怖い話では、よく人間の幽霊が登場しますが、もちろん動物も幽霊になります。
怖い話等でよく聞く動物霊とは、いったいどういうものなのでしょうか。
- 動物霊とは
- 動物霊による人間への憑依
- 人間に憑依することの多いと身近な動物霊とその特徴
- 動物霊が憑依した時の症状
- 憑依をされやすい体質の特徴
- 廃れた神社には動物霊が多い
- 動物霊に憑依されないために
- 動物霊の憑依を防ぐ具体的な方法
- 8-部屋をキレイに保つ
- 8-強い心を持つ
- 8-動物を大切にする
- 8-スピリチュアルな場所へ行く時はよく調べてからいく
- 8-ストレスの発散
- 8-謙虚な姿勢と感謝の心
- 8-他人を妬んだり、陥れることをしない
- 動物霊の徐霊について
- 守護霊となった動物霊
- お守りのすすめ
- まとめ
1. 動物霊とは

動物霊とは、かつて生きていた動物が死んだあとに霊魂になった状態のことをいいます。
動物霊は、時と場合によっては妖怪や精霊、神の使いとしても扱われ、地域や各寺社仏閣によっては崇めたてまつられる存在となっている場合もあります。
霊能者や心霊学者によっては、動物霊は人間の霊魂とくらべて低級であるという一説を唱える人もいます。
このことから、一口に動物霊といっても、低級霊から神レベルまで幅広く、さまざまな種類があることがわかります。
2. 動物霊による人間への憑依

動物霊は何らかの波長が合う人物や因縁のある人物に憑依することがあります。
動物霊に憑依されると、普通の人とは違うような特異な行動をとったり、五感が研ぎ澄まされるような感覚に陥るということが特徴です。
また、時々我を忘れ本能のままに動き、獣のような行動をとります。
憑依した動物霊によっては食べ物の嗜好までかわってしまったというケースがあるほどです。
例えば、狐に憑依されてから夜徘徊を繰り返し、生魚をむさぼり食べるようになったといったケースが報告されています。
3. 人間に憑依することの多いと身近な動物霊とその特徴

ここでは、人間と比較的身近な存在で、憑依することの多い動物霊を例としてあげておきます。
3-1. 猫の霊

猫は人間と共に暮らしてきた歴史の長い動物です。
ペットとして愛された猫は、死んでから守護霊になることが多いとされいます。
生きていた頃の人間との関係が良好であると、特別な理由がない限り害を加えるような憑依霊になることはありません。
しかし、なんらかの縁があり、人間に憑依する場合があります。
猫の場合は、人間自体に憑依するというよりは、土地に憑いているケースが多いのです。
猫にとり憑かれてしまうと、気分屋で自分勝手な行動が目立たないようになります。
思いやりや慈愛の心がなくなり、夜間に行動するようになります。
3-2. 犬の霊

犬も猫と同様に、人間とはとても縁の深い動物です。
ペットとして生きた頃に愛された犬は、死んでから守護霊になり、飼い主を守り続けてくれる頼もしい存在となります。
しかし、因縁によってこの世に縛られ、動物霊となってさまよう犬もいます。
犬はもともと縄張り意識の強い動物です。
自分の都合の悪いことがあると、必要以上に他者に敵意をむき出し、攻撃的になります。
特に自分よりも弱いと思った人間には大声で怒鳴ったりします。
3-3. 蛇の霊

一説に蛇は神の使いであるとされており、蛇を殺すと祟られると言われている程です。
そのことから、蛇の霊に憑依されると、執着心が強くなり、陰湿になります。
また、異性関係や金銭管理もだらしなくなる傾向にあります。
3-4. 狐の霊

人を化かすという動物で有名な狐の霊が憑依すると、狐のように目がつりあがり、お金への執着心が強くなる傾向にあります。
生魚等を好んで食べ、昼夜逆転した生活になる傾向にあります。
3-5. タヌキの霊

狐と同様に、人を化かす動物で有名なタヌキの霊が憑依すると、なんでも見境なく食べるようになります。
タヌキは雑食であることから、今まで嫌っていた食べ物も食べるようになります。
また、身だしなみが汚くなったり、生活環境が汚れて行く傾向にあります
4. 動物霊が憑依した時の症状

4-1. 生活環境が汚くなる

掃除をするという行動ができなくなります。
今まできれい好きであった人の部屋が嘘のように汚くなり、周囲の人々はびっくりするでしょう。
風水においても掃除は良い運気を呼び込む作用があるとされていることから、憑依している低級な動物霊は良い運気を嫌うので、掃除をしなくなるのです。
また、動物霊が憑依することによって掃除という概念がなくなり、汚れたところにいても何が汚いのか分からなくなり、生活を営む上で平気な顔をして不衛生な環境に身を置くようになります。
4-2. 焦燥感にかられている、イライラしている

感情的になって他者に攻撃的な態度で接するようになります。
かんしゃくをすぐに起こし、自分を正当化して時には嘘をついたり、人をたぶらかすような行為をします。
自分の思い通りにいかないとすぐにイライラして目が血走っておそろしい形相になることもしばしばです。
4-3. 性衝動にかられる

動物霊が憑依することによって、本能が強くなり、理性が保てなくなります。
性欲が暴走に、乱れた異性関係を形成する傾向にあります。
4-4. 飲酒の量が増える

動物霊に憑依されると、今までの量と比べて何倍もお酒を飲む量が増えます。
また、人によっては下戸だったのに急にお酒好きになる人もいます。
それにくわえて、昼間から飲酒をして酔いつぶれたり、人に絡んだりする悪いお酒の飲み方となります。
お金のことを考えずにお酒を購入し、散財するケースも多いのが特等です。
4-5. 衝動的な行動をとる

動物霊が憑依すると、善悪の区別をつけなくなり、状況を読み込む能力が低下します。
少しの口論で怪我まで発展するようなケンカとなったり、なにかに依存することも増えます。
他者から見ると、本当に人が変わったようになります。
4-6. ギャンブル依存症になる

金銭管理がだらしなくなり、ギャンブルにはまる傾向があります。
金銭への執着が強いながらも、散財することはやめません。
自分の欲望のままに浪費してしまうでしょう。
4-7. 異性関係のトラブルが増える

性的衝動が強くなってみだれた異性関係をとるようになることから、異性関係のトラブルが増えます。
不倫やストーカー行為に走り、ドロドロとした関係を好み、続けようとします。
4-8. 他者の立場を考えない行動、他者への批判

動物霊にとり憑かれると自己中心的な行動をとるようになります。
自分の気に入らないことがあると攻撃的になり、他人を傷つけるようなことを平気でします。
他者の立場を考えて行動できなくなります。
4-9. 目つきがおかしくなる

動物霊にとりつかれると、明らかに目つきがかわります。
血走った目や焦点の定まっていない目、つりあがった目などが特徴です。
普段は普通の表情をしていても、なにかのきっかけで一瞬で目つきがかわるケースがあります。
このような場合は、攻撃に出る前触れなので注意が必要です。
4-10. 傲慢さが際立つ

自己中心的な行動や考えが顕著にあらわれ、自分が間違っていて明らかにおかしいのに、むきになって意見を通そうとします。
その様があまりにも狂気じみていて異様で恐怖を感じる場合もある程です
4-11. 体臭

獣のような体臭を発し、明らかに人間の匂いではないとわかるほどです。
毎日入浴することもこばみ、不衛生な身体がより体臭を強くします。
4-12. 食事作法が汚くなる

今まで普通に食べていたのに、動物霊に憑かれてからはびっくりするほど食べ方が汚くなります。
犬のように器から食べたり、口に食べ物を詰め込んだりします。
5. 憑依をされやすい体質の特徴

動物霊に憑依されやすい人は、いくつかの共通する特徴を持っています
一口に言えば、付け入る隙が多いこと、マイナスな波動を発しており、動物霊と同調しやすいことがあげられます。
- マイナス思考である
- 自分に自信がない
- 依存しやすい
- お金等物質的執着が強い
- さびしい
- 喜怒哀楽が激しい
- 他人を妬む
- 心霊的なことが好き
- 霊感がある
6. 廃れた神社には動物霊が多い

きちんと管理されている神社は良いのですが、廃れてしまった神社には動物霊が住み着いていることが多くあります。
信仰し、大切にしてくれる人がいない神社は神が不在となり、聖域としての効力を失っているからです。
不気味な雰囲気の神社にはあまり近寄らない方が良いでしょう。
7. 動物霊に憑依されないために

動物霊の憑依が一番多いケースは、マイナスの波長が同調してしまうことが原因です。
常に人間らしい冷静さと理性を保ち、周囲への思いやる気持ちや感謝の気持ちを大切にすることが重要です。
また、生きている動物へも慈愛の念をもち接しなければなりません。
生き物をいじめるようなことをしてはいけないのはもちろんです。
次の項目では、動物霊に憑依されないための日常生活においての具体的な方法を紹介しておくので参考にしてください。
8. 動物霊の憑依を防ぐ具体的な方法

8-1. 部屋をキレイに保つ

動物霊が嫌う良い運気をとりいれることができ、憑依を防ぐことに効果的です。
8-2. 強い心を持つ

向上心があり、理性的で前向きな思考は付け入る隙がなく、低級な動物霊が嫌う人の特徴です。
8-3. 動物を大切にする

動物をからかったりいじめるようなことを避け、いたずらにそのようなことをしている人から助けてあげましょう。
8-4. スピリチュアルな場所へ行く時はよく調べてからいく

パワースポットだからといって、安易に出かけないようにしましょう。
動物霊の住処となっている可能性があります。
8-5. ストレスの発散

適度なストレスの発散は、精神の安定を図り、動物霊の付け入る隙をなくします。
8-6. 謙虚な姿勢と感謝の心

人間にしかできない理性的なことです。
動物霊が付け入る隙を与えません。
8-7. 他人を妬んだり、陥れることをしない

自己を低下させるようなことは、動物霊が好むことです。
9. 動物霊の徐霊について

なんだか最近調子が悪いと思っているとしたら、それは動物霊が憑依しているのかもしれません。
ここでは自分でも簡単にできる徐霊の方法を記載しておくので、参考にしてください。
9-1. 塩で清める

盛り塩を家にしたり、帰宅時玄関先で塩を自分にかけて清める方法です。
9-2. お酒で口をすすぐ

日本酒で口をすすぐことにより、清める方法です
9-3. お経や真言を唱える

お経や真言を唱えることによって、仏や守り本尊の守護を受け、動物霊を供養します。
9-4. お香やお線香を焚く

お香やお線香には浄化作用があり、徐霊が期待できます。
それでもだめなら、安易に動物霊を刺激せず、霊能力者に徐霊を依頼するようにしてください。
10. 守護霊となった動物霊

生きていた頃のペットを大切にして愛していた場合、そのペットの動物霊は守護霊となる場合があります。
飼い主を守ってくれる存在となって、困った時には助けてくれます。
しかし、愛したペットが死んだあともそのペットの死を受け入れず執着していると、この世のつながりが大きくなってしまい、成仏できなくなってしまいます。
また、守護霊となる動物霊の中には、時折プラスの波長が合うことによって守護霊となるケースもまれにあります。
これは、過去や前世においてその動物に対して何か良いことをしたのかもしれません。
動物の守護霊の存在を感じたら、その存在を認めいつも大切に思ってあげましょう。
11. お守りのすすめ

動物霊はどこにでもいるので誰でもとり憑かれる可能性があります。
特に体調のわるい時や、精神的に不安定になるような出来事があった時などは注意が必要です。
そんなときには、お守りを持って行動すると良いでしょう。
パワーストーンや神社やお寺のお守り、お清めの塩が簡単でおすすめです。
まとめ

動物霊は必ずしもすべてが悪い存在という訳ではありません。
しかし、人間がマイナスな波長を発し、悪い方向に進んでいると低級な動物霊の付け入る隙を作り、格好の餌食となってしまいます。
動物霊にとり憑かれないためには、常に自己確立をしっかりしてむやみに動物霊を刺激するようなことを避けることが大切です。
怖い話では、よく人間の幽霊が登場しますが、もちろん動物も幽霊になります。
怖い話等でよく聞く動物霊とは、いったいどういうものなのでしょうか。
1. 動物霊とは

動物霊とは、かつて生きていた動物が死んだあとに霊魂になった状態のことをいいます。
動物霊は、時と場合によっては妖怪や精霊、神の使いとしても扱われ、地域や各寺社仏閣によっては崇めたてまつられる存在となっている場合もあります。
霊能者や心霊学者によっては、動物霊は人間の霊魂とくらべて低級であるという一説を唱える人もいます。
このことから、一口に動物霊といっても、低級霊から神レベルまで幅広く、さまざまな種類があることがわかります。
2. 動物霊による人間への憑依

動物霊は何らかの波長が合う人物や因縁のある人物に憑依することがあります。
動物霊に憑依されると、普通の人とは違うような特異な行動をとったり、五感が研ぎ澄まされるような感覚に陥るということが特徴です。
また、時々我を忘れ本能のままに動き、獣のような行動をとります。
憑依した動物霊によっては食べ物の嗜好までかわってしまったというケースがあるほどです。
例えば、狐に憑依されてから夜徘徊を繰り返し、生魚をむさぼり食べるようになったといったケースが報告されています。
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