怒りは人間の尊厳を求める上で重要な役割を果たしますが、怒る夢にはどのような意味があるのか、その例を挙げていきます。
- 友人に怒る夢
- 恋人に怒る夢
- 子供に怒る夢
- 両親に怒る夢
- ペットに怒る夢
- 恋人の友人に怒る夢
- 怒りが収まらない夢
- 怒ってる人をなだめる夢
- 愛するがゆえに怒ってしまう夢
- どこにも怒りの矛先を向けられない夢
- 怒りをバネにして奮闘する夢
- 勘違いされたまま怒られる夢
- 理性が崩壊して怒鳴り散らす夢
- 浮気相手に怒り狂う夢
- 嘘をつかれて怒る夢
- 待たされて怒りが湧いてくる夢
- 心無い言葉に反射的に怒る夢
- 優しい人が豹変し怒り出す夢
- 八つ当たりされて怒られる夢
- 空腹を満たせず怒りが生じる夢
- しつこく反論されて怒る夢
- 顔のコンプレックスを嘲笑われて怒る夢
- 電車の到着が遅れて怒る夢
- 天気予報が外れて怒る夢
- 遠くの方で怒号が聞こえる夢
- まとめ
1. 友人に怒る夢
友人に怒っている夢を見たときは、その友人との交流の中で自覚していない不満を抱えている可能性があります。
自分の気が小さかったり、相手の方が立場が上だったり、環境的に怒りを露わにできないような状況だった時、面と向かっては言えなかったものの、その怒りの感情は深層心理にしっかりと刻まれ、その感情が眠りについてから姿を表すわけです。
現実の世界で相手を攻撃し、仲違いをしてしまわないように、夢の中で怒りを爆発させることができるとすれば、とても有意義なストレス発散法と言えます。
2. 恋人に怒る夢
夢の中で恋人に怒っている時は、実際に仲違いをしたことの延長戦として、夢に現れることもありますが、現実ではとても仲がいいのに夢の中で激怒していたとすれば、自分の二面性について不安を感じている恐れがあります。
今はまだ付き合いたてで、自分の理性でそれを抑えていられるものの、過去に自分でも望まぬ形で恋人に暴力を振るってしまった経験などがある人は、自分の知らない自分が体のどこかにいることを、恐怖に感じているものです。
そのような感覚が、自分を戒めるための夢となって表れます。
3. 子供に怒る夢
夢の中で自分の子供に怒っている場合は、子供を心配する気持ちが高まっていることを意味しています。
親が子供を叱る理由の多くは、その背景に子供の幸せを願っていることが多いですので、夢の中でも子供に怒ってしまう状態というのは、少し神経質になりすぎていることを自覚させるために、脳が働いていると言えます。
夢は自分に警鐘を鳴らす効果があると言われていますので、このような夢を見たときは、子供に嫌われてしまわないように、少し甘やかしてあげましょう。
4. 両親に怒る夢
自分の両親に怒っている夢は、慢心が満ち溢れ、自信過剰になっている可能性があります。
このような夢は、親子2代で会社を経営している人などによく見られがちですが、親の事を無能扱いするように怒鳴りつける様は、まともな人間性のある人が行う行動ではありません。
夢の中だけでストレス発散することで、現実では頭を下げることができるのであれば、それも親子関係を壊さないための一案と言えますが、現実でも夢の中でもそのような態度をとっているようであれば、自分の醜い姿を夢の中で見せ付ける行為となります。
5. ペットに怒る夢
自分が可愛がっているペットを、夢の中ではなぜか怒っている夢は、自分より弱い立場の存在を支配したい気持ちが高まっていることを意味しています。
怒りは恐怖で相手の自由を奪おうとするときにも用いられますが、体力的に負けるはずのないペットにそのような怒りをぶつけているのは、心を通わせることなく、手っ取り早く相手の心を奪いたいという気持ちが表れています。
好きな人ができたのに話しかけることもできず、鬱憤が溜まっている人などが、このような夢を見る傾向があります。
6. 恋人の友人に怒る夢
恋人の友人に怒る夢は、その友人に普段どのような印象を抱いているかによって、その意味が変わってきます。
恋人にとって良い友達という印象を持っている場合は、恋人である自分よりも恋人のために優しくしている友達に嫉妬していたり、友達と遊ぶ時間が多いせいで自分とデートできる時間が少なくなるという不満が表れています。
また逆に、恋人を合コンに誘うなど、あまり良い印象を持てない友達の場合は、現実の世界で彼氏とギクシャクしたくないために怒れない気持ちが、夢の中で爆発しています。
7. 怒りが収まらない夢
いつまでも怒りが収まらない夢を見たときは、日常の中でストレス発散がうまくできていないことを意味しています。
自分の怒りをコントロールするためには、大きな怒りの雪崩が崩れてこないように、日頃から小さく刻むようにストレス発散するのが効果的ですが、仕事の残業や人との付き合いが忙しくてそのようなケアが全くできていない時は、夢の中でまとめて怒りを発散させることで、その作業を行おうとします。
場合によっては自分の怒鳴る声で目が覚めることもあり、浅い眠りの時に見る傾向があります。
8. 怒ってる人をなだめる夢
怒っている人を自分がなだめる側の夢を見るときは、優しい気持ちが自分の心に充満していることを意味しています。
他人の怒りを鎮めるために自分の時間を捧げる行為は、慈悲深い気持ちが高まっているときでなければなかなか難しいですので、夢の中でそのようなことができているときは、自己犠牲精神で他人に優しさを分け与えたい気持ちが満たされていることを意味しています。
9. 愛するがゆえに怒ってしまう夢
愛する気持ちが空回りしてしまうことで、相手のことを怒ってしまう夢を見る時は、心の中に葛藤を抱えていることがあります。
自分で自分の感情をコントロールできないそのような状況は、複雑な感情が入り組んでいる可能性が高く、現実の世界でそのような状況に苦しんだ心が、寝ている間に深層心理から飛び出し、映像として脳裏に映し出せわけです。
不器用ながら相手のために真剣になることは決して悪いことではありませんが、年齢を重ねると共にもう少し器用に生きられるようになること多いですので、深く落ち込む必要はありません。
10. どこにも怒りの矛先を向けられない夢
自分の怒りの矛先をどこにも向けられない夢を見る時は、目が覚めてからももやもやした気持ちが心に残ってしまいがちです。
寝起きの悪いこのような夢を見る時は、例えば、仕事を成功させるためにものすごく努力をしたのに、大量に調べ上げた資料を上司に全く使ってもらえなかったり、やりたいことをやらずに勉強に励んだのに受験に失敗した時など、現実の世界でも歯がゆい思いをしている可能性が高いです。
同じ苦境を体験した友人や会社の同僚などとストレス発散ができない人は、夢の中でも継続して嫌な気持ちが出てきてしまいます。
11. 怒りをバネにして奮闘する夢
怒りをバネにして何かに奮闘する夢は、それ以前まで怒りに震えていたことを自分の中で納得させ、前向きな姿勢になれたことを意味しています。
このような夢を見るときは、自分にとって人生の道しるべになるような上司や先輩に良いアドバイスをもらっていることが多く、燻ったままの自分を恥じる段階に移行できたことを意味しています。
また夢を見た時点ではまだそのようなモードに入っていなくても、未来の予兆として生きる指針を見せていることもあります。
12. 勘違いされたまま怒られる夢
勘違いされたまま送られてしまう夢を見る時は、自分のことを理解してくれる人は誰もいないというふて腐れた感情に支配されている可能性があります。
このような人は、実際のところは自分の言葉が足りないことなどが原因で、対話する相手との意思の疎通が図れないことが多いのですが、そんな自分の事を棚に上げて相手が勘違いしていると受け取ってしまいがちなので、身勝手な被害者意識を抱えてしまうことも多いです。
このような夢を見たときは、自分がそのような感情に支配されている証拠ですので、自分の行動を省みてみましょう。
13. 理性が崩壊して怒鳴り散らす夢
なりふり構わず、理性が崩壊し、怒鳴り散らしてしまう夢を見る時は、社会全般に対する不安な気持ちが表れています。
善悪も関係なしに、不特定多数の人に怒鳴り散らす行為は、現実の世界でも決して許されるものではありませんので、そのような夢を見てしまう時は、自分が反社会的な思想に陥っていることを如実に表しています。
そのような行動に至ってしまうのは夢の中だけにして、大切な人間関係を崩壊させたり、警察の世話にならないように注意しましょう。
14. 浮気相手に怒り狂う夢
浮気の現場を発見したり、浮気の証拠を見つけ、浮気相手の方に怒り狂っている夢を見る時は、恋人に対する不信感が高まっていることを意味します。
浮気が発覚しても自分の恋人が悪いのではなく、恋人をたぶらかす相手が悪いんだと考える人は、浮気をされても尚、自分の恋人を責めることはないのでこのような行動に出ます。
恋人に少し冷たくされただけで不安になってしまう人は、このような夢を見ることで、恋人にぶつけられない気持ちを発散しています。
15. 嘘をつかれて怒る夢
嘘をつかれて怒っている夢を見る時は、人を欺くことへの嫌悪感を夢が表しています。
人は大切な約束をした時ほど人間関係に慎重になるものですが、そのような感情がネガティブな方向に振り切ってしまうと、疑心暗鬼となってこのような夢を見ることになります。
具体的には、その夢の中で自分に嘘をついた人を心のどこかで疑っていることを表していますので、それが正しい虫の知らせなのか、ただの疑心暗鬼なのかを正しく確認する必要があります。
16. 待たされて怒りが湧いてくる夢
待ち合わせにひどい遅刻をされたり、レジで見たこともないような長蛇の列に並ばされるなど、待たされることで怒りが湧いてくる夢を見るときは、自分の時間を他人に奪われることへの怒りが潜在的に含まれています。
例えば、同じ仕事のプロジェクトの中に足を引っ張っている人がいたり、メールやラインで済む話なのに電話をかけてきて、長々とくだらない話まで付き合わされた時などに、そのストレスをきちんと発散させずに寝てしまうと、このような夢を見ることがあります。
17. 心無い言葉に反射的に怒る夢
心ない言葉で反射的に怒ってしまう夢は、人生のどこに地雷が埋まっているかわからないという気持ちが表れています。
他人をイジるのが好きな皮肉屋の言葉は、予測不能のタイミングで突然投げかけられるものですが、日常的にそのような環境にさらされていると、夢の中でもそのような気の抜けない世界がオーバーラップしてしまいます。
特に、そのような言葉を冷静にスルーすることができないことにコンプレックスを抱いている人が、悔しい気持ちを深層心理から再生させます。
18. 優しい人が豹変し怒り出す夢
普段はとても優しい人なのに、夢の中では突然、豹変し、怒り出す夢を見るときは、その人の優しさに畏敬の念を感じていることを表しています。
世の中にこんなに優しい人がいるのかという思いは、裏返せば、そんなはずはないという気持ちにひっくり返ることもあり、そのような気持ちが夢の中で表れると、その人が怒ってるところを見てみたいという気持ちが高まり、自分の脳内で勝手に悪いイメージを作り出してしまうわけです。
19. 八つ当たりされて怒られる夢
自分は何も悪いことをしていないのに、八つ当たりをされて怒られる夢を見る時は、他人というものは幸せを運ぶよりも災いを運ぶことの方が多いという観念が反映されています。
現実の世界でそのような目に合っている人はもちろん、箱入りで世間知らずなまま育った人が初めて東京に一人で遊びに行く時など、自分の中に芽吹いた偏見がこのような夢を見せることがあります。
20. 空腹を満たせず怒りが生じる夢
お腹がすくとなぜか怒りが湧いてきますが、お腹がすくことと腹を立てることは、どちらも腹に関係する言葉であるように、密接な関係にあります。
このような夢を見るときは、実際にお腹が空いていることが影響することもありますが、深層心理では報われない努力に対する嘆きの感情が表れています。
空腹になる状況というのは、一生懸命働いた後の象徴であり、それにもかかわらず食べるものを与えられないという状況には、頑張ったことに対する正当な報酬が与えられていないことへの嘆きが現れています。
21. しつこく反論されて怒る夢
しつこく反論された事に対し、怒っている夢を見るときはは、自分が独裁的な思考が高まっていることを意味しています。
他人から反論が出るのは、持論におかしなところがあるからであり、ぐうの音も出ないほどの論を自分が出せていないことに他ならないのに、反論されていること自体に怒りを生じさせているのは、独裁的な姿勢と言わざるを得ませんので、自分の行いには注意しましょう。
22. 顔のコンプレックスを嘲笑われて怒る夢
自分の顔のコンプレックスを嘲笑われて怒る夢を見たときは、直接的には、この顔のせいで損をしているという気持ちが強まっていることを意味しています。
また深層心理としては、人の欠点を見つけて叩いてしまいがちな自分の性格をそこに投影しており、それがいかに心ない行為であるかを自分自身に見せつけるために、そのような場面の脳裏に描くことになります。
23. 電車の到着が遅れて怒る夢
電車の到着が遅れ、苛々させられる夢を見る時は、他人に足を引っ張られることへの嫌悪感が表れています。
電車のダイヤが乱れることは、自分の力ではどうすることもできない外部の圧力を象徴しており、そのような夢を見ておくことで、備えあれば憂いなしという準備に取り掛かることができます。
それらの努力が徒労に終わることもありますが、目的を確実に遂行する人というのは、そうした水面下の努力を惜しまないものです。
24. 天気予報が外れて怒る夢
天気予報が外れたことで、怒っている夢を見る時は、完璧主義が高まりすぎて、エゴイストになっている可能性があります。
天気予報が外れることは、最新の科学をもってしても不可能な領域だったということであり、言うなれば人智の及ばないことに文句を言ってるようなものです。
そのような夢を見る時は、想定外のことに怒りを露にすることの時間や気力の無駄使いに気づかせようとしています。
平たく言えば、天気一つでうろたえてしまう自分を省みなさいという啓示です。
25. 遠くの方で怒号が聞こえる夢
姿は見えないものの、遠くの方で怒号が聞こえる夢を見るときは、自分に災いを齎すかわからないものに対し、とりこし苦労をしすぎていることを暗示しています。
場合によってはその音の正体は、テレビから漏れている声かもしれませんし、自分に危険が及ぶかもしれないと感じる範囲が大きすぎることで、無益な疲弊をしてしまいがちなことを、潜在意識に住んでいるもう一人の自分が、夢で気づかせようとしています。
危険を未然に防ぐことは大切なことですが、このような夢を見たときは、もう少し警戒レベルを下げても良いでしょう。
まとめ
怒ることに関する夢の意味について、様々なパターンを挙げてみました。
他人のことを気遣うがあまり、自分の怒りをマネージメントすることを奨励されがちな世の中ですが、マインドコントロールで一時的に怒りを鎮めることができたとしても、深層心理には発散できなかった怒りが残ってしまい、それが怒りに関する夢の正体となっているケースがたくさんありますので、健全な睡眠を得るために、できるだけ怒りを発散させましょう。
怒りは人間の尊厳を求める上で重要な役割を果たしますが、怒る夢にはどのような意味があるのか、その例を挙げていきます。
- 友人に怒る夢
- 恋人に怒る夢
- 子供に怒る夢
- 両親に怒る夢
- ペットに怒る夢
- 恋人の友人に怒る夢
- 怒りが収まらない夢
- 怒ってる人をなだめる夢
- 愛するがゆえに怒ってしまう夢
- どこにも怒りの矛先を向けられない夢
- 怒りをバネにして奮闘する夢
- 勘違いされたまま怒られる夢
- 理性が崩壊して怒鳴り散らす夢
- 浮気相手に怒り狂う夢
- 嘘をつかれて怒る夢
- 待たされて怒りが湧いてくる夢
- 心無い言葉に反射的に怒る夢
- 優しい人が豹変し怒り出す夢
- 八つ当たりされて怒られる夢
- 空腹を満たせず怒りが生じる夢
- しつこく反論されて怒る夢
- 顔のコンプレックスを嘲笑われて怒る夢
- 電車の到着が遅れて怒る夢
- 天気予報が外れて怒る夢
- 遠くの方で怒号が聞こえる夢
- まとめ
1. 友人に怒る夢
友人に怒っている夢を見たときは、その友人との交流の中で自覚していない不満を抱えている可能性があります。
自分の気が小さかったり、相手の方が立場が上だったり、環境的に怒りを露わにできないような状況だった時、面と向かっては言えなかったものの、その怒りの感情は深層心理にしっかりと刻まれ、その感情が眠りについてから姿を表すわけです。
現実の世界で相手を攻撃し、仲違いをしてしまわないように、夢の中で怒りを爆発させることができるとすれば、とても有意義なストレス発散法と言えます。
2. 恋人に怒る夢
夢の中で恋人に怒っている時は、実際に仲違いをしたことの延長戦として、夢に現れることもありますが、現実ではとても仲がいいのに夢の中で激怒していたとすれば、自分の二面性について不安を感じている恐れがあります。
今はまだ付き合いたてで、自分の理性でそれを抑えていられるものの、過去に自分でも望まぬ形で恋人に暴力を振るってしまった経験などがある人は、自分の知らない自分が体のどこかにいることを、恐怖に感じているものです。
そのような感覚が、自分を戒めるための夢となって表れます。
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