「仲間外れ」の夢を見る意味とは？夢占いでの解釈 | SPITOPI

夢の中で仲間外れのイメージが現れた時、そこにはどのような意味が含まれているのか、例を挙げながらご紹介します。

1. 家庭内で仲間外れにされる夢

家庭内で仲間外れにされる夢を見るときは、複雑な家庭環境が前提となって、このようなイメージを思い描いている可能性が高いです。

実際にそのような家庭環境で育った人は、そのトラウマが夢の中にも表れていることを示していますし、実感としてはそのような意識をしていなくても、夢の中でこのようなイメージが浮かび上がるということは、深層心理では家族との関係がうまくいってないという、誰にも言えないの悩みを抱えていることが想定されます。

2. 学校で仲間外れにされる夢

学校で仲間外れにされる夢を見るときは、自分の学生時代に思いを馳せている場合もありますが、そのような学生時代を過ごしたわけでもないのに、こうしたイメージを思い描いてしまう場合は、当時の自分が一生懸命に取り繕って頑張っていたからこそ仲間外れにされなかったものの、本当はいつ自分が仲間外れにされるかビクビクしていた記憶が、大人になってから脳内で蘇っている可能性が高いです。

周りの目を気にせずにはいられない学生時代に、このようなトラウマを残してしまう人は少なくありません。

3. 職場で仲間外れにされる夢

職場で仲間外れにされる夢を見るときは、今の職場がとても安定して恵まれているがゆえに、この環境を消して失いたくないという不安な気持ちが裏目に出て、このような夢のイメージを作り上げているケースがあります。

なぜそのような暗示が含まれた夢を見てしまうかといえば、過去に些細ないざこざで大切な人間関係が壊れてしまった経験が先入観となって頭から離れず、もしもそのようなことが起こってしまっても免疫が持てるように、最悪の事態をシミュレーションしています。

4. ママ友に仲間外れにされる夢

ママ友に仲間外れにされる夢を見るときは、自分自身がママ友の中に嫌いな人がいる可能性が高いです。

人間というのは誰かを嫌っていると、自分もその人から嫌われていることがよくありますので、自分と同じようにその相手も自分を嫌ってるのではないかという気持ちが、このような夢のイメージを作り上げています。

一度そのようなネガティブなイメージを思い描いてしまうと、自分以外の人が笑いあってるだけで自分の悪口を言ってるような疑心暗鬼をしてしまうものですので、まずは自分から心を開くようにしましょう。

5. 趣味の世界で仲間外れにされる夢

趣味の世界で仲間外れにされる夢を見るときは、出る杭は打たれるということに思いを馳せている可能性が高いです。

趣味の世界というのは、古くからその世界で幅を利かせている古参と呼ばれるファンたちが牛耳っていることがよくありますが、仲間外れにされるというイメージを思い描くということは、そのような人たちに目をつけられるということを連想している可能性が高いです。

そこから読み取れるのは、自分が目立つ存在だと自覚していることが関係しており、自分の個性的な一面が災いをもたらすという先入観が夢に反映されています。

6. 同性の友人に仲間外れにされる夢

同性の友人に仲間外れにされる夢を見るときは、同性ならではの軋轢について思いを馳せている可能性が高いです。

このような夢を見るのは、例えば女子高に通っていたり、男やもめになりがちな趣味に没頭している男性など、ここに一人でも異性がいたらこんなことには絶対にならないのにと思える不快な場面に遭遇した時、その感情がこのような形となって夢に現れています。

同性の友人というのは大切なものですが、このような夢を見たときは、認識を他の事に向けるようにしましょう。

7. 異性を含むグループに仲間外れにされる夢

異性を含むグループに仲間外れにされる夢を見るときは、自分が恋愛経験が乏しいがゆえに疎外感を味わっている可能性が高いです。

他の友人たちはみんなカップルだというのに、自分だけがそこに場違いのように入ってしまった時、友人たちは仲間外れをしている自覚など全くないまま、自らのコンプレックスによって疎外感を味わうことになります。

そんな自分自身の深層心理の声に耳を澄ましてみれば、一人一人の友人は好きなものの、グループとして集まるとこのような疎外感を味わうことに対し、苦手意識を持っていることが現れています。

8. 一緒に食べるはずの昼食を仲間外れにされる夢

一緒に食べるはずの昼食を誘ってもらえず、仲間外れにされる夢を見るときは、日常レベルで平然と親しい人をどん底に叩き落とす人に対し、嫌悪する気持ちが高まっていることが考えられます。

自分が何をしたわけでもないのに、突然そのような悲しい出来事に見舞われるイメージを思い描いてしまうということは、過去にそれに近いような経験をした可能性があり、どんなに親しくなれた友人であっても心の底まで信じられない自分自身に嫌気がさすことで、最悪の目覚めをもたらします。

9. 一緒に行くはずの旅行を仲間外れにされる夢

一緒に行くはずの旅行を仲間外れにされる夢を見るときは、その数日間に大きな意識変革をもたらすことにフォーカスが当たっています。

自分が仲間外れにされたことを知った瞬間はひどく落ち込むことになりますが、楽しそうに過ごしている様を見せつけるかのようにSNSにアップする裏切り者たちの姿を見ているうちに、狭い人間関係に絶対的な信頼を与えるのは二度とやめようという新しい視点が育ちます。

特に元々が傷つきやすい人は、このような作業を経て、大人としての立ち居振る舞いを身に付けていきます。

10. 一緒に受けるはずの受験を仲間外れにされる夢

一緒に受けるはずの受験を仲間外れにされる夢を見るときは、受験に合格したとしても、自分だけ違う学校に行くことになる残念な気持ちに駆られますが、この夢が主に暗示していることは、このように性根の腐った行動をとる悪縁を言うべき人間とは、縁が切れることによって幸せに導かれることを夢が教えてくれています。

友人とのこうした別れというのは常に悲しいわけではなく、悪縁と切れることで自分に本当に相応しい縁が巡ってくるということもありますので、誰かが去っていったとしても深く傷つくことはないという励ましをくれています。

11. 友人が仲間外れにされる夢

友人が仲間外れにされる夢を見るときは、学校や職場などで自分もリアルタイムでそれを目撃している可能性が高く、そこに現れているのは自分自身の正義感を試したい気持ちです。

仮想の世界で友人の危機的状況を作り上げることで、もしもそのような事態に自分が遭遇した時、自分はどのように行動するかというシミュレーションをすることで、自分の正義感を確認しようとしています。

このような夢を見るのは、普段は飄々としたイメージでも、友人の危機とあれば血気盛んに間に割って入る熱血漢に多い傾向があります。

12. 恋人が仲間外れにされる夢

恋人が仲間外れにされる夢を見るときは、多くの場合は自分が口出しできない同性同士のいざこざであるが故に、力になれずに歯がゆい気持ちになっている感情がそこに投影されています。

このような状況に陥ってしまう場面は様々あり、例えば、試験に合格させてあげたいけれども、実際に試験会場で試験を行うのは当人であり、それ以外の人は直接的に力になれないような状況など、公私における多様なシチュエーションで、もどかしい思いをさせる場面はたくさんあり、そうした感情がこのような夢のイメージを作り上げています。

13. 子供が仲間外れにされる夢

子供が仲間外れにされる夢を見るときは、火のないところに煙を立てて、ネガティブなイメージを思い描いてしまいがちになっていることが考えられますので、自分自身で最悪のイメージを引き寄せてしまわないように注意しましょう。

子供が仲間外れにされる現場というのは、なかなか現行犯で目撃する機会はありませんので、そのようなイメージが夢の中に現れるということは、多くの場合は取り越し苦労をしていることが暗示されています。

14. 慕っている先輩が仲間外れにされる夢

慕っている先輩が仲間外れにされる夢を見るときは、どんなに優れた人格者であっても、問題を抱えた人間が徒党を組んでしまえばトラブルに巻き込まれてしまうことを、先輩の背中で見せてもらっていると考えられます。

プライドとプライドがぶつかり合う世界では、実直に磨き上げた個人の能力よりも、人脈を統合させた総合力が勝利することも珍しいことではありませんので、綺麗事では生きられない世の中の厳しさを、夢の中で感じ取っています。

15. 仲間外れにされて八つ当たりをする夢

仲間外れにされて八つ当たりをする夢を見るときは、自分自身が八つ当たりをしてしまったのか、もしくはされたのかによって、夢の意味が違ってきます。

自分が八つ当たりをしてしまった場合は、仲間外れにされれば八つ当たりをしてしまっても仕方ないという気持ちが心のどこかにあり、それを許してしまう気持ちがどこかにあるからこそ、突発的にそのような行動に出ています。

また一方で、自分が八つ当たりをされてしまう夢を見るときは、仲間外れは当人だけでなく、周りの人まで不幸にすることに思いを馳せています。

16. 仲間外れにされて自分で仕返しする夢

仲間外れにされて自分で仕返しをする夢を見るときは、自分を傷つける者は必ず仕返しするという、強い復讐心が表れていることが考えられます。

自分の本音を歪める必要がない夢の世界では、普段は誰にも言えない悔しい気持ちもオープンにすることができますので、現実では立ち向かう勇気も腕力もなくても、せめて夢の中では自分の思いのままに悔しい気持ちをぶつけ、心身ともに憎き相手を傷つけることで、傷ついた心を癒しています。

17. 仲間外れにされて強い先輩を連れてくる夢

仲間外れにされて強い先輩を連れてくる夢を見るときは、自分の能力を活かして力を持つことに思いを馳せています。

強い先輩を呼んでくるには、その対価となることをその先輩に与える必要がありますが、例えば、先輩の正義感をくすぐることで先輩自身の怒りとして焚きつけたり、魅力的な異性を紹介するなど、自分の得意なことでその先輩の心を掴む術を持ってさえいれば、仲間外れにされてしまうほど喧嘩が弱くても、仕返しすることができるということが象徴されています。

18. 仲間外れにされて泣き寝入りする夢

仲間外れにされて泣き寝入りする夢を見るときは、親しげに近づいてくるグループには警戒せよという注意勧告が出ていますので、すぐに心を許すことなくしばらくの間は距離を取って接するようにしましょう。

仲間外れということは、一度は仲間になった間柄を意味していますので、仲間と呼べるほどの深い思い入れをしなければ、その人脈から外されたとしても深く傷つくことはありません。

人を信じることは素敵なことですが、相手を見てそれを行わないと傷ついてしまう回数も増えるということを、この夢は教えてくれています。

19. 貧乏で仲間外れにされる夢

貧乏で仲間外れにされる夢を見るときは、貧困や肩代わりの借金取りに苦しめられる生活が長かったがゆえに、夢の中にまで安らげる場所がなくなっている可能性もありますが、そのような経験がなくてもこうした夢のイメージを思い描いてしまう時は、自分自身がお金がない人に対し偏見を持っている可能性があります。

お金がないと仲間外れにされるというイメージを思い描いているのは自分自身ですので、裏を返せば自分がお金を持ってしまえば、そうでない人を見下す可能性があることを暗示されていますので、注意しましょう。

20. 嫉妬されて仲間外れにされる夢

嫉妬されて仲間外れにされる夢を見るときは、例えば、ルックスが良いばかりに一方的に恋心を抱かれ、友人の恋敵になってしまったり、才能があるがゆえに足を引っ張ろうとする者が出てくることが暗示されています。

残念なことにこの手のタイプの夢は、前兆として現れているケースもありますので、この時期は誰かの顰蹙を買ってしまわないように、あまり目立つ行動を取らないように心掛けましょう。

21. 一日休んだだけで仲間外れにされる夢

一日休んだだけで仲間外れにされる夢を見るときは、顔を合わせているときは信頼し合っているように見えても、自分がいないところでは何を言われているかわからないという気持ちが表れています。

このような夢は、わずかな隙も見せられない環境に身を置いている人が見る傾向があり、自分の心が安らげる新天地を目指すことを促す効果を持っています。

22. ボスの虫の居所ひとつで仲間外れにされる夢

ボスの虫の居所ひとつで仲間外れにされる夢を見るときは、自分がどんなに警戒して相手を敬っていても、仲間外れにされるか否かのボタンは、権力者の懐にしかないというメッセージとして読み取ることができます。

このような夢を見るときは、日常においても虐げられた環境にいることが前提となっていますので、自分をリラックスさせるものを知っておく必要があります。

23. 見た目が悪いせいで仲間外れにされる夢

見た目が悪いせいで仲間外れにされる夢を見るときは、そのような不条理が世の中に存在していることに嫌気がさしていることが現れています。

人には何事においても好みというものがありますが、仲間外れにされても仕方ない容姿を持つ人など、この世に一人もいないことを思えば、見た目によって平然と人間を線引きする人に対するヘイトの気持ちが夢にまで現れることは、自然なことです。

24. 国籍のせいで仲間外れにされる夢

国籍のせいで仲間外れにされる夢を見るときは、差別に対する嫌悪感がこのような夢のイメージを作り上げています。

国籍がどこであっても、目の前にいる個人には何の問題もないのに、人間を一つの人種に括って糾弾する発想についていけないという気持ちが、この夢には投影されています。

悲しいニュースが連日のように飛び交うネットの記事などを見た影響で、このようなイメージを夢の中に描き出しています。

25. 仲間外れにされる前に仲間外れにする夢

他人から仲間外れにされる前に、自分が仲間外れにする夢を見るときは、保身のために他人と結びつくことを暗示しています。

人と人が短期間で最も深く信頼を築く方法は、共通の敵を作って同盟を組むことと言われていますが、そのようなことを潜在的に理解している人は、小学校の始業式からそのような行動をとれると言われています。

こうした夢を見るのは、自分が仲間外れにされたとき、誰も助けてくれなかった悲しい記憶が原動力となり、何の躊躇もなくこのような発想を肯定する思考に至っています。

まとめ

仲間外れに関連する夢を見る意味について、判例を挙げながらまとめてみました。

徒党を組むことによって発生する権力や、嫉妬によって標的にされることなどが象徴されていますが、これらの啓示に耳を傾けることで、現実の世界では仲間外れのない世の中を目指しましょう。