良いでしょう。
2. 水子の霊の症状と言われるもの
水子の霊障と言われるものを幾つか挙げてみましょう。
2-1. 赤ちゃんを下ろして、お父さんとお母さんに当たる2人が次々と交通事故に遭った
">
霊能者のような人が「水子が毎月お経を上げてくれるようにと言っている」と言われたので、必ずするようにした。
2-2. 双子を下ろした後、何年か経って取った写真に幼稚園くらいの2人の女の子が写っていた
">
見てもらうと、下ろした双子が自分達を忘れないでという意味で、写真に写ったと言われた。
2-3. 赤ちゃんを中絶してから、母親なり父親に当たる人なりが体調不良になり、酷い場合は仕事にも行けなくなってしまった
">
水子の霊が憑いていると言われた。
2-4. 赤ちゃんを中絶してから半年後、家族が病気になったり、親族の死が続いた
">
水子の祟りではないかと心配している。
2-5. 精神異常の子が生まれたり、奇形児が生まれたりするのは水子の祟りである
">
過去の惨殺事件の犯人の親達も、過去に中絶経験がある。
読んで分かるように、いずれも根拠がはっきりしていません。
2-2. の場合などは、幼稚園の子供の大きさまで育った子が写っている、これは心霊写真だ、と言われても、まず本当に双子の子供達が写っているのか、影等がそう見えたものかもわかりません。
そして、何故中絶した胎児が幼稚園生の大きさまで成長して写ったのでしょうか。
そちらの方が不思議です。
2-5に至っては、誰が言ったのかわかりませんが、本当に犯人の親から「中絶した」と聞いた訳でない事は確かだと思います。
無責任な言い方です。
まして、体調不良に関してはちゃんと病院に通い、規則正しい生活を送るようにすれば治ります。
赤ちゃんを下ろした事への罪悪感が、誰でも少しは心の中に残っていますから、なにかあるとすぐ、「水子の霊だ、水子の祟りだ」と思いがちなのです。
後述しますが、下ろした赤ちゃんをそんな怖ろしい存在として見るのは、無垢な赤ちゃんが可哀想です。
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