「昆布」の夢を見る意味とは？夢占いでの解釈 | SPITOPI

夢の中に昆布のイメージが現れる時、そこにはどのような暗示が示されているのか、例を挙げながらご紹介します。

1. 昆布が海底で揺れている夢

昆布が海底を揺れている夢を見るときは、潮の流れにその身を任せ、ゆらゆらと揺れている様に思いを馳せています。

その真意を掘り下げれば、自分の意思ではなく、周囲の環境に身を委ねているだけで許される昆布の境遇に、ある種の憧れを抱く気持ちが反映されています。

このような夢を見る背景には、責任ある決断を強いられる立場から、少しの間でも解放されたい気持ちを読み取ることができます。

2. 昆布が海の生き物に食べられている夢

昆布が海の生き物に食べられている夢を見るときは、様々な生き物が昆布の恵みによって生かされている状況を思い描いています。

豊富な栄養素を含む昆布の存在は、私たち人間だけではなく、海に生息する様々な命を育み、母の恵みたる無償の生命力を与えています。

そこから読み取れるのは、そのことを驕り高ぶるもなく、粛々と他者の役に立っている昆布の姿に感銘する姿勢であり、自分もそのような人間になりたいという気持ちがそこに投影されています。

3. 海で昆布を採る夢

海で昆布を採る夢を見るときは、未だに6割以上は天然物を海底から採っており、また船の上から降ろした竿に巻きつけるという原始的な方法で行われていることに、夢の暗示が含まれています。

この夢が何を表しているのかといえば、海の恵みを見つけてくれた先人への感謝や、漁をする知恵を考案してくれたことへのリスペクトであり、多くの人々がスーパーで手軽に手に入れることができる昆布も、その背景には様々な人の苦労が眠っていることを教えてくれます。

4. 昆布を養殖する夢

昆布を養殖する夢を見るときは、不安定な自然界に全てを任せることなく、人間が管理できるシステムを作り上げることの魅力について、思いを馳せています。

なぜこのような夢を見るのかといえば、例えば天候など、人智の及ばないことで大きな被害を被る仕事や趣味に翻弄されていた過去が反映されており、今は人間が管理できるシステムを手に入れたことへの感動が夢に現れています。

5. 海岸に押し寄せた昆布を拾う夢

海岸に押し寄せた昆布を拾う夢を見るときは、船を出すような大掛かりな漁を行わずに、昆布を拾うことができたラッキーな状況を思い浮かべています。

このような夢を見るときは、できるだけ労力を使わずにおいしい思いをしたいという気持ちを読み取ることができ、怠け心が芽生えやすい時期に入っていることを夢が教えてくれています。

6. 昆布を乾燥させる夢

昆布を乾燥させる夢を見るときは、人間が食べるための商品として昆布を加工することに思いを馳せています。

そこから読み取れるのは、与えられた条件をそのまま使うのではなく、用途に合わせて作り変えることの大切さであり、そうすることで様々な可能性が広がることを示唆しています。

乾燥させることで日持ちも良くなれば、流通への影響も及ぼすことを思えば、一つの結果を導き出すことで、それ以前は想像もできなかった用途が見つかることも教えてくれています。

7. とろろ昆布の夢

とろろ昆布の夢を見るときは、見た目はネバネバしてあまり見栄えが良いとは言えないものの、とても栄養価が高いことに注目しています。

このことが何を意味しているのかといえば、何事も表層的な部分で判断してしまっては、人間の魅力も商品の価値も、本質を見失ってしまうということです。

夢は自分が見落としてしまいがちな大切なことに気づかせてくれる効果を持つ場合がありますが、これはその傾向が見られる夢と言えます。

まとめ

昆布が夢の中に現れる意味について、まとめてみました。

昆布が様々な料理の下味に使われるように、夢の意味を知ることで、陰ながら他人の力になれるような人格者を目指しましょう。