自己評価が低くて物事をネガティブにとらえる「ネガティブ系男子」には、どのような特徴があるのでしょうか?「モテるネガティブ系男子」と「モテないネガティブ系男子」の特徴についても解説します。
- ネガティブ系男子とは?
- ネガティブ系男子の特徴
- モテるネガティブ系男子の特徴
- モテないネガティブ系男子の特徴
- ネガティブ系男子をポジティブにするコツ
- まとめ
1. ネガティブ系男子とは?
「ネガティブ系男子」とは、自分や物事、人間関係などをすべてネガティブ(否定的・悲観的)にとらえてしまう男子のことです。
ネガティブ系男子は自分には能力・魅力がないので何もまともに出来ないと考えていることが多く、何か仕事・活動をする時にも「どうせ頑張っても悪い結果になるに違いない」という悲観的な予測を持っています。
ネガティブ系男子は人間関係・恋愛関係(異性関係)に対してもネガティブであり、「人と関わってもどうせ嫌な思いをするだけ」とか「異性にアプローチしても冷たくそっけない反応が返ってきて傷つけられるだけ」とかいうように、かたくなに思い込んでいることが多いのです。
ネガティブ系男子は「自己否定・自己嫌悪・自虐志向」の傾向も持っているので、どうしても自分・他者・物事・社会(世界)に対する「ポジティブな考え方」をすることができないのです。
2. ネガティブ系男子の特徴
ネガティブ系男子には、以下のような特徴があります。
2-1. 自分が何もできない人間であることを自己アピールする
ネガティブ系男子の特徴として、「自分が何もできない人間であることを自己アピールする」ということが上げられます。
ネガティブ系男子は自分の能力に自信がなくて、自分のチャレンジや行動の責任も取りたくないので、「自分は何もできない無能な人間である+一応やってはみるが絶対にできないだろう」という自己アピールを過剰なほどにします。
「上手くできなくて失敗した時の言い訳」を、あらかじめしているような状態になっているのです。
自分が何もできない人間であることばかりを主張するので、ネガティブ系男子からは前向きなやる気が全く感じられないのです。
2-2. 何かをやる時に悲観的な結果ばかりを予測する
「何かをやる時に悲観的な結果ばかりを予測する」ということが、ネガティブ系男子の目立つ特徴なのです。
ネガティブ系男子は受験でも仕事でも恋愛でも、実際にやってみる前の段階から、「どうせチャレンジしても失敗するだろう・重要な仕事で大きなミスをすることになる・アプローチした異性から冷たい言葉で拒絶される」といった悲観的な予測ばかりをしているのです。
実際にやる前から「失敗・挫折・苦痛」といった悲観的な結果ばかりを予測することで、ネガティブ系男子は自分が努力した後に失敗しなくて済む言い訳をしているのです。
しかし、実際にやってみれば「成功する確率」も少なからずあるのです。
2-3. 自己評価が低くて自分の能力・魅力に全く自信がない
ネガティブ系男子の分かりやすい特徴として、「自己評価が低くて自分の能力・魅力に全く自信がない」ということがあります。
ネガティブ系男子は「客観的な自分」と照らし合わせた場合に、自己評価が極端に低くなっています。
自分の能力にも魅力にも全く自信がないために、実際の行動を起こすことや他者と関わりを持つことが出来なくなっているのです。
しかし、余りにも低い自己評価は自分で自分を貶めているだけで、本当は自分が否定的に思っているよりかは能力・魅力はあるのです。
2-4. 言い争いになると人のせいにするか自虐的な発言をする
「言い争いになると人のせいにするか自虐的な発言をする」ということが、ネガティブ系男子の特徴になっています。
ネガティブ系男子は友人・異性などと言い争いになると、初めは「自分以外の人のせい」にします。
しかし、言い争いの中で「人のせいにしている自分の意見」が論理的に否定されると、今度は「自虐的な発言」を始めるのです。
「どうせ自分が悪い・俺みたいな人間が生きているから悪いんだ」といった自虐的発言によって、逆に自分を批判している相手のことを責めているのです。
2-5. 過去の良かった思い出に浸って現在・未来に目を向けない
ネガティブ系男子の特徴として、「過去の良かった思い出に浸って現在・未来に目を向けない」ということが上げられます。
ネガティブ系男子は「過去の良かった思い出」をずっと大事に取っていることが多く、その後の人生でもう二度とそんな楽しい出来事は起こらないと思い込んでいるのです。
過去の良かった思い出ばかりに感傷的に浸って、「現在の状況の改善+未来の明るい目標」には目を向けないというのが、ネガティブ系男子の大きな特徴になっています。
2-6. 非社交的で人と関わりたがらずインドアな一人行動を好む
「非社交的で人と関わりたがらずインドアな一人行動を好む」というのが、ネガティブ系男子の典型的特徴の一つです。
ネガティブ系男子は最低限の人としか関わらない意味で非社交的であり、活動的なアウトドアよりも落ち着いたインドアの趣味・活動を好む傾向があります。
大勢の人たちとワイワイ騒ぐような活動は、(みんなのノリや話題に上手く合わせられない)劣等コンプレックスを刺激されやすいので苦手であり、基本的に「インドアな一人行動」が好きなのです。
ネガティブ系男子はインドアで読書・映画鑑賞をしたり、気を許せる少数の親友と会話したりするような活動を好みます。
3. モテるネガティブ系男子の特徴
「モテるネガティブ系男子の特徴」として、以下のような特徴・ポイントを上げることができます。
3-1. 卑屈・自虐にならない程度に自己評価が低く、女性に対して偉そうな態度・言葉がない
モテるネガティブ系男子の特徴として、「卑屈・自虐にならない程度に自己評価が低く、女性に対して偉そうな態度・言葉がない」ということが上げられます。
モテるネガティブ系男子の典型的な特徴は、「女性に上から目線で偉そうな態度を取らない(=女性に対して不愉快な威張った言動をしない)」ということにあります。
モテるネガティブ系男子は、徹底的に卑屈になって自虐をするわけではなく、一定の自己評価を保っているので、女性を尊重する対等なコミュニケーションは、意外に得意なことも多いのです。
女性に対して「上から目線の不快な対応・言動」をしないということが、モテるネガティブ系男子の魅力になっています。
3-2. 自分の異性に対する魅力に自信がないので、浮気をすることはなく彼女をお姫様扱いする
「自分の異性に対する魅力に自信がないので、浮気をすることはなく彼女をお姫様扱いする」ということが、モテるネガティブ系男子の特徴になっています。
モテるネガティブ系男子の決定的な特徴を一つだけ上げるとすれば、「浮気をすることがない+誠実で真面目に付き合いやすい」ということになるでしょう。
ネガティブ系男子はそもそも、自分の異性に対する魅力に自信がないので、「自分を受け入れてくれた女性(彼女)」を女神やお姫様のように奉る傾向もあり、一度、自分をこれだけ幸せにしてくれた女性(彼女)を裏切ることなど思いもよらないのです。
浮気をしたいという欲求もなければ、リスキーな浮気を試みて今いる彼女を失うことが何よりも怖いので、モテるネガティブ系男子は結局、浮気をしないままのお付き合いを続けやすいのです。
3-3. ネガティブな言動で振られる不安があるので、連絡がマメで一途に尽くしてくれる
モテるネガティブ系男子の特徴として、「ネガティブな言動で振られる不安があるので、連絡がマメで一途に尽くしてくれる」ということを上げることができます。
モテるネガティブ系男子は、自己評価が相対的に低いために、「自分が女性に尽くさなければいつ振られてもおかしくない」という考え方をしていることが多いのです。
その考え方の影響で、女性(彼女)に振られないために、一生懸命に女性の機嫌を取って尽くそうとする傾向が出てきます。
モテるネガティブ系男子は、電話やLINE(メール)の連絡頻度がうざくならない程度にマメであり、相手から連絡があれば必ず折り返しの電話やLINE(メール)をすぐに返してくれます。
自分が手を抜けば振られるかもしれないという不安があるので、連絡がマメで女性(彼女)に一途に尽くすことになり、結果として異性にモテやすくなるのです。
4. モテないネガティブ系男子の特徴
モテないネガティブ系男子の特徴として、以下のような特徴・ポイントを上げることができます。
4-1. 日常的に自虐・愚痴・不満が多すぎる
モテないネガティブ系男子の典型的な特徴は、「日常的に自虐・愚痴・不満が多すぎる」ということにあります。
モテないネガティブ系男子は、長くコミュニケーションをしているだけで、こちらまで不愉快な気分にさせられたり、暗くて落ち込んだ気分にさせられたりすることが多いのです。
その理由は、日常的に自虐・愚痴・不満が多すぎるということにあります。
何か問題が起こる度に、「どうせ俺はダメな人間だから・俺みたいな奴がいなければみんなもっと幸せになれるのに」といった聞いている相手のほうが嫌な気分になる自虐的な発言をします。
「こんな世の中では努力する気にもならない・どうせ何をしたって良い結果なんて得られない・社会の仕組みやみんなの価値観がおかしいからどうしようもない」などのただ暗くて陰鬱な気分になるだけの愚痴や不満を繰り返すようなネガティブ系男子は、異性にモテるということがまずないのです。
4-2. 自分の人生や物事が上手くいかない原因をすぐに他人(世の中)のせいにする
「自分の人生や物事が上手くいかない原因をすぐに他人(世の中)のせいにする」ということも、モテないネガティブ系男子の特徴の一つでしょう。
モテないネガティブ系男子は、何かに失敗したり面白くない出来事があったりすると、その原因をすべて自分以外の誰かのせいにしてしまいます。
モテないネガティブ系男子は、今までの人生で「責任転嫁・責任逃れの繰り返し」をしてきていることが多いのです。
その結果、何か嫌なことや面白くないことがある度に、「あいつが邪魔するから悪い・世の中が俺の努力を認めないのがおかしい・俺よりダメな奴が成功している社会がおかしい」という感じで他人のせい(世の中のせい)にしてしまうのです。
何でも他人(社会)のせいにして努力を放棄しているネガティブ系男子は、異性にはモテません。
4-3. 口喧嘩になるとすぐにいじけて自己否定(どうせ自分が悪い)で相手を責める
モテないネガティブ系男子の特徴として、「口喧嘩になるとすぐにいじけて自己否定(どうせ自分が悪い)で相手を責める」ということがあります。
モテないネガティブ系男子は友人・異性と口論になって自分が劣勢になると、すぐにいじけたり拗ねたりして、まともな話し合いが出来なくなってしまうのです。
口喧嘩でいじけて無口になったところで、相手から更にそのいじけた態度について責められると、「どうせ自分が全部悪い・俺みたいな奴はいなくなったほうがいい・今まで迷惑をかけて悪かった、もう消えるから許してくれ」などの極端な自虐・自己否定を始めてしまいます。
こういった自己否定で相手を責めるネガティブ系男子は、まず異性にモテません。
5. ネガティブ系男子をポジティブにするコツ
「ネガティブ系男子をポジティブにするコツ」には、どのような方法ややり方があるのでしょうか?「ネガティブ系男子をポジティブにするコツ」について分かりやすく紹介していきます。
5-1. 少しでも良い部分を見つけて大げさなくらいに褒めてあげる
ネガティブ系男子をポジティブにするコツとして、「少しでも良い部分を見つけて大げさなくらいに褒めてあげる」ということが上げられます。
ネガティブ系男子は、今までの人生の中で他人から自分の価値や魅力を認めてもらえた経験が少ないことが多いのです。
ですから、周囲にいる人たち、特に友人や恋人などが、「ネガティブ系男子の良い部分・長所」を少しでも見つけて褒めてあげることが大事なのです。
「優しさ・丁寧さ・趣味・根気強さ」など何でもいいので、ネガティブ系男子の良い部分を一つでも二つでも見つけて、少し大げさなくらいに褒めてあげながら、「○○君は思っている以上に能力・魅力がある人だったんだね」というメッセージを伝えてあげましょう。
人に認められる経験が、ネガティブ系男子をポジティブにするのです。
5-2. 簡単な課題や挑戦から始めて段階的な成功体験で自分に自信をつける
「簡単な課題や挑戦から始めて段階的な成功体験で自分に自信をつける」ということが、ネガティブ系男子をポジティブにする手っ取り早いコツになります。
ネガティブ系男子のネガティブな考え方を修正していくためには、「成功体験の積み重ね」が大切になってきます。
いきなり達成が難しい難易度の高い課題にチャレンジしても、失敗して余計に自信を失うだけですから、最初の頃は「まず失敗しないレベルの簡単な課題・目標」を設定すべきでしょう。
簡単な課題・目標に挑戦してクリアするだけでも、「小さな成功体験」で自分に自信がつけられますし、段階的にレベルを上げればより大きな成功体験に近づけます。
5-3. 物事・人間関係について常にポジティブな解釈をさせるトレーニングをする
ネガティブ系男子をポジティブにするコツとして、「物事・人間関係について常にポジティブな解釈をさせるトレーニングをする」ということがあります。
人間の物事の見方をポジティブに変容させる方法論は、心理療法の認知行動療法(CBT)などで体系化されていますが、実際の方法はとてもシンプルなものです。
「今日起こった出来事+今日体験した人間関係のやり取り」を思い出してみて、それが悪い結果であったとしても、その中から一つでも二つでも良いので「ポジティブな要素」を見つけ出すというだけです。
「今日の出来事+その出来事のポジティブな解釈・発見」を、ノートに文章として書くことでより効果は高まります。
まとめ
ネガティブ系男子について解説してきましたが、ネガティブ系男子の特徴としては「自分が何もできない人間であることを自己アピールする」「自己評価が低くて自分の能力・魅力に全く自信がない」などがあります。
モテるネガティブ系男子の特徴には、「卑屈・自虐にならない程度に自己評価が低く、女性に対して偉そうな態度・言葉がない」などがあります。
モテないネガティブ系男子の特徴には、「日常的に自虐・愚痴・不満が多すぎる」などがあります。
ネガティブ系男子について詳しく知りたい時には、ぜひこの記事を参考にして下さい。
5. ネガティブ系男子をポジティブにするコツ
「ネガティブ系男子をポジティブにするコツ」には、どのような方法ややり方があるのでしょうか?「ネガティブ系男子をポジティブにするコツ」について分かりやすく紹介していきます。
5-1. 少しでも良い部分を見つけて大げさなくらいに褒めてあげる
ネガティブ系男子をポジティブにするコツとして、「少しでも良い部分を見つけて大げさなくらいに褒めてあげる」ということが上げられます。
ネガティブ系男子は、今までの人生の中で他人から自分の価値や魅力を認めてもらえた経験が少ないことが多いのです。
ですから、周囲にいる人たち、特に友人や恋人などが、「ネガティブ系男子の良い部分・長所」を少しでも見つけて褒めてあげることが大事なのです。
「優しさ・丁寧さ・趣味・根気強さ」など何でもいいので、ネガティブ系男子の良い部分を一つでも二つでも見つけて、少し大げさなくらいに褒めてあげながら、「○○君は思っている以上に能力・魅力がある人だったんだね」というメッセージを伝えてあげましょう。
人に認められる経験が、ネガティブ系男子をポジティブにするのです。
5-2. 簡単な課題や挑戦から始めて段階的な成功体験で自分に自信をつける
「簡単な課題や挑戦から始めて段階的な成功体験で自分に自信をつける」ということが、ネガティブ系男子をポジティブにする手っ取り早いコツになります。
ネガティブ系男子のネガティブな考え方を修正していくためには、「成功体験の積み重ね」が大切になってきます。
いきなり達成が難しい難易度の高い課題にチャレンジしても、失敗して余計に自信を失うだけですから、最初の頃は「まず失敗しないレベルの簡単な課題・目標」を設定すべきでしょう。
簡単な課題・目標に挑戦してクリアするだけでも、「小さな成功体験」で自分に自信がつけられますし、段階的にレベルを上げればより大きな成功体験に近づけます。
5-3. 物事・人間関係について常にポジティブな解釈をさせるトレーニングをする
ネガティブ系男子をポジティブにするコツとして、「物事・人間関係について常にポジティブな解釈をさせるトレーニングをする」ということがあります。
人間の物事の見方をポジティブに変容させる方法論は、心理療法の認知行動療法(CBT)などで体系化されていますが、実際の方法はとてもシンプルなものです。
「今日起こった出来事+今日体験した人間関係のやり取り」を思い出してみて、それが悪い結果であったとしても、その中から一つでも二つでも良いので「ポジティブな要素」を見つけ出すというだけです。
「今日の出来事+その出来事のポジティブな解釈・発見」を、ノートに文章として書くことでより効果は高まります。
まとめ
ネガティブ系男子について解説してきましたが、ネガティブ系男子の特徴としては「自分が何もできない人間であることを自己アピールする」「自己評価が低くて自分の能力・魅力に全く自信がない」などがあります。
モテるネガティブ系男子の特徴には、「卑屈・自虐にならない程度に自己評価が低く、女性に対して偉そうな態度・言葉がない」などがあります。
モテないネガティブ系男子の特徴には、「日常的に自虐・愚痴・不満が多すぎる」などがあります。
ネガティブ系男子について詳しく知りたい時には、ぜひこの記事を参考にして下さい。
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