群れる人の心理・特徴・メリット・デメリット | SPITOPI

人間だけでなく、動物でも群れるタイプと群れないタイプといるようです。

群れる人、群れない人というライフスタイルは、一種の生態系の特徴なのですが、群れると何かメリットやデメリットがあるのでしょうか? 今回は、群れる人の心理や特徴について分析しながら、群れるメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。

1. 群れない人とは?

群れない人とは、わかりやすく言うと一匹狼的な存在です。

現代では独身族を含めて、お一人様とも呼ばれています。

食事に行くのも習い事に行くのも、買い物に行くのも旅行に行くのも常に一人でどんどん行動するので、自由気ままな人生を送っている人が多いようです。

群れないからといって別に集団行動が出来ないという訳ではなく、仕事上ではきちんと集団の中でコミュニケーションを取りながら、プライベートになると一人きままに行動するといったタイプです。

2. 群れない人の心理

2-1. 人に合わせるのが面倒臭い

群れない人の心理としてよくあるのが、人に合わせるのが面倒臭いといった事が挙げられます。

確かに、いつも買い物や食事に出かける度に誰かと一緒だと、買い物に行く店はどこにするのか?外食はどこで何を食べるのか?さらに食べ終わる時間も合わせないといけないといった風に、四六時中人の気持ちを読み取ったり、意見を聞いたりする必要があります。

子供時代から自由気ままに生きてきた人が、大人になって急に群れの中で生活をしていくというのは実はとてもつらい事なので、自由を満喫したいからあえてプライベートでは群れないといった選択肢を取っているようです。

2-2. おしゃべりが苦手

群れない理由としては、元々人とおしゃべりをするのが苦手といったタイプが多いようです。

群れるとなるとどうしても誰かと一緒なので、一緒にいる時間の隙間を埋めるために何かしらの会話が必要となってきます。

そんな時に、気の効いた会話が出来ればいいのですが、おしゃべりが苦手だと、何を話していいのか?自分の意見を言った方がいいのか?それとも相手にひたすら話させておくのがいいのか?といった風に、ずっと一緒にいる人に気を使わないといけない状態に陥ってしまうのです。

人に自然体で合わせられる人であれば、ストレスを抱える事もないのですが、そうでない場合には、人と一緒にいる事をストレスに感じてしまう事もあるので、いつも群れている事は実は大変負担となっているのです。

2-3. 目立つ事が苦手

常に群れている人の心理としては、集団の中に紛れている目立たない自分の方が安心するといった事が挙げられます。

誰かに常に合わせる事によって、自分の個性を殺しているのですが、それで目立たずに生きていけるから、いじめられたり、仲間はずれにされるリスクも少ないので、誰かが側にいる時間は安心していられるのです。

2-4. みんなとワイワイ騒ぐのが好き

群れを好む人の心理としては、みんなとワイワイ騒ぐのが好きといった事が挙げられます。

大勢での食事会や飲み会、カラオケ、パーティーといった華やかな世界が好きだから、コンスタンスに集まりごとの約束を作っては、人を集めて盛り上がってストレス解消して楽しむ事が好きなのです。

群れといっても、このように人の噂話や悪口ばかりを言っている集まりだけでなく、ただ楽しい時間を満喫したいといった集まりもあるので、選ぶのであれば楽しい集まりとなれるような群れを作るのがおすすめです。

もしも群れていても、その集団が苦手な場合には、一旦その群れに入り込んでしまった後ではなかなか抜け出すのが難しい場合もあるので、群れる相手選びも慎重にしていきましょう。

3. 群れない人の特徴

3-1. 自立している

群れない人の特徴として挙げられるのが、自立しているという事です。

買い物に行く時でも、習い事に行く、外食をする時も常に自分だけで判断して選択しながら行動に移しているので、誰かの意見を聞かないと決められない、一人で行動するのが怖いといった事がありません。

3-2. リーダー的な存在

群れない人の特徴として多いのが、リーダー的な存在です。

会社の社長や組織のリーダーは、いつも孤独です。

いつも自分の判断で決断を下していかないといけないので、群れを組んで集団に流されて生きていくといったタイプではありません。

群れない人のタイプとして、自己啓発や能力開発の訓練を積んでいて、孤独な状況に陥っても自分一人で何とか切り抜けてきたといったタイプが多いようです。

リーダー的な存在を目指すのであれば、まずは群れといった集団から一歩抜け出して、全体を見渡せるビジョンを持つ事が大切です。

3-3. 他の人と価値観が違う

群れを嫌う人の特徴としては、他の人と価値観が大幅に異なる事が多いようです。

例えば、ママ友の集まりに入ってしまうと、いつも会話が子供の成績や習い事、お気に入りのスーパーやお店、主婦の習い事や仕事といった風に、毎回会う度に決まった事ばかり話しているといった集まりが多いようです。

そんな生活感のある会話が苦手な女性は、映画や音楽、ファッション、芸術、ビジネスの分野でもっと専門的な事を学んでいきたいと願っているので、生活感の塊であるママ友の集団とは極力群れないようにしているようです。

主婦っぽいファッションは苦手、映画やドラマに出てくるような女優みたいな人生を送りたいといったタイプは、群れずに一人の自分磨きの時間を大切にしながら個性を発揮しているので、平凡な群れの集まりから抜け出して垢抜けたい時には、勇気を出して群れから脱出してみて下さい。

3-4. 人のプライバシーに干渉しない

群れない人の特徴として多いのが、人のプライバシーに干渉しない点です。

それは自分も群れを作って人の噂話ばかりするのは苦手なので、自分がされて嫌な事はしません。

群れるとどうしても誰かその場にいない人の噂話へと会話が発展してしまいがちなので、集まり会はいつも人の噂話で盛り上がっていたといった事が多いようです。

人の噂話ばかりしている人は、映画のヒーローやヒロインみたいな人生を送る事はできません。

人に噂されるぐらいに刺激的で魅力的な人生を送るためには、あまり人と群れずに自分の判断だけで行動に起こせる強さを身につけて下さい。

3-5. 問題解決能力が高い

たくさんの人と群れる理由としては、たくさん友達がいた方が守ってもらえるからです。

それが群れないとなると、どうしても一人で何か起きた時には解決していかないといけません。

そんな時にピンチの状況に陥った際には、側にある人やものを上手に動かしながら、問題解決へと導き出していくテクニックが必要となってくるのです。

だから群れずに上手くやっている人の多くは、瞬時に出会ってすぐの人と打ち解けて話せる話術や交渉術を身につけている場合が多いです。

群れないからといって決して孤独だったり、人間嫌いといった訳ではないから、一匹狼でもスキルアップに励んでいって下さい。

3-6. 自分のために使える時間が豊富

群れない人の特徴としては、自分のために使える時間が豊富な点です。

だから家で一人でいる時でも、スキルアップのための資格取得のための勉強や趣味にたっぷりと時間を費やす事ができます。

それに比べて常に群れいてる人は、誰かと一緒だったり、家にいる時でもラインやツイッターやメールで誰かとコミュニケーションを取る事にばかり時間を費やしているので自分に使える時間があまりありません。

そのために群れていないスキルアップに時間を費やしている人と、常に誰かと群れている人とで大きな力の差がでてしまうのです。

外に出ている時は学校や職場、習い事などの仲間と群れるのは仕方ないかもしれませんが、家に帰ってきた時ぐらいは、一人の時間を大切にして、将来の夢のためにやらなければいけない事や学習、スキルアップといった自分磨きのために時間を割り当てられるぐらいに強くなって下さいね。

4. 群れない人のデメリット

4-1. 自己中心的になりがち

群れない人のデメリットとして多いのが、自己中心的になりがちな点です。

例えば、子供の学校関係の父兄みんながラインでつながっていたとして、自分だけはラインをしないとなると、何かと連絡が取りづらくなって、周りの人に迷惑や負担をかけてしまう場合もあります。

同じ環境にいる人と群れない事によって、情報が入ってこなくなったり、孤立化してしまう事もあるので、特に子供がまだ小さいうちは、主婦は一匹狼を気取るよりは、ある程度ママ友とコミュニケーションを取っていく事が望ましいです。

子供が小さい時には、子供の遊び相手や子供を安心して預けられる人、子育てについて相談できる人がどうしても必要となってきます。

現代では核家族化して近所付き合いも気薄になりがちなので、子供が小さい時に母子で孤立化してしまうと子供がかわいそうなので、子供のためにはある程度周りの人に合わせられるように努力していって下さい。

4-2. 人とコミュニケーションを取るのが下手になってしまう

一人の方が楽だといって、誰とも付き合わないようになってくると、次第に人とコミュニケーションを取るのが難しくなる場合があります。

現代では特にスマホやパソコンの普及によって、ゲームや動画、ネットショッピング、オンラインの習い事といった風に、あえて外に出て人と接しなくても、家にいながらスマホやパソコンを活用して手軽に楽しめるサービスが充実しているので、孤立化している人が増えてきています。

今後はさらにAIやIOT化の開発が加速化する事が予測されるので、人と接する事なく、在宅ワークやオンラインの習い事、ショッピングや各種サービスが充実してくる傾向にあります。

そうなってくると、さらに家でスマホやパソコンに単独で向かう時間が増えてしまうのです。

人と群れない理由がただ自由を満喫したいだけだったら良いのですが、そうでなく人とコミュニケーションを取るのが苦痛、面倒くさいとなってくると、次第に家に引きこもってしまう傾向があるので注意しましょう。

4-3. 出会いが少なくなる

群れない人のデメリットとして挙げられるのが、人との出会いが少なくなる点です。

特に恋愛や結婚となると、できるだけ大勢の中から自分にぴったりな相手を選んだ方が上手くいくので、群れの中から選ぶといった事が理想的なのですが、普段から一匹狼で行動しているとどうしても出会う回数は少なくなります。

それによってなかなか恋愛や結婚ができなといった方が増えているので、結婚率が低下したり、結婚に至る年齢が高齢化してきているのです。

5. 群れない人のメリット

5-1. 自由を満喫できる

群れない人のメリットとしては、自由を満喫できる点です。

自分が行きたいところに行って、食べたい物を食べ、やりたい事をやる場合に、全て自分一人で決められるのでストレスを感じる事がありません。

いつも自由に行動できるから、自由な発想で生きていけるので、ある意味思い通りの人生を歩んでいく事ができます。

5-2. 交際費がかからない

いつも人と群れているとどうしても交際費がかかってしまいます。

外食や飲み会、旅行、ドライブ、習い事、お土産といった風に、会う度に何かとお金がかかるので、大勢の人と付き合っていたら、かなりの交際費が必要となってくるでしょう。

仕事が営業やお店などの自営業であれば、交際費も経費として落としていけますが、そうでない普通のサラリーマンの場合だと、交際費が月に数万円もかかっていくとやりくりが大変になってきます。

交際費が大変だからとやたらと群れずに特定の人だけと付き合うといった人も多いので、無理のないお付き合いをするように心がけて下さい。

5-3. 常に自分にだけエネルギーを注げる

群れない人のメリットとしては、常に自分だけにエネルギーを注げる点です。

人と群れているとどうしても周りの人に自分を合わせないといけなくなるので、その分エネルギーが消耗されていきます。

それが一人だと自分の能力開発や美活にだけ専念する事ができるので、周り人達が群れてぺちゃくちゃしゃべっている間に、いろいろなスキルをマスターする事ができます。

まとめ

今回は、群れる人の心理や特徴について分析していきながら、群れるメリットとデメリットについてレクチャーしていきました。

群れるという行動パターンは向きと不向きがあるので、群れる事が負担になる人は無理して群れる必要はなさそうです。

群れる習性も生き物の生態だと思って、周りの人をじっくり観察するぐらいの余裕を持って生活してみて下さいね。