「サナギ」の夢を見る意味とは？夢占いでの解釈 | SPITOPI

幼虫から成虫に変態する過程の状態にあるサナギのイメージが夢に中に現れるとき、どんな暗示をもたらすのか、ご紹介します。

1. サナギを見つける夢

サナギを見つける夢を見るときは、身動き一つせず、成虫へと生まれ変わる時を待っている状況を、脳裏に思い描いています。

それが何を意味しているのかといえば、第三者から見れば停滞しているだけのように見えても、刻々と成長を遂げているサナギの姿に思いを馳せつつ、他人にどう思われようと自分のペースで成長すれば良いということを、夢から学ぶことができます。

こうした夢は、例えば、心の病気などで思うように就職活動が出来ないときなど、自分の姿をサナギに投影することで、癒しとすることができます。

2. 幼虫からサナギへと変態する夢

幼虫からサナギへと変態する夢を見るときは、葉っぱや樹液などから栄養分をモリモリと体内に蓄え、元気よく動き回っていた幼い時期を経て、大人へと成長する前の準備段階に入る状況を表しています。

それが何を意味しているのかといえば、この夢を見ている人も、遊ぶことしか考えてなかった年齢から社会人へと成長するため、そろそろ落ち着くべきだという心理状態に入ったことを表しており、強風に煽られても動じないサナギの姿に、自分自身を重ね合わせています。

3. サナギの羽化を見守る夢

サナギの羽化を見守る夢を見るときは、脱皮をし始めてからほんのわずかな時間に、立ち会えたことを意味しています。

幼虫と成虫の姿が完全に変わるタイプの昆虫の生態の中でも、羽化の瞬間は最も感動的な一場面といえますが、そんな瞬間を偶然にも目撃する夢には、明確な意図などなくても様々な場所に足を運んでみることで、思わぬ幸運を引き寄せることができることを暗示しています。

4. サナギのまま息絶えてしまう夢

サナギのまま息絶えてしまう夢を見るときは、様々な原因によって成虫になることができなかった場面を映し出しています。

なぜそのような状況の夢を見るのかといえば、例えば学生時代は受験などでも挫折することなく順調な成長を遂げてきた人が、肝心な就職活動で躓いてしまった時など、社会人としての中身は備えているはずなのに、日の目を見ないまま自分の人生が終わってしまうかのよう不安に陥り、このような夢のイメージを作り上げることがあります。

5. サナギが食べられてしまう夢

サナギが食べられてしまう夢を見るときは、動き続けなければ天敵の餌食になってしまうイメージがそこに投影されています。

このような夢を見るのは、例えば怪我など理由に練習ができなくなってしまったスポーツ選手など、身動きが取れない状況を作ることでライバルに負けてしまうイメージが、夢の中にこうした映像を作り上げています。

6. サナギの抜け殻を発見する夢

サナギの抜け殻を発見する夢を見るときは、無事に成虫へと変態を遂げた痕跡をそこに感じ取ってることが、夢の暗示となっています。

それが何を意味してるのかといえば、後輩や子供の成長を喜ぶ親ごころの目線であり、自分の身近な存在の成長を案じる気持ちが夢に現れています。

そのような対象がたくさんいる教師などは、一つでも多くの抜け殻を発見することで、夢の中で重責から解放されています。

7. 自分がサナギになる夢

自分がサナギになる夢を見るときは、社会人になる前に、もう少し準備期間が欲しい気持ちがそこに投影されています。

社会人としての能力が自分に備わってるのか不安の人は、それを再確認するための自問自答を繰り返すための時間が欲しくなり、自分の殻にこもっていられるサナギの姿に、自分を重ね合わせます。

まとめ

サナギが夢の中に現れる意味について、まとめてみました。

虫の一生の中でも特別な期間といえるサナギに意識を傾ける夢は珍しいですが、大人の階段を上る前のブルーな気持ちに寄り添う啓示もありますので、覚えておきましょう。