ココペリはホピ族の精霊の1柱で、特に豊穣・子宝に恵まれまるアイテムと言われています
- ココペリとは?
- ホピ族とは?
- カチーナについて
- ココペリは繁栄の印
- ココペリは最近お守りとして人気がある?
- ココペリの基本的な色の意味
- ココペリをお守りにした人でこんな感想をしている方もいる
- まとめ
1. ココペリとは?
ココペリ。
最近流行っているのでご存知の方もいるでしょう。
ココペリとは、アメリカ・インディアンの中のホピ族のカチーナ(神や清霊)の中の1柱の名前です。
しかし、ココペリは土地土地の楽しい話をして回る旅人でもあったので、かなり広い範囲でココペリの絵が発見されています。
現在数百km離れた場所でも壁画には々ココペリを表す絵が描かれているので、ホピ族以外の部族にも共通した唯一の神でした。
ココペリの姿が初めて描かれたのは、西暦750年〜850年頃、ホホカム族の壺であったとされています。
その後は沢山の壁画でココペリが見つかりました。
因みにココペリは、猫背で縦笛を吹く横向きの姿で描かれる事が多いです。
この背中に植物の種子や子種が入っているとも言われ、旅をしながら乾燥した土地には雨を降らせて植物を実らせました。
その為、子宝に恵まれない女性達はココペリがやって来るのを待ち望んだそうです。
ココペリは豊穣の神で男神。
笛を吹いて豊作・子宝・幸運を呼んでくれます。
ココペリが笛を吹くと、地面からは緑が吹き出し、花も咲き乱れ、木々は生い茂り、花粉は風で飛び、動物達は次々と子供を産むと言われています。
その為、豊穣と発芽を特に体現している神様とされています。
又、ココペリは本来行商人で、その為猫背は商売品を、笛は部族に近づいた時、敵意が無い事を表す為に笛を吹いて友好の合図としたとも言われます。
しかし、実際には、西暦750年〜850年位の期間は、まだ行商人は行き来しておらず、やはりココペリは精霊の1柱と捉えた方が良いのではないでしょうか。
2. ホピ族とは?
2-1. アメリカ・インディアンの部族の1つで、「ホピ」とは、彼らの言葉で「平和の民」と言う意味を持っています
現在、ホピ族はアリゾナ州北部の保留地に住んでいます。
男性の正装は鉢巻きに白い服、女性はベルベットのロングドレスで、女性は20世紀の初めまでは髪の両側を高く結い上げ、蝶々型の独特の髪型をしていました。
2-2. 総ての儀式の中心は、トウモロコシの作付けと収穫です
2-3. 食べ物は、トウモロコシのパンで、丸いパン焼き釜で焼き上げます
他には何種類かの豆、サボテンの葉をサラダにしたりと菜食が殆どです。
トウモロコシは赤や青の物もあり、「ピキ・ブレッド」という薄いパンにします。
トウモロコシはホピ族に取っては「聖なる食べ物」です。
2-4. ホピ族はトウモロコシを主とした農業を行っているので、独立性の高い民族です
ただ、他にも「ホピアート」と呼ばれる民芸品を作って売り、生計を立てています。
ホピアートとは、精霊カチーナ人形、ホピジュエリー(シルバー製)、バスケットや陶器類を指します。
2-5. 又、ホピ族には大精霊から告げられたとされる予言があり、「ホピの予言」として「マヤの予言」の様に世界中に知られています
3. カチーナについて
ホピ族は、動物・植物・岩・雲等自然界にある総ての物の中に神聖な精霊が宿っていると信じています。
この精霊は、人間の中にもいると信じられています。
ホピ族の精霊はカチーナと呼ばれていて、1年のうち冬至から夏至までの半年間ホピの村にやって来ます。
それは、大昔干ばつが続いてホピ族の村では餓死する人まで出ました。
その時、カチーナ達はホピ達を哀れみ、ホピの村に雨を降らせ、農作物を育てると共に、祈りの力を使って病の人々を治す為に、自分達の姿を人間に見せる事を決心しました。
そうして人間と同じ形に姿を変え、人々の前に現れました。
ホピの人々は以前からカチーナを恐れていました。
超自然的な力を感じて、それを不吉な物と捉えていたからです。
その為、カチーナを見る事は危険だとし、その姿を決して見ないように決め、更に武器を集めてカチーナを追い払う準備をしました。
しかし、カチーナ達は歌と踊りで人々を清め、食料を提供し、病を治す手当をし、最後には干からびた作物に雨を降らせました。
ホピの人々はカチーナ達に非常に感謝し、一緒に住む事を願いました。
しかし、カチーナ達と一緒に住み始めたホピ族は、干ばつも上も無くなったので段々怠惰になり、それまでの様に勤勉では無くなってしまいました。
自分の子供の世話すらしなくなってしまったのです。
それを見たカチーナ達は、自分達元の棲みかである聖なる山(現在のアリゾナ州サンフランシスコピーク辺り)へと帰っていきました。
その前に、彼らはホピ族に儀式の為の捧げ物や儀式を行う時の服装、歌と踊り、そして、自然を超えた能力を身に付ける方法をホピ族に教えて行きました。
そして、儀式が正確に行われた時だけ、スピリットが雨を降らせ、収穫をもたらし、健康や幸せを世界中の全人類に与える為に、カチーナ達はより高い神にホピ族の祈りを伝えると言い残しました。
更に、カチーナ達は冬から春にかけて雪と雨をもたらし、季節を巡らせる為、6か月間ホピ族を訪れる事を約束しました。
これが、先述したカチーナは冬至から夏至までホピ族の基にやってくるという意味です。
その為、この6か月間はホピの村では様々なカチーナの儀式が絶えることなく行われます。
因みに精霊であるカチーナの数ですが、一説には400位存在すると言われますが、ホピの人にもその正確な数は分かっていません。
4. ココペリは繁栄の印
ココペリは精霊カチーナの1柱と書きましたが、ホピ族の言い伝えでは、「土地を肥沃にし、その背中から種を撒く」と、五穀豊穣の神として崇められてきました。
400近くいるカチーナの中で最もホピ族の人達に愛され、馴染みが深いのがココペリです。
ココペリが繁栄の印と言われるのは、以下の様な話からです。
昔、ホピ族の村が初めて作られた時、ココペリは祖母と共にその村の近くに住んでいました。
村にはとても美しい少女がいて、村中の若者が彼女に求婚していましたが、彼女は誰の球根も受けようとはしませんでした。
その事を知ったココペリは、自分の家から少女の家まで長い穴を掘り、彼女と結ばれました。
少女は身ごもり、赤ちゃんが生まれましたが、ココペリの姿を見ていないので父親が誰かわかりません。
そこで、村の男達が徒歩競争をし、ゴールした者から赤ちゃんに
花束を渡す事になりました。
赤ちゃんは父親からの花束しか受け取りません。
そして、最後にゴールインした背中の曲がったココペリから赤ちゃんは花束を受け取ったのです。
少女は村人達の勧めでココペリを家に迎え入れ、幸せに暮らしました。
何故なら、ココペリはカチーナであったので、家族は何一つ不自由させず、又多くの雨を降らせて農作物の収穫を増やしたからです。
5. ココペリは最近お守りとして人気がある?
ココペリの小型の人形が最近「願いが何でも叶う」として、人気です。
見た目も可愛らしく、ちゃんと縦笛を吹いた姿です。
ココペリは繁栄の印でもありますから、その可愛らしい姿だけではなく、お守りとして大事にしている人が芸能人をはじめ多くなっているようです。
カラーも何色もあり、それぞれに意味があるので自分の願いを兼ねてくれるカラーを選ぶと良いです。
又、中には太陽の化身をまとったブラックのココペリと、月の女神を見方に付けたとされているホワイトのココペリが最強だと言う人もいます。
でも、ココペリ自体が精霊ですから、カラーに限らず強いお守りとなると思います。
「持っているだけで願いが叶い、幸福になれる」のが、ココペリのお守りです。
勿論、ホピ族の女性と同じように、子宝に恵まれますようにとココペリに願う女性もいます。
更に、新しいカラーも続々発売されているようで、今では単色とは限らなくなりました。
その為、入手困難なレアカラーのココペリを手に入れるのも流行っているようです。
6. ココペリの基本的な色の意味
ココペリは現在単色だけでは無く、ハワイアン調の柄付きやホピ族の儀式で使われる羽等の模様付きの物もあります。
又、素材もフェイクレザー製や花柄の木綿製等も出ています。
では、ココペリのお守りの色の意味を見てみましょう。
- ブルー 「旅路の安全」
- アメリカンフラッグ 「勇気を与える」
- グリーンイエロー 「新たな出会いを与える」
- ワインレッド 「勇気を与える」
- ホワイト 「自由を与える」
- オレンジ 「喜びを与える・友情運アップ」
- 熊の足跡の模様 「力を与える」
- 羽の模様 「夢の実現を助ける」
- 太陽神の模様 「喜びを与える」
- 虹の模様 「希望を与える」
- ブラック 「不運を避け幸せな方向へ導く」
- レッド 「勇気を与える」
- ブラウン 「安心感を与える」
- ネイビー 「旅路の安全」
- グリーン 「輝かしい未来・健康運アップ」
- ハワイアン調・白スカイブルー 「秘めた力を引き出す」
- ハワイアン調・ブルーピンク 「愛情を与える」
- ハワイアン調・パープル 「安らぎを与える」
- ピンク 「恋愛運アップ」
- ゴールド 「心を豊かにしてくれる・金運アップ」
- シルバー 「気品が高まる」
- パープル 「仕事運を上げる」
- レンボ—カラー 「総合的な運気を上げる」
ココペリは元から豊穣と子宝に恵まれる精霊ですから、お子さんが欲しい方はどの色でも大丈夫ですが、身体の事を考えるとグリーンかピンク辺りは如何でしょうか。
7. ココペリをお守りにした人でこんな感想をしている方もいる
実際に願い事を持って、或いは幸運を呼び寄せたくてココペリをお守りとして持っていた人の話を聞いてみましょう。
「色々なココペリを購入する度に良い事が起こりました。レアなブラックとホワイトをやっと見つけて購入したら、こうなったら良いのに、と思う事はその通りになっています。もう手放せません」
「結婚しても子供に恵まれずに悩んでいました。治療にも通いましたが原因はわからず。そんな時に目にしたココペリを購入。可愛らしい見た目に癒されていたら、それからすぐに妊娠しました!生まれて来る子供のお守りにも購入しようと思います」
「こういうスピリチュアルと言うのでしょうか、そういうものははなから信じていなかったのですが、プレゼントされたので身に着けていました。すると、ずっと悩んでいたことが解決し、偶然とは燃えないような出来事が次々起こっています。本当にすごいと思います」
本当かどうかはわからないですが本当に赤ちゃんに恵まれた人もいる見たいです。
まとめ
ココペリには正規品とそうでは無い物があるようですので、「ココペリ人形 正規品」で検索すると良いでしょう。
ただ、ココペリには違いないので、自分の好きな色や柄で選んでも、持ち歩くのにはいいのではないでしょうか?。
ココペリはホピ族の精霊の1柱で、特に豊穣・子宝に恵まれまるアイテムと言われています
1. ココペリとは?
ココペリ。
最近流行っているのでご存知の方もいるでしょう。
ココペリとは、アメリカ・インディアンの中のホピ族のカチーナ(神や清霊)の中の1柱の名前です。
しかし、ココペリは土地土地の楽しい話をして回る旅人でもあったので、かなり広い範囲でココペリの絵が発見されています。
現在数百km離れた場所でも壁画には々ココペリを表す絵が描かれているので、ホピ族以外の部族にも共通した唯一の神でした。
ココペリの姿が初めて描かれたのは、西暦750年〜850年頃、ホホカム族の壺であったとされています。
その後は沢山の壁画でココペリが見つかりました。
因みにココペリは、猫背で縦笛を吹く横向きの姿で描かれる事が多いです。
この背中に植物の種子や子種が入っているとも言われ、旅をしながら乾燥した土地には雨を降らせて植物を実らせました。
その為、子宝に恵まれない女性達はココペリがやって来るのを待ち望んだそうです。
ココペリは豊穣の神で男神。
笛を吹いて豊作・子宝・幸運を呼んでくれます。
ココペリが笛を吹くと、地面からは緑が吹き出し、花も咲き乱れ、木々は生い茂り、花粉は風で飛び、動物達は次々と子供を産むと言われています。
その為、豊穣と発芽を特に体現している神様とされています。
又、ココペリは本来行商人で、その為猫背は商売品を、笛は部族に近づいた時、敵意が無い事を表す為に笛を吹いて友好の合図としたとも言われます。
しかし、実際には、西暦750年〜850年位の期間は、まだ行商人は行き来しておらず、やはりココペリは精霊の1柱と捉えた方が良いのではないでしょうか。
2. ホピ族とは?
2-1. アメリカ・インディアンの部族の1つで、「ホピ」とは、彼らの言葉で「平和の民」と言う意味を持っています
現在、ホピ族はアリゾナ州北部の保留地に住んでいます。
男性の正装は鉢巻きに白い服、女性はベルベットのロングドレスで、女性は20世紀の初めまでは髪の両側を高く結い上げ、蝶々型の独特の髪型をしていました。
2-2. 総ての儀式の中心は、トウモロコシの作付けと収穫です
2-3. 食べ物は、トウモロコシのパンで、丸いパン焼き釜で焼き上げます
他には何種類かの豆、サボテンの葉をサラダにしたりと菜食が殆どです。
トウモロコシは赤や青の物もあり、「ピキ・ブレッド」という薄いパンにします。
トウモロコシはホピ族に取っては「聖なる食べ物」です。
2-4. ホピ族はトウモロコシを主とした農業を行っているので、独立性の高い民族です
ただ、他にも「ホピアート」と呼ばれる民芸品を作って売り、生計を立てています。
ホピアートとは、精霊カチーナ人形、ホピジュエリー(シルバー製)、バスケットや陶器類を指します。
2-5. 又、ホピ族には大精霊から告げられたとされる予言があり、「ホピの予言」として「マヤの予言」の様に世界中に知られています
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