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玄武とは?玄武について解説

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玄武とは?玄武について解説

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玄武とは、古代中国の伝承上の聖獣で、方位や星宿の象徴の神です。

青龍、白虎、朱雀と共に天の四方を護る四神(しじん)の1つです。

形は亀の形をしており、身体に蛇が巻きついているのが特徴。

これは中国の天文学の二十八宿の中の北方七宿の星を結ぶと、そのような形になると言われました。

四神の中でも最古に生まれた神であり、その力も最強とされます。

  • 玄武にまつわる場所や関連個所
  • 玄武神社
  • 玄武洞
  • 上賀茂神社
  • 玄武のつかさどる色
  • 玄武のつかさどる方角とは
  • 玄武のつかさどる季節は
  • 玄武に因むもの
  • まとめ

1. 玄武にまつわる場所や関連個所

玄武にまつわる場所や関連個所

1-1. 上賀茂神社

上賀茂神社

京都には五社巡りという物があり、方角を司る四神がそれぞれ護る上賀茂神社(玄武)、八坂神社(青龍)、城南宮(朱雀)、松尾神社(白虎)、そして天の中央(平安神宮)の五社を巡り、色紙に御朱印を頂きます。

1-2. 玄武洞ミュージアム

玄武洞ミュージアム

兵庫県豊岡市にある玄武洞公園にある、石と同地の伝統工芸である豊岡杞柳細工を展示している博物館です。

玄武に形が似ている事から「玄武洞」と名付けられた洞窟の中を大画面で紹介する「ダイナミックマルチビジョン」や、紫外線照射で発行する石をちりばめた「光のトンネル」等もあります。

その他にも世界中の石や化石、貴石・宝石などの展示も人気があります。

2. 玄武神社

玄武神社

祭神は惟喬親王。

京都の北方に位置している事から、宮城の鎮護神玄武を祀っています。

元慶年間(877〜885)に惟喬親王を慰霊する為、又宮城の北面の守護の為に建てられました。

親王の外祖父紀名虎が持っていた親王寵愛の剣を、土地の豪族星野市正茂光が祀ったのが起こりとされています。

本殿の前に石造りの白い玄武の像が置かれています。

毎年4月には「やすらい祭」が行われます。

赤毛・黒毛の鬼達が氏子地域を練り歩きながら、太鼓・笛・鉦に依るお囃子に合わせてやすらい踊りを踊ります。

この祭は昔、疫病が流行った時から疫病退散を目的として始まったので、無病息災・疫病退散の祈願祭です。

発祥は康保3(966)年とされます。

3. 玄武洞

玄武洞

兵庫県豊岡市にある玄武洞公園には、国指定天然記念物の玄武岩で出来た巨大な洞窟があります。

今より300万年〜1万年前までの火山活動で吹き出した溶岩が固まったのが、玄武洞の元となりました。

溶岩は冷えて行く過程で表面に割れ目が出来、柱状節理と呼ばれる柱状の形となりました。

その後この石を人間が掘り出して使ったので、この場は洞窟状になりました。

因みに、玄武洞の名称は、この洞窟の形が四神の玄武の姿に見えた事に由来しているそうです。

そして、玄武岩という名前は明治時代に日本で初めてこの玄武洞で名付けられたものです。

玄武岩に磁石を近づけるとNS極が逆になるのも面白い現象です。

この為、この地の玄武岩が出来た時は地磁気の向きが現在と反対であった、その後磁場が反転して現在のようになったという説が発表され、現在では260万年前〜78万年前までは、磁場が現在と反対であった事(松山期或いは、松山逆磁極期)が認められています。

ここには玄武洞、青龍洞、白虎洞、朱雀洞があり、四神の名が付いたが洞窟が揃っています。

現在はパワースポットや縁結びの公園としても人気があります。

4. 上賀茂神社

上賀茂神社

先述の通り、京都五社巡りの1つ、京都の北側を護る「玄武」が世界遺産にも指定されている上賀茂神社です。

雷のご神威により、厄を払い、あらゆる災難を払う厄除け明神、落雷除け、電気産業の守護神として信仰されています。

又、桓武天皇が都を京都に開いた時から宮城守護神、鬼門の守り神としても鎮座しています。

賀茂祭(葵祭)には勅祭であり、勅使が派遣される皇室とも縁が深い祭です。

玄武を祀り、斎院を置いて都の北側の平安と無事を護るのが上賀茂神社です。

5. 玄武のつかさどる色

玄武のつかさどる色

玄武がつかさどる色は「黒」です。

これは天の色そのものとされています。

陰陽五行説で「玄」を表す色とされています。

その為、玄武を人の姿で描く場合は、黒服の男性となります。

玄武が黒であることは、四神中最古で最強である事、北極星を含む重要な方位とされる「北」を守護する事からそうなったと言う説もあります。

もう1つの説は、玄武の「玄」のなべぶたを取ると「幺」と言う字になりますが、この字の意味は、か細い糸がほんの少しだけ見える、という事です。

つまり、殆ど物が見えないような暗闇、暗黒の黒を表すとも言われています。

玄武は現世とあの世とを往来してこの2つを繋ぐ役割を持っています。

ですから、小鯛に日本や中国で行われた「亀卜(きぼく)」という亀の甲羅を使った占いは、あの世からの神託を受け取るという重要性な意味があり、そのメッセージを伝える役が玄武を表す亀であったと考えられます。

6. 玄武のつかさどる方角とは

玄武のつかさどる方角とは

玄武は北を護っています。

因みに青龍は東、朱雀は南、白虎は西を護っています。

玄武は星宿の神格化で、玄天上帝とも呼ばれます。

上記の様に、最強の神であるからこそ、天上でも最も大事な方位である北を守っているとも言われています。

キトラ古墳と高松塚古墳の壁画にも玄武が描かれており、その保存作業が進められています。

又、神社のお祭りの際、神様をお乗せする神輿の四辺には、東西南北それぞれを護るとされる四神が彫られている物も多いです。

神社の拝殿が東か南向きと同じ事でしょうか、神輿は南が正面とされるので玄武は神輿の後ろ側を護っています。

尚、正面に向かって右側が東を護る青龍、反対側が西を護る白虎です。

彫られている場所は、神輿の台輪や欄間等が多いです。

7. 玄武のつかさどる季節は

玄武のつかさどる季節は

玄武がつかさどるのは「冬」で10月、11月、12月をつかさどります。

玄帝と冬帝は同じ意味であり、冬の事を「玄冬」とも言います。

これも玄武から来たものかもしれません。

四神の中で最強と言われるだけあり、どんな厳しい状況でもその力を存分に発揮出来るということでしょう。

7-1. 玄武が持つその他の意味

玄武が持つその他の意味

玄武は長寿・招福・繁栄に御利益があるとされます。

又、健康をもたらす神としても有名です。

これは、玄武の姿から来たもので、身を護る固い甲羅を付けた亀と、それにまとわりつく蛇です。

その姿が強い安定感を感じさせ、運気を自分の力で切り開き、長寿や健康、繁栄をもたらすと考えられています。

又、2つの生き物がからまっている事から、人間関係を良くするとも言われています。

その為、玄武が描かれたパワーストーンは長寿や健康だけでなく、対人運を上げる、若しくは改善するとして重宝されます。

臓器では腎臓を護るとされ、食べ物としては塩辛い物が玄武に関係するとされます。

「五徳農地(智)」を受け持つ神でもあります。

又、子孫繁栄もつかさどります。

9. 玄武に因むもの

玄武に因むもの

中国と縁が深かった日本には、古来から玄武に因んだものが多くあります。

まず、会津藩の「白虎隊」は有名ですが、その他に年齢50歳以上は「玄武隊」、36歳〜49歳までを「青龍隊」、18歳〜35歳までを「朱雀隊」として結成されていました。

「白虎隊」は17歳以下の武家男子の隊です。

風水での考え方では、北側に山がある事を玄武と言います。

現在では四神をキャラクターとしたゲームや漫画が何種類も発売されています。

しかし、玄武は黒を表すにも拘わらず、亀を表す事が多い緑色のキャラクターである事が多いようです。

又、企業やお店の名前に用いる人もいます。

玄武の強さを頼んでの事と思われます。

まとめ

まとめ

玄武は、ゲームや漫画の所為でしょうか。

四神の中で最も力が弱いと、言い伝えと正反対の捉え方をしている人も多くいます。

しかし、古代中国から玄武は天の重要な北方を護って来た、一番古くて最も強い神です。

玄武とは、古代中国の伝承上の聖獣で、方位や星宿の象徴の神です。

青龍、白虎、朱雀と共に天の四方を護る四神(しじん)の1つです。

形は亀の形をしており、身体に蛇が巻きついているのが特徴。

これは中国の天文学の二十八宿の中の北方七宿の星を結ぶと、そのような形になると言われました。

四神の中でも最古に生まれた神であり、その力も最強とされます。


玄武にまつわる場所や関連個所

1-1. 上賀茂神社

上賀茂神社

京都には五社巡りという物があり、方角を司る四神がそれぞれ護る上賀茂神社(玄武)、八坂神社(青龍)、城南宮(朱雀)、松尾神社(白虎)、そして天の中央(平安神宮)の五社を巡り、色紙に御朱印を頂きます。

1-2. 玄武洞ミュージアム

玄武洞ミュージアム

兵庫県豊岡市にある玄武洞公園にある、石と同地の伝統工芸である豊岡杞柳細工を展示している博物館です。

玄武に形が似ている事から「玄武洞」と名付けられた洞窟の中を大画面で紹介する「ダイナミックマルチビジョン」や、紫外線照射で発行する石をちりばめた「光のトンネル」等もあります。

その他にも世界中の石や化石、貴石・宝石などの展示も人気があります。

玄武神社

祭神は惟喬親王。

京都の北方に位置している事から、宮城の鎮護神玄武を祀っています。

元慶年間(877〜885)に惟喬親王を慰霊する為、又宮城の北面の守護の為に建てられました。

親王の外祖父紀名虎が持っていた親王寵愛の剣を、土地の豪族星野市正茂光が祀ったのが起こりとされています。

本殿の前に石造りの白い玄武の像が置かれています。

毎年4月には「やすらい祭」が行われます。

赤毛・黒毛の鬼達が氏子地域を練り歩きながら、太鼓・笛・鉦に依るお囃子に合わせてやすらい踊りを踊ります。

この祭は昔、疫病が流行った時から疫病退散を目的として始まったので、無病息災・疫病退散の祈願祭です。

発祥は康保3(966)年とされます。

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この記事は2021年02月09日に更新されました。

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